1992/08/30 - 1992/09/08
5位(同エリア23件中)
T.Mさん
今から約30年前、20代後半独身最後の海外ひとり旅をどこにしようか・・・
これまでヨーロッパの方ばっかり目が行っていたので、今回は北米カナダに決めました。カナダに行くならせっかくなので大好きな山歩きができそうなアルバータ州カナディアンロッキーにしようと早速プランを組むことに・・・当時はまだネット予約が主流ではない時代、カナダ旅行専門の会社にお願いし、以下の予定を組みました。
1992年8月30日~9月8日
第1日 8月30日
成田→エドモントン経由カルガリーへ(カナディアン航空)バンフ(泊)
第2日 8月31日
バンフ→レイクルイーズ(泊)
第3日 9月1日
レイクルイーズ(泊)
第4日 9月2日
レイクルイーズ(泊)
第5日 9月3日
レイクルイーズ(泊)
第6日 9月4日
レイクルイーズ→ジャスパー(泊)
第7日 9月5日
ジャスパー→大陸横断鉄道でバンクーバーへ(車中泊)
第8日 9月6日
→バンクーバー(泊)
第9日~第10日 9月5日~6日
バンクーバー→成田(機中泊)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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第1日目 1992年8月30日 成田→カルガリー
飛行機は、今はもうない「カナディアン航空」016便エドモントン経由カルガリー行き。成田を11:55出発のため、早起きしてスカイライナーに乗車。 -
今でも外国へ行くときは空港で必ずこれを撮っちゃいます。「パタパタ」と音を響かせ行き先を表示させていた案内板。
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出発ロビーの様子。夏休み終盤でしたが結構混雑していました。
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離陸。成田の田園風景。
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九十九里浜を超え、あとはひたすら太平洋上を飛行。
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機内食のメニューです。何が出たか・・・美味しかったか?
よく覚えていませんが、強烈に印象に残っているのは・・・2種類からメインを選択できたのですが、席が後方だったので、CAさんがあらかじめ希望を聞いて回ってくれたのですが、とても早口で発音がまるで聞き取れず・・・チキンかビーフか?って質問だったのかと、あとになってから理解できました。 -
エドモントンに早朝に到着。何人かの乗客が入れ替わり、カルガリーへ。
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カルガリー空港からは専用車でバンフへ。
あらかじめ旅行会社で航空券とホテル、観光バスなどの主要パーツを予約していましたが、空港送迎なんて贅沢なことは最初は考えていませんでした。が、出発直前に旅行会社から連絡があり・・・ -
別のお客さんが同一日に空港からバンフまで専用車を手配することになったので、よかったら同乗しないか・・・というものでした。最初は空港バスなどを利用してバンフに行くつもりだったんですが・・・
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専用車移動なら、バンフでの滞在時間が多くなりそうだし、たまにはいいかな・・・と、便乗させていただくことに。ただし、お値段は路線バスの倍くらいだった気がします。
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バンフのセントラルパークで見かけたリス。
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国立公園管理事務所から見たバンフアベニューとカスケード山
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大陸横断鉄道のバンフ駅。長大な貨車が停まってました。
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第2日目 1992年8月31日 バンフ→レイクルイーズ
バスでレイクルイーズへ移動します。カナディアンロッキーの真っただ中を行くルートなので車窓から写真を撮りまくりました。 -
途中何か所か停車してくれて、滝を見に行ったり・・・
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透明な滝つぼ
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確か「キャッスルマウンテン」という名の山が眺められる展望スポットなどで休憩があったりしました。
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バスはこんな感じ・・・普通の観光バスです。
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荷物タグ。ホテル別に床下に収納してくれていたんですね。
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レイクルイーズに到着。泊まったのはこちら「ディアロッジ」というホテルです。有名なシャトーレイクルイーズには高くて泊まれず・・・
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第3日目 1992年9月1日 レイクルイーズ
今日はレイクルイーズの正面に見える氷河のふもとまでトレッキングに行ってこようと思います。 -
天気はいまいち・・・いまにも雨が降りそう・・・そして肌寒いです。
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正面の氷河「プレイン・オブ・シックスグレッシャー」に行く前に、湖を一望できる展望台へ行こうと思います。
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天気が良ければ・・・
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そしていよいよ氷河へ・・・
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湖畔に沿って伸びる遊歩道を行きます。水がきれい・・・
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ホテルがどんどん遠くなる・・・
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そして氷河が近くなってきます。
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確か途中にコーヒーハウスのような建物が・・・
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途中の岸壁の岩肌。
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だいぶ奥まで歩いてきました。
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はるか向こうにホテルが・・・さすがにここまで来るとあまり観光客とも出会わなくなります。
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氷河から溶け出した水が川になって・・・
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そして湖から離れトレッキングモードに。
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だいぶ高度を稼いできて、明らかに空気感が変わりました。風も吹き始め・・・
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写真では伝わらないかもしれませんが、氷河がかなり間近に見えてきました。不気味な「ゴォー」って音まで聞こえてきて・・・
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雨もしとしとと降り始めました。
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途中にこのような案内板が設置してあって、妙な安心感が。観光客が来ても大丈夫な場所だということを無理に自分に理解させながら歩き続けます。
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もう少し・・・かな。
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氷河が見えてきました。砂で黒っぽくなっています。
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道はなんとなくここで「おしまい」のような雰囲気の場所まで来ました。頂上からの風が冷たく吹きおろしてきます。明らかに湖畔とは違った空間です。
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これ以上登るのはちょっと勇気が出なかったので、ここで引き返すことに・・・
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振り返るとはるか下方に湖とホテルが見えました。
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周りの岩肌からは滝みたいなのが見えました。
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望遠で雪の山を。
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望遠で氷河を。砂でちょっと汚れちゃってます。
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風の音がとっても怖く感じてきたので早々に引き返します。帰りは自然と早足に・・・
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途中、馬で登る人たちとすれ違いました。
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ふぅ・・・だいぶ下山してきました。普通の観光客の皆さんとも会えるようになって。
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ホテルまではもうちょっと。
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たまーに「ドーン」という音がして、氷河のほうを振り返ります。雪が崩れる音のようです。天気がいい時にまた行ってみたいです。
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ようやくホテルまで戻ってきました。
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午後になると普通に観光客の皆さんがいっぱいです。
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第4日目 1992年9月2日 レイクルイーズ
今日は湖の周辺をトレッキングします。 -
早朝にホテルを出ると、周囲の山々に朝日が照らされとてもきれいな景色がみられました。
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まずはシャトーレイクルイーズへ。
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天気がいいのでしばらくホテル周りを散策します。
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昨日ふもとまで行った氷河が・・・
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今日は昨日よりはっきり見えます。雲がなけれなもっといいけど・・・
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道端の花も雨より晴れのほうがきれいに見えてしまう・・・
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絵を描く人たち。
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トレッキングコースの案内板かと思われます。
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今日はこのなかの「レイクアグネス」と「リトルビーハイブ」、「ビッグビーハイブ」といった展望スポットへ行こうと思います。
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では出発・・・
この写真・・・引き伸ばして玄関にしばらく飾っておいたのですが、友人が「伊豆高原かどっか?」って言うのでもう外しちゃいました・・・ -
雲が晴れてきました。
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山を登り始め、ミラーレイクという湖へ。
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山の中に大小の湖が存在しているようです。
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こんなに小さい・・・
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左の岩山のてっぺんまで行きます。
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晴れてきたので付近の山々がきれいに眺められました。
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途中で馬に乗った集団とすれ違いました。
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だいぶ高度が上がってきました。周辺の山の稜線がよく見えるようになってきました。
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リトルビーハイブという展望台に到着。
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たぶん、周辺の山の名前などが書かれた案内板かと思われます。
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眼下にはレイクルイーズとホテル、その先ずーっと向こうにはカナディアンロッキーの山並みが見渡せる素晴らしい展望台でした。
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反対側の景色。360度遮るものがありません。
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湖と反対側の眼下に広がる森の絨毯・・・写真では伝わらないですが、この時思ったのは・・・
こんなにたくさんの木々があるなら、木材には一生困らないのではないか・・・
そんなくだらないことを真剣に考えたりしてました。 -
小さな街並みが見えるのはアイスフィールドパークウェイ沿いの街、レイクルイーズかと思われます。
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ここからはミラーレイクとレイクルイーズがセットで眺められました。
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しばらく休憩し、レイクアグネスへ向かいます。
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急に川みたいなのが現れ・・・
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レイクアグネスに到着。
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とても静かな湖です。
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ウサギ・・・かな?
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シーズン中は観光客が来るのか、ティーハウスがありました。
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付近の山々。
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天気がいい日だったと思うんですが、洋服から判断するとそれほど気温が高くなかったのか・・・9月のカナダはこの時代はこれで普通だったのかもしれません。
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湖を半周してティーハウスのほうへ行ってみます。
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もう一つの展望台、ビッグビーハイブへ。
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第5日目 1992年9月3日 レイクルイーズ ヨーホー国立公園
今日は観光バスでヨーホー国立公園へ行きます。 -
キッキングホース峠というところでバスを降りて見学しました。
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線路があって・・・
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長い貨車が停まっていて・・・
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なんか有名な観光地なのか・・・印象がない・・・
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バスはこんな感じで、バンフから乗って来たやつと似てました。
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スパイラルトンネルというところで下車。
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ちょうど貨物列車がやってきて・・・
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峠をループ状にぐるりと回って登っていくのに、先頭機関車と最後尾の貨車がとぐろを巻くように登っていく様子が見られるところでした。
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機関車の碑がありました。
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リス。
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ヨーホー国立公園のメイン、タカカウ滝。
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全長400メートルの落差があるそうです。
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エメラルドレイク。
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静かな幻想的な湖でした。
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この山は・・・
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ミッシェルピーク・・・かな・・・
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この辺は周囲の山々の名前が看板で分かりやすく表示されていました。
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ナチュラルブリッジというところで下車。
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川の水の力で岩肌を削り取った様子が橋みたいになっている・・・からそういう名前がついたようです。
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ひととおりバスで回ってレイクルイーズに戻ってきました。いよいよ明日はアイスフィールドパークウェイを通ってジャスパーへ向かいます。
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第6日目 1992年9月4日 レイクルイーズ→ジャスパー
今日は1日かけてアイスフィールドパークウェイを観光バスで走ります。
クロウフット氷河。カラスの足・・・ -
バスのきっぷだったかな?
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これは、荷物タグ?
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これもタグ・・・
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氷河の雪の形がカラスの足の形・・・
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ボーレイク。
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さすがに有名観光スポットが目白押しです。
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ペイトレイク。
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絵の具を流し込んだような独特な色の湖は、よくポスターとかで見たことがあったんですが、実際現地で見ると、より深いエメラルドグリーンに魅了されました。
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ここは・・・昼食休憩・・・だったか。
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バスは女性運転手さんが一人で切り盛りしてました。
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突然現れた「ビッグホーンシープ」
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サンワプタ峠。アイスフィールドパークウェイの眺め。
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この区間のメイン観光地、コロンビア氷河に到着しました。ここから専用車で氷河の上へ行きます。
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ここの氷河は現在相当後退しているらしいです。このときはガンガン専用車が乗り入れ、このように観光客が氷の上を歩いたりしていました。いまでも行けるのかな?
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このときも氷のあちこちは溶けて川のように流れだしていましたが・・・
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陽気な運転手さんと・・・この時日本人観光客は自分一人だけでした。
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あまりよく覚えていませんが、結構近くまで歩いて行けたんですね。
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また機会があったら行きたい。
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アサバスカ滝。
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水の力ってすごい。
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約8時間くらいの旅が終わり、ジャスパーに到着。今日のホテルはウィスラーインというホテルで駅からすぐのところにありました。
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付近の山にはもう積雪が。
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第7日目 1992年9月5日 ジャスパー→大陸横断鉄道夜行便でバンクーバーへ
今日は大陸横断鉄道夜行便でバンクーバーへ移動します。半日は観光ができるのでどうしようか・・・ -
ガイドブックには「マウントエディスキャベル」というところが素晴らしいようなことが書かれていましたが、シーズンオフで公共交通機関もないようで、周辺の湖を見学したりショッピングしたりして出発まで時間をつぶしました。
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いよいよ大陸横断鉄道に乗ります。出発間際には日本人団体客なども集まってきて結構な賑わいに。
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途中雨などが降り、パンフレットのような雄大な風景はみられませんでした。
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第8日目 1992年9月6日 バンクーバー
早朝にバンクーバーに到着。さてこれからどうしよう・・・ -
駅構内で作戦を・・・
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まずはホテルへ行って荷物だけ預かってもらおうと思います。
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路線バスを調べて移動。
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ダウンタウンまで来ました。
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よく覚えてないんですが、ホテルでは荷物を預かってもらったか、早めにチャックインできたか・・・
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ただ、写真の順番から、午前のうちにスタンレーパークまでは行ったようです。
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都心にこんな雄大な公園があるなんて。
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カナダといえば・・・
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観光馬車もいました。
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公園から見たダウンタウン。
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イギリスの国旗も・・・
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あちこちにトーテムポール
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ショッピングセンター「グランビルアイランド」へ行きました。
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この日は週末だったか・・・人がいっぱいいました。
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大道芸人も。
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スカイトレイン・・・だったかな?無人です。
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バンクーバー美術館。たぶん入館したと思います。全く印象には残っていませんが・・・
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有名なホテルバンクーバー
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ギャスタウン・・・だったかな?
確か蒸気で動く時計。 -
煙が出るところを見たくてしばらく待機した気がします。
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これは市内交通の1日乗車券・・・だったかな?
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うーん・・・
中華料理屋さんへ行ったのか・・・ -
カナダの紙幣
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第9日目~第10日目 1992年9月7日~8日 バンクーバー→成田(機中泊)
空港バスでバンクーバー空港へ -
空港バスのチケット
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これで帰ります。
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機内食メニュー
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荷物タグ・・・時代を感じます。
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搭乗券
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航空券・・・今のようなEチケットなんて・・・
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こんな注意事項、読んだことありません。
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なつかしい・・・空港カウンターでチェックインの際、1枚1枚切り取られてました。
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