春川へ　夏の残暑の　秋夕(チュソク)の日　冬ソナ残り香(のこりが)　訪ね踏まれる　１

2013/09/20 - 2013/09/22

「予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず」(芭蕉)
2013年 韓国春川　その１

　●　2013年9月20日（金）　広島→ソウル　　
　〇　2013年9月21日（土）　ソウル→南怡島→春川→ソウル
　〇　2013年9月22日（日）　ソウル→広島

エリア 春川(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

ネットを見ていたら、9/20からのツアーが安い。
深く考えず予約してしまった。
後から気づいた。
韓国は、『秋夕(チュソク)』の５連休のど真ん中！
今回の旅の目的は、『冬ソナ』ブームから10年たった、『春川』の姿を見ることだ。

広島空港から、アシアナ航空で仁川へ飛ぶ。
フルキャリアなので、朝食が出た。
といっても、簡単なもの。

仁川空港はガラガラ。こんな空港見たことない。
４月の深夜便の混雑は、夢だったのか。
あの時は、中国からの観光客でごった返し、通関に一時間かかった。
今回はあっという間だった。
韓国がチュソクなので、中国の人たちも韓国旅行を敬遠したのかもしれない。

今回のお宿は、江南三成洞の『M Biz ホテル』
江南に行くのは、25年ぶりだ。
噂には聞いていたが、この地域の発展には驚く。
丁字路の真ん中の三角地帯が、駐車OKなのには驚く。
確かにゼブラゾーンで、空いてはいるが。

仁寺洞の『シゴルパッサン』に昼食を摂りにやって来た。

salt シゴルパッサン 韓国料理

ここは韓定食屋さんだ。
カンジャンケジャンも出た。
ちょっと甘い辛い味噌漬けで、ご飯のお供にジャストフィットだ。

salt シゴルパッサン 韓国料理

こ、この魚は！　
王様も召し上がっていらっしゃるという「いしもち」ではないか。
私の住んでいる地域では、猫もまたいで通るといわれる魚。
ずいぶん価値観が違う。

どのおかずもおいしかったが、ニラのチヂミが特に美味しかった。
嫁隊長：「次回から、訪韓したら必ずチヂミを１枚は食べる～宣言！」

仁寺洞は、繁華街。人通りも多く、観光気分も盛り上がる。
チュソク(お盆)だったので、チマチョゴリの娘さんが多数歩いている。
自前なのかな？　レンタルなのかな？
嫁隊長：「美人を見るのは、目の保養よね～」
美人が好きな嫁隊長の目はおっさんの目だ。

鍾路 仁寺洞 旧市街・古い町並み

大通りの真ん中で、ヨモギ餅をついている。
日本の田舎と、同じ光景だ。
杵が、中国のウサギ型ではなく、日本型だ。

この人形は、見たことがあるような気がするのだが、なんか違うような…
何かと何かがミックスされて、新しいキャラクターになっているような…
マリパンマウス？
なんでも混ぜちゃう文化だな。

タプコル公園の横には、占い師のテントが並んでいる。
日本での、陰陽道は、地鎮祭ぐらいしか思いつかないが、
韓国の社会には、しっかりと根づいているのだろう。(国旗もそう)
タブコル公園の周りは、ネオン街なので、飲んだついでに、女の子がねだって、占ってもらうのかな。

タプコル公園 広場・公園

タブコル公園のベンチで休んでいると、向こう側に、閻魔大王登場！

タブコル公園のベンチで休んでいると、隣の方に、睡魔大王登場！

広場では、大学生が『テコンドー？』の模範試合をやっていた。
防具をつけていないので、形だけの試合だが、それでも観客は大盛り上がり。
勝つと、韓国伝統の踊りで喜ぶのが、また大盛り上がりだった。
チュソクらしい盛り上がりを楽しめた。

夕食の時間になった。
鍾路の『ソレカルメギサルブソッコギ』に行ってみよう。
おじさん、おばさんには、一回で読めない店名…

ソレカルメギサルブソッコギ <鐘閣店> 焼肉

ここは、『カルメギサル』（豚の横隔膜のお肉）の専門店だ。
ブタの皮はモチモチ。(300ｇ約500円)
でも、横隔膜がおすすめ。(250ｇ約600円)
ビールも飲んで、モ～おなか一杯。
嫁隊長：「どうして豚なのに『モ～』なのよ？」
夫隊員：「ビールも飲んで、more(さらに)おなか一杯。」
嫁隊長：「まぎらわしいことを言うんじゃないわよ！」

腹ごなしに、清渓川へ散歩に行く。
この遊歩道、いつ行っても気持ちがいい。
夫隊員：「女将さん、チムジルバンに行く時間ですよ～」　
嫁隊長：「は～い！」

清渓川 滝・河川・湖