名古屋市内の日本庭園「徳川園」

2020/06/23 - 2020/06/23

　名古屋には何度も行っていますが、いつも気になっていたのが「徳川園」でした。
ここはパワースポットで検索してもよく登場する有名な場所で、今回宿泊したホテルからバスで１５分位で行けることがわかり、閉園間際に入場することができました。
入口で入園料３００円を払い庭園内に入り、石段を降りて行くと鯉が滝を上って竜になったという登竜門伝説の龍門滝がありました。さほど流れの激しい滝ではありませんが伝説を脳裏に描きながら見てしまいました。
その先を更に歩くと龍仙湖という大きな池が眼に入ってきました。この池の周囲には花菖蒲園や　牡丹園などがありますが、時期は既に遅くどちらも花は咲いていませんでした。この池には大きな錦鯉が何匹もいて、人が近づくと餌を求めて縁まで近づいてきます。この池を一周すると瑞龍亭という茶室があり、ここから望む龍仙湖が一番美しく感じました。しかし、都心にある庭園なので周囲の高層ビル群が背景に映ってしまうのが現実的で残念でなりまん。
閉門までまだ時間があったので、龍門滝まで戻り渓谷沿の遊歩道を登り歩くと大曾根の滝が見えてきました。ここまでの樹木はもみじが多く、秋の紅葉の時期はほんとうに素晴らしいかと思います。
園内はゆっくり歩いても９０分もあれば一周できる日本庭園で、お勧めの時期は４月中旬の牡丹が咲く頃、五月の菖蒲の花が咲く頃、秋の紅葉の時期ではないかと思います。

エリア 名古屋(愛知)

徳川園の黒門

龍仙湖で泳ぐ錦鯉