Business Class Honeymoon Vol.9-サントリーニ島移動&観光①-

2018/08/12 - 2018/08/12

2018/8/3-8/26にかけて，ハネムーンでトルコ・ギリシャ・パリを周遊した際の備忘録です。尚，トランジットで北京・オーストリア・バンコクにも寄っています。

一生に一回のハネムーンということで，数年前から溜めてきたユナイテッド航空のマイルを使って壮大な旅行計画を立てました。予約に関しては，１年前から動き始め，航空券・ホテル・現地アクティビティなど全て個人手配です。
予定通りにハネムーンに行ってきたものの，写真が膨大すぎて旅行記を書くのをサボっていました。ハネムーンから1年以上が経過して，満を持して（？）投稿開始です。

写真はEOS Kiss M，iphone10，DJI Telloを使って撮影しました。写真を一旅行記当たり，最大50枚程度に厳選して載せています。この旅行記が、これからハネムーンの計画を立てる方だけでなく，該当国へ行かれる方の参考になれば幸いです。

今回はVol.9です。サントリーニ島移動&観光①の内容を綴ります。以降，Vol.21までの旅行記を作成予定です。

※ 1ヶ月に2件の旅行記を目標に書いていましたが，新型コロナウイルスに伴う混乱の中，Vol.7で旅行記がストップしていました。まだまだ世の中は混沌とした情勢が続きますが，安定した世界情勢になることを祈ってボチボチと旅行記を綴ります。

～・～・～・～・～・～・～・～　旅　程　～・～・～・～・～・～・～・～
　8/3(金)HND発17:20(NH963)→PEK着20:10(乗り継ぎ)
　8/4(土)PEK発00:10(TK21)→IST着5:20(乗り継ぎ)《機内泊》
IST発7:25(TK2026)→ASR着9:00
カッパドキア観光①《カッパドキア泊》
　8/5(日)カッパドキア観光②《カッパドキア泊》
8/6(月)カッパドキア観光③《カッパドキア泊》
　8/7(火)ASR発10:35(TK7293)→SAW着11:55
　　　　 イスタンブール観光①《イスタンブール泊》
　8/8(水)イスタンブール観光②《イスタンブール泊》
　8/9(木)イスタンブール観光③《イスタンブール泊》
　8/10(金)IST発10:35(A3-991)→ATH着12:05(乗り継ぎ)
ATH発13:35(A3-7376)→JMK着14:00
　　　　　ミコノス観光①《ミコノス島泊》
8/11(土)ミコノス観光②《ミコノス島泊》
★8/12(日)MJK発13:35(Sea Jets Ferry)→JTR着16:20
　　　　　サントリーニ観光①《サントリーニ島フィラ泊》
　8/13(月)サントリーニ観光②《サントリーニ島フィラ泊》
　8/14(火)サントリーニ観光③《サントリーニ島フィラ泊》
　8/15(水)サントリーニ観光④《サントリーニ島イア泊》
　8/16(木)サントリーニ観光⑤《サントリーニ島イア泊》
　8/17(金)JTR発13:15(A3-7357)→ATH着14:00
　　　　　アテネ観光《アテネ泊》
　8/18(土)ATH発7:20(OS804)→VIE着8:40(乗り継ぎ)
　　　　　 VIE発17:20(OS417)→CDG着19:25　
　　　　　オーストリア観光《パリ泊》
　8/19(日)パリディズニー観光①《パリ泊》
　8/20(月)パリディズニー観光②《パリ泊》
　8/21(火)パリ観光①《パリ泊》
　8/22(水)パリ観光②《パリ泊》
　8/23(木)パリ観光③《パリ泊》
　8/24(金)CDG発13:40(TG931)→BKK着翌5:55(乗り継ぎ)
　　　　　バンコク観光
　8/25(土)BKK発22:45(TG682)→HND着翌6:55《機内泊》
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エリア サントリーニ島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

翌朝，プールサイドにて自前ウェディングフォト撮影をしました。Vol.3（カッパドキア編）にも書きましたが，私たちのハネムーンで挑戦したいテーマの１つが，旅行先でウエディングフォトを撮影することです。

現地で業者を使って撮影する方法もありますが，コスト削減のためにセルフで撮影しています。ドレス等は日本から持参し，一眼カメラと三脚を使って，遠隔操作（iphone）で撮影しました。少し手間はかかりますが，素敵な写真が撮ることができました。

昨日のサンセットに引き続き，こんなポーズで一枚。朝の時間は，プールに日が当たらないため，少し暗めの写真になってしまいましたが，良しとしましょう。

他の宿泊者の方に見られていないだろうと思っていたら，朝食の席で「ウェディングフォト素敵でした」と日本人の方に声をかけて頂きました。どうやら，プールサイドのお部屋から丸見えだったようです。この先のサントリーニ島やアテネも含め，ギリシャ滞在時に日本人の方と話した唯一の時間となりました。

ドレスの裾が濡れてしまったので，部屋の入り口に干しておきます。次の目的地のサントリーニ島では，自前ウェディングフォト撮影にプラスして，プロのカメラマンにイアで撮影してもらう予定です。

ホテルのノートにコメントを残しました。ミコノス島ではロストバゲッジの災難がありましたが，素敵なホテルでの時間を過ごすことができました。チェックアウトして，ニューポートまで送迎車で送ってもらいます。

私たちが移動に使うのは「SEA JETS」という会社の高速船です。この会社はトリップアドバイザーの評価が低く，「時間通りに船が来ない，船員の態度が横柄」など，英語で様々なレビューが書いてあります。

結局，１時間遅れで高速船が到着しました。船なので，遅延するのは想定済みです。低レビューでしたが，特にトラブル等は無く，乗船することができました。サントリーニ島に向けて，約4時間の船旅のスタートです。

私たちは＋料金を払って，プラチナクラスのチケットを予約していました。プラチナクラスは特別室で，席が指定されているので確実に座ることができるのがメリットです。ただし，繁盛期の旅行でなければ一般席で十分かなと思いました。

船から見えた真っ白なギリシャ正教会の建物が異国にいるんだという気持ちを高めてくれます。個人的にはブルードーム教会より，オールホワイト教会の方が好きです。

丘の上にポツンと建つ教会も絵になります。

ナクソス島のアポロ神殿が見えました。 ナクソス島も欧米人のバカンス先として人気があるようです。いつの日にか，ギリシャを再訪する時には，アイランドホッピングを楽しみたいと相方と話しています。

「Blue Star Ferries」とすれ違いました。私たちが利用した高速船ではなく，フェリーなので，時間が倍近くはかかりますが，ゆっくりと船旅を楽しみたい方によいかもしれません。

サントリーニ島が見えてきました。崖に沿うようにして，純白な家々が建っていることがよくわかります。日本と違って，地震が少ない地形だからこそこのように建物を建てることができるのでしょう。

Vol.9の表紙にした一枚です。崖の上から港までの道がジグザグに作られていることがわかります。この道がロバタクシーの通る道なのでしょうか。港に着くと，人が波のように下船していきます。港近くにはタクシーやバスなども来ていました。私たちはお宿の方に送迎を頼んでおり，港からお宿までは20分くらいでした。

今日から3泊お世話になるのは，フィラ中心部から徒歩で10分くらいの「Danae Villa Santorini」です。3週間に及ぶ長期ハネムーンに加え，物価の高いサントリーニ島。宿代を節約する必要がありました。

そんな中，見付けたのが「Danae Villa Santorini」でした。8月のハイシーズンにも関わらず，朝食付きで一泊100ユーロという破格のお値段で泊まることができました。部屋は広くはありませんが，清潔に保たれています。

入り口にはテラスも付いていました。詳細はこの旅行記では省きますが，トリップアドバイザーの評価やコメント（英語）を見ると，この宿の素晴らしさが伝わるかと思います。ただし，英語でのコミュニケーションが苦手な方や，ホテル式のサービスを求める方には適していないかもしれません。

この宿には小さいながらも，プールやジャグジーが付いていたのもよかったです。観光から帰ってきてプールに飛び込むのが最高でした。

宿にはニャンコがいて，チェックイン早々，私たちを怖がることなく近付いてきました。私たちはこのニャンコに「ミー」という名前を付け，毎日のように一緒に遊びました。

おやつをあげたり，日本から持参したおもちゃで遊んであげたりしました。このまま日本に連れて帰りたいくらい可愛かったです。

チェックインして一息ついたら，フィラの街の方に散策に出かけましょう。既にサンセットの時間になっています。

フィラはミコノスよりも街の標高が高く，サンセットを楽しむには最適の場所です。

今晩のディナーは「NAOUSSA」で頂きます。このタベルナは様々なガイドブックに記載されている有名なお店です。私たちはサンセットを鑑賞しながらディナーを頂きたかったので，1年前からメールで予約しました。ウェイターの方はビッシリと予定が書き込まれた手帳で私たちの予約を確認していました。1年前予約の甲斐あってか，窓際の最高のテーブルを用意してくれていました。

フィラの中でも一段と高い先端席なので，サンセットに最適な席です。まずは，ギリシャビールの「FIX」と「Mythos」で乾杯です。明後日は写真の先端のフィロステファニの街に行ってみよう！

オレンジ色に染まった太陽が沈もうとしています。サンセットに合わせて，クルージングしていた船舶も港に帰っていきます。Vol.11（イア編）では私たちが体験したイアでのサンセットクルージングも紹介する予定です。

オレンジの優しい光にフィラの街が包まれています。この美しい光景を求めてサントリーニ島をハネムーン先に選んだのでした。

「NAOUSSA」で頂いたものを紹介します。まずはトマトのサラダです。ギリシャらしく，大きなオリーブが入っているのが特徴です。

ギリシャ名物ムサカです。ムサカとは，ギリシャ風のナスとミートソースのグラタンのことです。濃厚なソースが味わい深いです。

パスタはクリーミーな味わいでした。

メインはスズキのグリルをいただきました。

テーブルがご馳走でいっぱい！

こんな絶景で頂くディナーほど贅沢なものはありません。

サンセット後のマジックタイムが始まります。刻々と変わるノスタルジックな時間を楽しみます。

フィラの街に少しずつ灯りが点いていきます。明日からは二人乗り四輪バギー(ATV)を借りて，サントリーニ島を駆け廻ります。