水中美術館でのダイビング

2020/03/24 - 2020/03/24

環境保護と観光スポットとしての二つの顔をもつ珍しいダイビングスポットです！

エリア カンクン(メキシコ)

2010年に始まった水中美術館プロジェクト。
イギリス人の彫刻カジョンソン・カイリース・テイラー氏が手掛けた彫刻が焼く400体以上カンクン沖の海に沈められています。

こちらの人型の彫刻は実際にカンクンやイスラムへーレス島に住む住人の方を取って作成されたそうです。
妊婦さんや子供におじさんまで、帽子や電話などの細かい作品も見ることができます。

こちらのワーゲンも古いタイプと新しいタイプの2台沈められています。車の中も空洞になっているので、すっかりお魚の住処に！

首のない人が土下座している彫刻。こちらはバンカー（銀行家）という題がつけられています。
仕事用のアタッシュケースも作られていますよ！
どの作品にも環境に対するメッセージが込められているのだとか。

世界的に問題になっているサンゴの白化現象や、プラスチック問題。
そんな問題を解決すべく彫刻を海に沈めるという形で取り組んだジョンソン氏。
特殊な石膏でできているので、彫刻自体にもサンゴや海藻が生え、また新たな海の生き物の住処になっていきます！

シュノーケルでしか見ることのできないポイントもあるので、カンクンにお越しの際はコンプリート狙ってみてくださいね～♪