Business Class Honeymoon Vol.6-イスタンブール観光③-

2018/08/09 - 2018/08/09

2018/8/3-8/26にかけて，ハネムーンでトルコ・ギリシャ・パリを周遊した際の備忘録です。尚，トランジットで北京・オーストリア・バンコクにも寄っています。

一生に一回のハネムーンということで，数年前から溜めてきたユナイテッド航空のマイルを使って壮大な旅行計画を立てました。予約に関しては，１年前から動き始め，航空券・ホテル・現地アクティビティなど全て個人手配です。
予定通りにハネムーンに行ってきたものの，写真が膨大すぎて旅行記を書くのをサボっていました。ハネムーンから1年以上が経過して，満を持して（？）投稿開始です。

写真はEOS Kiss M，iphone10，DJI Telloを使って撮影しました。写真を一旅行記当たり，50枚程度に厳選して載せています。この旅行記が、これからハネムーンの計画を立てる方だけでなく，該当国へ行かれる方の参考になれば幸いです。

今回はVol.6です。イスタンブール観光③の内容を綴ります。以降，Vol.21までの旅行記を作成予定です。
1ヶ月に2件の旅行記を目標に書いていきたいと考えています。

～・～・～・～・～・～・～・～　旅　程　～・～・～・～・～・～・～・～
　8/3(金)HND発17:20(NH963)→PEK着20:10(乗り継ぎ)
　8/4(土)PEK発00:10(TK21)→IST着5:20(乗り継ぎ)《機内泊》
IST発7:25(TK2026)→ASR着9:00
カッパドキア観光①《カッパドキア泊》
　8/5(日)カッパドキア観光②《カッパドキア泊》
8/6(月)カッパドキア観光③《カッパドキア泊》
　8/7(火)ASR発10:35(TK7293)→SAW着11:55
　　　　 イスタンブール観光①《イスタンブール泊》
　8/8(水)イスタンブール観光②《イスタンブール泊》
★8/9(木)イスタンブール観光③《イスタンブール泊》
　8/10(金)IST発10:35(A3-991)→ATH着12:05(乗り継ぎ)
ATH発13:35(A3-7376)→JMK着14:00
　　　　　ミコノス観光①《ミコノス島泊》
　8/11(土)ミコノス観光②《ミコノス島泊》
　8/12(日)MJK発13:35(Sea Jets Ferry)→JTR着16:20
　　　　　サントリーニ観光①《サントリーニ島フィラ泊》
　8/13(月)サントリーニ観光②《サントリーニ島フィラ泊》
　8/14(火)サントリーニ観光③《サントリーニ島フィラ泊》
　8/15(水)サントリーニ観光④《サントリーニ島イア泊》
　8/16(木)サントリーニ観光⑤《サントリーニ島イア泊》
　8/17(金)JTR発13:15(A3-7357)→ATH着14:00
　　　　　アテネ観光《アテネ泊》
　8/18(土)ATH発7:20(OS804)→VIE着8:40(乗り継ぎ)
　　　　　 VIE発17:20(OS417)→CDG着19:25　
　　　　　オーストリア観光《パリ泊》
　8/19(日)パリディズニー観光①《パリ泊》
　8/20(月)パリディズニー観光②《パリ泊》
　8/21(火)パリ観光①《パリ泊》
　8/22(水)パリ観光②《パリ泊》
　8/23(木)パリ観光③《パリ泊》
　8/24(金)CDG発13:40(TG931)→BKK着翌5:55(乗り継ぎ)
　　　　　バンコク観光
　8/25(土)BKK発22:45(TG682)→HND着翌6:55《機内泊》
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エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルで朝食を取ってから，アヤソフィアにやってきました。朝一だというのに，チケットを買い求める人の列が凄かったです。私たちは行列を尻目にサッと入場することができました。

上の写真はVol.5でも紹介したイスタンブールミュージアムパスですが，「アヤソフィア」「トプカプ宮殿」「ハレム（トプカプ宮殿）」３ヶ所の入場料を足せば元が取ることができます。他にもアギア・イリニ聖堂等にも使えますし，ミュージアムパスを持っていれば，購入の行列に並ぶ必要も無く，時間を有効に使うことができます。
下の写真はイスタンブールカードです。これでトラムや地下鉄，フェリーに乗れます。一枚で複数人が乗れる便利なカードです。

アヤソフィアはモスク風の建物であるのに，入場が有料である理由は歴史と深く関わっています。写真はアヤソフィアの一階からドーム部分を写した一枚です。高い天井が荘厳さを演出しています。天井部分には聖母子像のモザイク画があります。

聖母子像のモザイク画は9世紀頃に作られたと言われており，アヤソフィアを訪れる人を優しい眼差しで見守ってきました。

これも天井のモザイク画です。キリストに聖母マリア，大天使ガブリエルが描かれています。

アヤソフィアで目立つのはモザイク画はもちろんですが，壁に飾られている円盤状のものはなんでしょうか。

これはイスラム教に関連するアッラー，ムハンマド，カリフの名前が書かれているそうです。ここから，アヤソフィアにはキリスト教とイスラム教が混在していることがお分かりになったかと思います。オスマントルコ帝国時代に，キリスト教の大聖堂をモスクに改築して，現在は博物館となっています。

アヤソフィアの歴史を簡単に書いてしまいましたが，世界史が好きな方は調べてみると興味深いかと思います。歴史のある建物なので天井の装飾も綺麗ですね。

アヤソフィアの二階にきてみました。私たちが訪れた2018年当時は修復工事の真っ最中で写真が取りにくかったです。写真左に櫓が高く積んであるのがわかります。

キリストを抱く聖母マリアに捧げものをするヨハネス二世と皇妃イレーネのモザイク画です。

このように，アヤソフィアには多くのモザイク画が残されていますが，ガイドブックでページに割かれていることが多いのが，請願図（ディーシス）です。イエスの右側には洗礼者ヨハネです。写真は切れてしまっていますが，イエスの左側には聖母マリアがいます。

モザイク画は半分以上が剥がれ落ちてしまってますが，予想復元図が横ありました。
個人的にはトプカプ宮殿よりもアヤソフィアの方が見応えがありました。今度は工事をしていない時に訪れてみたいです。

アヤソフィアを後にして，ドイツの泉を見ながら向かったのは、、、

スルタンアメフット駅の近くのカフェです。ここはエレベーターで４階に上がってスイーツを頂きます。このカフェはスイーツが美味しいことはもちろんですが，カフェからは、、、

ブルーモスクを眺めることができるのです。記事を書く上で，Google mapで確認したところ，廃業してしまったようです。オススメのカフェなので非常に残念です。

カフェ後はトラムに乗って，グランドバザール近くのイスタンブール大学にやってきました。警備員の方がいて，門の中には関係者以外は入れないと断られてしまい，残念でした。

グランドザザールに向かって歩いていると，スクーターで寝ているニャンコを見付けました。こんなに可愛く寝ていたら起こせないです。起こさないように写真を撮ります。

すぐ近くには二匹のニャンコがいます。兄弟でしょうか？

こっち向いてくださいな？

なんて可愛い顔をしているのでしょう。ブルーモスクよろしくな瞳の色をしてます。
他の写真と悩んだけど，キミはVol.6の表紙に選出だ！
私たちはトルコに愛猫家が多いと知って，日本からニャンコのおやつを袋単位で持って行ったので，二匹にもあげました。この後訪れる，ギリシャにもニャンコがたくさんいて幸せでした。

グランドバザールにやってきました。

グランドバザール通路内にある傾いたキオスクです。写真の撮り方が悪くて，傾いたように見えませんね。

グランドバザール内にはトルコランプを扱っているお店が多かったです。

トルコランプを撮るのに夢中になってしまいました。

他のアングルからも一枚。

グランドバザールはお店によっては，撮影が禁止されているので，ご注意下さい。

モザイクアートの入った手鏡です。様々なデザインがあります。

ここからはイスタンブールで買ったお土産を紹介します。問屋街の専門店で購入したナザール・ボンジュウのキーホルダーです。

こちらもナザール・ボンジュウのキーホルダーです。

グランドバザールで購入した手鏡です。バラマキ用のお土産にベストです。

iPhoneケースです。プラスチック素材でできており，冷蔵庫にピタッとくっつきます。格安で購入しましたが，未だに壊れずに使っています。

ストロベリーティーにアップルティーです。まだ，飲んでいません。

Vol.4で紹介したKurukahveci Mehmet Efendiのコーヒーです。お土産屋さんに缶で売っています。写真はありませんが，他にもロクムやピスタチオ，ボディーソープなどを購入しました。ハネムーン中にお土産を持ち歩きたくなっかったので，日本の郵便局に相当するPTTから日本に船便で送りました。日本の帰国と同時に自宅に届きました。

問屋街を通りながら，一度ホテルに戻ることにしましょう。小腹が減ったので，軽く何か食べましょう！

レンズ豆のスープに、、、

焼きたてのパンに、、、

ハーブ入り薄焼きタマゴです。添えられているのはオリーブです。イスタンブールはリーズナブルなレストランが街中にたくさんあるのが良かったです。

トルコ国旗を売っているおじさんがいました。トルコ国旗って「The アラブ」という印象で格好いいです。

今晩のディナーはイスタンブール最後の夜なので，有名なセブンヒルズホテルのルーフトップレストランを予約していました。ホテルのホームページから簡単に予約することができます。

数ヶ月前に予約していたのが功を奏したのか，展望の良い角の席に通してもらえました。ここからはアヤソフィアとブルーモスクの両方が見えました。

EFESSビールで乾杯です。トルコに来てから毎晩のように，EFESSビールを飲んでいましたが，喉越しが柔らかく美味しかったです。

シーフードレストランなので、サーモンはこんなにたっぷり。

シーフードの煮込み料理は味が濃く，よい酒のつまみになりました。

このレストランはメインの魚を選ぶのですが，私たちはスズキをグリルにしてもらいました。お野菜も添えられています。魚はお値段が高かったのですが，2018年8月はトルコリラが大暴落していたので，そこまで高くは感じませんでした。この後に訪れるギリシャやフランスで物価の高さを実感することになります。

いい具合にカモメさんが写真に入ってくれました。

サンセット後，アヤソフィア側は暗くなってきました。

ブルーモスク側はまだマジックタイムの余韻が残っています。セブンヒルズホテルのルーフトップレストランはイスタンブールのレストランでは少々，値が張りますが，このような展望を望めたので大満足です。

帰りは歩いてホテルまで帰ります。夜のブルーモスクはまた違った趣がありますね。ブルーモスクは観光客が多すぎる上に，絨毯が臭かったのでマイナスな印象でしたが，こうして建物を眺めたときの魅力は高いです。

夜のアヤソフィアも絵になりますね。アヤソフィアやブルーモスク周辺では，ガイドブックに記載の通り，日本語で話しかけてくるトルコ人が多数おり，中には一橋大学に留学していたという日本語ペラペラの方もいました。トルコ絨毯に興味はありましたが，私たちは資金がないので，話を聞くだけに留めました。トルコ人は日本人が好きなんだなということがよくわかりました。怪しい人も多いみたいなので，注意が必要です。

ホテルの部屋にミニテラスが付いており，イスタンブールの３日間を振り返ります。イスタンブールはカッパドキアとは違ったトルコの魅力が溢れていました。イスタンブールの代表的な観光地は巡りましたが，カドゥキョイなど，アジア側を観光する時間がなかったので，次回は必ず計画に入れたいです。
ハネムーンから2年近く経過した今でもトルコに再訪したいと相方と話をすることがあります。再訪できるとしたら，イスタンブールを起点として，パムッカレの石灰棚やエフェスやトロイの遺跡を楽しみ，ボドルムでバカンスを過ごすプランを練りたいです。
トルコ編を終え，ハネムーンの計画のうち、約1/3が終わりました。明日はギリシャのミコノス島にアテネ経由で移動します。このときはハネムーン最大の事件が起こると知る由もありません。