タイ4大王朝縦断の旅①　成田からバンコクの「ワット・プラケオ」＆ 暁の寺「ワット・アルン」　

2019/11/08 - 2019/11/14

タイをバンコクからチェンマイまで縦断する５泊７日のツアーに参加しました。
年に1度の「スコタイナイト」＆「ロイクラトン祭り」にも参加でき、アユタヤを含めて「タイ４大王朝」の遺跡を一気に巡ります。

初日　2019/11/8(金）
11：45 成田発　→16：45 バンコク着　→ウインザースイートホテル泊

２日目　11/9(土）
バンコク市内観光　→アユタヤ観光　→クリンスリーリバーホテル泊

３日目　11/10(日）
スコタイ観光　→スコタイナイト鑑賞　→パイリンスコタイホテル泊

４日目　11/11(月）
チェンマイへ　→　ロイクラトン祭り　→アモラターペーチェンマイ泊

５日目　11/12(火）
チェンマイ郊外観光　→チェンマイ旧市街観光　→イーペン祭り　→同上ホテル連泊

６日目　11/13(水）
エレファントキャンプ　→首長族の村　→17：15 チェンマイ発　→18：40 バンコク着　→23：45 バンコク発

７日目　11/14(木）
7：40 成田着

ここでは初日の成田から、2日目：バンコクの午前中までの記録です。
エメラルド寺院などが在る「ワット・プラケオ」「王宮」「暁の寺」など、バンコクの主要スポットのつまみ食い的観光です。

その後は巨大涅槃仏寺院「ワット・ポー」とタイスキの発祥のお店「COCAレストラン」でランチです。

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩 飛行機
• 航空会社: バンコクエアウェイズ タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

初日　2019/11/8(金）
11：45発　成田空港第１ターミナルからタイ国際航空0643便で旅が始まります。

5泊7日のこのツアーのルート略図です

日本時間で13：00頃に出た機内食。
時差はマイナス２時間なのでタイ時間だと
11：00頃に相当します。

16：45　バンコク「スワンナプーム国際空港」着　

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

飛行時間は約７時間でした

この日は「ウインザースイートホテル」にバスで直行です

ホテル ウィンザー スイーツ バンコク ホテル

ロビーカフェ

20：00　部屋に一旦荷物を置き

夕食はホテルのレストランで、

タイ料理のセットメニューです。
薄味で見栄えもいいしとても美味しい。
この旅行のこれからのタイ料理に期待できそう　(^_^)v

この他に、デザートの果物が付いて、

メニューを見たら480バーツ（≒1,900円）のお料理でした。

成田で両替したタイバーツのレートは3.96円。

部屋は入って直ぐにはフローリングの踏み込みのような別スペースが有り、トランクを広げておくには好都合でした。

ベッドルームから入口のドア側を望みます。
寝巻として着られる薄いバスローブも有りました。

配置図

広めの洗面所

2日目　2019/11/9(土)
朝になってからカーテンを開けたら、屋上プールを見下ろせるこんな眺望でした。

6：00　朝食バイキング第１弾。
目の前で作って貰ったフォーが美味しい。

デニッシュとコーヒーで〆ます

8：00　チェックアウト

8：30　バンコク最初の観光で「王宮」に向かいます

王宮前広場にあった船

サナーム ルアン (王宮前広場) 広場・公園

昔の王族の船なんでしょうね

いつもはもっと混んでいるというのですが「今日はそれほどでもない」と現地ガイドさん。
王宮は総面積21万8千㎡、周囲を囲む塀は1,900ｍにもなる広大なエリアです。

芝生の向こうに「ワット・プラケオ」の宮殿や寺院が建ち並んでいます。

とてもいいお天気で、逆光だと逆に暗くなってしまいますが、ここは西側のフォトスポットだというので皆が写真を撮っていました。

「ワット・プラケオ」は「王宮」の敷地内の北東エリアの一角にあります。
エメラルド寺院と呼ばれる「本堂」をはじめ、「仏塔」「仏堂」「経堂」「回廊」など多くの見どころが集約しています。

タイ人と外国人とで入口の列が異なります。
外国人の入場料は500バーツ（≒2,000円）。
入場に際し簡単な手荷物検査があります。

ワットプラケオ 寺院・教会

無料の日本語のパンフレットも用意されています。
日本語オーディオガイドも200バーツ（≒800円）で借りられます。
見学には露出の多い服等ＮＧのドレスコードあり。

入って直ぐ、まず目を奪われるのは、金ピカの仏舎利塔「プラ・スイー・ラッタナ・チェーディー」。
19世紀半ばにラーマ４世によって建てられました。

その右隣（写真真ん中）にはピラミッド状に層を重ねる屋根を持つ経堂「プラ・モンドップ」。
中には三蔵経トリピタカが収められていますが、見学は外観のみ。

ロイヤル・パンテオン(プラサート・プラテープ・ビドーン)の両脇に配された金の塔。
美しく輝く金色の外観が特徴的な2基の仏塔 「プラ・スワンナ・チェ―ディー」は寺院内でも最も古い建造物です。
台座を、ヒンドゥー教の聖典「ラーマ―ヤナ」に登場する猿の神と悪魔が交互に並んで支えています。

ワット・プラケオのメインの建物「エメラルド寺院」の本堂。
金箔や色ガラスで装飾を施した外観も豪華で美しい。
本堂右脇にある下足棚の所で靴を脱いで拝観します。

ワット プラケオ (エメラルド寺院) 本堂 寺院・教会

ここから先は撮影ＮＧ。
中で祀られている翡翠で造られたエメラルド仏は高さ66cｍ、幅48cmと意外と小ぶり。
また、エメラルド仏は、夏季・雨季・寒季の年3回、国王自らの手により衣替えが行われます。

どこの国のどんな宗教の御本尊様であっても所詮、人間が造った偶像だと思いませんか？
寒冷地の民族の神様には衣替えなんていう概念はありません。
全世界で信心されているキリストなのに、何故欧米人の顔立ちなんでしょうか？

宗教はその地域ならではの風土に根ざして発生するものです。
必ず死後の世界を掲げますが、どんなに権勢を誇ったファラオや皇帝や大王も、大富豪も必ず死にます。
そして誰一人生き返った人間は居ないのです。
死後の世界の真偽を語れる人は居ません。

アダムとイブがこの世の祖先だなんてこの現代においてクリスチャンの人達は、日本人の信者であっても本当に信じているんでしょうか？

お札やお守りを買い、お賽銭を投じて手を合わせれば願いが叶うなら人生何の苦労もありません。
銭洗弁財天でお金を洗ってお金が増えるなら、毎日洗える神社関係者のお財布ははち切れる筈です(-"-)

私はだから宗教って一切信じられません　(u_u)
ただ、それを信じて命の拠り所として、こんな立派な寺院や教会を建立し、命がけでそれを守って来た人達も居るんだということに関しては尊重したいし理解もできますが・・

左側に廻り込むと見えて来る本堂南側にある鐘楼

入口から見て一番奥の東側の壁に沿って建つ8基の仏塔。
みんな同じように見えますが、それぞれの仏塔には異なる仏教的な意味が込められているそうです。

周囲を囲む回廊の壁面には

「ラーマキエン物語」が描かれています

言葉は分からなくても、時間を掛けてゆっくり見て行くと流れが分かるのでしょうね・・

自由散策時間を終え、みんな揃って「ワット・プラケオ」の外に出ます。
敷地内の南側一帯を占める王宮側のエリアにも、歴代の王たちによって建造・増改築された宮殿や仏塔などが建ち並んでいます。

衛兵さんたちの行進。
長身でイケメン揃いだ！

イタリアとタイの建築様式が融合しているのが特徴的な「チャックリー・マハー・プラサート宮殿」の外観。
この宮殿はラーマ5世の命によって建設が開始され、1882年のバンコク王朝100年祭の時に完成しました。

チャクリー マハ プラサート宮殿 史跡・遺跡

その真向いの近代的宮殿

赤い淵に緑の屋根が特徴的な「プラ・マハ―・モンティエン建物群」。
象に乗る為に高いテラスが組まれています。

チャックリー宮殿に向かって右側に建つのは7層構造の屋根が特徴的な「ドゥースィット・マハー・プラーサート宮殿」。
この宮殿は王宮の中では最も古く、ラーマ１世の統治時代であった1789年に建立されたものです。
王の死後、この宮殿には一時的に遺体が安置されるほか、王族の葬儀にまつわる行事などが行われます。

衛兵さんはビクともしません。
写真に一緒に収まってもくれます。

王宮の敷地の出口の門「ウィマーン・テーウェッド門」

チャオプラヤー川沿いを船着き場まで10分ほど歩きます。
右手に見える建物の前の・・・？

南国らしい黄色いお花

道端に掲げられていた国王御夫妻の肖像画。
国民に慕われているんですね。
雨の日は片付けるのかな？

ターティャン船着場前の市場で売られていたタイパンツ。
１枚100バーツ（≒400円）で、値切り交渉もＯＫとか。
パンツはあちこちで売られていますが、ここはガイドさんイチオシのお店です。
皆さん夢中になって短い時間で買っていました。
早速翌日から履かれた方に聞くと涼しくて快適だそうです。

映える！

串焼きの露店、美味しそ～、、、
でも未だ10：30。

カラフルなフルーツの路上販売

市場を抜けた先の船着き場から、

チャオプラヤー川の渡し船（水上バス）に乗ると、

5分ほどで対岸に到着。
団体なので料金には無頓着でしたが個人だと４バーツ（≒160円）みたいです。
もう既に目の前には「暁の寺」を意味する「ワット・アルン」が見えます。

バンコク市内観光では、先ほど後にして来た「ワット・プラケオ」と、これから行く巨大涅槃仏の「ワット・ポー」に並んで三大寺院と言われるお寺です。
３つともチャオプラヤー川沿いに固まっているので全部セットで訪れても半日あれば十分間に合います。

ワットアルン 寺院・教会

ENTRANCEから入場し、数メートルほど進むと「山門」が見えてきます。
タイの伝統的な建築様式である “ランナー様式” の屋根が特徴的で、門の両側には高さ6mほどの緑鬼モックと白鬼ヤックが棍棒を携えて門番をしています。

園内には蘭の花が沢山咲いていました

この門から先は入場料50バーツ（≒200円）が必要。
ワット・アルンでチケットが必要なのは「大仏塔」と４基の「小仏塔」をまじかで見学できる敷地内南側のこのエリアだけです。

ラーマ１世の時代に建立されたクメール様式の大仏塔は高さ約80m、台座の周囲は237mにも及びます。

白を基調とした壁面は陶器片を集めたモザイクで飾られています

拡大するとこんな可愛い絵柄です

かなり急な階段ですが途中まで上ることができます

上からの景色

さらに上にも階段は続きますが、観光客は通行止めになっています

小仏塔も高さが違うだけで美しさは同じ。
仏塔の形は仏教の宇宙観における世界の中心に聳える山「須弥山」を表しています。

今回は大小仏塔にしか行きませんでしたが、大仏塔の右にある「本堂」にも行けばよかったと後から知って残念　(u_u)
事前の下調べをしなかったんだから仕方ない誤算です・・

チャオプラヤー川沿いのラーマ2世の像

船着場の待合所に咲いていたお花。
それにしても11月だというのに何処も暑い　(^_^;)

11：20　再び水上バスで対岸の船着場まで戻ります。

「ワット・アルン」は三島由紀夫の小説「暁の寺」のモデルになったお寺でもあり、夕暮れ時、対岸から見る夕日を背にした寺の景色は素晴らしいそうです。
ライトアップも風情あるとか・・

この後歩いて直ぐの巨大涅槃仏寺院「ワット・ポー」に向かいます

ワットポー 寺院・教会