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杭州から鉄道で30分で行ける紹興市は有名な紹興酒のほか、書聖王羲之の蘭亭、文豪魯迅の生家、詩人陸游ゆかりの瀋園などがあり、文化的な歴史名城でもある。二日間観光した。

中国紹興二日間

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2018/11/08 - 2018/11/09

117位(同エリア247件中)

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Haluka

Halukaさん

杭州から鉄道で30分で行ける紹興市は有名な紹興酒のほか、書聖王羲之の蘭亭、文豪魯迅の生家、詩人陸游ゆかりの瀋園などがあり、文化的な歴史名城でもある。二日間観光した。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
ホテル
4.5
グルメ
4.5
交通
4.5
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

PR

  • 朝、千島湖より車で3時間、紹興に到着。(杭州蕭山国際空港から長距離バスだと40分)

    朝、千島湖より車で3時間、紹興に到着。(杭州蕭山国際空港から長距離バスだと40分)

  • 紹興市内咸亨大酒店に宿泊。駅からだと車で7分。部屋から市街地を望む。

    紹興市内咸亨大酒店に宿泊。駅からだと車で7分。部屋から市街地を望む。

  • 昼食後、書聖王羲之が書いたあの有名な<蘭亭序>中の蘭亭へ。車で30分弱。駅前から303バスが蘭亭まである。

    昼食後、書聖王羲之が書いたあの有名な<蘭亭序>中の蘭亭へ。車で30分弱。駅前から303バスが蘭亭まである。

    蘭亭 モニュメント・記念碑

  • まず目に入ったのは池にたくさんの鵞鳥。王羲之は大の鵞鳥好き。自分の書を鵞鳥と交換したことがある。

    まず目に入ったのは池にたくさんの鵞鳥。王羲之は大の鵞鳥好き。自分の書を鵞鳥と交換したことがある。

  • ここはあの風雅極まりの曲水流觴の地。当時は41の文士が集まり渓流の両側に座り、流れた酒盃を飲み、詩を作る。今は毎年の恒例行事になっており、世界各地から書道愛好家が集まる。

    ここはあの風雅極まりの曲水流觴の地。当時は41の文士が集まり渓流の両側に座り、流れた酒盃を飲み、詩を作る。今は毎年の恒例行事になっており、世界各地から書道愛好家が集まる。

  • 清の康煕皇帝が蘭亭を訪れた時書いた王羲之の蘭亭序の石碑。

    清の康煕皇帝が蘭亭を訪れた時書いた王羲之の蘭亭序の石碑。

  • 王羲之の息子王献之が十八の水がめの水も使い切り、書の練習をしたとか。

    王羲之の息子王献之が十八の水がめの水も使い切り、書の練習をしたとか。

  • 練習に練習を重ね、やっと書いた大の字を父王羲之に見せたところ、王羲之は一点を加え、太の字になった。それを母親に見せた処、母親は 我が息子は、十八水がめの水を使い切り、やっと一点だけが羲之に似てきた。と言ったそうだ。

    練習に練習を重ね、やっと書いた大の字を父王羲之に見せたところ、王羲之は一点を加え、太の字になった。それを母親に見せた処、母親は 我が息子は、十八水がめの水を使い切り、やっと一点だけが羲之に似てきた。と言ったそうだ。

  • エピソードの標示。

    エピソードの標示。

  • 敷地内はとても広く、景色がよい。

    敷地内はとても広く、景色がよい。

  • 書道博物館も併設されている。

    書道博物館も併設されている。

  • 博物館の入り口。

    博物館の入り口。

  • 王羲之生誕1700年の2003年4月4日、中日書道愛好青少年たちが蘭亭に集まり、書を競った祭りを開催された。

    王羲之生誕1700年の2003年4月4日、中日書道愛好青少年たちが蘭亭に集まり、書を競った祭りを開催された。

  • 残念ながら王羲之の書の肉筆が残されておらず、いくつかの模写本が世界各地に分散され、所蔵されている。

    残念ながら王羲之の書の肉筆が残されておらず、いくつかの模写本が世界各地に分散され、所蔵されている。

  • 夕方ホテルに戻る。受付の壁一面に蘭亭序が装飾されている。

    夕方ホテルに戻る。受付の壁一面に蘭亭序が装飾されている。

  • ホテルの真ん前には大きな百貨店の銀泰をはじめ、ショッピングモールになっている。紹興酒も数種類ある。

    ホテルの真ん前には大きな百貨店の銀泰をはじめ、ショッピングモールになっている。紹興酒も数種類ある。

  • この咸亨大酒店は鲁迅の小説に登場した実の咸亨酒店とは別物。一文字の違いだけど。

    この咸亨大酒店は鲁迅の小説に登場した実の咸亨酒店とは別物。一文字の違いだけど。

    シャオシン シャンヘン グランド ホテル ホテル

    立地がよい by Halukaさん
  • 翌朝、ホテルの朝食はとても豊富。お粥やワンタンなど、点心が数多くある。

    翌朝、ホテルの朝食はとても豊富。お粥やワンタンなど、点心が数多くある。

  • 朝食後、まず大詩人陸游ゆかりの地、瀋園へ。車で10分。庭園前の紹興の伝統的な舟「烏篷舟」。

    朝食後、まず大詩人陸游ゆかりの地、瀋園へ。車で10分。庭園前の紹興の伝統的な舟「烏篷舟」。

  • 入園料40元。

    入園料40元。

  • 800年前の宋の時代に大商人瀋氏によって作られ、現在まで保存された紹興唯一の宋式庭園である。しかし、その名を知られたのは、一万首以上の詩を遺し、南宋を代表する大詩人陸游と従妹の唐婉との悲恋物語。二人は非常に睦まじく愛し合ったが、陸游の母がそれを面白くないと思い、陸游に離婚を迫った。陸游の母親に引き裂かれた二人がそれぞれ再婚後瀋園で偶然再会し、陸游が相思の念を綴った絶唱と言われる詞<釵頭鳳>を壁に残した。それを詠んだ唐婉が返歌を残し、痛恨の中、数年後なくなったのである。二人の詞だけが瀋園の壁に残ったままだ。

    800年前の宋の時代に大商人瀋氏によって作られ、現在まで保存された紹興唯一の宋式庭園である。しかし、その名を知られたのは、一万首以上の詩を遺し、南宋を代表する大詩人陸游と従妹の唐婉との悲恋物語。二人は非常に睦まじく愛し合ったが、陸游の母がそれを面白くないと思い、陸游に離婚を迫った。陸游の母親に引き裂かれた二人がそれぞれ再婚後瀋園で偶然再会し、陸游が相思の念を綴った絶唱と言われる詞<釵頭鳳>を壁に残した。それを詠んだ唐婉が返歌を残し、痛恨の中、数年後なくなったのである。二人の詞だけが瀋園の壁に残ったままだ。

  • 園内には名前を告げれば、その場で詩を作り、選んだ扇子に書いてくれる人がいる。料金は扇子によって違うが、30から100元くらい。

    園内には名前を告げれば、その場で詩を作り、選んだ扇子に書いてくれる人がいる。料金は扇子によって違うが、30から100元くらい。

  • 良い記念になりました。

    良い記念になりました。

  • 次は車で10分ほど移動、文豪魯迅の古里見学。入場は無料だが身分証明書が必要。

    次は車で10分ほど移動、文豪魯迅の古里見学。入場は無料だが身分証明書が必要。

    魯迅故里 旧市街・古い町並み

  • 見学者が多く、長蛇の列になっていた。

    見学者が多く、長蛇の列になっていた。

  • 魯迅が勉強した机が左奥。1904年、魯迅は仙台の医学専門学校(現東北大学の)で医学を学んだが、2年後文学に転向し帰国。恩師との交流を綴った「藤野先生」が広く知られている。

    魯迅が勉強した机が左奥。1904年、魯迅は仙台の医学専門学校(現東北大学の)で医学を学んだが、2年後文学に転向し帰国。恩師との交流を綴った「藤野先生」が広く知られている。

  • 三味書屋は学生には見学無料のほか、団体による学習体験もできる。

    三味書屋は学生には見学無料のほか、団体による学習体験もできる。

    三味書屋 博物館・美術館・ギャラリー

  • 魯迅が子供のころ遊んだ自家菜園、百草園。

    魯迅が子供のころ遊んだ自家菜園、百草園。

  • 説明文は日本語もある。

    説明文は日本語もある。

  • 祭りの飾り。

    祭りの飾り。

  • 魯迅の生家は名家であり、敷地がかなり広い。所在の街全体が観光地となっており、全部回るには2,3時間ゆうにかかる。

    魯迅の生家は名家であり、敷地がかなり広い。所在の街全体が観光地となっており、全部回るには2,3時間ゆうにかかる。

  • 近くには魯迅の小説「孔乙己」中登場の酒屋、咸亨酒店。元は魯迅の叔父が経営した居酒屋。<br />数十年前よりはずいぶん大きく、立派な建物になった。

    近くには魯迅の小説「孔乙己」中登場の酒屋、咸亨酒店。元は魯迅の叔父が経営した居酒屋。
    数十年前よりはずいぶん大きく、立派な建物になった。

    咸亨酒店 (紹興店) 地元の料理

  • 隣は同名のホテル。

    隣は同名のホテル。

  • ホテル内のレストランは満席。

    ホテル内のレストランは満席。

  • 夕食はホテルレストランの中。個室の名前も魯迅の小説孔乙己からとったもの。茴香豆は主人公孔乙己が好きな八角味の豆。売店で売っていた。美味しかったので。お土産に持って帰った。明日は杭州に戻る。

    夕食はホテルレストランの中。個室の名前も魯迅の小説孔乙己からとったもの。茴香豆は主人公孔乙己が好きな八角味の豆。売店で売っていた。美味しかったので。お土産に持って帰った。明日は杭州に戻る。

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