マカオで花火と芸術観賞

2019/09/20 - 2019/09/23

マカオでは9月から約1ヶ月間、週末に花火大会が開催されます。
過去2回見にいくが、台風直撃で花火どころかボーダーゲートのバスターミナル水没や一時国境閉鎖など散々な結果に。

今年は8月に気象神社にお参り済み。
しっかりお守りを握りしめて訪澳です。
また同時期に『Art Macao』も開催されていたので、8月に続いて見学してきました。

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

数年前からチェックしていた花火大会。
しかしなぜか毎回台風直撃で中止の憂き目に。
今回は気象神社にしっかりお参りしてきたので大丈夫でしょう。

いつも閉店間際に立ち寄っている蒲田のやよい軒。
羽田発の深夜便を利用するときは、こちらでお腹いっぱいになって機内で寝るようにしています。

羽田空港では、事前にネットチェックインできるけどパスポートチェックが必須なので、結局カウンターに行かないといけません。
でもネットでは有料の座席指定しかできないから、いつもカウンターでチェックインしてます。

定刻通りに香港に到着。
空港は乗客以外入れないよう規制しているので、以前のような座り込みの人はいませんでした。
当然迎えの人もいないからちょっと寂しい、香港じゃないみたい。

e-channel登録してあるからイミグレはほぼ素通り。
深夜バスの時間を確認すると、中環行きのバスに乗れそう。

空港入り口には（チケット）検問があります。
いつから香港は中国になったのでしょうか。

バスで中環まで来ました。
ターボジェットの状況を確認しようとチケット売り場にきたけど人があまりいませんでした。
疑問に思いながら外に出ると、ちょうど日の出でした。
ところで自由都市香港に本当の日の出はいつになったら訪れるのでしょうか。

朝食を食べるため、中環からMTRでケネディタウンに来ました。
ちょうど7時前に入店、早朝からのお客さんがはけた後なので空いてました。
とりあえず出来立てチャーシューまんをいただきます。
その後は厨房から出てきたカブ、肉団子をもらいました。
今回初めて食べたのは、鶏足を芋などと一緒に巻いたもの。
食べにくいけど、コラーゲンたっぷりでとろとろでした。

毎回一気に注文して食べていくので、相席した人からこんなに食べるのかと驚かれます。
7時半過ぎると段々お客さんが増えていきます。
いつも5品は頼むけど、今回は4品でお腹いっぱいになりました。

ケネディタウンからはトラムに乗って中環に戻ります。
外が見える分、MTRよりトラムのほうが好きです。
風景を眺めながら気になったものを見つけたら、次回の訪問先にしてます。

中環からはMTR香港駅から東涌に向いました。
東涌からはS1バスで空港に戻ります。
今夜の宿は珠海だったが、珠海行きの船は本数が少なく、時間が合わなかったのでパス。
バスを乗り継ぐことにしました。
寝不足からか、空港経由せず東涌から港珠澳大橋までのバス（B6）があるのを忘れてました。

空港に着いたら、降車場所の近くのB4バスに乗って港珠澳大橋香港口岸に着きました。
すると見かけない立て看板がありました。
どうも風が強いので、減速運行しているようでした。
ターボジェットも強風で運行停止していたから人が少なかったのかもしれません。

珠海口岸に到着。
スピード落として運行していたの？と思うぐらいいつもと同じような感じ。
天気がいいので、展望デッキに来ました。

珠海口岸の北側には見学者用の舞台が用意されてます。
大橋までの距離があるから、記念撮影的にはどうなのかな。
まぁ中国人は自分中心、たとえ大橋が写ってなくても自分が中心でしっかり写っていれば無問題。

港珠澳大橋珠海口岸からバスで拱北口岸へ向い、そこから歩いてホテルに到着。
格安チェーンホテルだけど、部屋は思っていたより広かったのでよかったです。
深夜便で寝ることはできても、やはり疲れが溜まります。
さっそくお昼寝です。

かなり長い昼寝となってしまいました。
起きたら午後7時でした。
急いでシャワーを浴びてマカオに向かいます。
途中でタピオカミルクティをしっかり購入していきました。

拱北口岸・ボーダーゲートを通過して、無料バスで永利澳門に行きました。
花火開始10分前にホテルの噴水の西側の湖畔に到着。
湖畔の通路が灯籠で飾られてました。

やはりみんな早めに場所取りに来ていたようです。
混みあいながらも自分の見学場所は確保しました。

9時になって花火大会開始されました。
軽く風が吹いていて花火が打ち上がった際に出る煙を吹き流してくれるので、きれいに見えます。
日本の花火大会では大体1時間でいろいろな花火が打ちあがるけど、それに比べたら澳門の花火は質量ともちょっと見劣りします。
日本なら枝豆ビール片手に花火観賞ですが、マカオではタピオカミルクティで見学。

花火終了後でグランドリスボア前のバス停は人でいっぱい。
ボーダーゲート行きのバスもギュウギュウ詰めで乗れそうにありません。
時間を潰すため、ちょっと周囲を散歩してからバスに乗車しました。

ようやく珠海拱北口岸に戻ってきたときには、もう日をまたいでいました。
このままホテルに戻るのももったいないので、串焼き屋で軽くいっぱい飲み食いしていきました。

毎年晩夏は台風直撃することが多かったが、今回は快晴、雲ひとつありません。
昨晩最初に行った串焼き屋がおいしくなかったので、いつも行っている露天で飲みなおし。
そのため午前11時頃起床、今日は宿を変えるためチェックアウトしました。

朝昼食として、いつもの牛肚米粉麺。
前日飲んだ身体には米粉の麺はさっぱり。

本日はArt Macao巡り。
8月行かなかった場所を目指します。
まずはコタイ永利皇宮（ウィンパレス）行きのバスに乗りました。
なお前日はマカオ半島の永利澳門（ウィンマカオ）で花火見学しました。

永利皇宮ではちゃんとギャラリーがありました。

しっかりリーフレットも用意されてました。
永利グループでの展示作品とその展示場所、作家について書かれていて、なかなか便利です。

MELTING MEMORIESと名づけられた作品ですが、なかなか興味を惹かれます。
この作品はキャンパスではなく、実はディスプレイなので動いています。
山岳地帯の航空写真や風に煽られる海面のようにも見えれば、龍が飛び出してくるようにも見えることもありました。

SPIRIT TOTEMS' SERIESですが、どのような意味合いがあるのか私には分かりません。
やはり現代アートは難しい。

屋外にある作品を見に行こうと思い、ホテルスタッフに尋ねるとSKY CAB(スカイキャブ)が便利だと教えてくれました。
キャブならタクシーだから、カートサービスがあるのかと思ったらゴンドラでした。

ホテルの前にある噴水を周回します。
噴水と日差しの角度によって、ちょうど虹が見えました。

ゴンドラに乗り続けていると噴水の北側の緑地帯にDragon's Footprintが見えました。
リーフレットによると夜はライトアップされて、足跡もまだら模様のようになるみたい。
昼間に見るとちょっと味気ない、昨晩見にこればよかったかも。

コタイの永利からマカオ半島の永利に移動です。
同じホテルグループだから連絡バスは無料。
乗客はほとんどいなかったから、乗車後にすぐ出発。

マカオ半島側に戻ってきました。
永利澳門から歩いてグランドリスボアの前に来ると中国人が長蛇の列。
もしかして、と思いながらも先頭のほうを覗いてみることに。

やはりボーダーゲート行きのバスの乗車待ちでした。
それにしても3時間待ち、路線バスでも100円くらいなのに。
やはり中国人は並ぶことが大好き、多分DNAに刷り込まれているのかもしれません。

大通り沿いの歩道は通行量が多いのに狭い。
だから裏道を通るが、ついでにカフェナタに寄ってみました。

ちょうど細かいお金が20香港ドル札しかなかったので、エッグタルトと2種類のパウンドケーキも購入しました。
エッグタルトは相変わらずのおいしさだが、私にはとても甘い。
1個食べるとお腹いっぱいになってしまいます。

セナド広場に到達。
今回はどんなデコレーションかなと期待していたけど、中国70周年でした。
太平洋戦争終戦からは74年、なぜ4年間のブランクが…
あれっ、我が共産党が中国から悪魔の日本軍を追い出して、祖国を救ったのではないの？なんて、誰も口が裂けても言えません。

混んでいるので聖ポール天主堂跡まで行くのはあきらめ、目の前の民政総署を訪問してみました。

こういった雰囲気のある場所が残っているのがマカオのいいところ。
中国人（中共）は新しいもの好き、古いものはどんどん壊していきます。
北京の地下鉄に乗ると○○門駅がいっぱいあるけど、毛おじさんが政権奪った後に破壊したから、ほとんど残ってません。
本当に温故知新って大事ですね。

シックな雰囲気の中なのに、やはりここにも70周年、ちょっと場違いな感じがします。
この一帯は観光客でいっぱいなので、移動することに。

十月初五日街に来ました。
ここまで来ると観光客も少なめです。
古い町並みだけど、最近はおしゃれなお店をちらほら見つけることができます。

十月初五日街に来た最大の理由はここ。
前回8月に来た時には閉店と残念な結果だったので、行列ができていても閉店よりはまだまし。
だけどどんどん売れていきます。

店内もいっぱい。
みんな注文していくので、残りもますます少なくなっていきます。

とりあえずエッグタルトを6個購入。
出来立てなので温かいし柔らかいけど、個人的には冷やして食べるのが好き。
ある意味目的を達成したので、珠海に戻ります。

前日宿泊したホテルに荷物を取りに戻り、次の宿泊先を目指している途中でおいしそうなメニューを発見。
これって結構"映え"るのではと思い、注文してみました。

カップの中にいろいろ入れた後に密閉。
その後、お姉さんが思いっきりシェイクしてくれました！
カップの中はしっかり混ぜ混ぜ状態。
それでも甘くておいしい、ちょっとカロリーが気になります。

本日の部屋に到着。
到着後にすぐにベッドに横になってしまうのが悪い癖。
結局目が覚めると外は真っ暗。

夕食を食べに行くが、時間的にちょっと遅いので店仕舞しているところが多い。
結局いつもの牛肉粉のお店で軽く済ましました。

宿に帰ってきても、目が覚めていているのでなにか物足りない。
近所のコンビニでビールを購入して、アプリで餃子を注文しました。
最近日本ではウーバーイーツの配達で中身がぐちゃぐちゃになるケースがSNSで散見されますが、中国ではほとんど皆無。
なぜなら入れ物にぎゅうぎゅうに詰め込んでくるから。

前夜はゆったりと飲んでいたので、目が覚めたのはお昼過ぎ。
午後1時過ぎにチェックアウトして遅めの朝食を取りました。
好きなおかずを選ぶ方式で、13元～なのでかなり安い。
加えてスープとご飯はお替り自由。
お茶碗３杯くらいのご飯をトレーによそい、なおかつお替りもする猛者もいます。

食後はそのまま拱北口岸を目指して歩きます。
ちょっといつもと違う道を通ってみようと脇道を選びました。
久しぶりに来たらウォールペイントが施され、ちょっとおしゃれになってました。

拱北口岸からはバスに乗って港珠澳大橋を目指します。
案内ではバスの始発は０時になっているけど、深夜は運行してません。

港珠澳大橋珠海口岸に着きました。
一頃に比べればかなり利用客数も落ち着いてきたように感じます。
いつも係員２人（特別レーンと一般用）しかいない出国審査場を通って乗車口へ。
でも今日は乗車の前にフライトのチェックインをこちらで行いました。

フライトチケットにはしっかり「ZHUHAI」の印が押されました。
こちらのチェックインカウンターでは、係員が不慣れなのか、いつも時間がかかります。
それでもチェックインする人はほとんどいないから並ぶ必要がないので便利だと思います。

バス乗車券の購入ですが、すでにスマホで購入済み。
乗車券を引き取るためQRコードを読み込ませるが何回やっても発券されませんでした。
そこへ乗車券購入係員から別の端末を試してみて、と言われました。
隣の端末に読ませるとすぐに発券、最初のものは故障していたのでしょうか？

香港空港に到着しても、すぐに空港の中に入れません。
入り口でパスポートと搭乗券などのチェックがあります。
正直面倒くさいです。
一日でも早く、香港市民が自由を勝ち取ることをただ祈るだけです。

羽田空港に到着。
顔認証で入国審査はすぐに終わりましたが、税関検査で長蛇の列が発生してました。
オリンピックまで1年を過ぎたから、検査関連がきつくなったのかな。
係官に尋ねたら「遅延で帰国便が重なったからでは」とのことでした。