2019夏、東チベット（４）唐克から紅原～馬尓康マルカム

2019/07/26 - 2019/07/27

モンゴルの旅を終え12日目、陸路で中国・二連入りました。
2012年以来の中国です。東チベットを34日間で巡ってみました。

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【中国９～１０日目】
　唐克から紅原へ移動。天気も良く、アムド地方を代表する大草原地帯を抜けていく。気持ちのいい車窓風景だった
しかし紅原は大して何も無い所だった。。。

　今回の中国入国はビザなしなので、楽山でビザ取得のつもり。
その為、翌日はマルカム馬尓康へ移動するも、安宿はことごとく外国人不可だった。
マルカムの安宿は昔から外国人が宿泊できない事で有名な所だ。
仕方なく、開き直って公安に飛び込んだら驚きの神対応を頂けました。

【日程】
D9 7/26　唐克0715～紅原0910(ヒッチ)【紅原観光】
D10 7/27　紅原0830-馬尓康1305(Bus)【馬尓康観光】
【主な交通費】
・唐克～紅原　　ヒッチ　40元
・紅原～馬尓康 Bus　　67元
【宿泊】
D9 　紅原、等風来国際YH　ドミ55元 ★★★★★
D10　馬尓康、鑫嘉絨酒店　 個室60元 ★★★★★
※レート：中国　１元＝16.0円

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス ヒッチハイク

【中国９日目】
朝、車を待ってヒッチ。唐克から紅原へ向かう　

唐克から紅原へ　相変わらず路況はいい

道路沿いには、食事や乗馬体験ができるパオが点在していた

道中に白亜のお寺が見えた
（瓦切鎮の尼姑寺と言う名前だった）

瓦切鎮　尼姑寺

道路は至る所に監視カメラあり

紅原へ

「紅原ヤク(毛牛)音楽牧場」の看板

またまた監視カメラ

ガソリンスタンド
1L 6.46元＝103円だ
中国は自国でも石油が採れる分、ガソリンは安い。

紅原の町入口で古いタイヤを交換
運転手は初めからその予定だったみたい

紅原汽車站に到着

唐克0715～紅原0910(ヒッチ,40元)

■ 東チベット周遊 アラカルト２＜Maps meが頼りない＞

　旅では無料Wi-fiオンリー派です。
6年前からオフライン地図Maps meをとても重宝していますが、
中国エリアはあまり更新されていないようで、少し使い難いです。

　アムドの紅原では、紅原汽車站の位置が1.7kmも違っていた、等々。
この旅ではモンゴルでもMaps meは非常に重宝だったんですが、中国だけは少し注意が必要のようです。

※中国側が新しい元資料を提供してないのが原因か？

＜Maps meが頼りない＞--その２
　後日のカム地方・マニカンコでは郊外にバイパスが大分以前からあるも、Maps meには道がない！
殆ど全ての車がバイパスを通り、マニカンコ村は通らない。
村を通る旧国道はやや狭く、村人だけが利用するって感じ。

目当ての安宿へ歩いて向かう

紅原・等風来国際青年旅舍　＜標高(EL)3,495m＞

■紅原の安宿「等風来国際青年旅舍」★★★★

【価格】ドミ 55元（約880円）、飛込みで利用
【設備】ベットは硬い(シーツは自分でセットする)、
　　　　共同ホットシャワー◎、トイレ洋式。清潔さ4.0。
　　　　 Wifiあり。TVあり。洗濯物干し可。充電可。
　　　　セキュリティーBox無し。
【場所】バスターミナルから南1km。
【評価】★★★★　(1泊)
コメント
・宿は良いが周囲には何もなく小さな売店があるだけ(ビール有)。
　食堂はバスターミナル前まで行かないと無し。
・訪問時は満室。スタッフのドミ部屋に泊めてもらった。

宿の敷地にある池

紅原は周囲が山で低地にある
その為、至る所で湧水や小川があり、水が溜まって沼地が多い地らしい

朝食兼昼食
汽車站向いにある食堂の内の１軒で。
ここの牛肉麺は美味しかった
麺にコシがあり、スープも美味しかった

※中国の食堂は昔より味が落ちている！！
　多くでインスタント麺を使用してた。安い食堂じゃ味も単純で旨味に乏しい
　増してやこれに農薬まみれの野菜を使われるとゾッとする
　古くからやってる安食堂を狙う方がマシな感じ

紅原散策
紅原は町中や近くには案外見所が無い感じ

ヤク(毛牛)が放牧されていた

ヤク(毛牛)

黄河の支流「白河」に着いた

黄河の支流「白河」

宿に戻る
宿近く、新築のマンション群があり間もなく完成の段階
既に外壁塗装は無残にも剥げ出していた。何ともチャイナ・クオリティ

野鳥

【中国１０日目】
宿前の小山は登れるように階段があった

朝食

今日はマルカム馬尓康まで移動し、明日楽山へ行きます

峠に飾られてるタルチョ

馬尓康へ

遠くに高い山並みが見えてきた。あの山並みの先は“カム地方”だ

馬尓康へ

馬尓康へ

馬尓康汽車站に到着

紅原0830～馬尓康1305(187km,3.5H,67元)

汽車站から公共Busで馬尓康の町中に到着

安宿探し・・・全部外国人はお断り。。。

馬尓康・濱河商務旅館
仕方なく少し高い宿　ここは外国人OKだったのだが。。。

馬尓康・濱河商務旅館 X
部屋もまあまあ

馬尓康の散策と夕食

馬尓康の中心部「美食街」と言うレストラン街

夕食

馬尓康の散歩・・・美食街

美食街のひと筋北、ここがメインストリートの様子
高いビルが建ち並び仰天しました

スーパーマーケットを見物

買物精算には自動精算機が設置されていた
こういうのは既に日本が相当遅れているな～

　遅くに宿に戻ると「外国人は絶対ダメ！ 即刻出てもらえ」とオーナーから厳命されたと受付嬢が平謝り
　仕方なくHさんの情報にあった2km西の安宿に行くも、今はもうダメと断られた。その付近の宿5-6軒全てアウトだった。
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万策尽きて、公安に飛び込みました。
　結果、公安の方々が思ってもみなかった感激の対応を頂けました。
意外と「今の中国はホントはいい国かも」と♪
＜以下経緯要旨＞
・お金がないので外人が泊れる安い宿を紹介してほしいと目的を告げると、宿泊登記に詳しい担当者が10分後に来た
・値段を聞かれて、できれば50元、最高でも100元と回答
　何ヶ所か宿に電話されて、OK今から行きましょうとパトカーで近くの宿へ
・警官が自分で宿の端末を操作、宿の人にも教えながら宿泊登記して完了。
※実は、外人不可の原因は端末の使い方が分からないのが主因。
　過去何回か自分で入力・登記したが、普通は頭ごなしに外人ダメ。

夜中に公安と一緒に行った馬尓康・鑫嘉絨酒店（※写真は翌朝撮影）

馬尓康・鑫嘉絨酒店（※写真は翌朝撮影）

■馬尓康の安宿「鑫嘉絨酒店」★★★★

【価格】ダブル 100元（約1,600円）、飛込みで利用
【設備】ベット◎
　　　　室内ホットシャワー◎、トイレ洋式。清潔さ4.0。
　　　　 Wifiあり。TVあり。洗濯物干し可。充電可。
【場所】美食街の東入口からすぐ。
【評価】★★★★　(1泊)
コメント
・昔から馬尓康の安宿は外人宿泊不可で有名な所。
　実際安宿を多数あたってみたが全て不可だった。
・仕方なく公安に飛込み、安宿を紹介してもらった。
　今回は公安紹介価格。普通は値引きしても170元らしい。

馬尓康・鑫嘉絨酒店

馬尓康・鑫嘉絨酒店（※写真は翌朝撮影）
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明日はビザ取得の為、楽山へ向います