夏は涼しい北欧へ⑦（終）オスロ（後編）＆ちょこっとバンコク、タイ航空&ANAで帰国

2019/08/17 - 2019/08/19

今年の夏の旅行はどこへ行こうかと検討した際、夫が「ANAのマイルを使えば、（私がずっと行きたがっていた）スウェーデンとノルウェーに行けるよ」と言う。但し、もう特典航空券の空きがあるのはエアチャイナ（中国国際航空）のみで北京経由。しかも、東京に住んでいるのに、関空発しか空きがないとのこと。
中国系航空会社に乗るのは抵抗があったけれど、スウェーデンとノルウェーにはずっと行きたかったし、行くなら涼しい夏に行きたい。ということで、スタアラで行く北欧旅行が決定。帰りも福岡着というとんでもない旅程候補が出ましたが、なんとか成田着にまとめられました。但し、乗り継ぎ2回です。

往路は、羽田→伊丹（ANA）、関空→北京（エアチャイナ）、北京→ストックホルム（エアチャイナ）。
復路は、オスロ→バンコク（タイ航空）、バンコク→ホーチミン（タイ航空）、ホーチミン→成田（ANA）。
スウェーデン（ストックホルム、ヴィスビュー）に4泊、ノルウェー（オスロ）に2泊する6泊9日の旅です。

vol.7は、オスロ（後編）。前日に行けなかったオスロ市庁舎を観光し、午後の便で帰国です。帰国と言っても、バンコク、ホーチミン経由の長旅でした。せっかくなので途中のバンコクでは、タイに入国して、ホテル朝食ビュッフェとスパを楽しみました。

エリア オスロ(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

8月17日、土曜日。オスロ最終日です。午前中は、最後のオスロ観光をして、午後便で帰国します。
土曜日は、朝食が7：00スタートと30分遅くなっています。7：00少し前に行ったら、既に開店を待つ列ができていました。朝食メニューは、昨日と同じ。
これは生搾りオレンジジュース。手前の機械を使って、自分で作ることもできるので、チャレンジしてみました。

ラディソン ブル プラザ ホテル オスロ ホテル

自作のサーモンサンド。

卵料理、今日はクレープにしてみました。

朝食の後は、荷造りをして、地下鉄で「Nationaltheatret（国立劇場）駅」へ。この駅で降りると、オスロ市庁舎へのアクセスが良いです。
今日も雨模様。オスロでは、初日以外、青空は見られませんでした。

国立劇場 劇場・ホール・ショー

オスロ市庁舎。
入館開始時間の9：00に合わせて来ました。

オスロ市庁舎 建造物

市庁舎前の広場。

中に入ると、いきなり目に飛び込んでくる「セントラル・ホール」。ノーベル平和賞受賞式が行われるホールです。

正面の壁画は、ヘンリク・ソーレンセン作『働き楽しむ人々』。ヨーロッパ最大の油絵とも言われているのだとか。

2階には「ムンクの間」と呼ばれる部屋があり、ムンクの「人生」という作品が展示されているそうですが、残念ながらこの時は入場できませんでした。
選挙の準備のためとか書いてあったような気がします。

歩いてホテルへ戻ります。
カールヨハンガーテン通り沿いにある立派な建物。「国会議事堂」だそうです。

カールヨハンガーテ通り。
この時間は、まだほとんど人がいません。

カール ヨハンスガーテ通り 散歩・街歩き

昨日も行ったノルウェーハウスでお土産購入。

ノルウェーハウス お土産店

オスロ中央駅。
駅前には大きな虎の像があり、記念撮影スポットになっています。
ホテルをチェックアウトして、行きと同じ国鉄で空港へ向かいます。

オスロ中央駅 駅

空港で免税手続きの列に並びます。高い買い物はしていないのですが、確か2,000円くらいの買物から免税対象になり、物価の高い北欧では、ちょっとしたお土産を購入したくらいで超えてしまいます。時間もあるので列に並んで手続きしました。

オスロ空港 (OSL) 空港

保安検査は、国内線と共通になっていて混み合いました。一応、ファストトラックはありました。
売店を見た後はラウンジへ。ラウンジから見た空港内。

SASラウンジ（オスロ空港） 空港ラウンジ

SASラウンジも3箇所目ということで、大体傾向がわかってきました。
このラウンジにもやっぱりスープがあります。アスパラとミネストローネでした。

ラウンジは、パスポートコントロール前にあるので、時間に余裕を持って利用した方が良いです。この後のパスポートコントロール、結構並びました。

14：15発のバンコク行きに搭乗。
ここからは、タイ航空です。バンコクまでは約11時間。

初めてのタイ航空です。窓側席に前後に座りました。前後で、座席とテーブルが交互の配置になっています。私はいつものように座席が奥になっている方にしました。

ウェルカムドリンクは、オレンジジュースかシャンパンです。

アメニティポーチは、ラコステ。スリッパは、席には無くて、お願いしたらもらえました。

モニターは日本語がありました。

まずは、ドリンクとナッツが提供されます。
私は緑茶。夫はジントニック。

続いて食事です。
まずは前菜。ヤギのチーズがちょっと苦手な味でした。

メイン。私はタイ料理（上）。
夫は多国籍料理（下）。

デザート。私はレモンタルト（左）、夫は豆のスイーツでした（右）。

最後にチョコレートとミントタブレット。
この後、5時間ほど横になりましたが、ほとんど寝られず。

着陸前に二度目の食事、朝食が出ます。
私はコンチネンタルブレックファースト（上）。
夫は卵料理も頼んだのでボリューム満点（下）。

8月18日、定刻より少し早い6：00、バンコクに到着。オスロとの時差は5時間です。
バンコクでの乗り継ぎ時間が12時間もあります。流石に、空港にいても暇なので、タイに入国して市内まで遊びに行くことにしました。朝食とスパの予約をしてあります。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

空港からタクシーでやって来たのは「ソフィテルバンコクスクンビットホテル」。

ソフィテル バンコク スクンビット ホテル ホテル

ホテルの2階にあるレストラン「Voila」で朝食をいただきます。
定価の50％OFFで食べられるプランがあったので、7：00に予約しておきました。
あまりお腹は空いていませんが、時間もあるのでここでのんびりします。
エッグステーションにヌードルバー。パンはホテル内で焼いているそう。

Voila ビュッフェ

特に珍しかったのは、自分の好きなフルーツを選んで作ってもらえるスムージーコーナー。

卵料理はエッグベネディクトにしました。後は、冷たい日本蕎麦や焼きそばもありました。

ヌードルバーで作ってもらったフォー。
お腹が空いていないと言いつつ、結構食べちゃいました。

ゆっくり朝食をいただきましたが、それでもスパの予約時間までまだ時間があるので、近くにあるロビンソンにやってきました。
地下1階のスーパーでお土産を物色です。

ロビンソン (スクンビット店) ショッピングセンター

こちらが、「コランブティックスパ」。ドリームホテルの3階にあります。10：00に予約しました。
最初、朝食を食べたソフィテルのスパを予約しようとしたら、予約がいっぱいだったので、ソフィテルの近くにあるここにしました。

Night Hotel Bangkok - Sukhumvit 15 ホテル

アロマボディ＆ハーバルボールの2時間コースでした。
初体験のスパ、癒しの時間を過ごせました。

最後になんとも言えない色をしたお茶がふるまわれました。
タクシーで空港へ戻ります。

途中、タクシー車内から見た仙台～バンコク就航を宣伝する看板。

スワンナプーム国際空港、13：00頃に到着。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

まず最初に向かったのは、ロイヤルオーキッドスパ。タイ航空のラウンジで、マッサージサービスが受けられます。スワンナプーム国際空港は広いので、目的のラウンジを探すのは大変です。

タイ国際航空 ロイヤルオーキッドスパラウンジ 空港ラウンジ

ビジネスクラス利用者は、首と肩のマッサージ（30分）かフットマッサージ（30分）を受けられます。フットマッサージをお願いしました。
静かな個室で、本格的なマッサージ店と同じサービスを受けられて、搭乗前に嬉しいサービスでした。

続いてロイヤルシルクラウンジへ。
「シャワーは何処？？」と尋ねるも、このラウンジには無く、別のラウンジになるとのこと。どこのラウンジにもあるわけではないようです。またまた歩く。
シャワーは待たずに利用できました。

ロイヤルシルクラウンジ (スワンナプーム空港内) 空港ラウンジ

後は搭乗時間までのんびり待つだけです。

タイビールと焼きそば、飲茶。
空港に到着した時点では、まだ時間が早くてゲートが表示されていませんでした。ラウンジの係員にゲートを確認したところ、「G２、ここからはとっても遠いですよ。」と言われました。
「へーそうなんだ」くらいに思っていましたが、広い広いスワンナプーム国際空港、本当に遠くて20分以上歩きました。

18：15発のホーチミン行きに搭乗。
またタイ航空です。ホーチミンまでは約1時間30分。座席は、ちゃんとフルフラットになるタイプでした。

フライト時間が短いにもかかわらず、食事もしっかり出ました。
夫は食べずに寝ていました。

19：45、ホーチミン（タンソンニャット国際空港）到着。バンコクとホーチミンは、時差はありません。
ここで、チケットを発券せねばならず、結構待ちました。

ホーチミンでの乗り継ぎ時間は3時間弱あります。ラウンジへ直行しました。指定ラウンジは、「ル・サイゴネス・ラウンジ」。

タンソンニャット国際空港 (SGN) 空港

ラウンジ内はベトナム色満載。

料理もベトナム料理中心でした。

ベトナムビール3種飲み比べ。

機内食を食べなかった夫はフォーを食べていたけど、私はお腹いっぱいで何も食べられず。まともに寝ていないので、とにかく眠いです。

22：30発の成田行きに搭乗。最後は、ANAグループのエアージャパンです。座席はフルフラットにはならないタイプでした。成田までは約6時間です。

離陸後、まずはドリンクサービス。
私は、いつも機内ではアルコールは飲まないのですが、珍しくシャンパンをいただいてみました。夫は日本酒。

この時間、食事は提供されず、ちょっとしたアミューズのサービスがあるだけでした。

そこで、いつでも好きな時に注文できる軽食メニューから「かき揚げうどん」。

親子丼はちょっと重いかなと思い「きのこクリームパスタ」を頼んだら、想像と違って、インスタントのカップスープでした。
この後、アルコールのせいか、単に疲れているせいか、起こされるまで珍しくぐっすり寝てしまいました。

到着前に朝食が出ます。2人共迷わず和食にしました。
メインは牛肉の柳川風でした。

8月19日、月曜日。定刻より早い6：00過ぎに成田空港に到着しました。
いつにも増して乗り継ぎが多かった今回の旅。乗り継ぎも大変なんですが、機中2連泊はさすがに辛いことがわかりました。
北欧は、特にスウェーデンが気に入りました。また機会があれば再訪したいです。