2019/09/08 - 2019/09/17
26位(同エリア184件中)
70さん
2019年9月8日から17日までポーランドに行ってきました!
なかなか情報の少ないポーランドの魅力をお伝えしたいと思います!!
クラクフ最終日はまた近郊にお出かけ。タクシーツアーで可愛い花の村、ザリピエに向かいます。
- 旅行の満足度
- 4.0
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私がポーランドに行こうと思ったきっかけはいくつかありますが、その一つがザリピエでした。
どう行くか悩んだ結果、クラクフからの個人タクシーツアーを申し込みました。
グループツアーもあったのですが、他の場所も一緒に行く丸1日コースだったのでちょっと長いかなと。
さて、宿の前にやってきたタクシー。なぜか運転手さんの他に明らかに仕事モードではないもうひとり女性が。
いわく、彼女は会社の事務だけど職業トレーニングで、とのこと。
よくわからないけど、まあいいやということで3人で出発です。
タクシー会社のツアーだから、送迎だけかと思いきや結構ガイドもしてくれました。
なんでも、ポーランドは出稼ぎに行く(行った)人が多く、ザリピエまでの道中はアメリカに行って稼いで帰ってきた人達の住む地域だそうです。聖マリア教会 寺院・教会
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そんな説明を聞いているうちに、最初の立ち寄りスポットだと車が停まりました。
はいはい、このパターン知ってるやつですよ~ -
思った通り、「道路」になる渡し船がやってきて、車ごと乗り込みました。
ここは向かって右がドナウ川、左がドゥナイェツ川が合流する地点。
ドナウ川の方が茶色く濁ってます(流域で雨が降ったそう)。 -
川を渡ってしばらく行くと、徐々にそれっぽい家が出てきました。
はい、到着!ザリピエの中心地(?)です。
ガイドのお兄さんと現地のおばさまが話を進めていたので、ちょっと展開はわかりませんでしたが笑
ここはそのおばさま達が開放している博物館みたいな感じでした。
まず隣の建物で映像を見て(ポーランド語なのでガイドさんがかいつまんで説明してくれた)、それから3軒ほど中を見学させてもらいました。フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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外観から可愛くてわくわくしますね!
フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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はあ~かわいい!これが見たかったんです。
フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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当時、多くの場合は家の半分は作業用(倉庫など)、半分が住居だったそう。
クラクフの博物館で家の中の展示を見ましたが、あっちが昔ながらのスタイル。
かつてはポーランドの田舎の人達は貧乏で、壁もボロボロだったそうです。
徐々にお金を得られるようになり、まずは茶色い壁に白いペンキで絵を描き出しました。
そのうち、あるひとりの女性がカラフルに装飾することを始めたそうです。
それが広まり、ここザリピエではカラフルな模様が描かれるようになったとか。フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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しかし、全ての家でこのようにやっているわけではありません。
観光資源としての魅力に気がつき、この周辺に装飾された家を移築し集め、この博物館ができたとか。フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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花の描き方にはある程度のルールはあるようですが、デザインや色使いは描く人のセンスに依ります。
そのため、家によって雰囲気も変わりますね。フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こちらは博物館の中では1番質素なおうちでした。
昔の日本のように茅葺き屋根だったのですね。フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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動物も身近だったみたいです。
フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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こんなかわいいおうちですが、これがバスルームだと言ってました。
これに水をためて洗顔したり身体を拭いたりしたみたいです。
やはりかつては裕福な暮らしではなかったようです。フェリツィア ツリウォ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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お次は一般のお宅にもお邪魔しました。
はい、ここは観光用ではなく、普通の個人宅の小屋です。 -
なんてかわいい家に住むわんちゃんだ・・・!
これは古い伝統ではありません。
しかし、祖母や母の世代を受け継ぎ、娘の世代でも同様に装飾をしている。
だからこれもある種の伝統なのだ、というお話でした。
このおうちでもおばあちゃんの代から始まり、お母さん、娘さんと3代でこのペイントを続けているそうですよ。
今はペイントのコンテストも開かれているそうで、毎年盛り上がるそうです。
今は20軒ほどの家でこのような装飾が見られるとのことでした。 -
こちらも個人宅ですが、庭にも花がたくさん咲いててとても華やかです!
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これは比較的古いスタイルの家。
初めはこういう茶色い壁だったんですね。 -
文化会館みたいな場所にも行きました。
観光案内所 (ザリピエ) 散歩・街歩き
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絵付けの作業とかをちらっと見学。
時間があれば体験もできそうな感じでした。観光案内所 (ザリピエ) 散歩・街歩き
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数日後にここで結婚式があるそうで準備してました!
この紙で作った花も伝統工芸だそうです。
折り紙みたいでしょ、と言ってましたが、折り紙とはまた違う技術に見えましたね~観光案内所 (ザリピエ) 散歩・街歩き
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最後に教会へ。
ここの装飾は1人でやったのではなく、何人もの人が協力したそうですよ。
なので、例えば左右の窓で花の描き方が違ったりします。 -
布にまで!!
かわいいですよね~ -
新しい文化なのかもしれませんが、続いていけば伝統にもなります。
せっかくのかわいい村なので、これからも続いていって欲しいですね。 -
なお、ザリピエの観光ですが、個人でも行けます。
行けますが、ベストは車!村内は自転車での移動が望ましいです。
先ほどの博物館はともかく、他の家は距離が離れていたりします。
歩いて回るのは結構大変だと思います。
意外と自由に見て回る時間が無かったので、今回頼んだタクシーツアーはオススメ・・・とまではいかないかなあ。
ガイドしてもらったのは良かったですけどね。
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