泉州巡り～岸和田編

2018/09/15 - 2018/09/15

大阪府の堺市より南はかつては和泉の国だった訳だが、現在においても「泉州」と言うことばはよく耳にする。泉州で最も大きな町は、政令指定都市となった堺市だが、堺は泉州というよりも独立した町という印象が強く泉州と来れば「岸和田」という印象が強い。
大阪のなかでも特にドギツイ泉州弁、そして何度も大きな事故を起こしながらも未だに続けられるだんじり祭。荒ぶる町といった印象だ。
岸和田を歩いてみると大正から昭和初期に作られた石造りの建物も残りレトロな町並みも残っている。町歩きも面白い。

エリア 岸和田・貝塚(大阪)

岸和田と言えばこのだんじり祭。岸和田駅前を中心に9月に行われる祭が最も有名だが、他の場所では10月に行われる。

9月のだんじりはとにかく観光客が多い。

だんじりと来れば女性はこのだんじりヘアーだ。気合いが違う！

夜のだんじりはこうして明かりを灯してゆっくりと進む。

勇ましい日中の走りとは異なるが、目の前を走行すると迫力はある。

夜になってようやく観光客も少なくなってくる。

こちらは岸和田城の東にある岸城神社。

だんじり祭とは切り離すことのできない神社だ。

こちらは岸和田城。江戸時代には五層の天守だったが、落雷により焼失。戦後に３層の天守として再建された。

戦後に再建された天守とはいえ、迫力はある。花見の時期にも多くの市民が訪れる。

花見の時期の岸和田城には特に多くの人が押し寄せる。

岸和田城の模擬天守

昔ながらの町並みが残る岸和田の旧市街。旧紀州街道沿線のようす。

旧市街に出されただんじり

旧紀州街道沿いの建物。

岸和田城には岸和田駅から徒歩で行くこともできるが、最寄り駅は蛸地蔵駅。各停しか停車しないが、この駅には名物がある。

それがこのステンドグラス。1925年に作られた駅舎で、戦国時代に岸和田城を救ったタコが描かれている。

ステンドグラスは難波方面の上り側の駅舎に作られている。

こちらの改札口は上り線。朝はこちらがわに駅員がおり、夕方は和歌山方面の下りがわに配置される。

南海電鉄の車両は昭和40年代に製造された車両が未だ未だバリバリ頑張っている。

蛸地蔵駅周辺の商店街。普段はこんな感じで静かだが、だんじり祭のときはこの周辺もだんじりが疾走する。

こちらはラピート。Peachとのコラボのラッピングやガンダムのシャー専用ラピートのコラボなど、様々なラッピングで楽しませてくれるラピート。現在はキン肉マンだ。

今年のだんじりの様子。岸和田駅前にて。

15日、だんじりが未だ未だ続く夕方の岸和田

岸和田駅前付近