2019/03/22 - 2019/03/22
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shararaさん
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京都さんぽ地図の旅、第4回目は銀閣寺から哲学の道を巡るコース。
3月の下旬だったので、もしかしたら咲き始めの桜楽しめるかな?と期待していましたが、残念ながらまだ蕾の状態でした。
でも散策にはベストな気候。
ゆっくりと景色を楽しみながら、銀閣寺から熊野若王子神社まで、琵琶湖疎水に沿って続く1.5㎞程の素敵な小道を散策しました。
銀閣寺や法然院では、古都京都らしい侘び寂びを感じ、霊鑑寺では、春の特別拝観中と重なり様々な種類の美しい椿を楽しむことができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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JR京都駅から激混みの市バス17系統に乗り込み約30分。
銀閣寺前バス停で降車。
右側へ少し進むと「銀閣の道」に続きます。 -
清水寺のような混雑さではないけど、それでも外国人多しです。
左右には所狭しとお土産屋さんが並んでいます。 -
左手には銀閣寺の案内図があります。
銀閣寺は俗称であり、正しくは「東山慈照寺」
このお寺の完成を見ずに死去された、足利義政の法名だそう。 -
「総門」
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「白砂の参道」
総門から中門へ続く参道。
両脇の大刈込の生け垣と竹垣は圧巻です。 -
「庫裡」の前を通って。
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「本堂」前を通り過ぎると見えてきました。
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銀閣寺を代表する光景。
銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
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イチオシ
池の前から見る「観音殿」
書院風の造り。
落ち着いた佇まいの東山文化を象徴する光景。
再び今日訪れてよかったと思う。 -
「展望所」からの絶景。
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展望所からの趣のある小道。
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苔生す美しい庭園。
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「銀沙灘~向月台」から見た「観音殿」
銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
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「向月台」
向月台の上に座って東山にある月待山から昇る月を眺めるためのものとの由来があります。
現在のような形になったのは江戸後期になってからとのこと。
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「池泉回遊式庭園」
足利義政が自ら作庭指導をして作られたと言われているそう。 -
「東求堂」
六畳と四畳半の和室(茶室)があり、東山文化を生み出す舞台となった場所。銀閣寺 (慈照寺) 寺・神社・教会
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侘び寂びの美しさを目に焼き付けて後にしました。
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帰り道、左手に見えたチョコレートの専門店。
店構えも京風。ショコラ ベルアメール 京都別邸 銀閣寺店 グルメ・レストラン
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周囲には、このような和雑貨を取り扱うお店がたくさんあります。
外国人に混じって、自宅用のお箸を購入。 -
「哲学の道」を南に進んでいきます。
哲学者・西田幾太郎氏が散策しながら思索にふけったことが名の由来。
この日から2~3週間後に桜が満開だったそう。哲学の道 名所・史跡
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途中にあった「幸せ地蔵」
御朱印は既に書き置きが用意されており、横の入れ物にお金を入れました。幸せ地蔵 名所・史跡
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そろそろ時間もお昼時。
「幸せ地蔵」を過ぎた次の曲がり角を右に折れ、下におりていく途中に見つけたオシャレな洋館。
何だろうって思って覗いてみると、ランチの看板を発見。カフェ・ド・ゴスペル グルメ・レストラン
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階段を上がっていくと2階にありました。
ジャズの流れる落ち着いた店内。
今では懐かしいレコードがぎっしりと並んでおり…。 -
ここでハンバーグランチを頂きました。
デミグラスソース美味しい!
ゆっくりと食事を楽しみました。 -
お腹も一杯になったところで、再び哲学の道を南下して進んでいきます。
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左手に法然院へ続く道があり、進んでいくと…。
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石垣と竹垣に囲まれた趣のある参道が現れました。
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イチオシ
茅葺きの「山門」
周囲は静寂な空気感に包まれていました。法然院 寺・神社・教会
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山門をくぐると眼下に「白砂壇」があり。
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季節にちなんだ模様が描かれているそうで、この日は「桜」でした。
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イチオシ
中から見る竹林も美しい。
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そっと置かれた優しい色合いの椿。
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あいにく本堂は非公開でしたが、山門からの竹林や白砂壇、庭園を見るだけでも価値のある場所でした。
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静かに庭園を楽しみます。
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澄んだ空気の中で、静寂した時間がゆっくりと流れていました。
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境内中、よい「気」が流れているように感じました。
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派手さはありませんが、丁寧に手入れがなされた落ち着きのある美しい寺院でした。
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続いて訪れたのは「霊鑑寺門跡」
霊鑑寺 寺・神社・教会
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通常は非公開のようですが、この日は春の特別公開中とのこと。
椿が見頃らしく、急遽寄ってみることにしました。 -
拝観料を納めて、中へ入ります。
沢山の満開の椿が待っていました。 -
ちょうど見頃のよう!
気持ちが高まるのを感じて。 -
イチオシ
手前には鉢に入った一杯の椿たち。
素敵過ぎる… -
竹に生けられた椿も素敵。
色、形、種類もそれぞれ違っています。 -
そして、すぐ側にはちょっとおめかししたワンちゃんが…
人がどれだけいても、全く動じることなくスヤスヤと眠っていました。 -
そこから右に入って庭園を散策。
こちらは「日光椿」 -
品があって美しい。
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丁寧な管理がされた庭園と苔の緑のグラデーション。
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水分を吸ったしっとりとした苔と舞い落ちた椿。
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庭園にいらしたガイドの方が言われていた、樹齢1000年の紅葉。
1000年も生き延びることは滅多にないそうで、とても貴重な紅葉だそう。 -
苔も結晶のように美しい。
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椿の鮮やかな色がよく映えます。
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イチオシ
「苔に咲く落椿」
たくさんの舞い落ちた椿も素敵。 -
さりげなく置かれたものも一つ一つかわいくて。
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どこを歩いても、絵になるところばかり。
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深みのある苔の緑が、色鮮やかな椿を一際引き立てていて…。
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このお寺には、100種類以上の椿が植えられているそう。
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イチオシ
美しい!と感じた椿。
日頃忘れかけていた、生きる上で大切な感性を呼び起こさせてくれたようでした。 -
気がつくとあっという間に時間が過ぎていてびっくり!
帰る頃には、幸せな気持ちでいっぱいになっていました。 -
「霊鑑寺」から再び哲学の道に戻り、さらに南下して進むと「大豊神社」へ続く参道がありました。
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「手水舎」
ここにも椿が置かれており。 -
宇多天皇の病気平癒を祈る勅願所として創建された神社。
大豊神社 寺・神社・教会
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大国主命を助けたという故事から狛犬ならぬ、ネズミが鎮座しています。
頂いた御朱印も狛ネズミにちなんだものでした。 -
最後に訪れたのは「熊野若王子神社」
後白河上皇が紀州の熊野権現を移して祀ったとされています。熊野若王子神社 寺・神社・教会
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境内では地元の子供達の遊びの場にもなっていて、ほっこりするような親しみのある神社でした。
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参拝を終え哲学の道を少し戻ります。
バス停に向かう途中で見えた建物が気になってパチリ。
お店とも旅館とも違っているようだけど、趣のある京都らしい建物でした。
「哲学の道」奥が深いです。
忘れかけた感性を呼び起こさせてくれる場所でもあります。
また、数年後に訪れるだろうな…。
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