奈良公園からならまち界隈　色々と散策

2019/04/21 - 2019/04/21

今日はいい天気で絶好のお出かけ日和だったので，奈良市へ行ってきました！相変わらず奈良はいいところです。

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 5.0

奈良国立博物館

最初の目的地は奈良国立博物館です。今回は藤田美術館展が目的！このパネルにある国宝の茶碗　曜変天目が一番人気ですが，他にも数々の国宝の工芸品と重文の工芸品が一同に会する展覧会です！

朝の9:30には正倉院展同様の行列が！前売り券を買っていたのが吉でした。曜変天目は1時間ぐらいの列になるので早めに行かれるのがよいと思います。

奈良国立博物館

今の時期は庭園も開放されているので，日向ぼっこもできます！

奈良国立博物館

ちょうど庭園の八重桜が見ごろでした。

興福寺　西金堂　国宝

奈良国立博物館から徒歩数分で興福寺境内です。といっても，国立博物館のある奈良公園自体が興福寺の旧境内なので，そりゃそうだの距離ですが。

興福寺　五重塔　国宝

京都　東寺の五重塔に次ぐ高さのこの塔。奈良のシンボルですね！ですが，興福寺に来たのはこれが目当てではなく…

興福寺　北円堂　国宝

北円堂の特別公開があったからです！北円堂は普段は柵の外から外観を観るだけなのですが，5月6日までは開いています。大人300円です。

そして，中には運慶をはじめとした慶派仏師たちの国宝仏がずらっとあります。特にお坊さんのである世親・無著像は必見で，本当に生きている人のように見えます。特に背中がすごいリアルです。

なぜかは分かりませんが，ここは人でごった返していないので落ち着いて拝観できます。ぜひ！

ならまちの路地

さて，奈良に今回来た目的の一つはこちら。ならまちの路地にあるのですが…

ならまち糞虫館

路地の奥の一見すると普通のお宅の「ならまち糞虫館」です！ここは昆虫の中でも糞虫が大好きな館長がオープンさせた施設博物館です。オープンは土日の13:00からです。

以前，吉野の山中で出会ったこちらの虫。

あまりにもきれいなルリ色をしていたので気になって調べていました。

枯葉の下にすぐに潜るしで…。正体は「ルリセンチコガネ」または「オオセンチコガネ」という糞を食べる虫。つまり，糞虫です。その関係でこの博物館を知ったので，今回訪ねることにしました。

館内

こんな感じでたくさんの糞虫の標本が展示されています。

館内

これも

館内

これもとてもきれいな光沢のある体をしています。なぜこの発色になるのかは謎のままらしいです。

館内

中にはツノがあるタイプも！糞虫とはいうもののカブトムシとかも広い意味でこの虫の仲間です。

館内

糞虫＝フンコロガシというイメージですが，基本的に日本にはいないらしく海外のものが，糞を転がすそうです。館長さんが糞虫の質問には気兼ねなく答えてくれるので，かなり楽しいところです。

場所は少し分かりにくいですが，ならまちのからくりおもちゃ館から西へ出て通りを南に下って徒歩2分ほどです！

十輪院

ならまちの南端にある小さなお寺です。

十輪院　南門　重文

ですが，この門は重文に指定されていますし，

十輪院　本堂　国宝

こちらの本堂は鎌倉時代の貴重な住居建築として国宝に指定されています。

十輪院

そして，十輪院本堂の中には重文の石仏があります。これがかなりすごいです！普通の石仏をイメージしていくとまったくことなります。必見ですね！