ANAビジネスクラスで行くバンクーバーの旅② キャピラノ吊り橋&夜景ディナー

2019/03/21 - 2019/03/21

3月第3週の飛び石連休、「金曜日だけ仕事を休めば、4連休で海外にも行ける！」と何か良いプランはないか探していたところ、昨年のマレーシア旅行（https://4travel.jp/travelogue/11332289）でも利用したCLASS ONEの初夢フェアで、「ANAビジネスクラス直行便利用、バンクーバー５日間」というプランを見つけたので、これに決定。
往復のビジネスクラス航空券とホテル代に、現地空港からホテル間の片道送迎が付いていて、現地では終日自由行動。宿泊は、ハイアットリージェンシーバンクーバーで、１人約25万円でした。飛び石連休前日の3月20日の夜に出発するので、5日間のプランになります。

カナダなら、ケベック州かプリンスエドワード島へ行ってみたいという漠然とした思いはあったけれど、バンクーバーのことは何も知らなくて、旅行が決まってから勉強しました。
カナダは2度目（前回はトロント）ですが、1984年以来なので実に35年ぶりでした。

vol.2は、「キャピラノ吊り橋＆夜景ディナー編」です。表紙の写真は、ディナーで利用したハーバータワーの回転展望レストランから見た夜景です。

エリア バンクーバー(カナダ)

• 旅行の満足度: 4.0

3月22日、金曜日。旅行2日目です。
バンクーバー到着後、今回の旅行には朝食が付いていないことが判明。今日の朝食はホテル近くのファストフード店「ティムホートンズ」でいただきます。ティムホートンズは、カナダ発のファストフード店で、街のいたるところで見かけました。

ティムホートンズ (ウエストジョージアストリート店) カフェ

朝食のセットがあったので、そちらを注文。セットには、「each」と「meal」があり、よくわからぬままmealを選択。ハッシュドポテトを付けるかどうかの違いだったみたいです。
会計時に、名前を聞かれるので、何故かと思ったら、商品が出来た時に呼ぶためでした。おもしろいシステムですね。お味は、まぁ普通。また食べたいというほどでも無く、明日の朝食は違う所にしようかなと思いました。

ホテル一階ロビーの壁にあった大きな絵。バンクーバー市内の見所がわかりやすく描かれています。
この後向かうのは、一番上に描かれている「ノースバンクーバー」にあるキャピラノ吊り橋です。

ハイアット リージェンシー バンクーバー ホテル

ホテルの目の前は桜並木。ちょうど旅行中、東京では桜の開花宣言が出ました。同じ頃、バンクーバーでも桜が咲き始めていました。日本から寄贈された桜が元になっているそうで、今や至るところで、桜が見られます。
その先に見えているのは、スカイトレインのバラード駅。駅がすぐ傍で、立地が最高でした。

キャピラノ吊り橋までは、無料シャトルバスが運行されています。
ちょうど宿泊したホテル（ハイアットリージェンシー）がシャトルバスの停留所でした。始発では無いので、混んでいるかなと思ったけれど、空いていました。9：05発のバスに乗車。

ライオンズゲートブリッジを渡り、ノースバンクーバーへ。
橋の入口には、ライオン像がありました。

ライオンズゲートブリッジ 建造物

約20分とあっという間にキャピラノ吊り橋に到着。
ここに来るまでは無料ですが、入場料は高いです。１人＄46.95（≒3,943円）。ホテルでもらった＄4の割引を使い、シニア料金相当（＄42.95）で入場できました。ただ、これに税金が加わるので、2人で＄90ちょっとでした。
まだ早い時間のせいか空いていました。

キャピラノ吊り橋 建造物

全体図。
日本語のパンフレットもありました。

トーテムポールが並ぶ広場。

そして、こちらが「キャピラノ吊り橋」。長さは140m。

人はほとんどいないのに、思った以上に揺れました。

吊り橋は、高さ70mの所に架かっています。下に流れるのはキャピラノ川。

橋を渡ったエリアにある次のポイント。「ツリー・トップアドベンチャー」。

木々の間に橋が架けられています。

このように、森の上を歩くような感覚で散策ができます。

これは、吊り橋の真下です。
写真では伝わりませんが、かなり揺れていました。

今日も快晴。雨だったら、ここにくるのは諦めようと思っていたので良かった。
でも、鼻がムズムズ・・・。花粉症！？カナダは花粉症は無いと思って、いつも飲んでいる薬を持ってこなくて大失敗。結局、バンクーバー滞在中、ずっと花粉症に苦しめられました。

最後のスポットに行くためには、再び吊り橋を渡る必要があります。
今度は、団体客が前からやってきたのでヒヤヒヤでした。

最後のスポット「クリフウォーク」。

崖に沿って遊歩道が整備されています。

こんな感じなので、高い所が苦手だと少し怖かったです。

遠くからみたキャピラノ吊り橋。
バンクーバーの中心地から近いのに、こんな大自然があるなんて。
リスなどの野生動物にも出会え、大自然を満喫できました。

入口近くにあるギフトショップ。結構大きくて品揃えも良かったです。
ここに日本人スタッフさんがいて、花粉症の話に。やはり、この時期は花粉症に悩まされ、市販薬を飲んでいらっしゃるそうです。

６箇所のスタンプを全部集めると、こちらがいただけます。

帰りもシャトルバスで戻ります。ホテルでは降りずに、カナダプレイスまで乗車しました。途中、車窓からバンクーバー中央図書館。

バンクーバー公共図書館 散歩・街歩き

右手に見える白い屋根の建物が飛行機からも見えた「カナダプレイス」。
ここは入り江になっていて、景観が良いです。

船のマストと帆をイメージしてつくられたという「カナダプレイス」。まさに帆船のようです。
バンクーバーの街、なんとなく昨年８月に行ったシドニーに似ていると感じました。海に面してランドマークとなるカナダプレイスがあり、大きな橋「ライオンズゲートブリッジ」もありと。

カナダプレイス 広場・公園

カナダプレイスの横には遊歩道があり、ずっと先の方まで歩いて行けます。

スタンレーパークも見えています。
３月のバンクーバーはオフシーズンですが、ちょうど暖かくなってきた時期で気候も良く、山に残る雪は景観に華を添えていて、なかなか良い季節でした。

海側から見たハーバータワー。

昼食は、海に面したこちらのレストラン「デ ダッチ」でいただきます。ホテルのテレビを付けると流れているビジターテレビで、こちらのお店の紹介が繰り返し流れていて、気になっていました。

デ ダッチ (バラードランディング店) カフェ

店内からも海が見えて、眺めが良いお店です。

バナナ＆ウォールナッツパンケーキ（＄18≒1,512円）。
こちらのお店の名物は、このオランダ風の薄く焼いたパンケーキです。これを作る様子が繰り返しテレビで流れていました。
薄いので、そこまでボリュームは無く、ちょうど良い量でした。

カナディアンハンバーガー（＄17.５≒1,470円）。

カナダではチップの習慣があります。会計では、チップの説明がご丁寧にこんなふうに書かれていました。
チップの習慣のせいか、店員さんは大体どこのお店でも愛想は良かったです。

このあたりには、他にも有名スポットがあります。これは、2010年に開催された冬季五輪の聖火台。
その奥に小さく見えているシャチのオブジェ、これもまた有名なスポットです。

オリンピック聖火台 モニュメント・記念碑

「デジタルオルカ」というシャチのオブジェ、よく見ると、レゴみたいなブロックで作られています。てっぺんには、鳥がとまっています。

デジタルオルカ モニュメント・記念碑

一旦、ホテルへ戻った後、再び街歩きへ。
これは、バンクーバー美術館。神殿のような立派なつくりです。

バンクーバー美術館 博物館・美術館・ギャラリー

市内によく見かけたロンドンドラッグ。バンクーバーシティセンター駅と直結しているこの店舗は、特に品揃えが豊富でお土産購入に最適でした。

ロンドンドラッグ スーパー・コンビニ

宿泊したハイアットリージェンシーとバラード通り。
通りの向こうには、雪をかぶった山が見えます。この景色が気に入りました。都会にいながら自然を感じられるバンクーバーを象徴するような景色だと思います。

今日の夕食は、ハーバータワーの屋上にある回転展望レストラン「トップ オブ バンクーバー レボルビング レストラン」を予約してあります。あの一番上の円盤部分です。

エレベーターで上に上がりレストランへ。
日の入りの時刻を調べた上で、19：00に予約をしておきました。この日の日の入り時刻は19：30頃です。一時間で一回転するという回転展望レストラン。最初は慣れなくて酔いそうでした。
左上に見えている白い屋根は「BCプレイス・スタジアム」。2010年のバンクーバー五輪の際、開会式と閉会式が行われた場所だそう。

トップ オブ バンクーバー レボルビング レストラン アメリカ料理

まずは、クラフトビールで乾杯。ビル群を見下ろす素晴らしい眺めです。

続いて、パンが運ばれてきました。

回転する景色にも慣れてきました。
ライオンズゲートブリッジ。あの橋を渡って、キャピラノ吊り橋へ行きました。
手前の緑地はスタンレーパーク。明日、行ってみたいと思います。

やっぱり白が映える「カナダプレイス」。

コースを注文するつもりでいたけれど、そこまでお腹も空いていないし、アラカルトにしました。
まずは前菜。冷たい前菜から選んだ「Ahi Tuna Salad（＄26≒2,184円）」。マグロのサラダです。

こちらは、温かい前菜から選んだ「Mushroom caps（＄24≒2,016円）」。 ここでパンのお代わりを聞かれたのでお断りしましたが、スタッフから「この料理は絶対パンに合うから！」と強く勧められたので、パンのお代わりをいただくことに。
確かに、パンとよく合って美味しかったです。

２周目（1時間経過）に突入。徐々に暗くなり、BCプレイス・スタジアムがライトアップ。景色を楽しんでいるので良いのですが、料理が出てくるのはとにかく遅かったです。

店内はこんな感じです。

すっかり暗くなりました。
ライオンズゲートブリッジもカナダプレイスもライトアップ。

やっと運ばれてきたメイン。料理が運ばれてくるのが遅かったので、メインの前にかなりお腹が膨れてしまっていました。
BBQ Pork Ribs（＄45≒3,780円）。

Stuffed Salmon（＄48≒4,032円）。バンクーバーでは、サーモンを食べたかったので、念願叶いました。

蒸気時計があるウォーターストリート。

写真では、なかなか伝わらないのが残念ですが、綺麗な大きな月も見えました。

３周目。
結局、２時間以上滞在したので、この角度の景色は３回見たのでした。

夕食後、夜の姿を見たかったので再びこちらへ。蒸気時計です。
15分ごとになる汽笛も聞けました。

蒸気時計 モニュメント・記念碑

蒸気時計とハーバータワー。木もライトアップされていて綺麗です。
バンクーバーの夜景を堪能した２日目の夜でした。