ピュー族の古代都市群（ミャンマー）　2019.2.19

2019/02/19 - 2019/02/19

ミャンマー、まだよく知られていない国という印象です。
治安は？移動手段は？焦らず旅するしかありません。
ミャンマーの目的は、「ピイ」と「バガン」です。
今日はピイにある世界遺産「ピュー族の古代都市群」を自転車で巡ります。

パヤー（英語：パゴダ）は仏塔を意味します。
暑い地域です。

★ベトナムの旅★　1.22～2.1
★カンボジアの旅★　2.1～2.8
★ラオスの旅★　2.8～2.13
★タイの旅★　2.13～2.17　
★ミャンマーの旅★　2.17～2.23
2.17　ヤンゴン（ミャンマー）　
2.18　ヤンゴン～ピイ（ミャンマー）　
☆2.19　ピュー族の古代都市群（ミャンマー）　

1000ミャンマーチャット≒\80

参考：地球の歩き方
　　　世界遺産アカデミー

エリア ピイ(ミャンマー)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月１９日。ミャンマー３日目。
だいぶミャンマーに慣れてきました。
それにしても今回の宿は落ち着いていてとてもいい。

なにせ朝食がバラエティー豊かです。

朝食が一番おいしかったかもしれません。

ところで、今まで気づかなかったのですが、タイと３０分の時差があります。
時計を３０分遅らせなくてはいけません。

今日は自転車を借りて史跡巡りです。
なんといっても、2000チャット（≒\160）です。

ボーヂョーアウンサン像のあるロータリーが出発点です。

東に向かうとシュエサンドー・パヤーがあります。
昨日来ましたね。

そのままどんどん東に向かいます。

見えました！パヤーヂー・パヤーです。

こちらが入り口です。

仏塔は今まで見た黄金の物とは異なり、砲弾型をしている。

ここで靴を脱ぎます。

レンガで組み立てられており、頂上には小さな塔がある。

世界遺産「ピュー族の古代都市群」の遺跡の見学の始まりです。
ミャンマーの世界遺産は「ピュー族の古代都市群」のみです。

金色の布がまかれています。

次に急ぎます。
自転車はちょっと大変だったかな。

右方向に行きます。

世界遺産のマークが出てきました。
「ミャンマー中部のピュー古代都市群は、紀元前200年頃から後9世紀にかけて栄えたピュー王国の遺跡であり、約2000年前に東南アジアに仏教が伝来したことを示す最古の証拠でもある。仏教伝来により、この地域には経済的、社会的、政治的、文化的変容がもたらされ、9世紀までの最長の歴史を持つことになる最初で最大の都市社会をもたらした。登録されたのは、ハリン、ベイタノー、シュリー・クシェトラの3つの都市遺跡で、いずれも煉瓦造りの城壁で囲まれた城塞都市。宮殿や埋葬地跡、仏塔などが残る。」（ユネスコのホームページより）

城塞都市であったという城壁が残ります。

こちらが城塞の中心方面ですが、後から来ます。

先に城壁の外にあるパヤーマー・パヤーに向かいます。

先ほどのパヤーヂー・パヤーと似たような雰囲気です。

案内看板がある。

町から遠いので人はあまり来ないのでしょうか。

先端だけが黄金に輝いています。

緋色の花が咲いています。

鳥も来ています。

元に戻ってシュリ・クシェトラの中心に向かいます。
北から入って南に抜けるという行程です。
「ピュー族の古代都市群」はここシュリ・クシェトラとハリン、ベイタノーの３ヵ所にありますが、ハリンとベイタノーは行く方法が難しい。

民家があります。
というかモウザという村です。

城塞都市の真ん中を鉄道が走ります。

動画で撮りました。
https://youtu.be/JBlAUl3gJEU

シュリ・クシェトラの地図があります。
直径で４～５ｋｍあります。

博物館があります。

遺跡からの出土品を展示している。

このあたりから舗装されていません。

遺跡とは場違いなパヤーがある。

そこから見る王宮の壁です。

このあたりが良く残っている。

王宮跡の中心に向かう道がある。

遺跡があります。

遺跡を少し離れると民家があります。

パヤータウン・パヤーです。

牛車が来ますが、あの前に出ないと埃まみれになります。
もうまみれてますけど。

こんな道を自転車で来るのも大変でした。

民家はよく見ると高床式です。

南の地に来ました。
城壁がこの辺りにあるはずですが、その痕跡ははっきりしない。

城壁の外にあるレミャッナー寺院です。

四角い形が特徴です。

そこからボウボウヂー・パヤーが見えます。

アップにします。

その途中にあるベベ・パヤーです。

ボウボウヂー・パヤーがこの地域で最大で、高さが約４５ｍあります。

パヤーヂー・パヤー、パヤーマー・パヤーとこのボウボウヂー・パヤーが、ピュー王国の範囲を示していたと考えられている。

自転車で随分と遠くまで来てしまいました。
汗と埃まみれになっています。
ここから舗装道路までが長いんだな～～。
砂にタイヤを取られて思うように進みません。

やっと舗装道路に出ました。

ここからピイの町という標識です。

そこから更に南に向かってリバービューガーデンに来ました。

そこにバランスロックがあります。

昨日バスの窓からこれが見えていました。

そこから見るエーヤワディー川です。

アップにすると橋がかすかに見えます。
ピイの町はその向こうです。

ピイの町の入口の分かれ道に戻ってきました。
ここを左に行きます。
真っすぐの道が先ほど遺跡からきた道です。

やっと橋の所です。

バイクを借りるという手もありましたが、ベトナムでの苦い経験から自転車にしました。
バイクタクシーをチャーターするという案もありましたが、こんな遺跡の周り方はできなかったと思います。

そろそろホテルです。

１時過ぎに無事に帰ってこれました。
朝８時からの行動でしたので、約５時間の自転車の旅でした。
途中盗賊に襲われていたらお終いでしたけど、そういう雰囲気もありませんでした。

緑のピンが遺跡です。
南の黄色のピンがバランスロックです。

近くの食堂でお昼にします。

ここもおかずを選ぶとご飯とスープと野菜がついてきます。
ビール除いて3000チャット（≒\240）です。

ビールは向かいのお店で買います。
食堂にビールは置いてません。
ちなみにビールは2500チャット（≒\200）です。
昨日のレストランでも同じ値段でしたので、どこでも同じ価格なのでしょうか。

ホテルで休んで、夜また出かけます。
ナイトマーケットは飲食店中心で大にぎわいです。

ボーヂョーアウンサン像のあるロータリーですが、治安は問題なさそうです。

さて、明日のバガン行きですが、８時半のバスにしました。
バガンまで約９時間の行程です。
他の選択肢といえばタクシーという手もありますが、なにせバスは15000チャット（≒\1200)です。
ヤンゴンに戻って飛行機という案もありますが、これは無駄ですね。