シェムリアップ（サンボープレイクック：カンボジア）５泊目　2019.2.5

2019/02/05 - 2019/02/05

カンボジアではシェムリアップを拠点にします。
７泊の予定ですが、宿は初日の１泊しか予約していません。
ツアーも含めて何も決めずに来てしまいました。
毎日宿を替えることになりました。
実質６日あるので焦らず行動しましょう。
カンボジアの世界遺産は「アンコール」「プレアビヒア」「サンボープレイクック」の三ヵ所です。
今日はサンボープレイクックを訪ねます。

この地はこの時期でもう暑い。
クーラーが必要なくらいです。

★ベトナムの旅★　1.22～2.1
★カンボジアの旅★　2.1～2.8
2.2　シェムリアップ（市内観光：カンボジア）２泊目　
2.3　シェムリアップ（アンコールの遺跡群：カンボジア）３泊目　
2.4 シェムリアップ（プレアヴィヒア：カンボジア）４泊目　
☆2.5　シェムリアップ（サンボープレイクック：カンボジア）５泊目　

１万リエル≒\270≒US$2.5

参考：地球の歩き方
　　　世界遺産アカデミー

エリア シェムリアップ(カンボジア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

２月５日。カンボジア５日目です。
バルコニー付きの部屋でした。

朝食のレストランもなかなかいい。

プールサイドで食事にします。

でもまた宿を変更します。
これまた昨日の宿（マザーホームイン）の向かいのヴィクトリーゲストハウスです。
荷物を預かってもらいます。

今日はサンボープレイクックに行きます。
キャラバンブランクさんから８時に出発です。
昨日プレアヴィヒアでご一緒させていただいた、Sさんに無理言っちゃったかな。
シェアできる人が見つかってよかったです。
今日も乗用車です。

一人だと＄１２０ですが、半分で済みます。
各種ツアーを催行しているので、相談にのってくれます。

約３時間で到着です。
話し相手がいるので退屈しません。

2017年、「サンボー・プレイ・クックの寺院地区：古代イシャナプラの考古遺跡」としてカンボジア三番目の世界遺産になりました。
遺跡は東西６ｋｍ、南北４ｋｍ以上にわたる広範囲に散在し、およそ６０基のレンガ塔が現存する。

そのうちの東寄りに観光の中心がある。
遺産の地図だけでは方向もつかめないので、ガイドさんと同行することにしました。

林の中に遺跡が散在するので、ガイドさんなしでは無理でした。

遺跡が完全に木に飲み込まれています。

建物の入口が祠のようになっている。

土の盛り上がりが壁だったという。
言われなければ分からない。

この地区には、プラサット・サンボー、プラサット・タオ、プラサット・イェイ・ポアンの主要伽藍が３つある。

ベトナム戦争当時のアメリカ軍の爆弾跡だという。
これにより遺跡の一部が壊れたという。

プラサット・サンボー地区の遺跡から案内してくれるガイドさんです。

プレ・アンコール期を代表するレンガ造遺跡群は、７世紀前半イーシャーナヴァルマン１世（612～628年）が創建したと考えられている。
唐の玄奘が「大唐西域記」（646年）でイーシャーナプラ都城に言及していることから、当時において国外に知られる存在であった。

この建物だけが４方向に扉があり、重要な施設であったようです。

その壁面のレリーフです。

ここの遺跡の特徴として、八角形の祠堂がある。
手前の台座のようなものも八角形ですが、これは何のための物か分からない。

入ってみます。

真ん中に円形のヨニ（と思われる：女性器の象徴）がある。
リンガは男性器を形どったシヴァ神の象徴で、ヨニとともに一対になっている。
リンガは持ち去られたか、博物館に展示されている場合が多い。
※シヴァ神は破壊を司るが、破壊後に創造を行う神とされる。これが生殖崇拝と結びついていたようです。

中から見ると八角形が分かりやすい。

壁のレリーフは、サンボープレイクック様式として知られているアンコール以前の装飾の特徴です。

ここで開発された芸術と建築は他の地域のモデルとなり、アンコール時代のユニークなクメール様式の基礎を築きました。

壁が崩れているので、その境界が分かりずらい。

プラサット・タオ地区に向かいます。

結婚式の前撮りでしょうか。

この地区で一番大きなC１塔です。
手前のライオン像がユニークです。

その内部です。

他のドアはフェイク（偽物）です。

プラサット・イェイ・ポアン地区です。

ここのヨニは四角です。
上のリンガ（写真ではありません）に聖水を注ぎ、ヨニの溝から流れるようになっていて、それを飲むと子宝に恵まれるという。

ふくよかな胸を持つレリーフです。

Ｓ２塔の台座にはヘレニズム風の顔面彫刻がある。

ここの遺跡は世界遺産に登録されたばかりで知名度はありませんが、アンコール時代の基礎を築き、各地域に及ぼした影響は大きいものがあります。

地元の人はここでハンモックを吊って休憩しています。

どうでしょう。
アンコール遺跡のような派手さも、プレアヴィヒアのような展望がありませんが、クメール様式の発祥の地ということで遠い昔を想像してみてください。

帰る途中で食事にします。

なかなかのボリュームの食事になりました。

キャラバンブランクさんに戻り、早速ビールです。
暑いので、ビールがうまい。
ちなみにここは生ビールを提供しています。

つまみにこれまた「もろきゅー」・・・日本の味です。

キャラバンブランクさんは宿なんですが、私は別のところにします。

キャラバンブランクさんの裏手にあるヴィクトリーゲストハウスにチェックインします。

残念ながらここは気に入らない。

夕食はキャラバンブランクさんです。
ハンバーグがうまい。

キャラバンブランクさんは表通りに面していて、便利なのですが、ちょっとうるさい。

明日はオールドマーケット付近をぶらつきます。

サンボープレイクックはシェムリアップから南東にほぼ一直線の地にあります。
逆にプノンペンからシェムリアップの真ん中に位置しています。