2016/07/20 - 2016/07/21
15位(同エリア17件中)
旅四郎さん
フィンランド航空を使うと、ヘルシンキ経由でアイルランドのダブリンへ、その日のうちに到着できるので体は樂。
7月20日(水)午前中に関西空港を出発して、フィンランドのヘルシンキで乗り換えて、夕方にはアイルランドのダブリン空港に到着。夜でも暗くならないので、ホテルの近くを散策。
21日(木)ダブリンから日帰りバスツアーに参加。グレンダーロッホに行って、初期キリスト教会群を見学。ベアナ・チル・マンタンを通って、キルケニーへ。キルケニー城や修道院などを散策。ダブリンの戻ってアイルランド国立美術館を見学。テンプル・バーに行ってパブでアイルランド音楽を聴きながら夕食。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- フィンランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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7月20日(水)関西国際空港を午前10時55分発のフィンランド航空の便でフィンランドに向かう。
関西国際空港 空港
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午後3時10分にヘルシンキ・ヴァンター国際空港に到着。午後4時の便でアイルランドに向かう。
ヘルシンキヴァンター国際空港 (HEL) 空港
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アイルランドのダブリン空港に午後5時5分に到着。空港を午後5時45分発のシャトルバスでダブリン市内の中心地オコンネル橋に午後7時頃に到着。
オコンネルブリッジ 建造物
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オコンネル橋から歩いて2分ほどのクリフトンコートホテルにチェックイン。ホテルで少し休んでから、オコンネル橋に行き市内を散策。
クリフトン コート ホテル ホテル
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オコンネル橋からオコンネル・ストリートを北に少し行くとダブリン・ビジターセンターがある。ここで明日のグレンダーロッホ、キルケニーのコリンズ1日ツアーを予約する。さらに2分ほど歩くと写真の光の尖塔が見えてくる。高さ120mの大きなステンレス鋼の記念碑である。
モニュメントオブライト/光りのモニュメント モニュメント・記念碑
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オコンネル橋を渡って、リフィ川に沿って歩いていると対岸にカスタム・ハウスが見えてきた。18世紀の白亜の荘厳な新古典主義建築はかつては税関だったが、1800年に大英帝国に併合され、税関はロンドンに移された。1921年に独立戦争に勝利すると英帝国主義支配の象徴として放火された。5年の歳月をかけて再建され、現在は住宅・計画・地方政府省が入っている。
カスタムハウス (税関) 建造物
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カスタム・ハウスの前を通って、少し行くと税関埠頭があり、大飢餓記念碑が立っている。1845年から52年にアイルランドを襲った大飢饉で100万人の死者と100万人の海外への移住者を出した。この大事件をを偲んで、ローワン・ギレスピーによって記念碑は作成され、1997年に発表された。
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その先にセアン・オケーシー橋が見える。カウタム・ハウス・キーと対岸のシティ・キーを結ぶ歩道橋で、2005年に建設された。約100mの旋回橋で、ボートが川を通過できるように橋脚の上を橋が回転して2つの橋が川に平行する形になる。この橋の名前は、劇作家であり、アイルランド市民軍のメンバーであるショーン・オケーシーにちなんで名付けられた。
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7月21日(木)昨日予約したツアーはオコンネル橋を少し北に行った写真のホテル・リム・プラザ・ザ・グレシャム ・ダブリンの前の道路で待っていると、コリンズ・デイ・ツアーのバスが来た。乗車して、午前8時45分にバスはダブリンを出発した。
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グレンダーロッホには午前10時15分に到着。写真のビジターセンターを見学して、乗客全員でぞろぞろ歩いてウオーキングツアーを開始。
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ビジターセンターから初期キリスト教会群を遠目に見ながら、西に10分ほど歩くとグレンダーロッホ・ロウワー・レイクに着く。グレンダーロッホはゲール語で「ふたつの湖の谷」を意味し、ウィックロウ山脈の麓に湖はある。
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さらに西に10分ほど歩くとグレンダーロッホ・アッパー・レイクがある。氷河の浸食でできたU字渓谷の中にある氷河湖。ここからは自由に歩いて見学し、所定の時間までにバスに戻る。
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アッパー・レイクの南東岸にリーファー教会がある。教会の壁は近年に再建されたもので、壁の上部は100年以上前に元の石を使用して再建された。
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湖から初期キリスト教会群に行くと、まず聖ケヴィン教会が見える。急勾配の屋根が特徴的で、そこから円塔が突き出ている。すべて石積みで造られている。
初期キリスト教会群 史跡・遺跡
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約30mの高さがあるラウンドタワーはもともと鐘楼として建設された。高さ3mの位置に入口があり、外敵侵入の際に梯子をかけけて塔内に避難したといわれる。
初期キリスト教会群 史跡・遺跡
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写真はアイルランドの象徴であるハイクロス。十字を円環でつないだもので、墓地の中に林立している。墓地には多くの石板状の墓標も並んでいる。
初期キリスト教会群 史跡・遺跡
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聖ケヴィン教会の北には石積みの初期教会の代表的な大聖堂がある。屋根はなくなっているが、アイリッシュ・ロマネスク様式の石材のみで装飾されたアーチが施され、芸術性の高さと進んだ技術力が示されている。
初期キリスト教会群 史跡・遺跡
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最後に、石積みの門「ゲート・ウェイ」を通ってビジターセンターに戻った。古い様式の初期教会集落の門で自然石を積み上げた前後に二重に並べた構造になっている。午前11時26分にグレンダーロッホを出発してキルケニーに向かう。
初期キリスト教会群 史跡・遺跡
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途中でベアナ・チル・マンタンで休憩。ここは海抜475mあり、アスファルト道路が整備されているアイルランドの最も高い位置にある峠の1つ。
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キルケニー市内に入って午後1時30分頃にキルケニー城に到着。ここでバスを降りてガイド付きの歴史ウオーキングツアーに出かける。
キルケニー城 城・宮殿
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ブラック・アビーは13世紀に建てられたドミニコ会の修道院。この名前は当時の修道士たちが黒いマントを身にまとっていたことに由来している。
ブラック アビー 寺院・教会
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修道院入口近くには三位一体のアラバスター像がある。修道院内部には身廊、翼廊がある。
ブラック アビー 寺院・教会
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写真は修道院の祭壇のすぐ後ろにあるロザリーウィンドウのステンドグラスで、ミュンヘンのメイヤーズによって1892年に作られたもの。5つの大きな垂直パネルで構成され「ロザリオの15の謎」を描いたもので、アイルランドで最大のステンドグラスの窓。
ブラック アビー 寺院・教会
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聖カニス大聖堂は町のシンボルであり、キルケニーの町の名は聖カニスの教会を表すゲール語で、町の名前の語源になっている。大聖堂の隣には9世紀に建てられたラウンドタワーがあり、キルケニーで最も古い建造物とされている。
聖カニス大聖堂 寺院・教会
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現在の大聖堂は1285年に完成したもので、石灰岩で作られたイギリスゴシック様式の建物。聖堂内に入ると木のアーチ型の天井が素晴らしい。身廊と各通路の間には、黒い大理石のクラスター柱で支えられた高いアーチが並んでいる。
聖カニス大聖堂 寺院・教会
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高い尖頭アーチの奥の内陣には祭壇があり、壁にはめ込まれたステンドグラスは荘厳な雰囲気を醸し出している。
聖カニス大聖堂 寺院・教会
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装飾が美しいビアーズ・バトラーとその妻マーガレット・フィッツジェラルドの墓は必見。
聖カニス大聖堂 寺院・教会
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円筒形の高さ30mのラウンドタワーはエレベーターもなく、歩いて登るしかない。梯子のような階段を登って、屋上にでると手前にブラックアビー、その先に聖メアリー大聖堂が見え、美しいキルケニーの街が一望できる。
聖カニス大聖堂 寺院・教会
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パーラメント・ストリートをキルケニー城に向かって歩いている途中に、ロス・ハウスが見えた。キルケニーの商人ジョン・ロスが1594年に建てたもので、チューダー朝時代の建物。時間の関係で外観を見るだけだった。
ロス ハウス 建造物
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写真のスミズウィクス・エクスペリエンス・キルケニーに入る。ここはギネスより古く、1710年にキルケニーで設立されたスミズウィックというアイルランドで最も歴史あるビール会社の店。
スミズウィックス エクスペリエンス 建造物
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店内は写真のような雰囲気で、アイリッシュ・エールを注文。もともとは聖フランシス修道院の醸造所で造られていた。
スミズウィックス エクスペリエンス 建造物
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キルケニー城はイングランド貴族のペンブルック伯爵によって12世紀頃に建てられた。ノルマン系アイルランド貴族であるバトラー家が購入して居城とした。現在の形になったのは19世紀の改築による。
キルケニー城 城・宮殿
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城内はビクトリア朝風に装飾されていて、写真のピクチャー・ギャラリーにはバトラー家代々の家族の肖像画がかけられている。城の見学を終えてツアーの集合場所まで行き、バスに乗って午後3時45分にキルケニーを出発。
バトラー・ギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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ダブリンには午後5時50分に到着。1864年にオープンしたアイルランド国立美術館に行く。
アイルランド国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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入場は無料。この時にはレオナルド・ダ・ヴィンチ展が行われていてデッサンが展示されていた。2階の主要な展示は残念ながら写真撮影不可だった。
アイルランド国立美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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伝統的なアイリッシュ・パブがあるテンプル・バーで夕食。写真のジ・オリバー・セント・ジョン・ゴガーティズに入る。有名なアイルランドの作家、詩人、外科医にちなんで名付けられた。
ジ オリバー セント ジョン ゴガティーズ バー
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ライブ・ミュージック・バーのある2階に上がる。ここでは伝統音楽が午後から深夜まで流れている。
ジ オリバー セント ジョン ゴガティーズ バー
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まず、アイルランドに行ったらギネスの黒ビール、スタウトを注文。
ジ オリバー セント ジョン ゴガティーズ バー
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パブ・レストランでは、食べたいと思っていたアイリッシュ・シチューを注文。
ジ オリバー セント ジョン ゴガティーズ バー
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アイルランド音楽のライブが始まった。音楽を楽しみながらの食事は楽しい。ツアーに参加して充実の1日だった。
ジ オリバー セント ジョン ゴガティーズ バー
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