胡朝の要塞（ベトナム４）　2019.1.25　

2019/01/25 - 2019/01/25

アジアの旅はベトナムから始まります。
ベトナムをハノイからホイアンまで世界遺産を訪ねながら縦断します。

タムコックから「胡（ﾎｰ）朝の要塞」へは結局バイクで移動することになりました。
大変な目にあいましたが、話のタネが一つ増えました。

１万ベトナムドン≒\50

参考：地球の歩き方
　　　世界遺産アカデミー

エリア ニンビン(ベトナム)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

１月２５日。
風情のある宿に泊まりました。

昔のベトナムの建物はこういう風だったのでしょうか。
お寺とかはこんな感じですものね。

池の蓮がきれいです。

朝食ですが、パンが柔らかくて美味しかったです。

「胡朝の要塞」に行くのにバイクを借りてしまいました。
一日借りて１５万ドン（≒\750）です。
免許の提示も求められなかったのでいいのかな～～と思ってはいました。
　そもそも国際免許はベトナムでは通用しないはずですので、持っていても意味ありません。

約６０ｋｍの道のりですがゆっくり行っても２時間で着けるかな。

タムコックの宿から「胡朝の要塞」の経路です。

タブレットのナビが便利です。

ナビは最短距離を案内するので、こんな道になります。
でも舗装はされていますので行きましょう。

ん～～～～～～～～
途中、運悪く警察に止められました。
免許証持ってないよ～～～
ということで、罰金になりました。
１００万ドン（最初２００万でした）払うことになりました。
免許がない私が悪いので仕方ありません。
でも現金払うとニッコリで、やられたなという感じです。
言葉が分からないふりをしましたが、ダメ。なにせスマートフォンの翻訳機能を使って日本語に訳した表示を見せられるのです。
罰金を１００万ドンに値切るので精一杯でした。

また検問に会うと大変かなと思い戻ろうかなと思いましたが、続行。
しかし、次はバイクが止まってしまう！！！
これだったらタクシーの方が良かった。

なんと！ガス欠です。
バイクって燃費いいんじゃなかった？

天の助けか、すぐ近くにスタンドがありました。

体全体が埃まみれになります。

なんとか世界遺産「胡朝の要塞」にたどり着きました。
約２時間半かかっています。

「胡朝の要塞」で残っているものは少ない。
写真は南門でこの遺跡の象徴です。

城門は普通に村人の通り道です。

１３９７年に建設された城塞の遺跡ですが、城壁は崩れています。

なんといっても城塞内は水田です。

資料館があります。

城塞内からの発掘品が展示されている。

１ｋｍ四方の真四角な遺跡です。

この辺りはきちんと残っています。
１４００年から胡朝の首都となったが、明に侵攻されて７年で滅んだ。

東門に来ました。
この城塞は当時の東南アジアでは最大規模だったと考えられている。

中に入ります。

城塞の真ん中です。
それぞれがきちんと５００ｍの距離です。

西の門方面です。

アップにします。

北の門方面です。

南門に戻ります。

途中、龍の像がありますが当時の物でしょうか。

南門に戻ってきました。

南門の上に登れます。

城塞は、風水原理に則って建設されており、14世紀末のベトナムにおける朱子学の開花と、その東アジアの他地域への普及に関する証拠となっている。

これらの原理に従って、マ川とブオイ川に挟まれた平野にそびえるチュオンソン山とドンソン山を結ぶ軸線上の風光明媚な地が選ばれ、この城塞は建設された。

この建築群は、東南アジアにおける都城の新様式として傑出した代表例である。
（以上、ユネスコのホームページから）

これで帰ります。

早めの給油を心掛けます。

この道は来る時に警察がいた裏道です。

ちょっと遠回りですが、裏道を行かず幹線道路を走ります。

バイクでの大通りはちと怖い。

さて、戻ってきましたが、最後の難関です。
ここを左折しなくてはいけません。

車がいなくなった隙を狙って一番左の車線に来て前のバイクに付いて曲がります。

タムコックの地域に入りました。

食事はフォーが一番です。

時間があるのでビックドン寺に向かいます。

入口ではおばさんたちの買え買え攻勢にさらされます。

趣深い場所です。
入場無料です。

岩山に三つの寺があります。
写真は下寺です。

岩山に石段がつけられている。
そんなに大変ではありません。

洞窟に半分埋まるように中寺がある。

そこからの眺めです。
カルストの独特の地形です。

中寺の奥が洞窟になっている。

洞窟を抜けます。

そこからの眺めです。

上寺に着きました。
ここからの眺めは木が邪魔です。

屋根の飾りが面白い。

洞窟を抜けて戻ります。

このあたり田植えの真っ最中です。

タムコックの舟はここに到着するようです。

宿に戻りました。
ここも癒される場所です。

宿の支払いが現金ということで町に出ました。
機械が壊れているという口実ですが、予定外の出費があったので現金がありません。

途中ATMの看板がありますが、宿に教えてもらった所に行きます。

ATMも変な所で使うと情報を盗られかねません。

舟はここで溶接して造っているようです。

宿に戻りました。

明日はドンホイまで列車で移動します。

ところで、コンセントですが日本のプラグそのまま使用できます。