どこかにマイル de 新千歳 6　続・円山動物園の部

2018/10/17 - 2018/10/18

JALのガチャこと、どこかにマイルに初挑戦しました。
おたる水族館と円山動物園、時々スイーツの1泊2日。弾丸北海道旅行です。

　　　　1日目：東京→小樽（https://4travel.jp/travelogue/11414376）
　　　　　　　おたる水族館 本館（https://4travel.jp/travelogue/11423494）
　　　　　　　おたる水族館 ショー（https://4travel.jp/travelogue/11425379）
　　　　　　　小樽グルメ→札幌（https://4travel.jp/travelogue/11427889）
　　　　2日目：朝食→円山動物園 寒い地域の動物
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（https://4travel.jp/travelogue/11433438）
今ココ→　　　円山動物園 暖かい地域の動物
　　　　　　　札幌→東京（https://4travel.jp/travelogue/11444804）

エリア 札幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

引き続き円山動物園です。今回は暖かい場所に生息している動物たち編です。
北国にある動物園ですが、たくさんいますよ。

暖かい場所に住んでいる動物たちにとって寒い北海道の冬は致命的。関東の動物園に比べて室内展示と屋外展示が両立しているパターンが多いです。

円山動物園 アジアゾーン 熱帯雨林館 動物園・水族館

こちらの熱帯雨林館にはマレーグマやテナガザルなどがいました。

前回登場した高山館や寒帯館と同じ『アジアゾーン』にあります。
高山館がヒマラヤグマとレッサーパンダ、寒帯館がユキヒョウとトラ、と少数で広々と使っているのに対し、熱帯雨林館は9種（マレーバクが不在なため現在は8種）。
その分、ひとつひとつの部屋が少し手狭な感じが…。

コツメカワウソ。
サン（♂／2011年7月25日／サンピアザ水族館生まれ）とイヨカン（♀／2010年9月26日／アドベンチャーワールド生まれ）のペアが暮らしています。
繁殖制限のため個別展示で、会えるのは片方だけです。

ここだけ水族館？！アジアアロワナもいました。
陸上のスペースが広くて別の動物も展示しているのかな、と探しましたが見当たらず。紹介のパネルもなかったのでアロワナだけなのでしょう。

他の動物たちはＵＰできるレベルの写真が撮れなかったので、ご自身の目でお楽しみください(;'∀')

次はアフリカゾーン。カバ・ライオン館です。
写真の左側がカバの屋外展示場。
右側がモモイロペリカンですが、現在は不在です。

円山動物園 熱帯動物館 テーマパーク

カバは2頭。
こちらはドン（♂／1969年7月15日／かみね動物園生まれ）。
新しい施設に馴染んでいないのか、一部だけ立ち入り禁止でした。（上の写真のバリケードで囲われている部分）

もう1頭はザン（♀／1975年7月16日／円山動物園生まれ）で、ドンの仔です。
どちらも高齢、特にドンは国内最高齢のカバ。いつまでもお元気で！

カバの屋内スペース。陸上の姿も水中の姿も観察できます。

飼育スタッフさんとコミュニケーション中。

先へ進むとグラントシマウマとエランドの屋内スペースです。

シマウマの写真は撮れませんでしたが、エランドは屋外で撮影会を開いてくれました(^_^;)

コペル（♂／2018年7月21日）。円山動物園生まれです。
体のバランスがお子様ですね。

父親はぷっちょ（2005年6月20日／群馬サファリパーク生まれ）、
母親はオペル（2012年7月31日／九州自然動物公園アフリカンサファリ生まれ／オレガノ×おてもやん）です。

突然スイッチが入って全力疾走！

まだまだ遊びたい盛り。もう少し広い場所だと良かったんですけどね。

（追記：コペルは2019年11月7日に伊豆アニマルキングダムへ移動→2020年11月5日に死亡）

建物の中に戻りまして。エランドの先の階段を上って2階へ行くとライオン！

ライオンを下から覗ける面白い造りになっていました。

上の写真を別の角度から見るとこんな感じ。

現在はリッキー（♂／2002年6月24日／富士サファリパーク生まれ）1頭だけです。わりと高齢ですね。

ライオンの隣にいるのはブチハイエナ。カミ（♂／2009年9月3日／韓国のO-Woerd生まれ）です。
カミはカムトリと一緒にペアとして来園し繁殖にもチャレンジしていたのですが、どうも様子がおかしい…。再度性別を調べてみると、どちらもオスだったことが判明！という事件があったのです(;'∀')

性別判定が難しい動物だと、こういった間違いがたまーにありまして。
円山動物園で生まれたホッキョクグマのツヨシ（メス）とピリカ（メス）も、当初はオスと認識されていました。これ以降、円山動物園では性別のDNA鑑定も導入されました。

現在、カムトリ（♂／2008年3月8日／韓国のO-Woerd生まれ）は九州自然動物公園アフリカンサファリに移動しています。

カミの新しいペアリング相手は探しているところのようです。

あくび繋がりで、キリン館のサーバルにジャンプ！

東京の羽村市動物公園で生まれたエン（♀／2015年4月3日生まれ／タカ×ユキ）です。

キリン館には、キリンとサーバルの他、ダチョウとハダカデバネズミ、ミーアキャットがいます。
ハダカデバネズミは出産後のため非展示になっていました。

草の上でゴロゴロ。しばらく日向ぼっこを楽しんでいました。

キリン館の主、キリン。テンスケ（♂／2016年7月29日／多摩動物公園生まれ／カンスケ×アオイ）です。
思い切り目が合ってしまってビックリ( ﾟдﾟ)!
円山動物園にやって来て3ヶ月くらいで、新しい環境にも慣れた頃でしょうか？
多摩ではたくさんの仲間と一緒に暮らしていたテンスケ。寂しくないようになのか、ラジオが流れていました。

2階からもチラッと覗けます。

建物の中は人間の休憩スペースも多くて、北国ならではでしょうか？
真冬の休日なんかは、ここも温まりに来る人でいっぱいになるのでしょうね。
写真左側のテラスからは屋外展示場（キリンとダチョウ）が見下ろせます。

そんな休憩スペースにいるミーアキャット。
体型のお蔭でオラフに見えてしまうのは私だけ…？(;・∀・)

あさひ（♂／2013年5月生まれ）
ゆうひ（♀／2014年4月生まれ）
まめ（性別不明／2017年7月6日生まれ）あさひ×ゆうひ
もち（性別不明／2017年7月6日生まれ）あさひ×ゆうひ
あかり（性別不明／2017年9月30日生まれ）あさひ×ゆうひ
きらり（性別不明／2017年9月30日生まれ）あさひ×ゆうひ
かなた（性別不明／2017年9月30日生まれ）あさひ×ゆうひ
ひなた（性別不明／2017年9月30日生まれ）あさひ×ゆうひ

2017年に2度の繁殖成功で一気に大家族に！

園内には限定デザインの自販機とQoo（リンゴとオレンジ）があります。
この自販機すごいです。Qooしか入ってない！( ﾟ∀ﾟ)

一部が円山動物園に寄付されるとのことで、1本購入。ICカードが使えて便利です♪

絵柄は数種類あり、当たったのはマレーバク。今は不在ですけど。
後から気付いたのですが、同じものを売店でも売っていました。売店で買えば好きな動物を選べますよ。

ニホンザルがいるサル山は、人間用の休憩所（室内）と隣接していてガラス越しに観察できます。
ジュースを飲みながら休憩( ´∀｀ )

円山動物園 サル山 動物園・水族館

昼食のために園内にあるネイチャーカフェ・アースへ。
コカ・コーラが運営しているカフェで、店内にはコカ・コーラと動物園のコラボグッズも販売されています。

円山動物園の支援をしているコカ・コーラ。オリジナルデザインのQooがあるのもその一環ですね。

ネイチャーカフェ・アース グルメ・レストラン

テンスケ来園記念の特別メニューがありました。

カフェなのでメニューも簡単なものですね。朝が多めで軽く食べたかったのでちょうど良かったです。
小麦とお米は北海道産のものを使っているそうです。北海道らしいメニューは、いももちくらいでしょうか？

番号札がクイズになっていました。年季が入っていますが、最近主流のバイブ式のものより何倍も良いです！
『2』は、この動物。『0』は、あの動物ですね（*´∀`*）

注文したのはチーズドッグ（450円）。
チーズ、こうきましたかΣ(･ω･ﾉ)ﾉ
コンビニとか大手ファストフード店にあるようなビジュアルを想像していたので、ちょっとビックリ。

あまり目立たないけれどすごい施設、は虫類・両生類館。

円山動物園 は虫類 両生類館 テーマパーク

建築関係は無知なので私には理解できませんが、光熱システムなどに省エネルギーで新しくてすごい技術が使われているそうです。わかりませんけど(;^ω^)

私にわかる『すごさ』は、繁殖の実績！
カリスマ的な飼育スタッフさんがいらっしゃって、カメやワニなど多くの動物たちの繁殖に成功しているのです。

爬虫類館って暗くてジメジメして…とイメージされる人もいらっしゃるでしょうし、実際その通りな施設もあるのですが…。
こちらは動物側と人間側が完全に隔てられているのでジメジメ感ゼロ。

展示場のレイアウトも凝っている（植物から育てている本気っぷり！）ので、美術館にいるような感覚です。

アオホソオオトカゲ。日本で初めて繁殖に成功しました。
名前のとおり青色の体が特徴のトカゲですが、照明の色の影響か、あまり青っぽく見えませんね。

独特な甲羅の模様から世界一美しいカメと言われるホウシャガメ。
そのため密猟・密輸も絶えず、保護された個体が動物園・水族館にやってくることも多いです。
円山動物園にも保護された個体と他園から来た個体が展示されていました。

ペンギンやカモなどがいる総合水鳥舎。リニューアルされていない古い建物です。
鳥インフルエンザ対策なのか、細かいネットで厳重に覆われていました。

円山動物園 総合水鳥舎 テーマパーク

好きな動物ばかり周っていたら時間切れです(´Д｀。)
類人猿や猛禽類、こども動物園とカンガルー館は立ち寄れませんでした。

円山動物園 チンパンジー館 テーマパーク

春から公開になるアジアゾウたちの展示場。
この時はまだ空っぽでしたが、ほどなく4頭のゾウたちがやって来ました。

正門脇の動物科学館にはミュージアムショップとカフェも併設されています。
コインロッカーもコチラ。

Zoo Cafeのメニューを少し拝見。
ホッキョクグマ推しですね。

オリジナルのお土産も、白地に目・鼻・口の書かれたホッキョクグマのピリカグッズが多いです。このグッズを買うと一部が円山動物園に寄付されます。
街のお土産屋さんにも売っているので完全に動物園オリジナルではありませんが…。

そう言えば、シロクマラーメンが某番組で取り上げられましたね。

16時頃に動物園を出て次の目的地へ。
いつか冬に来て、雪の中の動物たちを観察してみたいものです。