2018/11/15 - 2018/11/26
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空飛ぶドクターさん
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11月15日(木)から11月25日まで12日間でゆっくりアメリカの友人を訪ねる旅です。今回はAFS高校留学時(46年前)のホストシスターをはじめ、全てAFS関係の友達です。メインは南部訛りで興味のあるノースカロライナ州へ行きたかったのと、相対的に近いフロリダ州に住む、珍しくもう10年近く会っていないホストシスターに会いたかったからです。後はいつものように、近くにいる友達についでに会いに行くという感じです。
【11月15日(木)】
珍しく朝早くなく、午後1時35分の全日空便で成田へ行き(15時25分着)、久しぶりのデルタ航空です。時差の関係でアメリカ方面は結構この時間帯も多いようです。ヨーロッパだとだいたい福岡は朝早く出ないと乗り継げません。紛らわしいのですが、eチケットでは成田(17時30分発)からノースカロライナ州Raleighまで直行便のようにも書いていますが、そんなはずはなく、たまたま同じ便名のデルタ便で実際はアトランタ(15時54分着、17時36分発)で乗り換えです。席番号が違っていたように、機体も別です。
夕方6時50分にはローリー空港に着きました。それでも、いつものバジェットでレンタカーを借りて友達の家へ着いたのは8時過ぎでした。偶然、空港からはたったの15分です。レンタカーはシボレーのSUVです。返しはタンパ空港の乗り捨てです。イタリア旅行は私が3~6人くらい集めてレンタカーで動くことが多いのですが、荷物が問題で大きめの車を借りる必要があります。今回気が付いたのは、SUVなら4人でも大きな荷物が4個載りそうです。
どうしても時差の関係で機内で食べ過ぎてしまうので、着いてからの食事は断りました。最初の訪問地はお母さんの出身地のせいか、ペンシルベニア州出身なのにここノースカロライナ州ローリーに住んでいるAllysonが住んでいるからです。
私のAFS高校留学先はニューヨーク州でしたが、Westfieldという人口4千人程度の田舎町で横に長いニューヨーク州の西端でした。ですから、アリソンのお母さん(私のホストシスターのおばさんで私もJaneおばさんと呼んでいました)が住むペンシルベニア州North Eastは車で1時間もかかりませんでした。ですから、何度も家族と一緒に遊びに行きました。その留学中に生まれたのが末っ子のアリソンでした。当時16歳のリサの方が歳も近く当時から友達でした。でも、アリソンはその後私がたびたび訪問した時に、小さかったのでまだ家にいたのでよく会っていて親しいのです。そして私にとっては彼女の年齢が留学から帰って何年目の目安になるのです。
そのジェーンおばさんは優しい人で、留学生の私が生意気におばさんだけみんなと発音が違うとある時言うと、怒りもせずにそれは私が南部のノースカロライナ州出身だからと言ったのです。いわゆる「南部訛り」です。それ以来、ノースカロライナ州には是非一度行きたいと思っていました。アメリカの40州以上は行ったことのある私ですが今回が初めてのノースカロライナ州です。
【11月16日(金)】
睡眠時無呼吸症候群の治療としてCPAP(持続陽圧呼吸療法)の器械を使っている私ですが、夜中に目が覚めたのは2回だけでした。時差を考慮に入れると、昨日は24時間プラス14時間で38時間です。普段から、夜中に数回起きることが多い私にとっては、また頻回に海外へ行く私にとっては時差ボケはあまり気になりません。
今日は平日・金曜日で肝心のアリソンは仕事で私は家でのんびりです。ご主人のRichardは初対面ですが、もう引退していて家にいます。アメリカ人に多い、バツイチ同士の再婚です。アリソンの年齢は私の高校留学後と同じで46歳です。どうも再婚相手は私より年上で70歳近いようです。でも、温和でいい人のようです。この多様性もアメリカの特徴です。
昼食はリチャードがアリソンの作ったチキンスープを温めてくれ、チキンサラダはローメインレタス(Romaine lettuce)とトマトを追加して一緒に食べました。パンも麦芽入りで結構私は好きです。私は日本の水っぽいレタス(Iceberg lettuce)よりもこの緑色の濃いローメインレタスの方が好きですが、この直後からアメリカではこのローメインレタスから大腸菌(O157)中毒が出て禁止され大騒ぎでした。残念です。調べると、色で分かるようにローメインレタスのほうが美味しい上にビタミンやミネラルの含有量が豊富です。
夕方には仕事から帰ってきたアリソンと友達のLisaとBill夫婦と5人でノースカロライナ大学の植物園での「ムーンライト・ガーデン」へ行きました。ライトアップしていましたが、正直あまり大したことはありませんでした。それから、J. Obefskiというドイツ料理(兼ポーランド料理?)へ行きました。まぁまぁ美味しいのですが、本物のドイツ料理もよく知っている私としてはザワークラウト(酢キャベツ)なども微妙に味が違います。アメリカのドイツ料理という感じです。特別に美味しくはないけど珍しかったのが、パンのように柔らかく焼き上げたプレッツェルでした。お菓子と思っていたので意外性がありました。
【11月17日(土)】
今日は私がいるので二人が会いに来てくれました。一人は Sandy でリサの妹、アリソンの姉でした。もう一人は Aliechia で昨年、ホストシスターのいとこにあたるGordonに会いに行きました(おばさんのいた家の近く)が、その時に少し会ったゴードンの長女です。偶然、この後私が会いに行く日本人の娘が留学しているLaurinburgで小学校の先生をしているようです。
アリソンら女性3人と一緒に私はデューク大学のAsiatic Arboretum(アジア植物園)へ行きました。旦那のリチャードは母校のノースカロライナ大学のフットボールの試合に行っています。昨晩の植物園よりも、昼間のここの方がそれなりにゆったりしてよかったです。それから、デューク大学のキャンパスへ行きました。アメリカの古い名門大学らしく立派な背の高い教会があります。University Storeでは、自分のテニス用キャップを買いました。賢かったリサがこの大学を卒業したのを思い出しました。そして、あの大企業バンカメリカへ就職したのでした。医学博士取得後の留学先に私が応募した一つがこの大学だということもほとんど忘れていました。
昼食には、近くの The Pit と言うポーク・バーベキューのお店へ行きましたが、私は名前に騙され懐かしい catfish(ナマズ)と南部チキンを注文しました。ただの揚げ物で、どちらも脂っこく味はイマイチでした。
4時半頃には家に戻りました。運動不足なので、2階にあるビリヤード(アメリカでは四つ玉は珍しくだいたいポケット)で一人で遊んでいました。6時半頃却って来たリチャードと勝負しました。2連勝の後2連敗。でも、最後に勝ちました!夕食はアメリカらしく、残り物のサラダとチキンを軽く食べました。
肝心のノースカロライナ州の方言ですが、期待したほどみなさんは訛りが強くなく、後で考えるとリチャードが出身もこの州なので方言を一部感じました。でも、記憶にあるジェーンおばさんほどの強い訛りはありませんでした。
【11月18日(日)】
ゆっくり3泊させてもらいましたが、今日はいよいよアリソンともお別れです。空港から移動しただけで使っていなかったレンタカーで2時間足らずの同じノースカロライナ州Laurinburgへ行きました。私の好きなイタリアへAFS高校留学していたリターニー(留学経験者)の女の子が今はここにあるセント・アンドリューズ大学へ留学しています。2年生です。今晩はモーテル(日本と違って本当のモーター・ホテル)なので、目途を付けていた Comfort Inn へ先にチェックインしました。意外と100ドル(1ドル=115円)しました。
約束の11時に大学キャンパスの指定された建物へ行きました。桜羽(さくらこ)ちゃんとダウンタウンへ行きましたが、確かに田舎です。私の留学先のウェストフィールドよりも田舎かもしれません。店の名前も on Main St.と言うメインストリートにある南部料理レストランで、(何故か)春巻き、ガンボ(ちょっと辛いニューオリンズで有名な料理)、リンゴ付きのポークチョップそしてサラダにはオクラ入り。どうも、オクラは南部では多いようです。
歩行者天国で少しパレードと言うか、ダンスなどをやっていましたが何せ小規模。無性にコーヒーが飲みたくなりましたが、スターバックスなどの喫茶店もなく、コーヒーだけのために先ほどのレストランへ戻りました。
それから、大学のキャンパスへ戻り全米でも珍しいらしいEquestrian center(馬舎)へ行きましたが、競技会は終わっていました。先に言ってくれれば私も優先したのですが、知らないのでダウンタウンでブラブラし過ぎました。馬場と言うか、かなり広い敷地があります。キャンパスの人口湖は素晴らしい眺めでした。でも、9月のハリケーン(フローレンス)で大洪水になり、かなりキャンパスの建物がやられたようです。
他に行く所もないので、少し早く5時半過ぎにメキシコ料理店へ行きました。ブリトーなどを注文し、懐かしい chili relenos などを注文しました。チリ・レレニョスはもっと美味しかった気がしますが。もちろん、桜羽ちゃんとはアメリカとイタリアの話をたっぷりしました。
【11月19日(月)】
今日も移動です。今日はAFS高校留学時代の高3同級生のTerryに会いに隣のサウスカロライナ州Fort Millへやって来ました。彼女夫婦は昨日弟が住んでいるコスタリカから帰国したばかりで、午後3時頃にゆっくり来るように言われています。ですから、朝ゆっくりシャワーを浴び、洗髪し12時頃ゆっくりチェックアウトしました。それでも、かなり早く着きSun City Carolina Lakes の入り口を確認して、近くの商業施設にあるスターバックスで時間を潰しました。隣の州ですが、先日のローリンバーグからは2時間もかかりません。
入り口まで来ているので、2時45分頃入り口から中へ入りました。高齢者専用の住宅地で、18歳以下は住むことができないそうです。でも、通りの名前と番地は聞いていたものの、カーナビには出ません。しかも中は思ったより広大で途中ゴルフコースを横切ります。万が一のために、携帯電話番号を聞いていたのでテリーに電話し、何とか家までたどり着きました。おかげで3時20分頃になっていましたが。
旦那さんのJeffとも一年振りです。もう何度もウェストフィールドで会っています。実は、テリーは同級生のイケメンと結婚したのですが、アメリカ人らしく割と早く離婚し、ジェフと再婚したのです。でも、ジェフは紳士でナイスガイです。昨年の同窓会の時はお世話になりました。アメリカでは同窓会は一晩だけでなく、独立記念日の週あたりで1週間単位で休みを取り帰郷します。昨年は特にテリーのお母さんが亡くなった後で、お別れの会も開催したので、私と同じAFS留学生としてテリーの家へホームステイしたアルゼンチンのパット(私の前年)とチリのアルベルト(私の一年後)も夫婦で来ていて、テリーの弟夫婦(奥さんはコスタリカ人でコスタリカ在住)と一軒家を借りていました。そこに最後の2晩は私も泊めてもらいました。アメリカなのにスペイン語が飛び交う面白い経験をしました。
と言うことで、今回は日本から博多人形の上等な物をお土産として持参しました。もちろん、喜んでくれました。テリーはもちろんジェフとも数回以上会っているので話がはずみます。夕食は早目に近くのレストランへ連れて行ってくれました。Jim’n Nick’s Bar-B-Q と言う名前のレストランです。どうも南部はバーベキューが名物だと気が付きました。それも、日本語のバーベキュー、焼肉、ステーキなどのイメージと違い、バーベキューで焼いたポークを引き裂いたものが名物のようです。個人的には、食感がしっかりした丸ごとの肉の方が好きですが。むしろ気に入ったのが、collards (collard green)キャベツで日本のほうれん草のような感じです。
家に戻るとまだ午後8時くらいで、数軒隣のご近所さんの家へ歩いて行き、誕生日ケーキの残り物のおすそ分けをいただきました。お母さんと娘(40代?)の世帯でした。
【11月20日(火)】
今日も移動日です。今日は4時間くらいかかるはずのジョージア州アトランタのホストブラザー・Dougの家に行きます。ですから朝9時には出発しましたが、渋滞がありガソリンスタンドでの支払いに手間取ったりで思ったより時間がかかりました。たぶん、昨年まではなかったのですがクレジットカード払いで自動で入金して給油する方法が使えなくなったのです。何故なら、いつの間にか4桁の暗証番号の代わりに、住んでいる場所の5桁のzip code(日本の郵便番号にあたる)を要求されるように変わっているのです。
ですから、支払いもセルフサービスのはずがお店(だいたいコンビニ)の中に入って前払いする必要があります。しかもこのガソリンスタンドでは実際にポンプの調子も悪く、別のお店に結局行きました。ダッグとは私が留学中にはもう社会人で家(ホストファミリー宅)にはいませんでしたが、最近は同窓会の度にも、ウェストフィールド近辺でもよく会っています。奥さんのBettyも何度も会っているのでよく知っています。それこそ、彼女はアトランタ生まれでかなり南部訛りがありますが、私の記憶ではノースカロライナ州のジェーンおばさんの訛りとは少し違います。
それでも、午後3時頃には到着しました。学会等で2回ほどアトランタでダッグとベティに会ったことはあるのですが、自宅まで行くのは初めてです。アリソンの家と同様大きな家です。目の前に湖がある郊外の家です。斜面を利用した3階建ての家です。一番下の階の駐車場には1972年(ちょうど私がAFS留学していた年)フォルクスワーゲン・ビートルとジャガーのコンバーティブルが置いています。もちろん、ちゃんと使っているようです。フェイスブックでいつもチェックしているので、ダッグが引退して優雅に国内を中心に食べ歩いているのは知っています。反対に私が頻回にイタリアに行っていることもよく知っていて、今度友達夫婦と7~8人で日本に来たいと言います。言葉の問題もあり、自分たちだけで日本に来るのは欧州と違いやはり少しハードルが高いようです。幸い、私を知っているので面倒をみてくれと頼まれ、快諾しました。
独身の長男Philがたまたま家に帰っているので4人で午後7時頃OK Café へ連れて行ってくれました。ここは私の紹介でアメリカの大学留学中の長男が訪問した時に連れて行ってくれ、Pot Roastが気に入ったそうです。Brunswickシチュー、サーモンのコロッケ、昨日気に入ったコラード野菜、スクワッシュのスフレ、マッフィンなどを食べましたが、まぁまぁのレベルでした。デザートは軽く4人で一個だけキャロットケーキを食べました。北部のクルミと違い、ピーカンをよく使うのが南部らしいです。
ここで4ヶ所目ですが、印象をまとめると、南部料理はアメリカ食としてそれなりに美味しく、やはり人種的には黒人が多いです。私の友達は全員白人ですが。私が知らなかっただけかもしれませんが、北部でのポテト(ジャガイモ)だけでなく、sweet potato、つまりサツマイモもたくさん食べるようです。
【11月21日(水)】
いよいよ最後だが、主な目的地でもあるホストシスターJaniceに会いに行く日で移動距離もかなりあります。以前には何度も行っていますが、フロリダ州のブレーデントンという街で、大都市タンパのすぐ南です。翌日が感謝祭なので、道路も渋滞が予想されます。普段でも8時間はかかる距離です。朝早く8時半には出発しました。途中までは非常に順調でした。
10時半頃休憩を兼ねて朝食を、それも以前に親友がアメリカに遊びに来た時に覚えた朝食でのステーキがある、Waffle House を見つけました。名前通り、本来はワッフルの店ですが、他の鉄板で焼く料理もあります。ステーキと目玉焼き、トースト、ポテト、コーヒーで10ドル程度です。
ジャクソンヴィルを過ぎたあたりから渋滞になりました。判りやすいインターステートの高速でしたが、カーナビが賢く渋滞の時はう回路を選んでくれます。このGarminのナビは改めて優れものです。ほとんど車が動かなくなったインターステートを尻目に、選んでくれたう回路も有料(と言ってもたったの1.5ドルを数回払う)ハイウェイなどで、結構スピードも出ますし、何とか午後7時過ぎにはジャニスの待つブレーデントンへ着きました。休憩も入れると10時間以上かかりました。
途中でガソリンも数回給油しました。ガソリン代は2.5ドル/Gal(3.8L)で 約280円/3.8L、ですから換算すると74円/Lになります。まぁまぁのレベルに戻っています。私が留学した46年も前は物価が違いますが、たぶん30円/L程度でしたから、アメリカ人は燃費を全く気にしていませんでした。でも、オイルショックの頃はアメリカも120~130円/Lくらいまで上がり、燃費のいい日本車が人気になりました。
10年振りにジャニスと再会しました。以前は5~6年ごとには会っていた気がしますが、今回はちょうど10年も空き、私が是非訪問をと思った理由です。しかもその間に、彼らが付き合っていた中学生時代から知っている旦那のダッグとは離婚し、しかもアル中、肝硬変で亡くなっています。しかも、まだ若い長男のAndrewまで亡くなっています。そして、アメリカ人らしくバツイチ同士で再婚しています。
新しい旦那のRobert(ニックネームはロブ)とは初対面です。しかもだいぶ年下のようです。今までは毎回料理上手なジャニスが私の好きなミートボール入りのスパゲッティを作ってくれていたのですが、今回は料理好きなロブが手打ちパスタ(ラザニア風で中にリコッタチーズ)を作ってくれていました。確かに結構美味しいのでした。メス犬のPattyとオス猫のReubinを飼っています。
【11月22日(木)】
朝はゆっくり10時頃ブランチで、ベーコン、目玉焼き、パンを軽く食べ、午後3時頃感謝祭の友人宅パーティへ行きました。普通の民家ですが、アメリカらしく裏庭がかなり広くテントとテーブルで30人近くが出たり入ったりでした。痩せたMarcus、興味を持ってくれフェイスブックで友達になったMichael Davis、後で何度も行くCork’s Cigar Bar のCork(かなりの肥満)などと話をしました。楽しかったのは、久しぶりに丸ごと焼いたターキー(七面鳥)をコークがさばくところを見れたことです。味は、チキンと少し違う程度で個人的には特別美味しいとは思いませんが。後はアメリカらしく、グレーヴィ(肉汁)をかけたマッシュポテト、サラダ、パンのようなcorn casserole、デザートにはピーカン・パイ、アップル・パイ、パムキン・パイ、レモンケーキなどです。
夕方にかけてはダウンタウンにあるコークのバーへ行き、ミッシェルとマイケル夫婦と話しました。私が行きたいと思っているIMG Academyで息子が働いているようです。IMG Academyとは、テニスの錦織や大坂なおみがトレーニングしているので有名な場所で、何とこのブレーデントンにあります。夜9時頃には家へ帰りました。
【11月23日(金)】
ここブレーデントンはジャニスに会いに来ただけで、大した観光地もありませんので、毎朝ゆっくり起きています。今日は10時頃ダウンタウンへ行き、ちょっとシャレたSage Biscuit Café で朝食を。小さな町だし、きっと錦織も来たことがあるでしょう。
唯一、興味のあるIMG Academyへ連れて行ってくれました。でも、表入り口も、裏の入り口からも入れませんでした。どうも、前もって見学ツアーを申し込んでおかないと中に入っての見学はダメなようです。
それから、ブレーデントンから西へ飛べだすようなAnna Maria Islandへ行きました。途中に跳ね橋がありました。島と言っても、橋で陸繋がりです。Ugly Grouper、つまり「醜いハタ(魚)」というレストランでドリンクのみ注文してのんびりしました。次に、またバーへ行き、私はノンアルコールビールを注文しました。初めて英語で(NAビール)と略すことを知りました。
それから、ブレーデントンのダウンタウンへ戻り、またLost Kangaroo Café というふざけた名前(迷子のカンガルー)の店へ行きました。ここでは、もともとイタリア人のパパ・リコと知り合い、たっぷりとイタリアのローマ北部の話をしました。行ったことのあるヴィテルボの近くの湖にいとこがレストランを経営しているということで、次回イタリア旅行の時に行こうと店の名前を聞きました。そして、またコークのバーへ寄ってから家へ帰りました。初日のパスタ(Mannatteと言う名前だそうです)の残りを夕食にしました。
【11月24日(土)】
いよいよブレーデントンの最終日、ジャニスとお別れの日です。今朝も10時頃になってダウンタウンへ行き、Bad Ass Café で朝食を。これもふざけた名前の店で「悪いケツ」カフェです。例の南部独特のBBQポーク(引き裂いたやつ)とChili (con carne)を食べましたが、両方とも少し甘過ぎるのでした。特に、何故かポークの上にはコールスローサラダがのっているのです?メキシコ料理チリ・コン・カルネ(スペイン語)をアメリカ人はチリ・コン・カーンと勝手に発音しますが、要するに(ミンチ)肉の入った豆料理で程よく辛くて美味しいのが本物です。アメリカでも1年間以上ニューメキシコ州(アルバカーキ)に住んだことのある私はメキシコ料理も詳しいです。
今日は土曜日でダウンタウンの2ブロック程度が歩行者天国でFarmer’s Marketのようです。野菜などを売っているし、さすがに移民の国アメリカ、私の好きなイタリアからも2店出ていました。1店は私の好きなプーリア州出身の人で話が合いました。ブラブラした後、またしても(3日連続)Cork’s Cigar Bar です。今頃になって奥に本当に葉巻の販売陳列があることに気が付きました。それと、無料のホットドッグなどの軽食も置いています。またマイケル・デービスとBrian と Michelle Mordeau の夫婦にも会いました。たまり場のようです。
家に戻り、いよいよジャニスたちとお別れです。午後3時頃には出ました。明日の早朝便に備えて今晩はタンパ空港の近くのモーテルに宿泊です。ここは双子都市で、西にセント・ピーターズバーグという市が隣接しています。いつものように、I-275線でもあるSunshine Skyway(海の中の橋のような道路)を通り、途中で壮大なつり橋のSunshine Skyway Bridgeを通過します。少し時間があるので、観光でもと思いVinoy Parkとやらへ行ってみましたが、たいしたことはありません。ただの公園で、犬のドッグラン用のスペースがあり、日本と違って大型犬が走り回っています。アメリカでは家が大きいので、これら大型犬をみんな室内で飼っています。
ただ、不気味だったのはいつの間にか、公園一帯の道路を封鎖するように警察の車が集まっています。明らかに全部の道路を封鎖しています。ちょっと不安でしたが、出るしかないので近くまで行くと、空いたスペースから自由に通してはくれました。昨年はニューヨーク州の高速でスピード違反で警察に捕まりました。5時半頃にはタンパ空港近くのモーテルへチェックインしました。
Chase Suite Hotelという名前通り豪華な広い部屋でキッチンまでついています。ゆっくりしてから、今回最初で最後の一人でのレストランです。調べると期待通り高級ステーキハウスのチェーン、Ruth’s Chris Steak Houseが車で10分の所にあります。これは、全米の大都市にはだいたいある本格的な店です。もちろん、300gくらいのステーキと前菜はアメリカにしては珍しい新鮮なモッツアレラチーズとブラックミニトマト(カプレーゼ風)でちゃんとした濃厚なバルサミコ酢がかかっています。アスパラガスとマッシュポテトも注文し、最後にリッチな食事を楽しみました。さすがに、20%のチップを入れると115ドルもしましたが、アメリカの食事としては大満足でした。
朝バタバタしたくないので、夜のうちにレンタカーを空港に返しに行きました。今回は友達と一緒が多く、現地では全く車は運転していませんので、全て移動のための距離ですが、9日間で1,100 miles (1,760km)でした。大体いつもこれくらいは運転していることが多いです。ただ、モーテルのシャトルバスを呼んで待っていたつもりでしたが、どうも待つ場所が決まっていたのに間違っていたので、数回電話しても来ず諦めて20ドル払いタクシーで戻りました。こちらで場所を指定したつもりが悪かったようで、よく考えたらシャトルバスやタクシーの乗り場は決まっているのでした。
【11月25日(日)】
帰りの便はタンパ8時32分発デトロイト経由の成田便なので、実は国内線扱いです。でも、念のため早目に行くために朝6時半のシャトルバスで空港へ行きました。アメリカという国は入国は厳しくても、出国はご自由にという国で全く税関等はありません。デトロイトでの乗り換えも国内線でタンパから来て、そのまま同じターミナルの違うゲートへ移動するだけです。午後12時17分のデトロイト発で翌日16時には成田着です。17時55分発の福岡行きで20時20分には到着しました。
空飛ぶドクター(登録商標)
坂本泰樹
- 旅行の満足度
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- デルタ航空
PR
-
まぁまぁのデルタ航空機内食
-
ノースカロライナ州ローリー
アリソンの家 -
アリソンの家
巨大な冷蔵庫と大きな犬 -
ノースカロライナ大学植物園
ムーンライト・ガーデン -
アリソン夫妻とリサとビル夫婦
-
ドイツ料理店
5人一緒 -
柔らかいプレッツェル
ソーセージとザワークラウト -
テレビで見たローリーの街の感謝祭パレード
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デューク大学アジア植物園
3人の女性たちと -
デューク大学アジア植物園
-
ノースカロライナ州ダーラム
キャンパス内の立派な教会 -
デューク大学売店
-
アメリカらしい大雑把な料理
The Pit -
ビリヤード勝負
-
ノースカロライナ州ローリンバーグ
ポークチョップ
オクラ料理 -
ノースカロライナ州
-
ローリンバーグ
ダウンタウンのパレード -
ノースカロライナ州ローリンバーグ
セント・アンドリューズ大学
馬舎 -
セント・アンドリューズ大学
人口湖と桜羽ちゃん -
ローリンバーグ
メキシコ料理店
久しぶりのメキシコ料理 -
サウスカロライナ州フォートミル
Sun City Carolina Lakes 入り口
(高齢者専用の住宅地) -
サウスカロライナ州フォートミル
レストラン
Jim’n Nick’s Bar-B-Q
テリーとジェフと一緒 -
フォートミルのレストラン
引き裂いたバーベキュー・ポークとハムとコラード野菜 -
テリーの家
私がプレゼントした博多人形 -
紅葉のきれいなSun City Carolina Lakes
(高齢者専用住宅地) -
大都会アトランタの摩天楼
-
ジョージア州アトランタ郊外
家の前でダッグとベティ
後ろには湖が -
ダッグの愛車
ジャガー・コンバーティブル -
アトランタ
OK Cafe
ダッグ、ベティ、フィルと共に -
アメリカ南部料理
-
OK Cafe
ベティとウェイトレス -
アトランタ郊外
ダッグの家、居間 -
ジョージア州~フロリダ州
Waffle Houseでのステーキ朝食
懐かしい A-1ソースをかけて -
フロリダ州ブレーデントン
ジャニスの家
ロブが料理を準備してくれている -
結構美味しかった手打ちパスタ
-
ジャニスとロブ
-
感謝祭名物ターキーの丸焼きをさばくコーク
-
フロリダ州ブレーデントン
いかにも感謝祭の格好 -
アメリカの典型的な料理
-
友だちの家の裏庭で
感謝祭パーティ -
錦織、大坂なおみの練習拠点
IMG Academy
Bradenton, FL -
フロリダ州
Anna Maria Island -
フロリダ州
Anna Maria Island
11月でもビキニ美人が -
アンナ・マリア島~ブレーデントン
跳ね橋 -
仲のいいジャニスト
-
隣の家のクリスマス・デコレーション
-
フロリダ州ブレーデントン
ダウンタウンのマーケット -
フロリダ州ブレーデントン~セント・ピーターズバーグ
Sunshine Skyway Bridge -
St. Petersburg, FL
Ruth's Chris Steak House -
フロリダ州セント・ピーターズバーグ
Ruth's Chris Steak House
ブラックミニトマトとモッツアレラチーズ、バルサミコ酢 -
ステーキ
アスパラガス
マッシュポテト -
Tampa, FL
月夜のChase Suite Hotel -
空からのデトロイト(ミシガン州)
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