なにわの歴史をひとめぐり　大阪歴史博物館

2018/10/24 - 2018/10/24

谷町四丁目にある大阪歴史博物館へ行って来ました。

エリア 大阪城・京橋(大阪)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄谷町線の「谷町四丁目」からスタートします。

2018年4月に大阪市交通局が廃止され、大阪市高速電気軌道株式会社（愛称は大阪メトロではなく、英字表記のOsaka Metro）になりました。

谷町四丁目駅 駅

大阪歴史博物館の看板

谷町四丁目駅 駅

出口が書かれています。

谷町四丁目駅 駅

階段が苦手な人にとっては長い階段、どこかにエレベータがありそうです。

谷町四丁目駅 駅

地上に出ました。

谷町四丁目駅 駅

駅出入口エレベーター案内、階段の下にもあると良い地図です。

谷町四丁目駅 駅

高層ビルはNHK大阪放送局で、その後ろに大阪歴史博物館があります。

NHK大阪放送局BKプラザ 美術館・博物館

「大阪歴史博物館」と書いてあります。

大阪歴史博物館 美術館・博物館

玄関

大阪歴史博物館 美術館・博物館

観覧料は、常設展が大人600円、特別展が大人900円です。
大阪歴史博物館（常設展）と大阪城天守閣のセット券は、大人900円

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アトリウム

大阪歴史博物館 美術館・博物館

NHK大阪放送会館受付の反対側に、大阪歴史博物館の入口があります。

大阪歴史博物館 美術館・博物館

大阪歴史博物館の常設展は10階から7階、特別展示室が6階です。

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エレベータで10階へ上がると、展望ホールから大阪城がよく見えます。

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大阪城のアップ

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大手門、多聞櫓（たもんやぐら）、千貫櫓（せんがんやぐら）

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六番櫓と一番櫓が見えます。

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【10階】難波宮（なにわのみや）の時代

エレベータで10階に上がり、順に下へ降りて行きます。

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後期難波宮 大極殿

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宮廷儀礼の世界、大阪にもこのような宮廷があったのかと思いました。

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奉翳女孺（はとりのにょじゅ）

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（説明文です）
女孺（「めのわらわ」とも読む）は宮廷で実務にあたった女官。高御座（たかみくら）にあらわれた天皇の姿を隠すため、大極殿（だいごくでん）内の左右に分かれて翳（さしば）をかかげた。本来、左右各9人、計18人が並ぶが、ここでは各6人で、礼服（らいふく）より実用的な朝服（ちょうふく）をまとう姿で復元した。

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けん帳命婦（けんちょうみょうぶ）

命婦は天皇の近くに仕える上級の女官。けん帳命婦は、高御座（たかみくら）にあらわれた天皇の姿をさえぎる御帳（みちょう）の開閉にあたる。身にまとっている衣服は礼服（らいふく）といい、重要な儀式で用いられる。

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高廻（たかまわ）り古墳群の船形埴輪（ふながたはにわ）

上町台地の東側に「草香江（くさかえ）」とよばれた波穏やかな水域が広がっていて難波（なにわ）は水上交通の要として繁栄したそうです。

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復元古代船（なみはや）の実験航海と、２種類の船形埴輪（ふながたはにわ）

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難波宮跡（なにわのみやあと）

この大阪歴史博物館のすぐ近くに前期難波宮と後期難波宮があったそうです。

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展示エリア

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百済尼寺の発見－細工谷（さいくだに）遺跡跡

上町台地東斜面の谷の開口部に位置していて、和同開珎の枝銭や、「百済尼（くだらあま）」と書かれた土器などが出土しました。

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和同開珎（わどうかいちん）の枝銭（えだぜに）

和同開珎を製造する過程でできる枝銭の失敗品と、枝銭から切り離してヤスリをかける前のバリ銭が多数出土したそうです。古代の文献に難波京や平城京で銭を鋳造していたとは書かれていないとのこと。

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中世都市の町並み復元模型

永禄11年(1568）9月の堺の町並みを想定復元したものです。

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安治川橋（あじかわばし）

安治川湊上手（みなとうわて）に架けられていた橋で、周辺の町により維持・管理されていました。2.7分の1の縮尺で復元したそうです。

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船場（せんば）の町並み復元模型

幕末安政年間(1854～1860)の船場北端部、淀屋橋にほど近い梶木町（かじきまち）と尼崎町の春の情景が復元されています。

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どこの家にも洗濯物などを干す「物干し場」があります。

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「大阪市立住まいのミュージアム」では、江戸時代後期、1830年代の大坂の町並みとそこでの暮らしを原寸大で再現しています。

大阪くらしの今昔館　https://4travel.jp/travelogue/11208705

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【8階】歴史を掘る　特集展示　大大阪の時代

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住吉の寺院

明治時代に行われた廃仏棄釈以前の住吉大社周辺の景観は、今以上に寺院の姿が目立っていました。

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土師器皿

津守氏居館の西側の堀と考えられる大溝からは多量の土器が出土しましたが、その半数が土師器の皿で宴会に用いられたようです。

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展示エリア

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【7階】大大阪（だいおおさか）の時代

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明治時代の第五回内国勧業博覧会(1903)、国内外の産業に関する大きな博覧会で、現在の天王寺公園周辺で開催され美術館、水族館（堺市に設置）や遊戯施設も設けられました。
上左から、正門付近、機械館、通運館、ウォーターシュート

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鴻池（こうのいけ）家
鴻池家は、鴻池新田を開発したことで知られる江戸時代以来の豪商で、明治時代になると鴻池銀行の経営などを行ったそうです。

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角座（かどざ）が建てられた大正7年(1918)当時、和風建築の技術も最高潮に達していました。

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公設市場
大阪市は大正7年（1918）4月、生活物資を適正な価格で安定して供給するため公設市場を開設しました。

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公設市場（八百屋）

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公設市場（魚屋）

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子供服装店

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大正14年（1925)、大阪市は周辺44カ町村を編入して「大大阪」が誕生しました。人口は約211万人で日本最大、世界でも第6位の都市になりました。

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阪急百貨店の売場風景　昭和4年(1929)頃

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地下鉄
昭和8年（1933）に梅田ー心斎橋、10年（1935）に難波まで、13年（1938）に天王寺まで開通しました。

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淀屋橋駅ホームと心斎橋行きの地下鉄車両の後部を再現したもの。

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郊外住宅のくらし

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環境のよい郊外での生活は、工業化で住環境の悪化する都市居住者のあこがれとなりました。

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阪神電鉄梅田駅
昭和14年(1939)に地下化される前は、西寄りの中央郵便局の南側にありました。

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足踏みミシン　アメリカのシンガー社の製品

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白黒テレビ
日本でテレビ放送が始まったのは昭和28年（1953）。このテレビは、東京芝浦電気（東芝）が昭和33年（1958）に発売したもの。

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大阪新歌舞伎座
大阪を代表する建築家・村野藤吾の設計で難波のシンボルとして長年親しまれてきました。

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博覧会と大阪
明治時代の第五回内国勧業博覧会(1903)、国内外の産業に関する大きな博覧会が開かれ、昭和45年(1970)には日本万国博覧会が千里丘陵で開かれました。

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帰りはエレベータを使ってみます。

谷町四丁目駅 駅

地下鉄谷町線の「谷町四丁目」から帰途につきます。

谷町四丁目駅 駅