車椅子の妻と　第20弾コーニングスダム　オランダ:ハーレム

2018/09/13 - 2018/09/16

とうとう自分の父親が亡くなった年齢に来年なります。
昨年乗り逃したホーランドアメリカのコーニングスダム。生きている内しか乗れない。飛行機の長時間が辛くなって来たので一刻も早くと思い、昨年9月に乗ったオーステルダムで予約しました
飛行機もヨーロッパは春～秋までは高くなるので昨年予約

最近、個人の旅を応援してくれるアプリなど便利なものが色々出て来ているので、今回は積極的に利用
◎Uber　◎Google Trips ◎通訳アプリ　◎Three sim

行程はアムステルダム乗船→イギリス→ポルトガル→スペイン→ローマ下船帰国

エリア ハーレム(オランダ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

キャセイ航空　香港経由アムステルダムへ

モニター操作コントローラーに残り時間などの情報が常に表示されます

香港出発時、一度はプッシュバックされた機体がなかなか動かないので？と思っていたら、又前進してスポットに戻ってしまい、機長のアナウンスで私の英語力では45分ほど遅れるような事しか理解できませんでしたが、結局２時間以上遅れ（エンジン部品を交換していたらしい）トータル１５時間近いフライトに

遅れて到着した為沖止めになり、車椅子専用車を待つ事に

障がい者は乗降時空港職員が空港を出るまで手助けしてくれます
私は今回、空港からハーレムのホテルまで路線バスで行こうと下調べをしていましたので、お手伝いして頂いた職員さんに３００番のバス停の場所を確認した所、なぜ？か路線バスよりタクシーで行った方が楽だし、お金もそれほど違わないはずだからと言われ、タクシー乗り場に。オランダの人は親切と聞いていたので、まあ仕方ないので今回はタクシーにしようかと思っていたら、タクシー乗り場は長蛇の列！こりゃ駄目だと思い矢張りバスで行きたいと言おうと思ったら、先頭まで一直線。係員の人に、この人はどの車？と聞いて、さっさと待ち時間0で乗れてしまいました
結果、正解でした。バス停からの道を車椅子とスーツケース両方を押してホテルまで歩くのはとても困難だったと後程わかりました

その車が色々話題の「テスラ」でした
セダンの様な形だけれど、車椅子、スーツケース、バックがすっぽりと入ってしまいました

この車です。もう少し上手く撮って欲しかった

今回宿泊した「アンバサダー　シティー　センターホテル」
運転手さんが地図上ではここなんだけどと言っても発見出来ない程の小さそうなホテル
ブッキングドットコムで障がい者用部屋で検索して予約したホテル、これはマズったかなと思いながら入ると小さなフロントとエレベーターが有るだけの感じ。
11時前だったので、部屋に入れず荷物を預かってもらう為荷物室へ行くとすごい数のスーツケースが！小さなホテルに何で？と思いましたが、後程チェックインしてみると、外からは見えない奥行きのあるホテルで、見た目は古いけれど、中はすごく近代化されていました
なぜハーレムに泊まることになったのかと言うと、発端は航空券代金（キャセイ航空ビジネス）1日前倒しすると2人で8万円、2日前倒しすると2人で16万円安くなり、アムステルダムのホテルを探しまくりましたが、この時期は金曜・土曜と言う事も有り通常時の3倍が当たり前で、2泊で安くて6万円台でした。
だったら少し外れて観光客があまり来ない所を探してハーレムになりました
このホテルは2泊で2万円台で美味しい朝食付きでした

アンバサダー シティ センター ホテル B V ホテル

車椅子で利用可能な部屋で検索したので段差もなく広いバスルームでしたが、シャワー室に手摺が無く、妻が安定して立っていれないので結局使えませんでした
残念ながら手摺の有無までネットでは確認できない

市内散策

市内散策

市内散策

市内散策

ホテル目の前には街のランドマークのグローテ・オフ・セント・バーフォ教会が有りました
教会前広場グローテ・マルクト

教会前広場グローテ・マルクト

教会前広場グローテ・マルクト

街中をさらに散策するとチーズ専門店が有りました
お土産はこれにしようと考えましたが重いのでもう少し考えて、買うなら明日
街中には素敵な店が沢山有ります

ドライバーさんにこの車の歳を聞いたところ50歳だそうです
最先端のテスラに乗り、こんな素晴らしく手入れされたアメ車にも会えました

道路に埋め込まれた標識？
何だかわかりません？知っている方教えて下さい。

とにかく街中は自転車が多く、狭い道から広い道まで自転車がすごいスピードで走っているので、車椅子は要注意です
また、道路はレンガの様な石畳の様な、とにかく凸凹が多く、又傾斜が有るので車椅子は真っ直ぐに進めません

翌日、教会に入るため教会前広場グローテ・マルクトに行ったら土曜市が

グローテ・オフ・セント・バーフォ教会

聖バフォ教会 寺院・教会

幼い頃のモーツァルトやヘンデルも弾いたという巨大なパイプオルガン

とても背の高い教会

教会内がある意味美術館・博物館

教会内がある意味美術館・博物館

教会内がある意味美術館・博物館

教会内喫茶室

残念ながら音を聴くことは出来ませんでした

教会建物の内部構造の様

建物は古いですがトイレは近代化されていました

この二人の若い女性が広場周辺のゴミ収集をしていました
一人がゴミを拾ってはこの可愛い車に放り投げていました
写真を撮ろうとしたら、運転している子がチョット待ってーと言って拾い役の子を呼んでくれてこの写真が撮れました
オランダ人はやはり親切！

土曜市とか教会を見たりしていたらアッという間に時間が過ぎてしまったので、フランス・ハルス美術館へ

フランス・ハルス美術館に向かう道「フロート・ハイリヒラント（Groot Heiligland）通り」「大いなる聖なる地」という名前の道
切り妻屋根の家々が並び、とても落ち着いたヨーロッパの雰囲気。但し車椅子での通行はそれなりに厳しい道路

フランス・ハルス美術館（Frans Hals Museum）
うっかりすると通り過ぎてしまいます。本当にここか？と確認する人が私以外にも

17世紀に建てられた歴史的な建物「アウデマンネハウス（Oudemannnehuis）」（老人の家）を利用しているそうです。

フランス・ハルス（1582-1666）はそのパワフルで大胆な筆遣いから、最初の「近代画家」として謳われ、それから数百年の後、クロード・モネとエデュアール・マネがフランス・ハルスの絵画を見にハーレムを訪れたそうです

フランス・ハルス美術館中庭

帰り道のコーヒーショップ
自家焙煎をして、コーヒー豆も販売しています

店内の喫茶は背の高いカウンター席が多く、妻が座れないので困っていたら娘さんと来ていた家族の方がここどうぞと言って席を替わってくれました
やはりオランダ人は親切

ホテル近くのチョコレートSHOP
いつ見ても混んでいたので入ってみました
家族経営の感じで、お土産にチーズをと思っていましたが、ここのチョコレートになりました。評判は上々です
価格もベルギーチョコより安く、店内にいたお客さんにここの評価を聞こうと思って話しかけたら、３年前に日本に来られたそうで、ここのは美味しいと勧められました

タイラース美術館周辺

タイラース美術館周辺

タイラース美術館周辺スパールネ川沿い

タイラース美術館周辺スパールネ川沿い
乗りませんでしたがリバークルーズも

1778年に建てられたオランダで最も古いタイラース美術館です。
スパールネ川沿いにるのですが、ここもうっかりすると通り過ぎてしまいます。そして入り口は階段が

動物や魚の化石、天然石や天文時計など、自然科学に関する展示が豊富です。絵画のコレクションもあり、とても見所の多い美術館でした

創設者のピーテル・タイラーは1702年生まれの銀行家

タイラース美術館内

絵画は明らかにフランクハルス美術館とは作風が異なります
時代が１００年程違うのがすぐにわかりました

タイラース美術館内

タイラース美術館内

タイラース美術館内

タイラース美術館内

タイラース美術館内

タイラース美術館内

タイラース美術館内

タイラース美術館内

ホテルへ帰ります
どちらの美術館も歩いて１０分以内

ホテル周辺

折角オランダに行くのだからアムステルダムのゴッホ美術館に行きたいとは思っていましたが、ここハーレムも興味をそそられるのが沢山有り一日が終わってしまいました
もう一日ここで過ごしたいくらいの街でした

翌朝、船に乗るためにアムステルダムに向かいます。初Uber
ホテル前の交差点で待ちます
リクエストをすると、すぐにあと何分で着きますと出るのですが、ナンバープレートと車種がFord何とかと出ても私には馴染みのない車名なので手掛かりはナンバープレートだけ！色が出るともっとわかりやすい

約25分でアムステルダムクルーズターミナルに到着。料金は32ユーロで初回割引12ユーロを使ったので20ユーロでした
ワゴン車だったので、車椅子も問題なく積めました
空港からハーレムまでのタクシーとほぼ同じ時間でしたが値段は半分近くで済みました。Uber有難う
念願のコーニングスダムに無事乗船

コーニングスダムと同時にヨーロッパポジショニングをするプリンセンダム
同じような所に寄港しますが、小さな船体を生かしてリバークルーズをするので、ローマ到着は我々より2日遅れに
春にクイーンエリザベスに乗った時２組の方が乗船されると言っていました

この旅行記へのコメント （4）

• ぴぴまるさん 2018/12/01 10:03:17

  オランダ、やっぱり行きたいなと思いました。

  hidamariさん
  
  おはようございます。
  いつもご訪問と御投票ありがとうございます。
  
  さて、オランダへ行かれてたんですね。
  オランダの方の親切な様子が至る所で感じられました。
  
  もう10年以上前にいったのですが、また行きたくなってちょうど私も9月か10月でアムステルダム行を考えていたんです。
  しかもキャセイで（私はエコですが）。
  なのですんごく食いつきました（笑）
  
  アムステルダムのホテルやたらと高いですよね。
  せっかく航空券をお安く手配してもホテルが高いなと思っていました。
  ハーレムはアムステルダムから近いのですね。
  運河と街並みがとても素敵でした。
  やはり行かなければと思いました。
  
  ぴぴまる。
  
  
  

  hidamariさん からの返信 2018/12/01 13:53:22

  RE: オランダ、やっぱり行きたいなと思いました。

  ぴまるぴさん
  
  こんにちは
  書き込みと投票有難うございます
  
  我が家は車椅子なので、出来るだけトランジットの回数を少なくしたいのですが
  成田・羽田経由でも同じ回数になり、価格も高くなってしまうので地方空港発の場合は
  キャセイがとても良いと思います
  どの空港も朝に着き、午後出発なので時間も有効に使えますね
  
  ハーレムの位置関係は空港・アムステルダム・ハーレムが三角関係です
  電車だと15分前後でアムステルダムに行けるそうです
  最初は電車っでハーレムに行くつもりでしたが、車椅子には苦手の乗り換えが有ったので
  直通バスで行くつもりでした。結局はタクシーになりましたが、障害のない方はバスで問題ないと思います
  
  泊まったホテルもお勧めです。立地は街のど真ん中で朝食付き（美味かった）で1泊1万円少々でした
  
  オランダはハーレムしか歩いていませんが、観光客の人混みもなく、坂が無く（これが車椅子にはうれしい）とても良い所でした
  
  是非お出かけください
  治安もイタリア・スペインなどに比べたら良いと思います
  
  hidamari
  

• 白い華さん 2018/11/13 16:54:15

  「観光も　いっぱい！の　オランダ　ハーレムに　宿泊」で　良かったデスネ。

  今晩は。
  やっと、「長編。　写真　＆　コメント多し・・・の　私の　『　地中海クルーズ　』　旅行記が　完成して　一安心！って　ところ」です。
  ｈｉｄａｍａｒｉさんなど、　クルーズ・ベテランさんが　「クルーズの　魅力」を　語っていました。のが　
  今回、夫婦で　行けて　「その　魅力」　とっても、理解出きました。
  「いつか・・・再び！　クルーズ旅行」と　思っています。
  ーーーーーーーーーーーーーーーーー
  「今年は、私の　東京都内の　実家！も　いろいろと　大変でした」が　一段落！つぃた。ので
  11月　始め！に　「私達・夫婦は　『　南信州　飯田市　＆　伊那市　『　下栗の里　＆　昼神温泉に　一泊　』　で　行って来たンですよ。
  紅葉も　素晴らしくて、「久しぶり！に　国内旅行を　満喫しました」。
  ーーーーーーーーーーーーーーーー
  ところで、「ご質問！の　あった・・・　オランダ　『　ハーレム　』　の　ホテル」
  「お値段も、　お手頃！なのが　あったそう」で　また、「ハーレム」を　お二人！で
  けっこう　観光されてて　「あぁ～、　良かったなぁ～」と　思いながら、旅行記を　楽しませてもらいました。
  
  こじんまり！した・・・　ハーレムの　町中。
  「教会　＆　二つ！の　美術館」も　入られて良かったデスネ。
  私は、「外観を　見ただけ！でした。　教会も　入場されたそう」で　
  可愛らしい～！　三角屋根・・・の　建物。　小道。　川沿い！の　風景。　町中。と「小さな　町。を　とても、満足された」のが　嬉しかったデス。
  
  ほんと、「なかなか、日本人！は　行かない・・・ハーレム」って　見所が　いっぱい。で　「私も　行って・・・良かった」と　思っています。
  ーーーーーーーーーーーーーーー
  今回、　ｈｉｄａｍａｒｉさんが　立ち寄った・・・港。
  「リスボン」は、　再来月　（２０１９年　1月に　訪問します）
  「ローマ。　チビタベッキア港」は、　先日・・・　『　地中海クルーズ　』　の　出発　＆　ゴール地点。
  
  そして、「思い出！深い・・・　オランダ・ハーレム」の　お話。
  と
  沢山、「語り合える・・・港巡り」に　ワクワクしました。
  
  奥様と、　車椅子・・・で　「素晴らしい！世界の　船旅」を　これからも　頑張って　行ってくださいね。
  　　　これからもよろしくお願いします。

  hidamariさん からの返信 2018/11/13 19:07:55

  RE: 「観光も　いっぱい！の　オランダ　ハーレムに　宿泊」で　良かったデスネ。

  今晩は
  
  > ほんと、「なかなか、日本人！は　行かない・・・ハーレム」って　見所が　いっぱい。で　「私も　行って・・・良かった」と　思っています。
  
  旅行記を検索してもハーレムは、特に宿泊したのは殆ど無く不安でした
  添乗員付きのツアーだったら名所好きの日本人では成立しないと思います
  個人手配ならではの体験でした
  
  > 「リスボン」は、　再来月　（２０１９年　1月に　訪問します）
  
  旅行記にも書きましたが、車椅子には辛い道路でした
  〇質問です　一緒に行くのは　ご主人？お姉さん？
  そんな事はどうでもいいですが、もし、自由時間が有ればUberを使ってみて下さい
  そして、Three simはポルトガルでも問題無く使えました。Amazonでも売っていて安いのでお勧めです
  
  1月はシンガポール発着スリランカ・モルディブクルーズに行きます
  
  リスボン旅行記楽しみにしています
  有難う御座いました
  
  hidamari