ミラノ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ミラノで再びショッピングができて幸せな気分になった。半年前の3月に、ガッレリアの雄牛の急所の上で3回転した霊験あらたかだ。<br /><br />ミラノのお店は、ブランド店ならずとも、大胆な色使い、美しさの追求、奔放なデザインで、私の目をくぎ付けにしてくれた。清潔、かわいい、万人向け、を押し出すトーキョーに比べると、刺激が強く、前に進もうとする力がみなぎっているように感じた。そして、さりげないイタリアの食を求めてスーパーマーケットへ行った。今日も、明日も、気軽に食べられるイタリアの味覚が、そこには並んでいた<br /><br />やっぱり、ミラノ最大の観光資源は、誘惑の多すぎるショッピングだった。次は、いつ来られるのだろうか。

ミラノの誘惑BC級ショッピング

29いいね!

2018/09/13 - 2018/09/15

425位(同エリア2970件中)

2

50

Pメテオラさん

ミラノで再びショッピングができて幸せな気分になった。半年前の3月に、ガッレリアの雄牛の急所の上で3回転した霊験あらたかだ。

ミラノのお店は、ブランド店ならずとも、大胆な色使い、美しさの追求、奔放なデザインで、私の目をくぎ付けにしてくれた。清潔、かわいい、万人向け、を押し出すトーキョーに比べると、刺激が強く、前に進もうとする力がみなぎっているように感じた。そして、さりげないイタリアの食を求めてスーパーマーケットへ行った。今日も、明日も、気軽に食べられるイタリアの味覚が、そこには並んでいた

やっぱり、ミラノ最大の観光資源は、誘惑の多すぎるショッピングだった。次は、いつ来られるのだろうか。

旅行の満足度
5.0
観光
4.5
ショッピング
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
20万円 - 25万円
交通手段
鉄道 徒歩
航空会社
エミレーツ航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • 【1 ミラノ・ショッピングへ出陣 】<br /><br />ミラノは、言わずと知れたモードの街。ヨーロッパでは、パリと並ぶファッションセンスあふれる都会だ。私のような初老の男性でさえも惹きつけてしまう妖艶な魅力がある。<br />ミラノ観光に来た日本人の半分くらいは、いわゆる名所旧跡めぐりをして去ってしまう。とっても残念。何度も言うが、「ミラノは将来を感じる観光地」。ドゥオーモをちらりと見て、心の中で「こんにちは」をしたら、余程のブランド・アレルギーがないかぎり、すぐに、ガッレリアに入り、続いてモンテ・ナポレオーネ通りや、スピーガ通りに繰り出してほしい。行きつ戻りつ、ブランド店のショーウィンドーや非ブランド店にさりげなく並んでいる商品を見るだけでも、「ファッションのみならず、すべてのことにおいて美しさの追求は大切なんだ」という思いが生じて、脳裏に刺激が走る。<br /><br />写真は、ガッレリアの中央部の十字路。いまや、ベルサーチ、プラダの有名ブティックや、TVで人気を博した高級レストラン、クラッコ:Cracco、が軒を並べる大ブランド交差点になった。「すごいですね、ミラノ!」

    【1 ミラノ・ショッピングへ出陣 】

    ミラノは、言わずと知れたモードの街。ヨーロッパでは、パリと並ぶファッションセンスあふれる都会だ。私のような初老の男性でさえも惹きつけてしまう妖艶な魅力がある。
    ミラノ観光に来た日本人の半分くらいは、いわゆる名所旧跡めぐりをして去ってしまう。とっても残念。何度も言うが、「ミラノは将来を感じる観光地」。ドゥオーモをちらりと見て、心の中で「こんにちは」をしたら、余程のブランド・アレルギーがないかぎり、すぐに、ガッレリアに入り、続いてモンテ・ナポレオーネ通りや、スピーガ通りに繰り出してほしい。行きつ戻りつ、ブランド店のショーウィンドーや非ブランド店にさりげなく並んでいる商品を見るだけでも、「ファッションのみならず、すべてのことにおいて美しさの追求は大切なんだ」という思いが生じて、脳裏に刺激が走る。

    写真は、ガッレリアの中央部の十字路。いまや、ベルサーチ、プラダの有名ブティックや、TVで人気を博した高級レストラン、クラッコ:Cracco、が軒を並べる大ブランド交差点になった。「すごいですね、ミラノ!」

  • 「さあ、ショッピングに出かける準備はできましたか?」<br />「服装OK、クレジットカード、ヨシ!、パスポート、ヨシ!」<br />「おっと、靴は大丈夫?くたびれたスニーカーやサンダルだと、足元みられますよ。歩きやすい履物をすすめる旅行会社の弁に乗らないで、そこそこの履物でお出かけあれ」<br /><br />そして、何よりもまず、お店のドアを開けたら店員さんと目を合わせ、「ブオン・ジョルノ!」。午後から夜は、「ブオナ・セーラ!」。<br />これが、私のショッピング作法。これで、いつも、けっこう楽しい買い物日和となっている。

    「さあ、ショッピングに出かける準備はできましたか?」
    「服装OK、クレジットカード、ヨシ!、パスポート、ヨシ!」
    「おっと、靴は大丈夫?くたびれたスニーカーやサンダルだと、足元みられますよ。歩きやすい履物をすすめる旅行会社の弁に乗らないで、そこそこの履物でお出かけあれ」

    そして、何よりもまず、お店のドアを開けたら店員さんと目を合わせ、「ブオン・ジョルノ!」。午後から夜は、「ブオナ・セーラ!」。
    これが、私のショッピング作法。これで、いつも、けっこう楽しい買い物日和となっている。

  • 「イタリアでは、お店の壁や電車に落書きがいっぱいあって、何となく恐怖感を覚えてしまうのですが?」<br />「この国の陰の部分と思って、あきらめるしかありません。結構、繁華街にも落書きあるし、ゴミもいっぱい落ちていますが、本当に危ないところは、もっと、すさまじい感じだそうです」<br />用心に越したことはないですが、まあ、大丈夫と思って出かけましょう。

    「イタリアでは、お店の壁や電車に落書きがいっぱいあって、何となく恐怖感を覚えてしまうのですが?」
    「この国の陰の部分と思って、あきらめるしかありません。結構、繁華街にも落書きあるし、ゴミもいっぱい落ちていますが、本当に危ないところは、もっと、すさまじい感じだそうです」
    用心に越したことはないですが、まあ、大丈夫と思って出かけましょう。

  • 【2 このごろミラノに、はやるもの 】<br /><br />( 猫カフェ。クレイジー・キャット)<br />「このごろミラノに、はやるもの。猫カフェ、スタバに中国人!」、という訳で、偶然も重なり、ミラノの猫カフェ1号店にたどりついた。店名は「クレイジー・キャット・カフェ」:Crazy Cat Cafe。猫9匹のいるお店。チェントラーレ駅のオフィス街寄りの地下鉄出口から、徒歩5分くらいの場所だ。<br /> (住所 Via Napo Torriani 5, ang. Via Capellini )

    【2 このごろミラノに、はやるもの 】

    ( 猫カフェ。クレイジー・キャット)
    「このごろミラノに、はやるもの。猫カフェ、スタバに中国人!」、という訳で、偶然も重なり、ミラノの猫カフェ1号店にたどりついた。店名は「クレイジー・キャット・カフェ」:Crazy Cat Cafe。猫9匹のいるお店。チェントラーレ駅のオフィス街寄りの地下鉄出口から、徒歩5分くらいの場所だ。
     (住所 Via Napo Torriani 5, ang. Via Capellini )

  • もう1組のカップルともども入ろうとしたら、「あいにく予約で満席です」と、中から出てきたお兄さんが、すまなそうに説明してくれた。結構、人気店のようだ。<br /><br />数分、店の前で様子をうかがっていると、写真のとおり、予約なしで来た客が、一様に無念そうに店内を眺めては立ち去って行く。私も、なんか、損した気分になった。

    もう1組のカップルともども入ろうとしたら、「あいにく予約で満席です」と、中から出てきたお兄さんが、すまなそうに説明してくれた。結構、人気店のようだ。

    数分、店の前で様子をうかがっていると、写真のとおり、予約なしで来た客が、一様に無念そうに店内を眺めては立ち去って行く。私も、なんか、損した気分になった。

  • ( ついに開店、「ミラノ・スタバ1号店」)<br /><br />つ、ついに、ミラノにアメリカン・コーヒー店が上陸した。前々から「近日開店」と噂になっては、開店延期を繰り返していたスタバが、2018年9月8日、ついに、旧中央郵便局ビル内にオープンしたのだ。<br />地下鉄1号線のコルドゥシオ:Cordusio駅前の堂々たるビルに入っているスタバは、一見、地味な造り。外から見ただけでは、あの緑色の看板も見えない。

    ( ついに開店、「ミラノ・スタバ1号店」)

    つ、ついに、ミラノにアメリカン・コーヒー店が上陸した。前々から「近日開店」と噂になっては、開店延期を繰り返していたスタバが、2018年9月8日、ついに、旧中央郵便局ビル内にオープンしたのだ。
    地下鉄1号線のコルドゥシオ:Cordusio駅前の堂々たるビルに入っているスタバは、一見、地味な造り。外から見ただけでは、あの緑色の看板も見えない。

  • 「ラッキーなタイミングでミラノへ来たな」と、ほくそ笑みながら入ろうとしたところが、超大混雑。店の前、ビルの外まで、延々とミラネーゼの行列ができていた。<br />聞けば、開店当初は、2時間待ち、3時間待ち。いまでも最低30分待ちは当然とのこと。列をさばくスタバの店員さんも、「ちょっと待って」と、お客の動きを見ながら止めたり、促したり。<br />「あんなアメリカンな、まずいコーヒー、列、作ってまで飲む価値ないわ!」と、ぶつぶつ言っている一方で、「新しいアメリカン・コーヒー・ショップができたんだって。お試しに行こう!」と、うきうき出かけるのもミラネーゼ。だから、ミラノは、イタリアで一番、そして断トツに外国料理が受け入れられている都市。このノリで、スシを試してくれたからこそ、現在、600店とも言われるほどに激増した日本料理店ブームがある。<br /><br />アメリカン・コーヒーは難ありだけど、スタバの挑戦は応援する、というのが私のスタンスだ。

    「ラッキーなタイミングでミラノへ来たな」と、ほくそ笑みながら入ろうとしたところが、超大混雑。店の前、ビルの外まで、延々とミラネーゼの行列ができていた。
    聞けば、開店当初は、2時間待ち、3時間待ち。いまでも最低30分待ちは当然とのこと。列をさばくスタバの店員さんも、「ちょっと待って」と、お客の動きを見ながら止めたり、促したり。
    「あんなアメリカンな、まずいコーヒー、列、作ってまで飲む価値ないわ!」と、ぶつぶつ言っている一方で、「新しいアメリカン・コーヒー・ショップができたんだって。お試しに行こう!」と、うきうき出かけるのもミラネーゼ。だから、ミラノは、イタリアで一番、そして断トツに外国料理が受け入れられている都市。このノリで、スシを試してくれたからこそ、現在、600店とも言われるほどに激増した日本料理店ブームがある。

    アメリカン・コーヒーは難ありだけど、スタバの挑戦は応援する、というのが私のスタンスだ。

  • 【3 まずは王道、スピーガ&モンテ・ナポレオーネ 】<br /><br />( さすが有名店のディスプレイ )<br /><br />マダムとOLと中国人とロシア人の牙城、スピーガ通りとモンテ・ナポレオーネ通り:Via della Spiga, Via Monte Napoleone、は、何度来ても、ちょっぴり気おくれする。半年ごとに夏冬コレクションを入れ替えていれば、店の色彩もけっこう変わるので、少しはたじろぐのが当たり前である。その一方、季節ごとに変わるディスプレイは、何度見ても私の視線をひきつける。<br /><br />今回、有名店はパスしてミラノならではのお店を見ると決めていたのにもかかわらず、やっぱりブランドショップに目移りした。<br />秋の装いを派手な色使いでアピールするブランドショップ「ドルチェ&ガバーナ」:Dolce&amp;Gabbana。スピーガ通りからベネチア通り:Corso Venezia、にかけて数店舗があるが、思わず、その中のひとつに目線が行った。

    【3 まずは王道、スピーガ&モンテ・ナポレオーネ 】

    ( さすが有名店のディスプレイ )

    マダムとOLと中国人とロシア人の牙城、スピーガ通りとモンテ・ナポレオーネ通り:Via della Spiga, Via Monte Napoleone、は、何度来ても、ちょっぴり気おくれする。半年ごとに夏冬コレクションを入れ替えていれば、店の色彩もけっこう変わるので、少しはたじろぐのが当たり前である。その一方、季節ごとに変わるディスプレイは、何度見ても私の視線をひきつける。

    今回、有名店はパスしてミラノならではのお店を見ると決めていたのにもかかわらず、やっぱりブランドショップに目移りした。
    秋の装いを派手な色使いでアピールするブランドショップ「ドルチェ&ガバーナ」:Dolce&Gabbana。スピーガ通りからベネチア通り:Corso Venezia、にかけて数店舗があるが、思わず、その中のひとつに目線が行った。

  • 心を鬼にしてスピーガ通りを直角に折れ、サン・タンドレア通り:Via Sant&#39; Andorea、を歩いていると、ファッション展示館の前では週末のイベントに向けて何やら準備中。<br />「いやはや、この大胆な構図。LGBT、ミー・トゥー運動なんか、とっくに超越した人間の美の境地だ」、と心の中で自問自答する私など、眼中にない様子で作業を続けるスタッフは、やはりプロである。

    心を鬼にしてスピーガ通りを直角に折れ、サン・タンドレア通り:Via Sant' Andorea、を歩いていると、ファッション展示館の前では週末のイベントに向けて何やら準備中。
    「いやはや、この大胆な構図。LGBT、ミー・トゥー運動なんか、とっくに超越した人間の美の境地だ」、と心の中で自問自答する私など、眼中にない様子で作業を続けるスタッフは、やはりプロである。

  • これは何かあるのではないかと思って、中庭の様子を見ると、展示準備を終えたクルマが1台。緑や赤の色使いの割には、全体がシックなイメージでまとめられている。背後のアーチや、地面の唐草模様と、妙に合っている。<br />「こういうところが、ミラノのセンス。よい勉強になった」

    これは何かあるのではないかと思って、中庭の様子を見ると、展示準備を終えたクルマが1台。緑や赤の色使いの割には、全体がシックなイメージでまとめられている。背後のアーチや、地面の唐草模様と、妙に合っている。
    「こういうところが、ミラノのセンス。よい勉強になった」

  • ( スピーガ通りでうっとり )<br /><br />再びスピーガ通りに戻って、ディスプレイにうっとり。<br />エルマンノ・シェルヴィーノ:Ermanno Scervino という店の作品は、落ち着いた色調を好む30-40台のマダムを意識しているようだ。

    ( スピーガ通りでうっとり )

    再びスピーガ通りに戻って、ディスプレイにうっとり。
    エルマンノ・シェルヴィーノ:Ermanno Scervino という店の作品は、落ち着いた色調を好む30-40台のマダムを意識しているようだ。

  • 続いて、ローマ発祥の手袋の有名店、セルモネータ:Sermoneta のミラノ店。赤やオレンジ、群青色や緑色の手袋が並んでいる空間は、きらびやかの一語につきる。店員の応対が云々というコメントを見たことがあるが、それは、多分、イタリアンな標準サービスなのかも知れない。店員の目を見て、堂々と自分の希望を言う、靴や服も必ず、その場ですべて試着して、ほころびやキズなどの有無を現物チェック、等々は、ショッピングの基本だ。私も、今回、ある店の会計時の免税書類に、購入金額が間違って入力されていたので、平均値より確実にきれいなお姉さんに物申して訂正してもらったが、何と、書類打ち直し作業に30分かかってしまった。<br /><br />ショッピング時間が長びくのは、必ずしも、女性客を主としたお客側の、後ろ髪をひかれる思いばかりが原因ではない、ということを改めて痛感。<br /><br />「ショッピング、相手のミスでも延長戦」

    続いて、ローマ発祥の手袋の有名店、セルモネータ:Sermoneta のミラノ店。赤やオレンジ、群青色や緑色の手袋が並んでいる空間は、きらびやかの一語につきる。店員の応対が云々というコメントを見たことがあるが、それは、多分、イタリアンな標準サービスなのかも知れない。店員の目を見て、堂々と自分の希望を言う、靴や服も必ず、その場ですべて試着して、ほころびやキズなどの有無を現物チェック、等々は、ショッピングの基本だ。私も、今回、ある店の会計時の免税書類に、購入金額が間違って入力されていたので、平均値より確実にきれいなお姉さんに物申して訂正してもらったが、何と、書類打ち直し作業に30分かかってしまった。

    ショッピング時間が長びくのは、必ずしも、女性客を主としたお客側の、後ろ髪をひかれる思いばかりが原因ではない、ということを改めて痛感。

    「ショッピング、相手のミスでも延長戦」

  • スピーガ通りも端の方までやってきた。ここは、40年以上続く、シックな落ち着きをウリにするバック中心のお店、オルチアーニ:Orciani。小さな店構えであるが、ミラノの一等地にあるだけに、レベルは高い。

    スピーガ通りも端の方までやってきた。ここは、40年以上続く、シックな落ち着きをウリにするバック中心のお店、オルチアーニ:Orciani。小さな店構えであるが、ミラノの一等地にあるだけに、レベルは高い。

  • ( モンテ・ナポレオーネ通を再チェック )<br /><br />再び、モンテ・ナポレオーネ通りに戻る。目についたのが、下着や夜具の専門店ラ・ペルラ:La Perla。「真のお洒落は、見えないところまでも100%注力すること」、と言う、ファッションの神の声が聞こえてきそうなシュールなディスプレイだ。<br />「そこのあなた、『下着』などという誤解を招く言い方はおよしなさい。うちは、『ランジェリー』の専門です」という、お叱りも頭の中に響いた。<br />「殿方のパジャマなども、揃っています。是非、見てね」

    イチオシ

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    ( モンテ・ナポレオーネ通を再チェック )

    再び、モンテ・ナポレオーネ通りに戻る。目についたのが、下着や夜具の専門店ラ・ペルラ:La Perla。「真のお洒落は、見えないところまでも100%注力すること」、と言う、ファッションの神の声が聞こえてきそうなシュールなディスプレイだ。
    「そこのあなた、『下着』などという誤解を招く言い方はおよしなさい。うちは、『ランジェリー』の専門です」という、お叱りも頭の中に響いた。
    「殿方のパジャマなども、揃っています。是非、見てね」

  • 【 4 ドウオーモ周辺の小さな発見 】<br /><br />( ミラノ・オフィシャル・ストアの価値 ) <br />今回、初めてミラノ・オフィシャル・ストアに入った。観光客のくせに、いつも、通り過ぎるばかりで申し訳ないと思っていたのだ。

    【 4 ドウオーモ周辺の小さな発見 】

    ( ミラノ・オフィシャル・ストアの価値 ) 
    今回、初めてミラノ・オフィシャル・ストアに入った。観光客のくせに、いつも、通り過ぎるばかりで申し訳ないと思っていたのだ。

  • 市中では、ミラノの文字が入ったお土産は意外に少ないので、ちょっとしたミラノ土産を調達するには便利な存在だ。安くはないのは、全世界共通で致し方なし。<br />写真のように、お土産に採用してあるミラノ風景のデザインは、伝統的なドゥオーモなどと高層ビル群の組み合わせだ。新旧の融合と成長がミラノの魅力なのだと、改めて実感した。そして、トーキョーの魅力も同じポイントなのだ。

    市中では、ミラノの文字が入ったお土産は意外に少ないので、ちょっとしたミラノ土産を調達するには便利な存在だ。安くはないのは、全世界共通で致し方なし。
    写真のように、お土産に採用してあるミラノ風景のデザインは、伝統的なドゥオーモなどと高層ビル群の組み合わせだ。新旧の融合と成長がミラノの魅力なのだと、改めて実感した。そして、トーキョーの魅力も同じポイントなのだ。

  • ( ほのぼのとした雰囲気のゲーム店 )<br /><br />手作りのゲームがあったらいいなと思って向かったのが、ドゥオーモの裏手にあるジョッキ・デイ・グランディ:Giochi dei Grandi。昔なつかしい「人生ゲーム=英語名はモノポリー」や、ジグゾーパズル、戦争ゲームなどが所狭しと並んでいた。聞けば、チェスやゲーム類は、ヨーロッパの会社名で売っているものでも、お手頃価格品の大半は中国製になり、イタリア製、スペイン製などは、手作りの高級品しかないという。<br />ここの店舗は、親子で運営しているらしく、穏やかな老紳士がゆったりと商品の紹介をしてくれた一方、若い方が、「オヤジ、あとは俺がやるから」みたいな声かけをして仕事を引き継ぐと、てきぱきと会計や包装をしてくれた。

    ( ほのぼのとした雰囲気のゲーム店 )

    手作りのゲームがあったらいいなと思って向かったのが、ドゥオーモの裏手にあるジョッキ・デイ・グランディ:Giochi dei Grandi。昔なつかしい「人生ゲーム=英語名はモノポリー」や、ジグゾーパズル、戦争ゲームなどが所狭しと並んでいた。聞けば、チェスやゲーム類は、ヨーロッパの会社名で売っているものでも、お手頃価格品の大半は中国製になり、イタリア製、スペイン製などは、手作りの高級品しかないという。
    ここの店舗は、親子で運営しているらしく、穏やかな老紳士がゆったりと商品の紹介をしてくれた一方、若い方が、「オヤジ、あとは俺がやるから」みたいな声かけをして仕事を引き継ぐと、てきぱきと会計や包装をしてくれた。

  • 【 5 ミラノの香り『レルボラリオ』(L&#39;ERBOLARIO)の誘惑  】<br /><br />レルボラリオは、お風呂などの石けん、シャンプー類を買うなら、とても良いお店である。そこそこの価格で、香の良いオーガニックな品物が買える。イタリアン・ビューティーを、日常の一コマとして長く味わうことができる。超有名店の石けんは、最高級であることは間違いないが1つ10ユーロである。レルボラリオの石けんは、ネームバリューは劣るもののオーガニックで品質もしっかりしていて4ユーロだ。<br /><br />レルボラリオは、1978年にミラノ南東のロディ:Lodi という小都市で創業以来40周年とのこと。イタリアからヨーロッパ各国に展開中で、ミラノ市内のあちこちにも支店がある。中国にも支店があるので、中国系のお客がけっこう入ってくるが、日本にお店はない。<br /><br />写真は、ミラノの中華街パオロ・サルピにあるレルボラリオの支店。

    【 5 ミラノの香り『レルボラリオ』(L'ERBOLARIO)の誘惑  】

    レルボラリオは、お風呂などの石けん、シャンプー類を買うなら、とても良いお店である。そこそこの価格で、香の良いオーガニックな品物が買える。イタリアン・ビューティーを、日常の一コマとして長く味わうことができる。超有名店の石けんは、最高級であることは間違いないが1つ10ユーロである。レルボラリオの石けんは、ネームバリューは劣るもののオーガニックで品質もしっかりしていて4ユーロだ。

    レルボラリオは、1978年にミラノ南東のロディ:Lodi という小都市で創業以来40周年とのこと。イタリアからヨーロッパ各国に展開中で、ミラノ市内のあちこちにも支店がある。中国にも支店があるので、中国系のお客がけっこう入ってくるが、日本にお店はない。

    写真は、ミラノの中華街パオロ・サルピにあるレルボラリオの支店。

  • レルボラリオには、我が家のマダムの指南で行ったのが事始めだが、オルソ通り店は、店長以下のスタッフの人柄のせいか、お店の雰囲気が優雅。当然、対面販売が基本。店長らしき男性は、人なつっこい笑顔で、次から次へと、試し用の香りを細長い紙にスプレーして差し出してくれる。一方、控えめながら気品のある薬剤師風のマダムは、微笑みを絶やさずにお客に次々と商品を紹介中。前回、私は、この微笑み戦術に負けてしまい、予想外の大量購入に至った。

    レルボラリオには、我が家のマダムの指南で行ったのが事始めだが、オルソ通り店は、店長以下のスタッフの人柄のせいか、お店の雰囲気が優雅。当然、対面販売が基本。店長らしき男性は、人なつっこい笑顔で、次から次へと、試し用の香りを細長い紙にスプレーして差し出してくれる。一方、控えめながら気品のある薬剤師風のマダムは、微笑みを絶やさずにお客に次々と商品を紹介中。前回、私は、この微笑み戦術に負けてしまい、予想外の大量購入に至った。

  • 商品購入後、記念撮影をお願いしたら快諾された。それどころか、「ちょっと待ってて」と言って、店長が奥に入って行ったと思ったら、店名のロゴ入りの、顔を中央からのぞかせて写真が撮れる宣伝用フレームを持ってきてくれた。さすがに恥ずかしいので丁重に辞退したが、今から思えば、観光地の顔出し写真よろしく撮れば良かったと反省している。海外旅行先のショッピングでは、「後悔先に立たず」を、ひしひしと感じる。迷ったら入れ、試せ、買え、の世界だ。

    イチオシ

    商品購入後、記念撮影をお願いしたら快諾された。それどころか、「ちょっと待ってて」と言って、店長が奥に入って行ったと思ったら、店名のロゴ入りの、顔を中央からのぞかせて写真が撮れる宣伝用フレームを持ってきてくれた。さすがに恥ずかしいので丁重に辞退したが、今から思えば、観光地の顔出し写真よろしく撮れば良かったと反省している。海外旅行先のショッピングでは、「後悔先に立たず」を、ひしひしと感じる。迷ったら入れ、試せ、買え、の世界だ。

  • 【 6 今や定番、コルソ・コモ 】<br /><br />( 昔ペック、今イータリー(Eataly)  )<br />かつて、ミラノ定番の食料品店は、ドゥオーモ近くのペック:Peckであった。ところが、最近の流行はイータリー:Eataly である。ガラス張りの入口、おしゃれな店内にはイタリア食材がびっしりと並び、夜遅くまで観光客やミラネーゼでにぎわっている。伝統的な商店の対面販売のわずらわしさを避けたい世代の支持を集めているようだ。数少ない泣き所は、観光客にはちょっと不便な立地。けれども、イータリー一帯のポルタ・ガリバルディ地区の再開発が進み、気になるお店が増え始めると、人はもっと集まると思う。

    【 6 今や定番、コルソ・コモ 】

    ( 昔ペック、今イータリー(Eataly) )
    かつて、ミラノ定番の食料品店は、ドゥオーモ近くのペック:Peckであった。ところが、最近の流行はイータリー:Eataly である。ガラス張りの入口、おしゃれな店内にはイタリア食材がびっしりと並び、夜遅くまで観光客やミラネーゼでにぎわっている。伝統的な商店の対面販売のわずらわしさを避けたい世代の支持を集めているようだ。数少ない泣き所は、観光客にはちょっと不便な立地。けれども、イータリー一帯のポルタ・ガリバルディ地区の再開発が進み、気になるお店が増え始めると、人はもっと集まると思う。

  • ( コルソ・コモ・テンをおっかなびっくり偵察 )<br />ポルタ・ガリバルディ地区の、そういう気になるポイントのひとつが、コルソ・コモ・テン:10 Corso Como、というカフェ兼ファッション・ショップ。私も、気になっていたので、やじうま根性で、ちょっとだけ中を見た。

    ( コルソ・コモ・テンをおっかなびっくり偵察 )
    ポルタ・ガリバルディ地区の、そういう気になるポイントのひとつが、コルソ・コモ・テン:10 Corso Como、というカフェ兼ファッション・ショップ。私も、気になっていたので、やじうま根性で、ちょっとだけ中を見た。

  • うっそうとした植え込みの向こうにレストラン、カフェの席が見え、優雅な午後のひとときをおしゃべりで過ごすお客たちがいた。

    うっそうとした植え込みの向こうにレストラン、カフェの席が見え、優雅な午後のひとときをおしゃべりで過ごすお客たちがいた。

  • 【 7 ヴェルチェッリ通りのお上品な日常 】<br /><br />今回は、ドゥオーモのある中心部から取って返し、西のハイソな商店街ヴェルチェッリ(ヴェルチェーリ)通り:Corso Vercelli、からマルゲラ通り:Via Marghera までのショッピングを堪能した。<br /><br />このあたりは、贅沢ではないが、品のある、ややリッチなミラノ暮らしを感じるショッピング空間。先を急ぐ観光客には退屈な空間かも知れないが、日々ゆったり、あるいは、けだるく過ごすミラネーゼ気分に浸れる場所だ。

    【 7 ヴェルチェッリ通りのお上品な日常 】

    今回は、ドゥオーモのある中心部から取って返し、西のハイソな商店街ヴェルチェッリ(ヴェルチェーリ)通り:Corso Vercelli、からマルゲラ通り:Via Marghera までのショッピングを堪能した。

    このあたりは、贅沢ではないが、品のある、ややリッチなミラノ暮らしを感じるショッピング空間。先を急ぐ観光客には退屈な空間かも知れないが、日々ゆったり、あるいは、けだるく過ごすミラネーゼ気分に浸れる場所だ。

  • それでも、ここはイタリアのミラノ。お店のディスプレイは、私にも十分、刺激的である。写真は、フランスに本拠があるセフォーラ:Sephora という衣料品か化粧店の店頭。かつのベネトンみたいに、グローバルなモデルを使っているが、色合いは黒をベースとした、すっきり系のデザインをアピール。「若いというのは、ほんと、いいことですねえ」と、見とれてしまった。

    それでも、ここはイタリアのミラノ。お店のディスプレイは、私にも十分、刺激的である。写真は、フランスに本拠があるセフォーラ:Sephora という衣料品か化粧店の店頭。かつのベネトンみたいに、グローバルなモデルを使っているが、色合いは黒をベースとした、すっきり系のデザインをアピール。「若いというのは、ほんと、いいことですねえ」と、見とれてしまった。

  • キコ:KIKO Milanoは、日本語風の音感を持つ化粧品のチェーン店。ミラノ市内にも、あちらこちらに支店がある。ここも、すっきり、しゃっきり風のディスプレイ。店の前に停まっていた小型のクルマとの組み合わせが、ミラノでは、珍しくかわいい感じを醸し出していた。

    キコ:KIKO Milanoは、日本語風の音感を持つ化粧品のチェーン店。ミラノ市内にも、あちらこちらに支店がある。ここも、すっきり、しゃっきり風のディスプレイ。店の前に停まっていた小型のクルマとの組み合わせが、ミラノでは、珍しくかわいい感じを醸し出していた。

  • 夕暮れのベルチェリ通りを歩いていると、生活に根差したお店のショーウィンドーにも行き当たる。中高校生向けのバックパックディスプレイだ。毎日、毎日、親や先生から「あなたに合った色合いは、どれ?体に合った着こなしを考えた?」と、言われていれば、センスも磨かれるのは当然。子供のころから、自分で考えながら、いろいろな色やデザインを合わせられていいなあ。<br />

    夕暮れのベルチェリ通りを歩いていると、生活に根差したお店のショーウィンドーにも行き当たる。中高校生向けのバックパックディスプレイだ。毎日、毎日、親や先生から「あなたに合った色合いは、どれ?体に合った着こなしを考えた?」と、言われていれば、センスも磨かれるのは当然。子供のころから、自分で考えながら、いろいろな色やデザインを合わせられていいなあ。

  • 有名ブランドのツァーラ(ザラ):Zara、のインテリア部門と思しきお店もあった。ガラス越しに読み取れるお値段は高め。このあたりは、外観こそ地味で周囲と大同小異の造りのマンションがならんでいるが、中に入ると、かなりゴージャスな部屋が多いと聞いた。日々、淡々と暮らす、中から上クラスのミラノのサラリーマン、自営業者の暮らしの雰囲気が伝わってきた。

    有名ブランドのツァーラ(ザラ):Zara、のインテリア部門と思しきお店もあった。ガラス越しに読み取れるお値段は高め。このあたりは、外観こそ地味で周囲と大同小異の造りのマンションがならんでいるが、中に入ると、かなりゴージャスな部屋が多いと聞いた。日々、淡々と暮らす、中から上クラスのミラノのサラリーマン、自営業者の暮らしの雰囲気が伝わってきた。

  • ヴェルチェーリ通りのランドマークは、コイン:Coin というデパート。ミラノ市内に2,3店舗がある。ファッション系のお店ばかりが入っているはず。今日は、中には入らず通り過ぎただけ。<br /><br />イタリアでは、店名やサービスに、けっこう英語が使われているし、ご本人たちも平然としている。このあたりは、英語について、公式にはけっこう神経質なフランスとの違いを感じる個所だ。だからと言って、英語があちこちで通用しないところは、日本と同じで、苦笑してしまう。

    ヴェルチェーリ通りのランドマークは、コイン:Coin というデパート。ミラノ市内に2,3店舗がある。ファッション系のお店ばかりが入っているはず。今日は、中には入らず通り過ぎただけ。

    イタリアでは、店名やサービスに、けっこう英語が使われているし、ご本人たちも平然としている。このあたりは、英語について、公式にはけっこう神経質なフランスとの違いを感じる個所だ。だからと言って、英語があちこちで通用しないところは、日本と同じで、苦笑してしまう。

  • 赤い看板のお店は、ヴェルチェリ通りの西の端近くにある大型書店フェルトリネッリ(フェルトネーリ):La Feltrinelli の基幹店。お店の中には、ぐっちゃり本とCD類が並んでいる。ここの500メートルばかり先には、もうひとつの大型書店モンダドーリ:Mondadori のメガストアもある。大きな本屋が競合するミラノは、間違いなく文化都市だ。

    赤い看板のお店は、ヴェルチェリ通りの西の端近くにある大型書店フェルトリネッリ(フェルトネーリ):La Feltrinelli の基幹店。お店の中には、ぐっちゃり本とCD類が並んでいる。ここの500メートルばかり先には、もうひとつの大型書店モンダドーリ:Mondadori のメガストアもある。大きな本屋が競合するミラノは、間違いなく文化都市だ。

  • 【 8 準観光名所、ワグネル公設市場:MERCATO COMUNALE 】<br /><br />先ほどのフェルトリネッリ書店の先を右折して100メートル行くと、観光客にも、少し名の知れたワグネル公設市場(いちば):Mercato Comunale、に出る。庶民派ショッピングを楽しみたい旅行者は、各都市で公設市場を目指すが、ここは、観光都市の市場のような感じではない。スーパーマーケットとは一線を画し、品質重視、対面販売重視で市民生活と密着しているお店が入っている小規模商店街なのだ。

    【 8 準観光名所、ワグネル公設市場:MERCATO COMUNALE 】

    先ほどのフェルトリネッリ書店の先を右折して100メートル行くと、観光客にも、少し名の知れたワグネル公設市場(いちば):Mercato Comunale、に出る。庶民派ショッピングを楽しみたい旅行者は、各都市で公設市場を目指すが、ここは、観光都市の市場のような感じではない。スーパーマーケットとは一線を画し、品質重視、対面販売重視で市民生活と密着しているお店が入っている小規模商店街なのだ。

  • おそらく、変形五角形ほどの平屋の市場の周囲には、花屋と八百屋が数軒ずつ入り、内部を一周する通路に沿って、肉屋、魚屋、チーズ屋、お菓子屋、パン屋、薬屋が2、3軒ずつ入っている。<br /><br />営業時間は、月曜日は午前8時--午後1時30分のみ、火曜日から金曜日までは午前8時--午後1時30分と午後3時30分--7時30分、土曜日は昼休みなしのノンストップで午前8時--午後7時30分と、伝統的なスタイル。日曜営業当然、連日午後10時、11時閉店は当たり前のスーパーマーケットと競争しながらも生き延びているのは、やはり、所得が高い地区にあって、高品質とていねいな接客で固定客をがっちりつかんでいるからだと思う。<br /><br />観光地と化した市場(いちば)や、観光ポスターに登場する朝市のような雰囲気は全然ない。裏を返せば、ミラノ生活の真髄に迫るものを感じると思う。店員さんの応対から想像するに、私も当初は、近くに住む、あわれな単身で働きバチのニッポン人駐在員あたりが、わびしく買い出しに来ていたように見られていたと思う。

    おそらく、変形五角形ほどの平屋の市場の周囲には、花屋と八百屋が数軒ずつ入り、内部を一周する通路に沿って、肉屋、魚屋、チーズ屋、お菓子屋、パン屋、薬屋が2、3軒ずつ入っている。

    営業時間は、月曜日は午前8時--午後1時30分のみ、火曜日から金曜日までは午前8時--午後1時30分と午後3時30分--7時30分、土曜日は昼休みなしのノンストップで午前8時--午後7時30分と、伝統的なスタイル。日曜営業当然、連日午後10時、11時閉店は当たり前のスーパーマーケットと競争しながらも生き延びているのは、やはり、所得が高い地区にあって、高品質とていねいな接客で固定客をがっちりつかんでいるからだと思う。

    観光地と化した市場(いちば)や、観光ポスターに登場する朝市のような雰囲気は全然ない。裏を返せば、ミラノ生活の真髄に迫るものを感じると思う。店員さんの応対から想像するに、私も当初は、近くに住む、あわれな単身で働きバチのニッポン人駐在員あたりが、わびしく買い出しに来ていたように見られていたと思う。

  • 「何で、そんなことが分かるのか?」って。<br />写真のように、ペコリーノ・ソルド、というサルディニア産のチーズを買ったとき、写真を撮るまでは、店のおじさんが、「これをそのまま切って、ワインといっしょに部屋で食べると美味いよなあ」、というようなことを言ったからである。<br />ちなみに、「写真撮らせて」、とお願いした後は、観光客であることが完全にバレたと思う。<br />「親切な店員さん、ありがとうございました」

    「何で、そんなことが分かるのか?」って。
    写真のように、ペコリーノ・ソルド、というサルディニア産のチーズを買ったとき、写真を撮るまでは、店のおじさんが、「これをそのまま切って、ワインといっしょに部屋で食べると美味いよなあ」、というようなことを言ったからである。
    ちなみに、「写真撮らせて」、とお願いした後は、観光客であることが完全にバレたと思う。
    「親切な店員さん、ありがとうございました」

  • 【 9 最強のタバッキ、コンビニを蹴散らす 】<br /><br />イタリアにも、ミラノにも、いまのところコンビニがない。その代わり、ミニ・スーパーや、タバッキ:Tabacchi と呼ばれる小規模個人商店が市街地に散在している。タバッキは、日本でいうコンビニに限りなく近く、いろいろな日用品を売っている。営業時間も長い。バルと同様、イタリア人の朝昼晩に密着している感じだ。値段が多少高いのは仕方ないが、私も、ときどき水を買いに寄った。

    【 9 最強のタバッキ、コンビニを蹴散らす 】

    イタリアにも、ミラノにも、いまのところコンビニがない。その代わり、ミニ・スーパーや、タバッキ:Tabacchi と呼ばれる小規模個人商店が市街地に散在している。タバッキは、日本でいうコンビニに限りなく近く、いろいろな日用品を売っている。営業時間も長い。バルと同様、イタリア人の朝昼晩に密着している感じだ。値段が多少高いのは仕方ないが、私も、ときどき水を買いに寄った。

  • 【 10 マルゲラ通りのお店を見る 】<br /><br />ワグネルの公設市場から西に伸びる道が、このあたりの、もうひとつの地域商店街マルゲラ通り(マルゲーラ):Via Marghera だ。写真のように、何の変哲もないビルが連なっている通りの両脇に、いろいろなお店が並んでいる。地元の人たちが三々五々歩いているが、都心部に近いカドルナ地区付近に比べると、高齢者が少なく、中年のおばさんや高校生みたいな男女がいる。街が、少し若いのだ。

    【 10 マルゲラ通りのお店を見る 】

    ワグネルの公設市場から西に伸びる道が、このあたりの、もうひとつの地域商店街マルゲラ通り(マルゲーラ):Via Marghera だ。写真のように、何の変哲もないビルが連なっている通りの両脇に、いろいろなお店が並んでいる。地元の人たちが三々五々歩いているが、都心部に近いカドルナ地区付近に比べると、高齢者が少なく、中年のおばさんや高校生みたいな男女がいる。街が、少し若いのだ。

  • マルゲラ通りのランドマークは、先にコメントした大型書店モンダトーリと、中規模衣料品店コンビペル:Conbipel のマルゲラ店だ。ここも、普段に着られるようで質もある程度良い男女の衣服を扱っている。前に、ブエノスアイレス通りの店に入って好印象であったので、マルゲラ通り店も試してみた。同じように、落ち着いた日常生活感のある感じだった。

    マルゲラ通りのランドマークは、先にコメントした大型書店モンダトーリと、中規模衣料品店コンビペル:Conbipel のマルゲラ店だ。ここも、普段に着られるようで質もある程度良い男女の衣服を扱っている。前に、ブエノスアイレス通りの店に入って好印象であったので、マルゲラ通り店も試してみた。同じように、落ち着いた日常生活感のある感じだった。

  • (参考) コンビペル:Conbipel ブエノスアイレス通り店。<br /><br />ショイウィンドーの飾りつけは、着倒れの街、ミラノを十分に意識させるところがすごい。

    (参考) コンビペル:Conbipel ブエノスアイレス通り店。

    ショイウィンドーの飾りつけは、着倒れの街、ミラノを十分に意識させるところがすごい。

  • 【 11 スーパーマーケットで買いまくる 】<br /><br />( 観光客とスーパーマーケットは縁遠い )<br />イタリア土産で、食品系を買うとき、特別なブランド品や地域限定品を除けば、スーパーマーケットは、とてもお薦めだ。問題は、急ぎ足の観光客が、気軽に行き来できる場所に、適度なスーパーマーケットがないことである。ミラノでも、日本人観光客の多いチェントラーレ駅周辺やドゥオーモ一帯に、大型スーパーマーケットがないのだ。<br /><br />現在のところ、時間が惜しい旅行者にとっては、安全性や往復の交通の便、夜まで営業などを考えると、地下鉄でポルタ・ガリバルディ駅へ行き、イータリーに行くのが一番手っ取り早い。

    【 11 スーパーマーケットで買いまくる 】

    ( 観光客とスーパーマーケットは縁遠い )
    イタリア土産で、食品系を買うとき、特別なブランド品や地域限定品を除けば、スーパーマーケットは、とてもお薦めだ。問題は、急ぎ足の観光客が、気軽に行き来できる場所に、適度なスーパーマーケットがないことである。ミラノでも、日本人観光客の多いチェントラーレ駅周辺やドゥオーモ一帯に、大型スーパーマーケットがないのだ。

    現在のところ、時間が惜しい旅行者にとっては、安全性や往復の交通の便、夜まで営業などを考えると、地下鉄でポルタ・ガリバルディ駅へ行き、イータリーに行くのが一番手っ取り早い。

  • ( ちょっとしたデパート並み品質のエッセルンガ )<br />最後の最後にミラノでお菓子やチーズ、ワインを買いたい人で、時間の余裕があれば、グーグルマップなどで検索してスーパーマーケットに、ふらふらと行くのがおすすめだ。<br /><br />イタリアを代表するスーパーマーケットのひとつがエッセルンガ:Esselunga。「ながーい”S”」という意味。ここの食料品売り場は、質、量ともに、日本のちょっとしたデパート並みだと思う。イタリアでも、エッセルンガは、安売り指向ではなく、品質保証の総合スーパー路線を取っているからだ。<br /><br />クルマで買い出しするような郊外店に行ければ、その大きさに圧倒されると思うが、市街地の店舗でも、大きめの店ならば、たいていの希望はかなう。写真は、モンテ・ローザ店:Monte Rosa で、地下鉄アメンドラ駅徒歩1分の場所にある。ハイソな住宅街を控えた立地だが、中規模店のためか、肉やチーズの対面販売コーナーはなしだった。少しがっかり。<br /><br />

    ( ちょっとしたデパート並み品質のエッセルンガ )
    最後の最後にミラノでお菓子やチーズ、ワインを買いたい人で、時間の余裕があれば、グーグルマップなどで検索してスーパーマーケットに、ふらふらと行くのがおすすめだ。

    イタリアを代表するスーパーマーケットのひとつがエッセルンガ:Esselunga。「ながーい”S”」という意味。ここの食料品売り場は、質、量ともに、日本のちょっとしたデパート並みだと思う。イタリアでも、エッセルンガは、安売り指向ではなく、品質保証の総合スーパー路線を取っているからだ。

    クルマで買い出しするような郊外店に行ければ、その大きさに圧倒されると思うが、市街地の店舗でも、大きめの店ならば、たいていの希望はかなう。写真は、モンテ・ローザ店:Monte Rosa で、地下鉄アメンドラ駅徒歩1分の場所にある。ハイソな住宅街を控えた立地だが、中規模店のためか、肉やチーズの対面販売コーナーはなしだった。少しがっかり。

  • 別のエッセルンガ大型店で買いだめ。市内の一般店でチーズを買うと、そこそこのものがお手軽価格で買えるので、いつも大興奮。大好きになったブッラータ:Burrata チーズも、賞味期限が10日くらいあったので、迷わず購入。ニッポン人にも浸透済みのモッツァレラ・チーズともども入手できて、幸せいっぱいだ。

    別のエッセルンガ大型店で買いだめ。市内の一般店でチーズを買うと、そこそこのものがお手軽価格で買えるので、いつも大興奮。大好きになったブッラータ:Burrata チーズも、賞味期限が10日くらいあったので、迷わず購入。ニッポン人にも浸透済みのモッツァレラ・チーズともども入手できて、幸せいっぱいだ。

  • ( 大中小があるカルフール )<br /><br />ミラノには、カルフール:Carrefour もいっぱいある。言わずもがなのフランス系大手スーパーマーケットだ。最近では、いわゆるカルフールに加えて、中規模のカルフール・マーケット:Carrefour Market、 コンビニ感覚の小規模店カルフール・エクスプレス:Carrefour Express、の3タイプを展開中。欲を出して、フランス産の有名バター「エシレ」があるかなと思って、カルフール・マーケットに寄ったら取扱なし。ちょっと作戦失敗であった。

    ( 大中小があるカルフール )

    ミラノには、カルフール:Carrefour もいっぱいある。言わずもがなのフランス系大手スーパーマーケットだ。最近では、いわゆるカルフールに加えて、中規模のカルフール・マーケット:Carrefour Market、 コンビニ感覚の小規模店カルフール・エクスプレス:Carrefour Express、の3タイプを展開中。欲を出して、フランス産の有名バター「エシレ」があるかなと思って、カルフール・マーケットに寄ったら取扱なし。ちょっと作戦失敗であった。

  • 市街地の、ちょっと入り組んだ場所にも展開中のカルフール・エクスプレス。<br /><br />カルフールは、従来店は青と赤のロゴ、Marketは赤一色のロゴ、Expressは緑のロゴで、業態が一目で分かるようにしてあった。

    市街地の、ちょっと入り組んだ場所にも展開中のカルフール・エクスプレス。

    カルフールは、従来店は青と赤のロゴ、Marketは赤一色のロゴ、Expressは緑のロゴで、業態が一目で分かるようにしてあった。

  • バターでは、フランスのエシレ・バターの代わりに、イタリアで評判の高いベッピーノを購入。我が家のマダム評も、コクが深いとのことで、満足気であった。

    バターでは、フランスのエシレ・バターの代わりに、イタリアで評判の高いベッピーノを購入。我が家のマダム評も、コクが深いとのことで、満足気であった。

  • ( 参考までにアウチャンも )<br /><br />ミラノには、もうひとつのフランス系のスーパーマーケット、Auchanがけっこうある。スペルから見ると、イタリア語ではアウチャン、フランス語では(ア)オシャンと言うのだろう。ワグネル広場の端にも一店舗あったが、結局、ここは寄らずじまい。ほかのどこかで寄った記憶があるが、中堅スーパーマーケットのイメージであった。<br /><br />カルフール:Carrefour の方は、知名度が勝る分、呼び名もフランス語風が浸透しているらしく、ミラノでも、みんな「カルフール」と呼んでいた。グローバルな会社の威力はすごいもんである。

    ( 参考までにアウチャンも )

    ミラノには、もうひとつのフランス系のスーパーマーケット、Auchanがけっこうある。スペルから見ると、イタリア語ではアウチャン、フランス語では(ア)オシャンと言うのだろう。ワグネル広場の端にも一店舗あったが、結局、ここは寄らずじまい。ほかのどこかで寄った記憶があるが、中堅スーパーマーケットのイメージであった。

    カルフール:Carrefour の方は、知名度が勝る分、呼び名もフランス語風が浸透しているらしく、ミラノでも、みんな「カルフール」と呼んでいた。グローバルな会社の威力はすごいもんである。

  • ( 街中の便利店プント・シンプリー )<br />シンプリー:Simply は、緑色の看板が目印の中堅スーパーマーケット。ここも大中小があり、中規模店は、プント:Punto、つまり、「地点」=英語の「ポイント」という呼称をくっつけている。

    ( 街中の便利店プント・シンプリー )
    シンプリー:Simply は、緑色の看板が目印の中堅スーパーマーケット。ここも大中小があり、中規模店は、プント:Punto、つまり、「地点」=英語の「ポイント」という呼称をくっつけている。

  • 小規模店はコンビニ、タバッキ感覚で、シティ:City、の名前をくっつけている。<br />どこも、たいてい14時間以上の営業で、日曜営業も多い。英語多用だから旅行者でも内容が想像しやすいと喜んでいいやら、あんまりイタリアンではないなと思うべきか、ときどき迷いが生じてしまった。<br />

    小規模店はコンビニ、タバッキ感覚で、シティ:City、の名前をくっつけている。
    どこも、たいてい14時間以上の営業で、日曜営業も多い。英語多用だから旅行者でも内容が想像しやすいと喜んでいいやら、あんまりイタリアンではないなと思うべきか、ときどき迷いが生じてしまった。

  • ( スーパーの締めはイル・ヴィアッジャトール・ゴローゾで )<br />またまた、やって来たのがイル・ヴィアッジャトール・ゴローゾ:il Viaggiator Goloso。私のような旅行者が寄れるのは、ワグネル広場から徒歩10分ほどのベリザリオ店: Belisario しかない。平日は夜11時まで営業しているので、夕ご飯を食べてから買い物に寄ることができた。ラッキー。<br />

    ( スーパーの締めはイル・ヴィアッジャトール・ゴローゾで )
    またまた、やって来たのがイル・ヴィアッジャトール・ゴローゾ:il Viaggiator Goloso。私のような旅行者が寄れるのは、ワグネル広場から徒歩10分ほどのベリザリオ店: Belisario しかない。平日は夜11時まで営業しているので、夕ご飯を食べてから買い物に寄ることができた。ラッキー。

  • ここは、それなりの品質のVGマークの食品を、それなりのお値段でご提供、ということなので、乳製品、オリーブオイル主体で購入。ついでの記念にVGエコバックも買った。5.5ユーロ也。<br /><br /><br />

    ここは、それなりの品質のVGマークの食品を、それなりのお値段でご提供、ということなので、乳製品、オリーブオイル主体で購入。ついでの記念にVGエコバックも買った。5.5ユーロ也。


  • 写真は、VGブランドのオリーブオイル2種。<br /><br />それにしても、スーパーマーケットでの食料品価格を知ると、空港免税店での値段の高さに驚くばかりである。チーズ、バルサミコ酢、オリーブ・オイルは、だいたい市価の3倍弱、お酒類は30%高だ。荷物の重量制限さえクリアできるならば、お酒以外は質の良いスーパーマーケットで調達するのが、やはりベストである。<br /><br />エッセルンガで14.3ユーロだったバルサミコが空港で40ユーロ、3.2ユーロだったゴルゴンゾーラ・チーズが空港で8.9ユーロという具合。ケチなコメントと思うかも知れないが、チリも積もれば山となる。総額では結構な価格差になるのだ。<br /><br />

    写真は、VGブランドのオリーブオイル2種。

    それにしても、スーパーマーケットでの食料品価格を知ると、空港免税店での値段の高さに驚くばかりである。チーズ、バルサミコ酢、オリーブ・オイルは、だいたい市価の3倍弱、お酒類は30%高だ。荷物の重量制限さえクリアできるならば、お酒以外は質の良いスーパーマーケットで調達するのが、やはりベストである。

    エッセルンガで14.3ユーロだったバルサミコが空港で40ユーロ、3.2ユーロだったゴルゴンゾーラ・チーズが空港で8.9ユーロという具合。ケチなコメントと思うかも知れないが、チリも積もれば山となる。総額では結構な価格差になるのだ。

  • 行商みたいなミラノBC級ショッピングもこれでおしまい。なかなか計画どおりに行かないこともあるが、十分に満足の行くお買い物ができた。しかし、やっぱり、何か買い足りないなと、帰国中から思い出してしまうところが、ミラノのショッピングの魔力である。<br /><br />イル・ヴィアッジャトール・ゴローゾの夜は更けて。<br />                                   了

    行商みたいなミラノBC級ショッピングもこれでおしまい。なかなか計画どおりに行かないこともあるが、十分に満足の行くお買い物ができた。しかし、やっぱり、何か買い足りないなと、帰国中から思い出してしまうところが、ミラノのショッピングの魔力である。

    イル・ヴィアッジャトール・ゴローゾの夜は更けて。
                                       了

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この旅行記へのコメント (2)

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  • World TraveRunnerさん 2022/02/13 00:34:31
    読みごたえも、見ごたえも、たっぷり!!
    たぶん 私が4travelを始めてから、一番じっくり読んだ旅行記になりました。
    写真の切り撮り方も、添えるコメントも…とても素敵ですね。
    一つひとつのお店や街の雰囲気が手に取るように伝わってきます。
    自分がミラノに行く時には”旅行ガイドブック”として携帯していきたいくらいです。

    「映画マレーナの薫るシラクーザ」を読み始めて、冒頭のドゥオーモ広場の登場シーンの写真の使い方が巧みで、思わず過去旅の中からファッション性のあるこの旅行記に飛んできました。やっぱり”当たり”でしたね。

    Pメテオラさんの投稿にコメントを長々と書くのも恥ずかしいので、この程度にしておきます。
    今後もPメテオラさんのファインダー越しの世界を楽しまさせていただきます。よろしくお願いします。

    Pメテオラさん からの返信 2022/02/13 18:16:42
    RE: 読みごたえも、見ごたえも、たっぷり!!
    > たぶん 私が4travelを始めてから、一番じっくり読んだ旅行記になりました。
    > 写真の切り撮り方も、添えるコメントも…とても素敵ですね。
    > 一つひとつのお店や街の雰囲気が手に取るように伝わってきます。
    > 自分がミラノに行く時には”旅行ガイドブック”として携帯していきたいくらいです。
    >
    > 「映画マレーナの薫るシラクーザ」を読み始めて、冒頭のドゥオーモ広場の登場シーンの写真の使い方が巧みで、思わず過去旅の中からファッション性のあるこの旅行記に飛んできました。やっぱり”当たり”でしたね。
    >
    > Pメテオラさんの投稿にコメントを長々と書くのも恥ずかしいので、この程度にしておきます。
    > 今後もPメテオラさんのファインダー越しの世界を楽しまさせていただきます。よろしくお願いします。
    >
    WorldTravelRinner様
    このたびは一読と過分なコメントをいただきたいへんありがとうございました。WorldTravelRinner様もご自身にあったスタイルで旅を楽しみ、いろいろな体験をされていることがよく伝わってきます。その感動を読者や友人と共有できるならば、もっと素晴らしいことだと思います。足元ではCOVID−19のために遠くへ旅することはしばらくできないですが、そんなときこそ、振り返って思い出した旅の記憶が、日々の暮らしにさらなる味わいを加えますように。また、自由に世界を回れる日の近いことを祈りつつ。草々

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