おなかが空いている。カップラーメンがある。お湯もある。でもお箸が無い。あなたならどうする？

2018/08/10 - 2018/08/16

旅に出る時は、カップラーメン１個と割り箸をスーツケースに入れてもって行く。観光に熱中し過ぎて食べそこなってしまった時の為の非常食だ。

ドバイは、灼熱の国だからきっと食欲もそう湧かないだろう。食欲があったとしても食べたくなるのはこんな熱いスープのものじゃないだろう。という事で、今回はもって行かなかった。当然割り箸も必要ない。

ドバイに到着した夜、空港のATMでキャッシングした。
現金は２００ディルハム（約6000円）あれば足りるだろう。
この時100ディルハムを２枚手にする。

旅行記には書いていないが、初日にタクシーを利用した。
タクシーを利用するとは自分でも予期していなくて、細かいお金を用意していなかった。しかしあまりにも暑くてこれ以上歩くと倒れるかも・・・という場面があってタクシーに飛び乗った。
日本円で600円くらいの区間を乗って、昨日空港でゲットした100ディルハム札を出したら案の定おつりが無いという。
運転手さんがあそこで何か買い物をして小さいお金を作ってきて！というので、水を１本手に取ってレジに並ぶ。ドバイでは水は安くて500ｍｌで60円くらい。そしたらレジの姉さんが、おつりが無いといって売ってくれなかった。運ちゃんにそう言うと、じゃああっちのお店に行ってみて！と今度は雑貨屋さん。困った。水なら必ず必要だけど、水は売っていなかった。見渡すと日清のカップラーメン（チキン味）が目に入ったので（要らないのに）それをとってレジに並ぶ。レジではまたおつりがないと断られたが、いや、何とかしてちょうだいよ、と食い下がり、めちゃくちゃ迷惑そうな顔をしながらおつりを投げつけるように返された。いつもの自分ならこんなおつりの返され方をしたら、ひとこと文句を言うんだけど（鹿児島弁で・笑）タクシーを待たせているので気が気ではなかった。おつりをもらって運ちゃんに支払った。

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

昼間はやはり暑くて何も食べられなかった。
ただただ、ひらすら水分を摂った。
摂っても摂ってもすぐに汗に変わった。

観光１日目の夜アブダビからバスでドバイに戻り、アルグバイババスステーションの周りには飲食店が多数あるけど、何かたべようという気にはとてもならなかった。
ホテルに戻ると部屋はクーラーがガンガンに効いていた。
とにかく着ていた服を脱ぎ捨てシャワーを浴びて生き返る。

シャワーを浴びてさっぱりして、少し荷物の整理をした。
クーラーが効きすぎて寒かったので温度を調節した。

暑さから解放されると無性にお腹がすいてきた。
なんならグーグー腹の虫がなきだした。

昼間にゲットしたカップラーメンがあるのを思い出した。
水もあるし、湯沸しポットもある。
でもお箸が無い・・・・。
あなたならどうしますか？
食べるの諦めますか？

「フロントに相談してみる」というのが模範的な答えかも。
でも、シャワーが済んで、リラックスして、部屋着の自分にはフロントへ降りるような元気などなく・・・
ここがアジアならもしかしたらフロントでお箸が借りれたかも。
最悪フォークが借りれるかもしれないけど、フロント行くの、面倒。

お察しの通りです。

ボールペンを洗ってお箸代わりにして食べました。

ごちそうさまでした！

この旅行記へのコメント （2）

• トットさん 2018/09/06 21:13:26

  いいですねー。

  さつまおごじょさんの旅行記面白くて、いいね2個上げたいです。
  ところで美味しく食べられましたか、光景を思うとまた笑えます。

  さつまおごじょさん からの返信 2018/09/06 23:40:39

  ありがとうございます！

  ボールペンで食べるラーメンはそこそこ美味しかったですよ（笑）
  隠し味は「インク」といったところでしょうか（汗）
  
  
  トットさん、たくさん、たくさんの「いいね」をありがとうございます！