レールウェイ

2018/08/18 - 2018/08/18

　「面白そう。美深のトロッコに乗ってみたい。」
　パンフレットで見つけ、妻が思っていました。
　8月中旬から雨の日が多く、なかなか外出できずにいましたが、18日（土）は久しぶりの晴れの予報。ちょっくら美深に出かけてきました。その様子をご覧ください。

エリア 枝幸・中川・音威子府(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

　自宅から車で約1時間、美深町仁宇布（にうぷ）にあるトロッコ王国に来ました。ここは山の中です。かつて日本一の赤字ローカル線と言われた美幸線・仁宇布駅の跡地です。
　この建物の中でトロッコに乗る受付をします。1人1,500円でした。

　トロッコ王国では、かつての仁宇布駅の島式ホームがそのまま残っていました。
　中学生の時、稚内旅行の帰りに美幸線に乗りました。21.2kmの路線で、美深を出ると、東美深、辺渓（ぺんけ）、仁宇布と停まって行きました。ただ、赤い1両のディーゼルカーに5人程の客だった記憶があります。
　美幸線は、文字通り美深から枝幸を目指した路線でしたが、人家がほとんどないので、日本一の赤字線の理由がわかったような気がしました。

　事務所の中には、こんな看板が残っていました。美幸線が廃止になってもう30年以上が経過したんですね。

　枝幸方面を望みます。青い車両の展示も。

　青い車両は以前、寝台特急「ゆうづる」、「はくつる」として使われました。
　高校の修学旅行は、常磐線回りの「ゆうづる」に青森から乗って上野に向かいました。夜中も寝ずに起きていて、寝不足の状態で霞ヶ浦を見た覚えがあります。

　この看板の前で、注意事項の説明を受けます。愛犬も乗れるとのことです。但し、自己責任でとのことです。

　出発です。アクセルは強めに踏まないと進みませんでした。

　汽車の運転手になった気持ちです。それにしてもよくレールが残っていました。

　鉄橋も何か所かあり、きれいな川が眺められました。

　風が心地よいです。この日の最高気温は、美深で19℃でした。

　愛犬も気持ちよさそうです。が、終盤はだれてしまいました。

　バッタまで跳んできました。

　高広の滝が見えてきました。そろそろ折り返し地点です。

　折り返し地点では、右カーブと勾配の為、トロッコは止まってしまいました。妻が降りて押しました。妻は、トロッコを押してみたかったとのことです。
　単線の為、ここで停車して、全員が来てからポイントの切り替えを行いました。

　そろそろ終点です。ガタンというレールのつなぎ目の音が懐かしい感じを懐かしく思いました。高校時代の通学列車のようです。
　往復、50分弱のトロッコの旅でした。

　トロッコ王国には、飲食店も出ています。

　席は自由席です。

　天ぷらそばは500円でした。かき氷も売っていました。

　貨車を改造したお店では、たこ焼きや焼きとうきびが売られていました。

　トイレも完備されたトロッコ王国です。

　トロッコ乗車後、仁宇布の冷水へ。ここでペットボトルに水を汲みました。ただ、山奥で砂利道を行かなければなりません。熊の心配もあるので、一人で行くことは勧めません。

　仁宇布から美深市街に行く途中、激流の滝の案内があります。展望台があり、そこからの眺めです。水量が多く、迫力がありました。

　道の駅びふかへ。ここのコロッケがおいしいので、買いに立ち寄りました。

　道の駅の裏にあるびふか温泉で入浴です。隣にキャンプ場があります。冷鉱泉で露天風呂はありませんが、サウナがあって400円で入れます。地元の人が多く利用していました。
　サウナにいた地元の人の会話は、天候不順で今年は収穫が少ないのではとのことでした。お盆過ぎなのに、層雲峡の黒岳には雪が降りました。こんな年はありません。

　入浴後、名寄市智恵文のひまわり畑を見て帰宅します。