2018/08/03 - 2018/08/04
410位(同エリア1139件中)
mickさん
瀬戸内地方には旅人を惹きつける魅力的な町が沢山ありますが、豪雨災害があった影響で観光客減少に悩まされている、というニュースを見て、ならばこの機会に訪れてみよう、と決めました。当初の計画では、倉敷を重点的に見て周るつもりでしたが、その時たまたま行ってみたい理由ができてしまった、尾道の方にも足を延ばしてみることになりました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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豪雨の影響で鉄道が不通となっている区間もあるようでしたが、尾道まではそれほど大きな問題もなく行くことができました。すぐ線路沿いまで山の斜面が迫っていて、早速「坂の町」、尾道らしさが感じられます。
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斜面に細い路地が迷路のように張り巡らされ、独特の町並みを作り出しています。
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尾道は猫が多いことでも知られているようで、歩き始めると早速、猫の姿を見つけることができました。
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独特の形をした門を持つ持光寺に始まり、斜面沿いに数多くの寺院が建てられており、寺院巡りをしながら歩いて行くことができます。
持光寺 寺・神社・教会
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持光寺の境内です。持光寺は紫陽花で有名らしいので、さすがにこの真夏では時季外れですが、違う種類の花が鮮やかに咲いていました。
持光寺 寺・神社・教会
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まだ午前中だというのに、とんでもない猛暑です。幸いなことに、所々に休憩場所があるので、ちょっと歩いては休憩、の繰り返しになってしまいます。
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こちらは光明寺の本堂です。尾道の寺院は山の斜面の中に建っているので、どれもそれほど大きくはないのですが、重厚な造形で、実際よりも大きく見えるような気がします。
光明寺 寺・神社・教会
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この猛暑の中でも、猫は涼しい場所をよく知っているようで、猫がくつろいでいるベンチで隣に座らせてもらうと、驚くほどの涼しさでした。
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とにかく暑すぎるので、休憩場所の写真ばかりになってしまいますが、この一角には、文学の町でもある尾道らしく、詩歌などが刻まれた石碑が多く集められています。同じような石碑は、町中の様々な場所で見ることができます。
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数多くの寺院の建物の中でも最も特徴的な、天寧寺の三重塔です。この急斜面の合間の限られたスペースの中で、これほどまでに豪華で複雑な構造の建物を建てられる技術には驚かされます。
天寧寺 寺・神社・教会
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白壁が風情を醸し出している小路ですが、白壁は強烈な日差しを受けて光り輝き、これでもかといわんばかりに白さをアピールしてきます。
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そうこうしているうちに、千光寺山へのロープウェイ乗り場に着きました。ここからロープウェイで山の上まで登ります。
千光寺山ロープウェイ 乗り物
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山の上の展望台から見える、海と島々が織り成す瀬戸内海の景色は、まさに絶景です。
千光寺公園 公園・植物園
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山頂から少し道を下ったところに千光寺があります。朱色が鮮やかな鐘楼は、瀬戸内海の景色を背景にして、より一層美しく見えます。
千光寺 寺・神社・教会
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本堂も斜面にせり出すように建てられていて、眼科の景色との調和が美しいです。
千光寺 寺・神社・教会
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本堂の近くには、鎖を使って岩山に登る「石鎚山鎖修行」という場所があります。まあ修行といっても観光客向けのものだろうと思って、気軽に登り始めてみたのですが、これがまさかの「ガチ修行」とでも言うべきハードさで、登り始めたら途中で引き返すのも難しく、悪戦苦闘の末に辛うじて頂上まで辿り着きましたが、体力も気力も一気に持っていかれ、少なくともこんな猛暑の中で挑戦すべきものではありませんでした。
千光寺 寺・神社・教会
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ロープウェイは往復切符を買っていましたが、また坂道を登って山頂駅に戻るのも逆に疲れそうなので、結局歩いて山を下りることにしました。途中には「猫の細道」と名付けられた小路がありました。
尾道 猫の細道 名所・史跡
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このような、猫をかたどった石などが道のあちこちに置かれています。(本物の猫は1匹だけ見かけました。)
尾道 猫の細道 名所・史跡
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尾道は山と海がすぐ隣り合わせになっているので、ほんの少し歩いただけで、目に映る景色は全く違ったものになります。
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猛暑の中ではありますが、やっぱり尾道に来たら「尾道ラーメン」を食べないわけにはいかないと思い、「喰海」という海沿いのラーメン店に入りました。店の奥は海に面していて、近くの桟橋からフェリーが出航していくのが見えました。
尾道ラーメン 喰海 グルメ・レストラン
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尾道ラーメンならではの、あっさりしていながら深みのあるスープの味が、疲れた体を癒してくれて、夢中で食べているうちに、暑さで食欲が無くなっていたことなどすっかり忘れてしまっていました。
尾道ラーメン 喰海 グルメ・レストラン
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さて、冒頭に書いた、尾道に「行ってみたい理由」というのは、トラベラーにとって大切な相棒である「鞄」を探すためです。これまで、旅のあらゆるシーンに対応できるような鞄を長年の間探し続けていたのですが、こちらの「尾道帆布」を使ったオリジナルバッグを製造販売している「彩工房」のサイトを見つけたとき、ここならもしかして、という強い予感があり、ぜひ実物を見てみたくなって、こうして尾道までやって来たというわけです。店に入ってみると、自分の要求をほぼ完璧に満たしているような、機能性に富んだ鞄が、それも1種類や2種類ではなく、選ぶのに困るほど置いてあって、いったい今までの鞄探しの苦労は何だったんだ、という気持ちにさえなりました。とにかく、この店と出会えたというだけでも、今回の旅は大成功です。最も気に入った鞄を購入し、宅配をお願いして、これで尾道の旅は終了です。この後は宿泊地の倉敷市へと向かいます。
彩工房 専門店
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1泊して帰宅すると、鞄の方が先に家に着いていました。この買い物が本当に成功だったのかどうかは、これから鞄を使い込んでみないと分かりませんが、こうして旅先で手に入れた鞄を相棒に、旅を楽しんでいきたいものです。
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(おまけ)店のシンボルマークの「猫」は、探さなければ気付かれない程度に配置され、隠れ猫好きさんも納得の仕様です(笑)。
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