2018/07/14 - 2018/07/15
176位(同エリア305件中)
しげじんさん
夏場はマラソン大会が無いので、トレイルランで繋いでいく。
3週間前に奥飛騨の大会で30kmにエントリーし、結構しんどかった。
今回は23kmで、まあまあ余裕かなと思っていたが、超過酷なコースで途中で泣きそうになってしまう。
さらに、全国的に記録的な猛暑になり体力も消耗。
そんな中でも65kmランナーが多く,まだまだ修行が足りないなと自分を奮起させる良い機会になった。
野沢温泉を舞台に行われたため、前泊して温泉も入って観光気分でリフレッシュできた2日間になった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【1日目】
3連休初日。
全国的に猛暑日の連休予報で、不要不急以外は外出を控えるようにとのこと。
そんな中、輪行で長野県を目指す。 -
15:10発の北陸新幹線『はくたか』乗車。
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暑いのでプシュ!
新幹線は往復で11,000円超え。
移動費+宿代+大会エントリー費あわせて3万円も払って炎天下に山を走りに行く。 -
1時間弱で『飯山』到着。
北陸新幹線は何度も乗っているが、今回初めてこの駅を知った。 -
ちょっと上り基調になるが、14kmほど『野沢温泉』に向け出発!
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快晴、長閑。
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半分くらい走ると、いよいよ坂がきつくなってきた。
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途中から自転車を降りてかなり歩いたが、17時過ぎに宿到着。
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20年ほど前に会社の同僚とスキーに来て泊まった宿。
その年、丁寧に宿から年賀状を頂いたので名前は良く覚えている。 -
エントランス。
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2階の部屋。
シーズンではないが、一泊二日9,400円とちょっと高いかな。 -
ただ、454円相当の「集印帳」が付いている。
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そうこうしていると、宿の奥さんが畑でとれたというキュウリを持ってきてくれた。
味噌美味しい。 -
今日は、18時から開会式があるので『野沢温泉スパリーナ』へ急ぐ。
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前日受付完了。
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開会式。
村長の挨拶。
「ゴンドラを使えば15分ほどで山頂に行けるのに、何故わざわざ走って登るのか理解できない。」と激励のお言葉。
主催者側からは、変人軍団の扱い。 -
夕食は18時からとのことだったので、開会式でルールを聞いて直ぐに宿へ。
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宿の人達は押し付け感なく、食事も火付け等全てセルフ。
飲み物オーダーもないのでビールも飲まず。 -
夕食後、猛暑の中の自転車で体力を奪われたのか横になった体を起こせない。
一時間ほど休んで、体にムチ打って「集印帳」を持って外湯に出かける。
5番湯『河原湯』。 -
「集印」は、ハンコではなく棒を擦り付けて転写するような方式。
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明日は走るのでビールは我慢だったが、暑いのでコンビニで一本だけ購入。
地場ビール。 -
外湯のシンボル。
4番湯『大湯』。 -
お土産屋さんが並ぶ目抜き通り。
ちょっぴり人が少ない。 -
8番湯『松葉の湯』。
熱いし、数を制覇したいので入るのは1分。 -
11番湯『秋葉の湯』。
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10番湯『十王堂の湯』。
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ここは飲泉もあり良かった。
今日は、5湯(外湯13湯中)で終了にしよう。 -
21:30前に宿に帰還。
しかし、何と内湯は21時で閉まっていた。
髪も体も洗えていない。
仕方なく,石鹸を持って再び外湯へ。 -
一番近い『河原湯』へ行く途中のコンビニへ。
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ここでは、400円で生ビールが提供されている。
まだ時間は早いので、もう一本だけなら大丈夫だろう。 -
プハー!
『河原湯』を眺めながら、観光気分で至福の一杯。 -
【2日目】
朝食は7:30からの設定だが、前日に「7時半過ぎには出たい」と言っておいた。
7時過ぎに「朝食の準備できました」と部屋に声がかかる。 -
もちろん一番乗りで朝食。
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夕飯の時も思ったが、異常なほど米が美味しい。
今日は30km走らなければいけないが、思わず山盛りで二杯のご飯を頂く。 -
朝食後、直ぐにチェックアウト。
自転車を置いていた裏庭。 -
女将さんはトレイル参加を悟ってか「頑張って下さい」とアメちゃん等が入った小袋をくれる。
ありがたい。 -
お世話になりました。
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スタート会場の『オリンピックスポーツパーク』へ向かう。
途中,7時にスタートしている65kmランの選手と並走。
上り坂で,全員歩いている。 -
会場到着。
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山間の広々とした会場。
快晴。 -
スタート地点にて。
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スタート直前。
23kmランナーが集結。 -
スタート15秒前まで太鼓の演舞。
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スタート。
まだ余裕があり、走りながら自撮り。 -
結構先頭集団でスタート。
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まず、野沢温泉街に向かう。
源泉の『麻釜』。 -
温泉街を走り抜ける。
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既に暑く、汗が噴き出している。
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スタート会場に戻ってきて,山に入っていく。
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登りは,皆歩く。
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1時間20分ほどで10km地点通過。
暑い! -
本当に山道。
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時折水場がある。
帽子で水をすくって頭からかぶる。 -
コースには,テープが吊り下げられている。
これがないと、どちらに向かえばよいか分からない道もある。 -
足元も悪く・・・。
とにかく平らな道がないので、完全に登山。 -
前方が開けてくると、ようやく頂上と安堵するが、何度も裏切られる。
延々と上りが続く。 -
文明物が見える。
ようやく頂上。
助かった! -
エイドがあるかと思ったが、何もなく下りが始まる。
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下りも急で、まともに走れない。
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エイド発見!
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ゴンドラの駅で、観光客もたくさんいる。
自分の前に走っていたおじさんは大会経験者のようだが、ここで待っていた奥さんに「2時間で来ると言ってたのに50分遅れよ」と嫌みを言われている。
やはり、この暑さはペースを乱されるか。 -
エイドではオレンジが美味。
丸々2個分ほど食べた。 -
既に真夏日。
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今日のニュースでは、日本中で記録的猛暑。
記録を塗り替えた地点も多く。 -
10分ほど休んで出発。
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まだ15km。
これから下りだから救われるが、65kmの選手が信じられない。 -
しかし、岩場続きで走れない。
と言うより危険な山道 。 -
案の定、足元滑らし骨折して救助待ちの選手もいた。
30分以上悪路と戦う。 -
見晴らし良くなる。
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走れる傾斜だが、日陰なく熱波との戦い。
そして、ここからまた上り。 -
下界から音が聞こえてきた。
そろそろ終盤。 -
20km地点。
ひたすら走る。 -
スタート地点が見えてきた。
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酷いコースだったが、あのゲートをくぐれば終わる・・・。
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ゴーーール。
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先月末の『奥飛騨トレイルラン』も酷いコースだったが、30kmを4:10だった。
そこで、今回は3時間半くらいが完走予想だった。
しかし、上りも下りも走れない劣悪コースで4:14もかかってしまった。
暑さも一因か。 -
走破したコース。
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2つの山を越えるコース。
とにかくキツかった。 -
ゴール後のエイドでも、オレンジが美味しい。
しかし、輪をかけておにぎりが美味い。
米どころなのか?
カロリー消費で体が欲し、結局6個も食べてしまった。 -
豚汁も振る舞われる。
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泥だらけになった足。
座り込んで栄養を取る。 -
この間、65kmランナーが続々と戻ってくる。
この大会は、14km、23km、65kmの3種目。
65kmランナーは,14kmコース→23kmコース(自分が走ったコース)→残28kmコースを周回し、その度にこの会場に戻ってくるシステム。
これから更に28km走れと言われたら・・・絶対ムリ!。
周回する度、この広場でリタイヤの誘惑に襲われる精神的にもタフなレース。 -
とりあえず23kmで助かった。
しかし,過酷なレースだった。
街に戻って、残りの外湯を攻めよう。 -
大会会場から直ぐの13番湯『中尾の湯』。
レース後のランナーも多くいた。 -
12番湯『新田の湯』。
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昨日のコンビニに差し掛かったので、ラン後のビールを一杯。
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6番湯『上寺湯』。
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7番湯『熊の手洗湯』。
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2番湯『真湯』。
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3番湯『麻釜の湯』。
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1番湯『滝の湯』。
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源泉『麻釜』にやって来た。
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熱湯なので、中には入れない。
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一応、お土産を物色。
野沢菜を購入。 -
9番湯『横落の湯』。
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結局、13の外湯すべて集印。
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集印帖を持って観光案内所へ。
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10個以上集めると、岡本太郎デザインの『湯タオル』がもらえる。
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さて帰るとしよう。
昨日汗だくになって上ってきた坂道を自由落下で疾走。
恐ろしいほどスピードが出る。 -
5kmほど下ると、長閑な平坦な道が続く。
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道の駅に立ち寄る。
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りんごソフトクリームを購入。
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疲れが出てきたので、のんびり走る。
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18時前に「飯山駅」到着。
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コンビニで地元名物だという『笹ずし弁当』購入。
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新幹線ホームは無人・・・。
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そんな駅でも新幹線は停車。
18:23発。 -
夕食。
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富山湾に沈む夕日がきれい。
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19:16、富山到着。
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新幹線が開通してから、駅前も随分開発されてきたなぁ。
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ハードな大会だったが、無事帰宅。
これから夏本番。
秋まで大会はお休み。
怠けないようにしよう。
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