2018/07/09 - 2018/07/11
545位(同エリア4764件中)
xiaomaiさん
- xiaomaiさんTOP
- 旅行記406冊
- クチコミ459件
- Q&A回答3件
- 619,411アクセス
- フォロワー59人
以前から行ってみたいと思っていたマカオに初上陸。カジノのイメージが強いところだけれど、庶民の生活が感じられるエリアもあり、多面的に楽しめた。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6時半に起床し、8時に友人と待ち合わせて朝食へ。
-
向かったのは、エッグタルトで有名な「マーガレット・カフェ・イ・ナタ」。リスボアホテルから程近いところにある。到着した頃にザアザアぶりの雨。
-
8時15分に到着した為、まだ開店していなかった。
-
8時半に開店し、一番乗りで入店。エッグタルトは1つ10パタカ。あまり甘さが強くないとは思ったけど、また食べたい思うほどのものではなかった。
-
水曜が定休日で、平日は8時半から16時半まで。土日は10時から18時まで。
-
リスボアホテル(右)とグランドリスボア(左)。
一度ホテルへ戻り休憩。出かけようと思った頃、大雨が降り出し、休憩続行。 -
結局、この日は12時50分にホテルを再出発。2番のバスに乗って媽閣廟へと向かった。バスの運賃は値上げされ、今は6パタカ(一部のガイドブックには4.2パタカと書かれているので要注意)。
-
10分ほどバスに揺られ、目的地に到着。「マカオ」という地名の由来は、この「媽閣廟」にあるそうだ。「媽閣」を友人に広東語で発音してもらうと「マッコッ」。外国人がアジアを訪れ、ある場所の名称を現地人に聞いて、それを地名にしてしまうことはよくある。
-
ここにも多くの中国人観光客が訪れていた。
-
航海を守る女神である媽祖を祀っているのがこの廟。
-
香港や台湾でも広く祀られている。また、媽祖以外にも道教の神や観音菩薩も祀られている。
-
媽閣廟から数分歩いたところにあるのが港務局。イスラムチックなこの建物は、治安維持のためにインドから派遣されてきた兵士の宿舎として使われていたらしい。
-
見学できるのはこの回廊のみ。
-
さらに歩みを進める。マンションの入り口に張り紙があった。
-
このマンションの入り口で犬にフンをさせ、そのままにして立ち去ってしまう人がいるようだ。住人がこれに激怒していて、場合によっては非常手段を採ると書いてある。
-
港務局に面した細い道をミニバスが高速で通り抜ける。ちょっとハラハラする。
-
1558年から建設が始まり、1560年に完成したセントローレンス教会。
-
可愛らしさのある教会。
-
登ってきた階段を下りる。
-
振りかえって、再度教会を見上げる。
-
ドン・ペドロ5世劇場。中国初の西洋式の劇場らしい。内部を見学したかったけれど、入れず。
-
セントオーガスティン教会
-
イチオシ
青い空、黄色い壁にみどりの窓。ポルトガルに来たような気分になった(行ったことはないけど)。
-
イチオシ
前の晩に訪れたセナド広場。
-
セントドミニコ教会
入り口に多くの中国人が座り込んでいた。下水道にオシッコしようとしていた男の子は母親に止められていた。 -
外部が人混みでガヤガヤしているのとは対照に、内部は静かだった。
-
十字架を背負ったイエスの像
-
薬店に並ぶ色とりどりの薬
-
盧家屋敷
-
これを見て、マレーシアのマラッカにあった豪邸を思い出した。
https://4travel.jp/travelogue/10416510
(4トラで初めて書いた旅行記で、文字がやたらと多く読みにくいです。あらかじめご了承ください) -
「富貴榮華」
-
この部屋では、この建物を紹介する映像を流されていた。唯一クーラーの効いている部屋であったため、しばらく休憩させてもらった。
-
盧華紹(1848-1907)
-
盧廉若(1878-1927)
父の跡を継いだ息子。見た目は偉大な人物というより、悪いことをしそうな感じ。 -
歩みを進め、前の晩にも訪れた聖母誕辰主教座堂へ。昼の景色も悪くないけど、やはり夜の方が趣がある。
-
内部はこんな感じ。
-
15時ごろ、食事を取った。
-
お店の人オススメの牛肉煮込み。「タバスコを使う?」と聞かれ、「要らない」と答えたものの、「外国人はみんなつけて食べて、美味しいと言っているからつけてみたら」と言いながら、持って来てくれた。結果は、つけてもつけなくても美味しかった。マカオ料理と呼べるものかどうかはわからないけど、美味しい一品だった。コーラもつけて、71パタカ。
-
天通街にある。青い点の向かい側。
-
かつて遊郭があった福隆新街。赤い扉や窓がそうであることを思わせるけれど、今は飲食店が並んでいる。
-
この店は菓子や干し肉など、マカオの名物を売るお土産チェーン店。「手信」というのは手土産という意味。台湾では「礼物」という言葉を使うので、はじめは何かわからなかった。
-
この男には何度か驚かされた。視線を感じたのだ。
この男性は蕭正楠という香港の俳優、歌手。 -
1860年に創建された康公廟。地元の人が海で木で作られたも仏像を拾い、それをお祀りしている。
-
観光客は全くいなかったけれど、マカオ1級の記念物に指定されている。
-
康公廟の前の十月初五日街を進んでいく。1910年10月5日にポルトガルで起きた革命を記念してこの名がつけられた。1940年代はマカオを代表する4つの茶楼がこの通りにあったけど、現在全て閉業してしまっている。多く見かけるのは、乾物やお茶を扱う店。この十月初五日街は、以前はマカオきっての繁華街だったそうだ。
-
素人がお茶を買うのは要注意。
-
外国人観光客の姿を見かけず、とてもいい気分。友人(ポルトガル語があまり話せないけど、ポルトガル籍)にLINEで連絡すると、「うちの近くだよ」との返事。特徴のある店をいくつか教えてもらい、来た道を折り返して、もう一度歩いてみた。
-
こんな細い道にバス停!
-
この通りで最も有名な喫茶店、南屏雅敍。友人によると、ここのエッグタルト(中国式)は美味しいらしい。
-
焼きたてパンも人気があるそうだ。昼食を食べたのが遅かったため、全く空腹感がなく、入店しなかったんだけど、入るべきだったな......。
他にも、黄枝記の本店などを紹介してもらった。 -
ふと歩いていると、えつ劇(広東語で演じられる戯曲)の唱段が聞こえて来た。それが、このレストランからであることはすぐわかった。えつ劇愛好者がここで喉を披露していたのだ。入りたいと思ったけど、広東語がわからず、えつ劇を観たのも2回しかなく、扉を開ける勇気が出なかった。
-
この店ではえつ劇が演じられることもあるようだ。またマカオに来ることがあったら、その時はぜひ思い切って中に入りたい。
-
マレーシアにもこのような色合いの家並びがあったな、と思いつつパチリ。
-
友人からLINEあり。友人に白鴿叙公園に行くことを勧められた。高みを目指して進む。
-
縁......。そうなんだよね、この世は本当に縁が大事。
-
せっせと階段を上り、高みに出た。
-
どうやら、知らず知らずのうちに、白鴿叙公園に入っていたようだ。
これは、マカオに2年住んだことがある、ポルトガルの有名詩人、ルイス・デ・カモンイス(1524-1580)を記念したもの。 -
ルイス・デ・カモンイスの銅像もある。
-
この黄色いところに上ってみると......
-
このような景観。公園内には鬱蒼と木々が生えている。
-
前方の低層建築と左右の高層建築が対照的。
-
これは公園の門を入ったところにある広場。多くの市民が寛いでいた。
-
これが公園の正門。
友人によると、この公園はもともとお金持ちの庭園だったそうだ。その人物は詩人ルイス・デ・カモンイスを愛し、カモンイスを記念するものを園内に多く置いたようだ。現在は政府により買収され、市民の憩いの場となっている。また、以前白鳩がたくさんいたことから、「白鴿叙公園」という名称になったとのことだ(ルイス・デ・カモンイス公園と表記される場合もある)。 -
その公園の前にあるセントアントニオ教会。1565年に創建され、現在の建物は1930年に再建されたもの。
-
この辺りは観光客など見かけない、完全にジモティー・エリア。
-
ゴチャゴチャ感がたまらない。この細い道もバスが通る。
また友人からLINEが来て、「うちが近いから行ってみれば」「行っても誰もいないんでしょ?」「でも、記念に行ってみれば」。とりあえず、遠回りにはならなかったら、近くまで行ってみた。この道を下っていき、果物屋があるところを右折。自分はその場所のみ確認し、直進した。来いというなら、いるときに言って欲しい。君はアイドルではないんだよ。 -
マカオを訪れる外国人旅行者は多い。でも、ほとんどの人が観光名所やカジノへ行くだけだ。
こうした細い路地へ行ってこそ、そこに住む人たちを理解し、旅の醍醐味を感じることができると思うんだけどな......。ま、考え方は人それぞれ。 -
偶然見つけた伝統市場に突入。
-
台湾でもよく見かける光景。
-
4階部分にはフードコートあり。
-
「KITTY美食」で注文。
-
揚げワンタン(15パタカ)と仙草ゼリー入りのミルクティー(17パタカ)。これを食べたのが17時半ごろで、夕食となった、
-
色とりどりの野菜
-
場外には服を売る店もあった。
-
偶然見つけたと書いたけど、実はセナド広場のすぐそば。グランド・リスボアも見える。
-
セナド広場にあるこの2つの建物の間を入って行くと、「営地街市」がある。自分は反対側から入ったから、偶然見つけたような気になっていた。
-
セナド広場の入り口にあるマカオの郵政総局
-
崑曲が好きな人なら誰でも知っている湯顯祖。それを記念する切手。欲しくなったけど、切手を集める趣味などないから、買わなかった。
-
屋台の準備かな?
ホテルに18時ごろ帰着し、歩き疲れを癒した。前日は煌びやかでゴージャスなマカオを体験し、この日は地元密着型のマカオを楽しんだ。マカオはなんて面白いところなんだろう。
(続)
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (3)
-
- ていちゃんさん 2018/08/13 15:19:44
- 早速の反応・・・・。
- 素早い対応で感心しています。旅行記でも訂正があり見やすくなりました。
マカオ・香港と久しぶりに行きたくなりました。ありがとう。
-
- xiaomaiさん 2018/08/13 10:55:58
- ご指摘、ありがとうございます
- ていちゃん さん
ご高覧、ならびにご指摘、ありがとうございます。確かに「リスボア」ですね。
これからもよい旅を!
xiaomai
-
- ていちゃんさん 2018/08/13 10:25:37
- リスボルホテル?
- 20年ほど前に3回ほどマカオに行きました。懐かしく楽しく拝見しました。
小生の記憶ではホテル名はリスボアでは?間違っていたらすみません。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
xiaomaiさんの関連旅行記
マカオ(マカオ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
3
79