ソウルひとり旅3泊4日②

2018/05/05 - 2018/05/08

①の続き。

ひとり旅２日目は深夜にホテルに戻り終了。
疲れているのになかなか寝付けず、寝返り打っているうちに朝に。

40代女の現実逃避ひとり旅。

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

遅くまで飲んだせいで胃の調子が悪い。
空腹でしくしく痛むので、持ってきた胃薬を飲んで出発。

11時頃にGOTO MALLへ到着。
飲食店は11時半からの営業だったので、時間つぶしにNo Brandを物色。
コングクスの素、どんぐりのムクの粉、チョコレート菓子を購入。
美味しいし安いし、もっといろいろ買ってくれば良かった。

11時半になったので、No Brandすぐ前にあるクルクッパのお店へ。

クルクッパを注文。
海藻とか辛い物とかあんまり受けつけない胃の調子だったので、無難な選択。
だめな時は食べられるかどうか、食べてみないとわからないので不安だったけど、意外に完食できてひと安心。

あつあつのスープに牡蠣がたくさん入ってます。
牡蠣の時期を過ぎてたせいだと思うのですが、味はごく普通でした。

体調いまいちで歩き回る気力なく、買い物は断念。
何しにGOTO MALLまで来たのだろうか。

ホテルに戻るつもりで地下鉄に乗ったものの、体調も若干回復してきたため教保文庫光化門店へ。
しばらく立ち読みした後、徒歩で曹渓寺（チョゲサ）へ。

曹渓寺 寺院・教会

全く信心はないけれど、韓国のお寺が大好きです。

旧暦4月8日はお釈迦様の誕生日。
韓国では祝日。

お釈迦様の誕生日が近かったからなのか、この日が祝日だったからなのか寺院内ではカラフルな飾り付けがされていて、イベントもあった様子。
甘茶ではないけれど、蓮の花を浸した緑茶を配っていたので頂きました。

お茶を配っていたおばさまから声を掛けられ、イベント用にみんなで手作りしたのよ、と造花のお花を頂きました。

寺院内にはきれいなお花も咲いてました。

併設されている仏教博物館は残念ながら休館日でした。

仁寺洞すぐ近くの益善洞（イクソンドン）へ。

おしゃれなお店がたくさん並んでいます。

とにかく祝日だったので、若い人でいっぱい。
夕方の時間帯、お店はどこも人で溢れてました。

おしゃれなホテルもありました。

古めかしい扉の装飾がかわいい。

おしゃれなお店がたくさんあって、観光の外国人より結構地元の人が多かった。
そこをかき分けてお店にひとりで入れる雰囲気でもなく、自撮りする人達で溢れていて、なんだかどっと疲れてしまった。

通りを外れると普通の飲食店が。
なんだか、ちょっとほっとする。

仁寺洞へ戻り歩いていると楽園楽器商店街ビル発見。

初めて入るのでどきどき。

乾物やら何やら庶民的な商店がたくさん。
うろうろしていると食堂もいくつかあります。
年齢層は高いけれど、一人で食事しているおばさまや、すでに宴会状態のおじさまたちやら楽しそう。

まったく食事する気はなかったのに、お店のおばさまに「ククスでも食べていかない？」と誘われて、その気になりました。

コングクスを注文。

妙に落ち着きます。
こういう雰囲気が大好き。

何を言ってるかわからないけど、おじさまグループがマッコリと焼酎で盛り上がっている。
私の後から、同じようにお店のおばさまに声を掛けられたおじさまが着席。マッコリとククスを注文。
さっきまでの益善洞とはまた違うエネルギーがあって、楽しくて仕方ない。

コングクス　５０００ウォン。
キムチもついてます。

テーブルに塩がなく、チヂミ用に置いてあったと思われるヤンニョムジャンを投入～。意外においしい。
お店のおばさまがあきれた様子で、「本当は塩入れて食べるんだけど。好きにしてちょうだい。」と、新しくネギを足してヤンニョムジャンを持って来てくれた。

ひとりでいても違和感なかった。
次はここで一杯飲まなくては。
名残惜しい。

その後安国駅まで移動したものの、三清洞まで移動する体力がなく歩いてホテルまで戻る。

宿泊者は誰でも利用できる屋上ガーデン。

ちょうど夕暮れの時間。
運良く誰もいない屋上で、韓国ビールをゆっくりと味わう。

最終日の朝。
名残惜しいけれど、10時5分の便に乗るため7時頃ホテルを出発。
早朝の街はまだ静か。
青空で空気も澄んでいて、帰りたくないけど仕方ない。

感傷に浸って歩いていたら、間違えようのない道なのに迷ってしまい大幅に時間をロス。
空港までのリムジンバス停にやっと着いたけれど、バスが来ない。
後から来たロシア人のグループも心配そうに時計を見ています。
最後のちっちゃなトラブル発生。
やっとバスに乗ったはいいけれど、道路が混んでいて時間のかかること。
しかも仁川空港第２ターミナルのため、第１ターミナルからさらに時間がかかる。

出発１時間前になんとか空港到着。
第２ターミナルはセルフチェックインの機械がたくさん設置されている。
機械は日本語も表示され、操作は簡単。
しかし、何度やってもエラーが出る！
時間がないので焦りつつ、チェックインカウンターに並ぶ。
セルフチェックインの機械がたくさんあるだけに、チェックインカウンターには職員が３人しかいない状態。
一向に進まない。
どんどん時間は過ぎるが、まったく自分の番がこない。
ネットで最終チェックイン時間を調べると４０分前と書いてあり顔面蒼白。
つたない韓国語で頼み込んで順番変わってもらい、何とか時間内にチェックイン完了。

パスポートの有効期限が１０月に切れるため、セルフチェックインの機械でエラーが出たようです、とチェックインカウンターで言われた。
帰国したら、すぐにパスポート更新をしようと誓ったのでした。

最後の楽しみに空港でゆっくり買い物したり、ご飯食べたりするつもりだったのに。予定が狂ってしまって悲しい。でも、とにかく時間までに搭乗できて良かった。

帰りの機内食、インド風ベジタリアンミールをチョイス。
２種類のカレーにチャパティ、サラダ、バスマティライス。
スパイシーで美味しいのですが、疲れた胃がまったく受けつけてくれません。
やっぱり弱っている時は和食が恋しい。

今回のひとり旅。
行きたいところも、食べたいものもたくさんあったけど、自分の体力のなさ、そして胃腸の不調で思うように行きませんでした。
胃腸の調子は帰国後もなかなか回復せず、結局医者に行く羽目に。

たくさん歩いても疲れない体力、強靱な胃袋が欲しい。
ひとりの旅は自由で気ままで、ちょっとした不便さもあって、それが楽しい。
久しぶりのひとり旅が思いのほか楽しかったので、さっそく次の旅を計画中。
秋頃に再度韓国行きを考えています。