鉄道・船でロンドンへ。ロシアのおやつ

2018/06/16 - 2018/06/16

バイカル湖のあたりを過ぎると、乗客の入れ替わりが激しいです。寝ている間に乗り降りがあるので、
この人急にイビキがうるさくなったな、とか、部屋が急にタバコ臭くなったと思ってみると、違う人になってたりするのです。

以前、車内に外気温が表示されるとか書きましたが、表示されているのは車内の温度です。すみませんでした。

ロシア人は場所によって人の雰囲気がかなり変わります。
みんなスラッとした西洋人らしい人なのかと思ったら、少しズングリした体型の人（プーチンさんの様な感じ）もいます。
バイカル湖のあたりでは、どう見てもアジア人、という人が多かったです。

それにしても、街を過ぎるとまた草原や森林ばかり。
ウラジオストクから乗っていると、退屈もありますが、得もあります。
「食べ物無くなっちゃった」と言ったら、持ち込んできたものをたくさん恵んでもらえました

エリア クラスノヤルスク(ロシア)

もらいもの。
乗ってくるひとは食べ物をたくさん持ち込んできます。時間が来ると広げて食べ始めます。
外国人（私ですが）を見ると喜んで分けてくれます。
私はすでに持ち込んだ食料がほとんど無くなってしまったので大助かり。

黒い種。たぶんジャローという名前。
この小さい種を、ガタイのいいロシア人たちが器用に殻をむいて食べます。
力と技が必要なのですが、彼らはノールックでむいてます。私はむいてる途中で中身がボロボロになってしまいます。
落花生のような味。

隣に写っているのは「地球の歩き方」
ガイドブック類は話題の一つになります。
写真を見たときの反応で、ロシア人にも有名な場所が分かります。

色々もらったりしましたが、リンゴは圧倒的に日本のが美味しいです。

食堂車で買ったロシアのビール。
途中で乗ったロシア人にビール、サラミやチーズ、黒いパン、大きいキュウリのようなものや、小さいリンゴなど沢山ご馳走になったので、お返しに購入。
ぬるくなっても美味しい

ロシアの電車はモスクワの時間で動きます。ウラジオストク12時発の電車はウラジオストク時間19時に出るのです。
車内にはモスクワ時間のみ掲示され、まだかなりズレてます。
太陽の出ている時間が長いことや、車内という閉塞的な空間もあり、
時間の感覚がワケわからなくなります。

とりあえず、暗くなったら寝る、目が覚めたら活動開始、という感じでなんとかリズムを保ってます。

クラスノヤルスク周辺。
バイカル湖あたりの街とはまた違う雰囲気です。
今のところ、ウラジオストクに次いで、2番目に栄えている印象です。

街を離れると相変わらず草原か森です。
昼寝したり本を読んだり食べ物を広げてお茶を飲んだり、乗客はそれぞれ時間を潰します。

ロシア人と話して見ると、日本の車はやはり大人気のようです。メーカー、車種みんな知ってます。
みんな知ってる地名は、ヒロシマ、ナガサキ、フクシマ。
東京、富士山より有名です…

この旅行記へのコメント （2）

• 栞さん 2018/06/17 13:10:26

  楽しんでいますね。

  車内での生活に慣れて、楽しんでいる様子がうかがわれます。イルクーツクからはどの様な景色を見られているのかうらやましい限りです。もうすぐ終点に近ずく訳ですが、残りの乗車を楽しんでくださいね。モスクワから先の旅の投稿も楽しみにしています。

  ヒラさん からの返信 2018/06/17 17:38:41

  Re: 楽しんでいますね。

  ありがとうございます。
  車内販売でマッシュポテトを食べました！お湯を入れて混ぜるとポテトになる。面白くて美味しいですね。
  お土産にいくつか持って帰ろうと思います！