2018/05/19 - 2018/05/20
444位(同エリア2168件中)
オカンさん
主人と私、娘二人(次女・社会人、三女・学生)
で出雲大社と足立美術館を巡るツアーに参加しました。
東京在住の長女は参加できませんでしたが、家族で出雲大社に参拝できるとは有り難い事です。
北陸発着一泊2日を親子4人で楽しみました。
5月19日(土)
足立美術館
皆生温泉に宿泊
5月20日(日)
出雲大社神楽殿で祈祷と昇殿参拝
島根ワイナリーと由志園へ立ち寄り
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地元から新大阪まで、特急サンダーバードに乗るのも2年ぶり。
車内販売がないので持ち込みをお忘れなく。飲料水の自販機が設置された車両はあります。
サンダーバードにはレディースシートがあるので、個人利用の時に女性だけとか一人なら必ず指定しています。 -
新大阪から山陽新幹線に乗り換え。
JR岡山駅まではあっという間です。
ここから足立美術館のある安来市まではツアーバスで、高速道路を走ります。 -
1日目の行程は足立美術館だけ。
ゆっくり2時間半観覧できます。 -
エントランスからもう庭園が見られます。
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順路どおり回れば、庭園も展示室も全て観られますよ。
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見渡す限り、計算され尽くした庭園。
視界に入るもの全て…そう、
向こうのお山も足立美術館が所有する庭園の一部なのです。 -
枯葉ひとつ落ちていない、完全に作り込んでいる巨大な庭園。
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「庭園もまた一幅の絵画である」
創設者・足立全康翁が心血を注いで作り上げた庭園。
維持するのが大変!とか思ってしまいますが、現実は暫し忘れることにして「生の額絵」を堪能します。 -
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こちらのコレクションのメインは横山大観。
庭園も大観の世界観をイメージした部分があります。
大観は長寿であったので生涯作品数が多く、画風も様々。(各地にニセ大観が出没し贋作も多かったという。今となっては笑えますが)
富士山のモチーフがよく知られていますが、戦時中を共に生きた方々には思い入れがあるのかもしれませんね。
こちらでは時代に偏りなく、約120点のコレクションがあるとの事。
個人的にはやはり朦朧体と言われた、空気感を表すような水墨画の作品が好きです。 -
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はぐれた三女を探していたら
「喫茶室大観」で、まったりお茶してた。みんな合流してコーヒーブレイクです。
ホールのお姉さんにお願いして写真も撮ってもらいました。
逆光で苦戦されていましたが、調整までしていただきありがとうございました~。
席の真横から錦鯉が見えますが、巨大です。
写真ではわかりづらいけど、とにかく巨大。 -
庭園は撮影できますが、作品は撮影不可です。
この時の本館の企画展や「学芸員の視点」の解説も面白かったです。
横山大観以外にも、竹内栖鳳、安田靫彦、富岡鉄斎、上村松園など、近代日本の有名どころが一堂に!
時代は同じくらいですが、画風は様々。とにかく線が美しい時代でした。(ちなみに初期の大観は反逆児のように線を描かなったのです)
伊東深水の美人画に興味を示す?主人に、これは女優の朝丘雪路さんのお父さんだよと言ってたら次の日に雪路さん訃報のニュースを見てびっくり。
陶芸館は北王路魯山人と河井寛次郎。
河井寛次郎が好きな作家さんが多いけど、なるほど魅力ありますね。
新館では現代の日本画が展示されていました。やっぱり院展に出されてる方が多いかな? -
宿泊する皆生温泉(かいけおんせん)東光園は鳥取県米子市。
移動時間や予算の都合もあり、今回のツアーでは皆生温泉を利用したようです。 -
東光園の模型です。
4階が空洞、7階から5階4階が吊り下げるような不思議な構造です。
昔の出雲大社をイメージした設計との事です。 -
お部屋は一階ですが、日本海がみえます。
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夕食のバイキング会場は4階。
この階には空中庭園もあります。
窓からの眺めは一階とあんまり変わらないです。 -
全体的にかなり古いかんじは否めませんが、温泉の泉質はよかったです。
「蘇り伝説」「黄泉がえりの湯」とか「よみがえりの水」などの表記により、旅の非日常感が倍増します。(いわゆるテンション上がる)
夕食にビールやワインを飲み、部屋に戻るともう寝たいオカン。
しかしそこから主人と娘たちが酒盛りを始めました。
いつの間にか酒豪への道を歩んでいる娘たちに驚く…。
オカンはもう飲めません。
早起きして朝風呂に入りたいので、私は就寝。 -
2日目。
遂に出雲大社に到着!
八雲山を背景に、地形からも神聖な雰囲気があります。
海もすぐそばで、海から神々がいらっしゃると言われています。
私は氏神様以外の神社で参拝する事はほとんどありませんが、この機会にこれまでの感謝をして気持ちを新たにしようと思いました。
娘たちには良縁を祈願するようにすすめます。 -
これはさざれ石との事。
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ズラリと並ぶ奉納提灯。
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広い境内。
私たちは神楽殿側から入りましたが、正門といわれる大鳥居からは長い長い参道があります。 -
稲羽の素兎と大国主命。こちらでは大黒様は「大国様」と表すそうです。
6年前の2012年は古事記編纂1300年記念イヤーだったので関連本を読みました。(簡単なやつ)
ギリシャ神話同様、神話の世界からいきなり具体的な実在の人物の話になります。しかし前半の神話とされる逸話も、何かしら根拠がある実話に基づく話もあるので面白いです。 -
ツアーなので神楽殿で団体祈祷ができます。
中の様子は撮影禁止です。
祈祷の後に御神酒をいただき、素焼きの盃もそのまま持ち帰ります。
これから御本殿前の八足門をくぐり、昇殿参拝に向かいます。 -
神楽殿の巨大な注連縄。
このガイドさんご自身がパワースポットのような方でした。 -
八足門。
ツアーの特典で普段は入れない門をくぐれます。
しかしこの奥に更に楼門があり、御本殿は見られません。
八足門を出て、昇殿参拝が終了します。 -
日曜日なので人出はそれなりですが…
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奇跡的にほぼ無人の瞬間があり、数枚撮影。
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八足門横の東回廊。
奥に御本殿の屋根が見えます。 -
東の回廊の二階部分は観祭楼との事。
境内で行われる演芸を観覧する所だそうです。 -
西の回廊から見える御本殿の屋根。
その左の小さいお社は筑紫の社。
大国主命の后、タギリヒメノミコトをお祀りしています。
あれ?スセリビメは?
正妻スセリビメのお社は、向かって右側の御向の社です。 -
昔はこんな空中神殿だったようです。
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物的証拠もあり、これは柱があったとされる場所です。ミッキーシェイプではありません!
年代や高さもかなり詳しくわかっています。
ただ、当時の建築技術では耐久性が低かったようで、何度も建て替えられたようです。
実在したと思うとワクワクします! -
日曜日という事もあり結婚式が多いようで、滞在2時間のうち2組のカップルに遭遇。
娘たちにもこんな日が来るのかと思うと涙目です。
今日は長い参道や御本殿後方のスサノオのお社のほうへは行けませんでした。とはいえツアー特典で祈祷や昇殿参拝できるのは有り難いです。 -
名物、ぜんざいを食べる時間がなかったのでお土産に。
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お蕎麦もお土産。
その後もお土産がどんどん増える。
他の観光地のお土産よりもなんだか付加価値があるような気がする~。 -
出雲大社近くの島根ワイナリーへ。
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出雲そばとお刺身のセット。
こちらはそばつゆやお醤油も全体的にお味は甘めです。出雲そば独自のお作法にもチャレンジしてみました。
試飲コーナーのワインも甘めなかんじでした。
私たち酒豪ファミリーは辛口好みなので、購入しませんでしたが飲みやすいワインなので、甘めがお好みの方にはいいと思います。 -
大きな宍道湖を横切り、松江城を車窓から見て、大根島にきました。
由志園を散策します。 -
不思議な地形の大根島。
高麗人参と牡丹の花が特産品です。 -
高麗人参のセールスからは早めに解放されました。
庭園の散策に行きます。 -
この頃は牡丹の池も終わり、芍薬のシーズンに移行していますが「牡丹の館」では一年中牡丹が観られます。館内は室温が低く、寒いです。
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ヘタクソ写真選手権レベルの写真下手な私ですが、こちらではどこを撮ってもいいカンジ!
嬉しくなって撮りまくりました。 -
調子に乗って撮りまくります。
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広い池庭。
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枯山水もあり
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神様が宿っているような静けさ。
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紫蘭が咲いてます。
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カフェの窓からも美しい庭園が観られます。
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ショップの壁も牡丹です。
蜷川実花ワールドのようです。 -
これはポスターですが、
ゴールデンウィークは牡丹の池になるそうです。 -
「ベタ踏み坂」こと江島大橋を渡っている途中です。
松江市と鳥取県の境港市を結ぶ橋で、見る角度により急勾配に見えるのですね。
実際にはそんなに急ではないけど、長い坂でした。
バスの中から撮ったので全く凄みのない写真で、自分でもガッカリです。 -
蒜山高原を通って岡山駅まで走ります。
もうお土産はいっぱい買ったけど、蒜山高原のチーズケーキを勧められたので購入。
美味しかったです。 -
岡山駅から新幹線で新大阪へ。
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岡山駅には桃太郎像がいっぱい。
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その横には岡本太郎のコーナーが。
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新幹線の中であらかじめ注文しておいたお弁当をいただきました。
もちろんビールも飲む酒豪ファミリー。
復路も新大阪から特急サンダーバードに乗り換え。日曜日の夜、どの駅も旅行客で混雑しています。サンダーバードで爆睡後、地元に無事到着しました。
もう夜11時を回っていました。 -
念願の出雲大社と足立美術館を巡る旅。
山陰地方は実際に行ってみると
山岳信仰や神話が、悠久の時を経て今なお残っているのを感じます。
神に対する畏敬の念や信仰心を大切に守ってきたのでしょう。
まだまだ行ってみたい所もあり、とても魅力的な土地でした。
出雲大社は縁結びで知られていますが
私もこれまでの様々なご縁に感謝し、これからまた出会うご縁を大切にしよう、と気持ちを新たにした旅でした。
何より家族で参拝できたのが有り難かったです。
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