「アープラヴァシ・ガート」「ル・モルヌの文化的景観」（モーリシャス）　2018.7.8

2018/07/08 - 2018/07/08

モーリシャスの世界遺産「アープラヴァシ・ガート」「ル・モルヌ（モーン）の文化的景観」を訪問します。

＊中東～アフリカ～インド洋の島を巡る７２日の旅＊
●中東の旅（イラン）5.1～5.10
●コーカサスの旅　5.11～5.17
●イスラエル、ヨルダンの旅　5.18～5.28
●東アフリカの旅（エチオピア）5.29～6.6
●東アフリカの旅（ウガンダ、タンザニア、モザンビーク、マラウイ）6.7～6.17
●南部アフリカの旅（ザンビア、ボツワナ、ジンバブエ）6.18～6.25
●インド洋の島々（マダガスカル、レユニオン、モーリシャス）
6.26　ヨハネスブルグ（南アフリカ）～アンダシベ（マダガスカル）
6.27　ペリネ特別保護区（マダガスカル）
6.28　アンタナナリボ～モロンダバ～ベロ（マダガスカル）
6.29　ツィンギー・ド・ベマラハ厳正自然保護区（マダガスカル）
6.30　モロンダバ（マダガスカル）
7.1　モロンダバ～アンツィラベ（マダガスカル）
7.2　アンツィラベ～ラヌマファナ（マダガスカル）
7.3　アツィナナナの熱帯雨林（ラヌマファナ国立公園：マダガスカル）
7.4　アンツィラベ～アンブヒマンガの丘の王領地（マダガスカル）
7.5　アンタナナリボ（マダガスカル）～レユニオン島（フランス）
7.6　レユニオン島：峻峰と圏谷、その外縁（フランス）
7.7　レユニオン～モーリシャス
☆7.8　「アープラヴァシ・ガート」「ル・モルヌの文化的景観」（モーリシャス）

＜アフリカとインド洋の島総集編：
　https://4travel.jp/travelogue/11383924＞
※東アフリカと南部アフリカの地域分けは私の独断によるものです。
参考：地球の歩き方
　　：世界遺産アカデミー

エリア ポートルイス(モーリシャス)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

７月８日（日）。
モーリシャスは雨です。

朝８時ですのでそのうち止むでしょう。
連泊ですので、焦る必要はありません。

テラスがあります。
海は見えません。
何といっても破格の宿です。

雨脚が激しくなってきました。

１１時半、やっと雨が止みました。

安くて居心地のいい宿です。

宿の前の道です。
朝食がまだです。
何か食べれるところに行きましょう。

近くにスーパーがありました。

その一角に軽食屋さんがあります。

スーパー併設の割に、あか抜けています。

海が見えます。
モーリシャスに来て海らしい海をまだ見ていません。

アップにします。

ヌードルを頼みました。
スープが少なめですが、まあいけます。
買い物は帰りにまたよればいいかな。

日曜なので心配していましたが、スタンドが開いていました。

メーターはほとんど空の表示でしたが、２６リットル入りました。
昨日はいつなくなるかとひやひやでした。
満タンではなくバー３本での貸し出しでした。

車も満タンにし安心して再出発です。

島の北方面に向かいます。
モーリシャスはイギリスの影響で左側通行です。

まるでマッターホルンの様な山があります。
この辺りはレユニオン島のように深い渓谷があるわけでなく、尖った岩山が点々と聳える。

ポート・ルイス（モーリシャスの首都）に入ってきました。

モーリシャスはこの島一つで独立国です。
面積は東京都とほぼ同じで、人口１２６万人です。
インド系の人が70％です。

この先を左に曲がってすぐ右に曲がらないといけません。

世界遺産「アープラヴァシ・ガート」に来ました。

残念ながら日曜は閉館です。

アープラヴァシ・ガートとはヒンディー語で「移民海岸」や「移民発着所」を意味します。
英国政府は奴隷解放令が成立したことを受けて、1834年に「契約移民労働」という、奴隷労働に代わる新しい概念の「偉大な実験場」としてモーリシャス島を選んだ。

1920年代までの間、インドからこの地に約４５万人もの人が移送され、島内の砂糖農園や南部アフリカ、カリブ海などに送られたという。

外観だけでしたら撮影できます。

移民局が建設した石造りの検疫所や倉庫が残っている。

モーリシャスの移民の歴史について学べるスポットです。

青の矢印がアープラヴァシ・ガートのあるポート・ルイスです。
南西の青のピンが宿です。
その先の緑のピンがル・モルヌです。

ポート・ルイスは都会です。
モーリシャス一番の都市は島中央の高原にあるキュールピップですが、今回は行きません。

また島の北部にはリゾートオーシャンが広がりますが、ここも行きません。
モーリシャスを訪れる観光客のほとんどはそのパラダイスに滞在するようです。

私は同じ道を南に戻ります。

低い位置に虹が出ています。

海岸に出ます。

ブラバン半島にル・モルヌの岩山がそびえ立つ。

その手前に緑の平らなベニティエ島がある。

ブラバン半島の端に来ました。

ちょうどいい風がカイトボードのメッカのようです。

この辺り一帯が世界遺産「ル・モルヌ（モーン）の文化的景観」となっています。

１８世紀から１９世紀初頭にかけ、東方奴隷貿易の中継地だったモーリシャスは、多くの逃亡奴隷（マルーン）が住み着いたことから「マルーン共和国」と呼ばれていた。

ここル・モーンも奴隷が隠れ場所として利用していた。

これ以上先は行かない方がよさそうな雰囲気です。

ル・モーンは、自由を求めた奴隷の戦いと犠牲の象徴となっている。

スーパーですが、閉まっています。
日本のつもりでいました。

宿の先に海岸に出る小道がある。

ル・モーンがきれいに見えます。

奴隷の隠れ家だったということを知ると、また違った印象です。

宿の近くの雑貨屋さんに行きます。

開いててよかったとはこのことでしょうか。
ビールを買います。

宿の部屋から虹が見えます。

お隣さんはヤシの実を取っています。

アップにします。
黄色く熟れた感じのヤシの実です。

ビールがあればいいというだけの食事になってしまいました。

明日はモーリシャスの山岳地帯を観光し、A380でドバイに向かいます。