2018/02/03 - 2018/02/11
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minmiさん
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かつて世界史でがっつり勉強した古代エジプト。
世界ふしぎ発見!でもおなじみでした。
いつかこの目で見てみたいと思いつつ、安全性が気になり先送りになっていましたが、今回思い切って行ってみることにしました。
調べてみると個人旅行はちょっとハードな感じなので、ツアーを検討することに。
団体ツアーが苦手なので、少人数制ツアーをやってるファイブスタークラブに申し込んでみました。
ルクソールから始まり、クルーズ船でナイル川を上り、経由地で観光しつつアブシンベルへ。
最後にカイロ・ギザを観光するという9日間です。
2/3成田空港発
2/4ドバイ→カイロ→ルクソール
2/5ルクソール東岸
2/6ルクソール西岸
2/7エドフ・コムオンボ
2/8アブシンベル・アスワン
2/9カイロ
2/10カイロ
2/11カイロ→ドバイ→羽田空港
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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エドフの朝。
窓の外を見ると、何台もの馬車が集まっていて騒然とした雰囲気。 -
ホルス神殿を観光しに行くのですが、交通手段は馬車一択のもよう。
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我々も馬車に乗り込みます。
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チップとしてガイドに一人$3預けました。
あとは安心して道中楽しむことができたけど、ガイドがいなかったらそうはいかなかったと思う。
どういうシステムで運行してるのかよくわからないし、ガイドが付いてない観光客なんていいカモだもの。 -
町中は観光客を運ぶ馬車でいっぱい。
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10~15分ぐらいで到着。
記念写真イェ~イ
馬車をよく見ると、派手にデコってあったり家族の写真が貼ってあったりしてトラック野郎みたい。 -
ホルス神殿
でかーい!
マンションかよ!?
厳密にはカルナック神殿の方が大きいんだけど、あっちは未完成なので、ホルス神殿の方が大きく見えるんだって。 -
ホルス神(ハヤブサの神様)の巨大なレリーフ。
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ファラオが敵の髪をつかんで打ちのめしてるレリーフ。
自分が暴力ふるってるところをレリーフに刻ませるなんて、昔の人って野蛮ねぇ。 -
上の方にも神様大集合。
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ホルス神の像の前は撮影スポットとして大人気。
愛嬌あってかわいいもんね。
鳥のくせに偉そうなところもまたラブリー。
エジプト航空のロゴマークとしても使われてるんだよ。
ぬいぐるみ作って売店で売ったらどうかな?
またはゆるキャラホルスちゃんとか。 -
塔門の裏側にも大きなレリーフがあります。
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列柱に囲まれた広い広場。
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この神殿は比較的新しいので(それでも紀元前だけど)、きれいな状態で残っています。
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天井もしっかり残っていて嬉しい。
そしてレリーフでびっしりと埋め尽くされた柱。
すごい!
見ごたえありますよ~。 -
柱の上部は植物の葉か花をモチーフにしてるようですが、こういうデザインがとても美しいと思います。
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天井にはうっすらと色が残っています。
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キリスト教徒が台所にしてたから、天井が煤で汚れちゃったんだって。
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観光客がこんなにうじゃうじゃいなかったらめっちゃ神秘的な空間だったろう。
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壁にレリーフが掘られた薄暗い通路があったりして見所いっぱい。
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至聖所
船のような神輿のようなものが置かれている。 -
帰りも馬車で。
馬車乗り場へ行くと、次から次へと客を乗せ運んで行く多くの馬車でカオス状態。
馬車引き達の怒号のような大声がして恐いくらい。
もはや現代の光景とは思えない。 -
ガイドがいなかったら途方にくれてオロオロしちゃってたと思う。
ツアーにしてよかった。
帰りも同じ馬車に乗った。 -
ロバもよく見かけました。
物資を運ぶために、今も活躍してるようです。 -
船に戻って休憩&昼食。
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鳥がやって来たよ。
なんていう鳥だろう? -
何隻もの船がほぼ同じスケジュールで動いてるから観光地が混むんだよね。
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午後はコムオンボ神殿を観光します。
停泊所から歩いてすぐ。 -
小ぶりな神殿です。
ホルス神とソベク神(ワニの神様)という2つの神を祀るため、2重構造になっているという特徴があります。 -
ホルス神とソベク神の2ショット。
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ソベク神もかわいい。
昔はナイル川にワニが沢山いたんだって。
ダムができてからいなくなったけど。 -
やはりここも天井までがっつり彫られている。
色も少し残ってますね。 -
見事な柱が並ぶ部屋。
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鮮やかな青空に遺跡が映える。
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医療用具が描かれた珍しいレリーフ。
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最古のカレンダーだそうです。
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出産シーンだって。
いくらなんでもこれは無いでしょう(笑) -
朝はダウンを着てちょうどいいぐらい寒かったのに、午後は真夏の暑さ。
砂漠の寒暖差おそるべし。 -
ナイルメーター
ナイル川の水位を計って、氾濫を予測してたそうな。 -
ワニの博物館に入りました。
ワニのミイラが沢山あった。
古代人にとってワニは神様だったから、大事にしてたんだね。 -
観光が終わったら、今日もデッキでティータイム。
夕方まで景色を見てのんびり過ごしました。
翌朝にはアスワンに着くので、船からの景色を楽しめるのはこれが最後かも。 -
夕暮れの空に見とれてしまう。
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ナイル川で見た沢山の光景を、ずっと忘れないと思います。
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翌朝は4時半出発。
停泊地アスワンからアブシンベルへ片道280kmを往復するというロングドライブ。 -
船で朝食をもらいました。
山盛りのパン・ジュース・ズッキーニ・やわやわで食べる気がしないバナナ。。 -
途中で日の出を見るために停まりました。
寒いです~。
乗車してるのは、私・夫・ガイド・運転手2名。
運転手は二人乗るというルールがあるようです。 -
朝暗いうちからこんな何も無いまっすぐな道を延々走るんだから、居眠り事故が起きる確率高そうだよね。
ドライバーさん、よろしく頼むよ! -
砂漠の日の出
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思いがけないサプライズでした。
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ドライブインでトイレ休憩。
トイレチップ£2必要。 -
干からびたワニが置いてあった。
川から上がって砂漠で迷子になっちゃったのかな?
どんだけ乾燥してんだよ?
ちなみにこの辺りは年間降水量がほぼゼロなんだって。
世界一降水量が少ない居住地の一つだそうです。 -
アスワンからアブシンベルまで4時間弱かかりました。
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到着。
車を降りて、ナセル湖の湖畔を歩いて行きます。 -
はるばるとエジプト最南端までやってきました。
これを見るために…そう
岩山の向こうに回ると、目の前に現れたのは、 -
ふなっしーケロ( ☆∀☆)
じゃなくて、 -
アブシンベル神殿です。
ブラボー!! -
この4体の像はすべてラメセス2世です。
どんなビッグな人でも、こんな巨大な自分の像を4体も作って並べようという発想は、現代人においてはなかなか無いのではないでしょうか。 -
ラメセス2世が自らを神格化し誇示するための建築物のようです。
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俺様ぶりもここまで突き抜けると、この青空のようにすがすがしいですね。
ラメセス2世は90歳ぐらいまで生きて、子供100人以上いたんだって。
なんちゅうパワフルな男。 -
ラメセス2世の足元には、捕らえた捕虜のレリーフ。
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神殿の中は原則として撮影禁止なのですが、最近カメラ券(£300)を買えば撮影できるようになりました。
ここは外側がすごいから中はいいかなと思って買わなかったんだけど、入ってみたら結構見所あって、買えばよかったと後悔。 -
代わりに写真を買ったので、ちょっと掲載してみます。
中はこんな風に、やはりラメセス2世の立像がいくつも並んでいます。
(買った写真より掲載) -
極め付けが、一番奥の至聖所。
右から2番目がラメセス2世ですが、年に2回(春分の日と秋分の日)に光が差し込み、ラメセス2世を照らすという粋な設計がされています。
(買った写真より掲載) -
夜にここで音と光のショーをやるそうです。
アブシンベルに宿泊しないと見れません。 -
ラメセス2世の王妃ネフェルタリの神殿が隣にあります。
王妃の神殿だというのに、王妃の像が2体なのに対して夫の像が4体も… -
この2つの神殿は、かつては別の場所(今のナセル湖の底)にありました。
アスワンハイダムを造るにあたりここに移設され、水没の危機を免れたのです。
どのように移設したかというと、 -
このようなコンクリートのドームの上に、小分けに切り出した神殿を貼り付けたのだそう。
古代人もすごいが、現代人のやることもすごい。
(買った写真より掲載) -
眺めも素晴らしい。
いい場所に移設しましたね。 -
同じ道を引き返して帰ります。
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砂漠の向こうに海があり小島が浮いてるように見えるけど、海はありません。
蜃気楼です。
不思議だなあ。 -
アスワンダム
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アスワンは結構大きな町です。
散策する時間が無くて残念。 -
船に戻って昼食。
デザートに珍しいものがありました。
生のデーツ(なつめやし)です。
甘くて美味しい。 -
午後はイシス神殿を観光します。
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イシス神殿はフィラエ島にあります。
ボートで行きます。 -
テンション上がってきたよ~。
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見えてきました。
ボートでのアプローチってのが素敵。 -
10分ぐらいで着きました。
ホルス神殿が小ぶりになったような感じでしょうか。 -
ここもアブシンベル神殿同様、ダムを造る際移設されたのだそうです。
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塔門入ったところ。
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比較的新しい神殿なので、天井も残っていてきれいです。
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後にキリスト教徒が使用いていたようで、コプト十字が刻まれています。
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至聖所
繊細なレリーフがびっしり。 -
外は暑いけど、建物内に入ると涼しい風が通り抜けていって気持ちいい。
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ここはとにかくロケーションが素晴らしい。
格好のデートスポットではないでしょうか?
ここらの人は結婚前にデートとかしないらしいけど。 -
ハトホル女神の神殿で女神気分ヾ(-д-;)
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帰りは島の反対側を通って帰りました。
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崖にはフォトジェニックな家が。
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翌朝は3時出発というすごいスケジュール。
5時のカイロ行き飛行機に乗るためです。
さっさと寝ます。 -
翌朝
アスワン空港で、4日間お世話になったガイドさんとお別れです。
真面目でいいガイドさんでした。
④カイロ・ギザ前編へ続く
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