見るぞ！　2年連続。　今年は極寒。（その７：街に移動。そして街での最初のオーロラアタック）

2018/01/26 - 2018/01/26

今年は珍しく1ヶ所滞在ではなく、2か所のホテルに宿泊してオーロラを見ます。

今日からはフェアバンクス中心部に向かい、多少文化的、近代的になります。



でもやっぱり寒いです。


街に出ても寒さを楽しめるかな？

エリア フェアバンクス(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• ショッピング: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 航空会社: アラスカ航空 ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: JTB

昨夜のオーロラショーが明け、今日はチェナホットスプリングを離れてフェアバンクス市街地へ。

まだ日本に帰るわけではないので、集合は昼過ぎ。

ゆっくり支度する。

今日もやっぱり寒いからひと風呂入って来よう。

最終日にして、午前中にお風呂。

温泉宿に行けば朝風呂が当たり前。


湯煙ただよう露天風呂ですが、ここはアメリカ。


ニッポンの温泉とは異なり朝から入っている人はほとんどいない。

しばらく貸切状態だったのですが外人が入ってきた。


ロシア人のようだ。

ロシア人のおっさんがおもむろに岩場に上がり始めた。

おいおい、雪を体につけてるよ…。

ロシア人、みんな寒さに強いだろうからこんなことも大丈夫なんだろうな…。


ずっと見ていたら笑顔を見せてきた。


風呂の入り方世界でいろいろ。


日本ではソッコーで退場処分でしょうけど…。

ここにいる間、かみさんから「ここの露天ジャグジー、ぬる過ぎて逆に寒い」というからずっと入ってなかったけど、最後に一度入ったら、結構あったかいじゃん…。


さてここからフェアバンクス市街まで全く写真なし…。

今回、滞在中、移動のサポートをしてくれたのが、「A＆Pツアー」さん。

ここのスタッフの方が超個性的。

初日、チェナ温泉までの移動こそ、雰囲気かつてあったことある人っぽく、我々は「（カンクンの）吉田さん」と言っていたが、今日のお迎えの方に度肝を抜かれた。

温泉出発してすぐにオーロラの写真でたくさん出てきた飛行機を見て、それからずっと市街地まで戦争時の話が続き、お父君の破天荒さ、自身のこの仕事をする前の生活について話をしていたが、ずっとアラスカで罠専門の狩猟生活をし続けていたそうで、日本から来た「いろいろな」人の案内をしていてその流れでこの会社でオイラ達のような一般の客のガイドもしているようです。


このガイドさん、後で聞いたらビックリする人だった。
それは追い追い。



写真一枚撮っておけばよかったと後悔…。

今夜からの宿は「ソフィーステーションスイート」

スイートと名が付くだけあって全室２DKのホテルです。

２DKと表したようにK（キッチン）もあります。

鍋、フライパン、お皿、グラス、ナイフ＆フォークが揃っています。

調味料は塩と胡椒だけでした。


写すのを忘れたが、巨大な冷蔵庫もあります。
2拍滞在ではもったいない大きさです。

浴室も広々。

バスタブもあります。

大きなクローゼットもあり、極寒仕様の厚手の上着も楽々収納。

セーフティボックスもあります。

洗面所のアメニティはこんな感じ。

冷蔵庫もあるのですが、凍らせないよう気をつければ外に放置しても冷えます。

実はオーロラを見に行く時は毎年ふなっしーを連れていっているのですが、どうやらこのふなっしーはオーロラを遠ざけるみたいです。

理由はこの後…。

さて、館内をウロウロ。


館内は禁煙なので、タバコを吸う場合は外のこの灰皿の前で。


外なので、-30度。

世界有数の寒い喫煙所です。

ホテルの全景を。

駐車場も広々。

中には寒さ対策で、停めている間ずっとエンジンかけっぱなしのクルマもあります。

産油国はちがうな…。

この温度計もまともに動作していませんでした。

ここはアメリカなので、デカイ文字は摂氏ではなく華氏の数値です。
摂氏は小さいほうの文字です。


叩いてみると張りが別のところを指す。

ロビー奥には宿泊者や出入り業者向けに無料のホットドリンクサービスもあります。

土地はいくらでもあるので、わざわざ高層建築にする必要はないのか、3階建てです。

簡素な自販機もあります。

郊外へ行くツアーのパンフレットも。

今夜のオーロラツアーまでたんまりと時間があるので、買い出しに。

徒歩圏内にスーパーがあるというので行ってみる。

アメリカはクルマ社会。

歩道はあるが冬場は雪かきなどしていません。
よって徒歩で移動するにはこんな感じで歩かないとならない。

雪がないところは自動車のタイヤが通った跡で、つまりクルマが走るギリギリを歩かないとならず、さらに足元は滑りやすいのでかなり危険です。

大都市ではないので、クルマの数は少ないから歩行者をよけるように走ってくれるが、それができない時はすぐ脇をクルマが通る。

雪がなければ5分くらいなんだろうけど、結局10分くらいかかりました。


フェアバンクスの口コミでよく出てくる

FRED　MAYER　です。

何気ないライトニングケーブルの写真ですが、実はアラスカ入りするとき、日本から持ってきたケーブルをANAかアラスカ航空の機内に忘れてきたようで、チェナ温泉でケーブルを販売しているか聞いたら、おいてないということでケータイの電力消費を極力抑えていた。
フェアバンクス市内に来て最初に購入したのがこれ。

つくづく今回だけはケータイを「リンゴ」にしてよかったと思った。

「リンゴ」の会社がある国だもん、「リンゴ」関連の品がないわけない。
つくづく文化的なところに来たなと実感。

店内は無料Wi-fi完備。

アラスカといえばサーモンでしょう。

でも、あまり品数は多くなかったような気がする。

ときどきこんなものもあったりして…。

パン粉も売っている。

昼、チェナ温泉のレストランでアメリカンなサイズのパスタを食べたので、あまり空腹感はなく、晩ごはんは日本から持ってきたカップラーで済ます。

食べないと荷物になるし…。

帰ってきて温度計見たらこうなっていた。

叩いたら、また別のところを指していた…。

なんか変な天気だな…。

今夜は大丈夫かな…？

フィンランドでもそうだったが、極寒の地のクルマはバンパーの部分にこんなコードが出ている。

駐車場にあるポールから延びる電線とつなげて、凍結防止のためだそうだ。

「THE　LAST　FRONTIER」か…。

このあと、夜10時からこのたびのアラスカツアーに含まれているオーロラ観測ツアーに出かける。

初日に空港からチェナホットスプリングまで送迎してくれた会社の人と行くのだが、昼間迎えに来た人と違う方が迎えに来てくれた。

このクルマで行ったわけではないですが…。

その方もオイラの父くらいの年の方で、何年もアメリカにいるようで、日本よりアメリカでの生活が長い方のようでした。

今夜はこのツアー会社が持っている一軒家でのオーロラ鑑賞。

フェアバンクス市街から30分ほど走った山の中にある普通の家で、ベランダからこんな景色が見えるところである。

ここで4時間ちょっと滞在してオーロラの出現を待つ。

今夜のガイドさんから今日、日中迎えに来てくれた方のことを聞いたのだが、その方の愛称は「トラッパーさん」とまさにその方そのもので、もっともふさわしい愛称だと納得。
さらにその方は以前「世界なんでここに日本人」というテレビ番組に”アラスカで長年狩猟生活をしている老人”として紹介された人だそうだ。

このツアー会社、個性的な人が多いな…。

さて、肝心のオーロラですが…。

今夜は雲が覆っていて全く見えない。

雲がなければ見えるはずなのだが、これだけ暑い雲が出ているとオーロラは見えないでしょう。

でもこんなことフィンランドで何度も経験してきた。


でもせっかく来たのに見れないと残念だ。


ふなっしー出したからか？


あんな小さなぬいぐるみなのにものすごい力だな…。

せっかくなので、借りた防寒着を着たオイラを撮ってみた。

わかりにくいな…。



結局オーロラは見れず。フェアバンクスの戦績は1勝2敗。

明日の晩は予定に組んでいないが、出発の迎えが4時半で、寝ないで準備すれば明日の晩も参加できるとのことで、一旦口約束で参加の意思を示す。

明日こそ雲晴れてくれ～～