2017/11/24 - 2017/11/24
80位(同エリア987件中)
arurunさん
- arurunさんTOP
- 旅行記82冊
- クチコミ7507件
- Q&A回答0件
- 1,377,606アクセス
- フォロワー60人
11月24日、旅行3日目。
今回の旅の目玉の一つ、コッツウォルズへ。
ずっと、行ってみたかった所の一つでした。
コッツウォルズは、交通の便が悪いので、自力で行くことは諦め、予め日本で現地発着のバスツアーを申し込んでおきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 観光バス
PR
-
旅行2日目。今日は、コッツウォルズへのバスツアーです。
朝食は、6:30スタート。
パンに加えて、ソーセージなどのホットミールがあったのは良かったのですが、残念ながら、生野菜はありませんでした。
生野菜が無いので、色合いが悪いです。 -
ホテル目の前のヴィクトリア駅に8:00集合です。
ホテルから待ち合わせ場所まで、30秒ぐらいでした。
毎日催行されているツアーですが、20名くらいと結構な人数でした。 -
革張りで、フットレストも着いた乗り心地の良いバスでした。
「皆さん、今日はラッキーです」と言われたので、いつもこのタイプのバスではないようです。
ツアーではコッツウォルズにある4つの村をまわります。 -
約2時間で、最初の村・「バーフォード」に到着。
ツアーと言っても、現地に連れて行ってくれるだけで、後は自由行動です。
ここでの時間は約40分。
バーフォードは、ガイドブックにも載っていない村で、情報も何も無いので、まずはインフォメーションへ。 -
インフォメーションでもらった地図を頼りに観光スタート。
ちなみに、インフォメーションでは、ちょっとしたお土産も置いてあるので、立ち寄るのがお勧めです。
まずは、インフォメーションのある大通りから少し入ったところにある教会、バーフォード教会へ。
コッツウォルズの象徴である、はちみつ色のライムストーンの教会です。バーフォード セントジョーンズ教会 寺院・教会
-
中に入ると、椅子に置かれている可愛らしいクッションが印象的。
コッツウォルズ地方は、羊毛産業がさかんな地域。
羊毛によって財を成した商人達が建てた教会をウールチャーチと言うそうで、この教会も、ウールチャーチだとか。 -
説明書もあります。
日本語が2コーナーも設けられていて、日本人の多さがわかります。 -
教会のすぐ隣りにも、見所のようで、アルムスハウス(救貧院)とのことでした。
貧しい人を住まわせるために、寄付などによって建てられた施設だそうです。 -
こちらは、素敵な民家。
「OPEN GARDEN 9am~5pm」と掲示されていました。
自宅の庭を開放しているのでしょうか。 -
どこも、はちみつ色のライムストーンで統一されている街並み。
なお、ライムストーンは、この地域で採取される石灰岩のことです。 -
インフォメーションのある大通りに戻ってきました。
この大通り沿いにお店が並んでいます。 -
中でも一番有名なのが、1890年創業のHUFFKINS。
ベーカリー&ティールームです。
パンのほか、スイーツやジャムも売られていました。 -
このお店、エコバッグも人気だそうで、大量に購入している方もいました。
麻で出来ていて、結構しっかりしています。
大小サイズがあって、4~6£。
帰国してから知りましたが、日本だと3倍以上で売られていました。 -
バーフォードから約20分、続いての村は、「バイブリー」です。
詩人ウィリアム・モリスに「イギリスで最も美しい村」とも言われた村です。バイブリー 散歩・街歩き
-
まずは、バイブリーの一番の目玉である「アーリントン・ロウ」へ。
-
村の中心を流れる「コルン川」。
テムズ川の支流になるそうです。
白鳥も泳いでいて、川の目の前には、老舗ホテル・スワンホテルがありました。 -
「アーリントンロウ」が見えてきました。
はちみつ色の石造りの住宅が建ち並ぶ通りです。
私が、抱いていたコッツウォルズのイメージは、この風景でした。 -
14世紀に建てられたという家は、現在も民家として利用されています。
-
アーリントンロウを反対側から。
今は、オフシーズンのため、空いているそうです。
夏は、かなりの混雑とのことです。
写真で夏の景色を見ましたが、緑が豊かなので、ライムストーンも映えていました。
季節によって、印象も変わりますね。 -
バイブリーのもう一つの見所である「バイブリートラウトファーム」。
鱒の養殖場です。
バイブリーに土産物店は、ほとんど無いので、ここにある売店での購入がお勧めです。バイブリー トラウト ファーム テーマパーク・動物園・水族館・植物園
-
売店では、鱒も販売されていました。
-
トラウトファームの隣りにある水車小屋。
現在は、稼働していないそうです。 -
こちらが、スワンホテル。
コッツウォルズの旅、宿泊付きのツアーも検討したのですが、こんな素敵なホテルに泊まれたのでしょうか。 -
見所は固まっているので、すぐに一周できました。
コルン川と、向こうに見えているのが、アーリントンロウです。 -
ちなみに、こちらがツアーのバスです。
続いて、次の目的地、ボートン・オン・ザ・ウォーターへ出発です。 -
コッツウォルズは、羊毛が盛んな地域。
コッツウォルズも、「コッツ」は羊を意味し、「ウォルズ」は丘を意味することから、「羊の丘」という意味だそうです。
羊の放牧が、至るところで見られました。 -
バイブリーから約30分、3番目の村「ボートン・オン・ザ・ウォーター」に到着。
この村には、約90分と一番時間が取られていて、昼食もここで取ります。
お勧めのお店が掲載されたマップをもらえました。ボートン オン ザ ウォーター 散歩・街歩き
-
とりあえず、先に昼食を取ることにしました。
-
「The Cornish Bakery」という明るく綺麗なカフェに決めました。
観光に時間を取りたいので、軽食にしました。 -
テイクアウトとイートインでは値段が違いました。
奥のパンは、クロワッサン生地にチーズがたっぷり。
手前のパイのようなもの「パスティ」は、イギリス発祥の料理で、中にはジャガイモなどが入っています。
どちらも美味しかったです。 -
続いて、村の散策へ。
ボートン・オン・ザ・ウォーターは、コッツウォルズの中でも比較的大きな村で、ショップやレストランもたくさんあります。
お土産に良さそうなものもたくさん売られています。 -
郵便局です。
バイブリーもそうでしたが、このあたりの郵便局は、郵便局としての機能に加えて、土産物店との一面も持ち合わせているので、立ち寄るのがお勧めです。 -
郵便局の隣りは、クリスマスショップ。
コッツウォルズを描いたクリスマスオーナメントが可愛かったので購入。
ちょうど今は、クリスマスシーズンですが、こういうお店って、オフシーズンはどうなっているのだろうと思いました。
Googleマップを見ると、そのまま「the Victorian Christmas shop」となっていました。年中、クリスマス商品を売っているのでしょうか。 -
村の中心を流れるウインドラッシュ川。
ボートン・オン・ザ・ウォーターは、「コッツウォルズのリトル・ベニス」とも呼ばれている村です。 -
やはり、橋が入ると景観が良いです。
川には、200年以上前に造られたという石橋がいくつも架かっており、景観に華を添えています。 -
この村は、観光客も一番多くて、他の日本人団体ツアーにも、何組か出会いました。
-
こちらは、「モーターリング・ミュージアム」。
クラシックカーなどが展示されている博物館です。
このほか、モデル・ヴィレッジという、ミニチュアのボートン・オン・ザ・ウォーターを見学できる博物館や香水博物館など、街歩き以外にも見所が多い村でした。 -
建物は、他の村と同じく、はちみつ色のライムストーンで統一されていました。
-
本来なら、最初に行くべき所ですが、最後にインフォメーションセンターへ立ち寄りました。
川の反対側にあったので、場所的に最後になりました。
絵葉書なども売っていました。 -
バスが駐車されている駐車場の前は無料のトイレでした。
3番目の村にして、初めての無料のトイレがありました。 -
ボートン・オン・ザ・ウォータから約40分、最後の村である「ブロードウェイ」に到着。
ブロードウェイとは、「幅広い道」を意味するそうですが、その名の通り、村の真ん中には、大きな通りが走っています。 -
そして、その大通りの両脇にはショップが立ち並んでいます。
ブロードウェイも、ボートン・オン・ザ・ウォーターほどではありませんが、お土産に良さそうなお店がたくさんありました。 -
ここでも、郵便局をチェック。
スーパーと一緒になっていました。 -
左がインフォメーション、その隣りは「ゴードン・ラッセル・デザインミュージアム」という博物館でした。
-
素敵なショッピングアーケードもありました。
-
大きなクリスマスツリー。
夜になると、ライトアップされて綺麗でしょうね。 -
ブロードウェイは、丘陵地帯にあり、景観が良い場所です。
ラベンダーでも有名だとか。
その丘の上にある「ブロードウェイタワー」は、ブロードウェイで一番の観光スポットだと思われます。
ただ、残念ながら、村の中心部から車で10分と徒歩では行けない場所でした。 -
16:00、4つの村をめぐったコッツウォルズツアーも終わり。
ロンドンへ戻ります。
ロンドン到着予定時間は、18:30です。 -
ところが、ロンドンに帰る途中、事故渋滞に巻き込まれ、車が全く進みません。
既に、ロンドン到着予定時間の18:30を過ぎています。
ここで、予定には無かったサービスエリアへのに立ち寄りがあり、トイレ休憩がありました。イギリスのサービスエリアは、日本と同じようなつくりでした。
トイレ休憩だけかと思ったら、「ドライバーを休憩させないと行けない」とのことで、ここには40分くらいの滞在になりました。 -
ここにもマークス&スペンサー。お腹もすいていたので、軽食を取りました。
バスに戻ると、昨日私達も訪れた「オックスフォードサーカス付近で発砲騒ぎがあったので、近づかないように」という話がありました。
また、ツアーも終盤の今頃になって、バス車内で、Wi-Fiが使えることを教えてくれたので、ニュースの詳細も見られました。
幸い、発砲自体の証拠も見つからず、何も無かったそうなのですが、一時は付近がパニック状態になり、警戒体制が敷かれたそうです。
私達が、その場にいた可能性も充分にあり、ゾッとしました。 -
もうすぐロンドンというところで、ドライバーが変わりました。
朝8:00に出発し、勤務時間もそろそろ12時間。
先程の休憩と言い、イギリスの労働条件なのだと思います。
新しい運転手さんとは、短いお付き合いでしたが、とても陽気な方で、日本語で挨拶してくれました。
ロンドン近郊の渋滞も、なんとか抜けて、ロンドン市内に入って来ました。
ハロッズの夜のライトアップ。 -
こちらのライトアップも綺麗。
-
21:00、予定より2時間30分遅れて、ヴィクトリア駅に戻ってきました。
ちなみに、これがバスの座席です。
長旅だったので、この座席で良かったです。 -
ここにもクリスマスツリー。
夜も遅くなり、疲れたので、ホテルが近くて良かったと改めて思いました。
駆け足でしたが、憧れのコッツウォルズ、それぞれの村の魅力を感じ取れた旅でした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
-
前の旅行記
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス① JALビジネスクラスで、ロンドンへ
2017/11/22~
ロンドン
-
次の旅行記
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス③ ロンドン名所巡りと夜はクリスマスイルミネーション
2017/11/25~
ロンドン
-
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス① JALビジネスクラスで、ロンドンへ
2017/11/22~
ロンドン
-
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス② 憧れのコッツウォルズへ
2017/11/24~
コッツウォルズ地方
-
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス③ ロンドン名所巡りと夜はクリスマスイルミネーション
2017/11/25~
ロンドン
-
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス④ 世界遺産の町・グリニッジ
2017/11/26~
グリニッジ
-
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス⑤ ロンドンとお別れ、フランクフルトへ
2017/11/26~
ロンドン
-
イギリス、ドイツで一足早いクリスマス⑦(終)幻想的で煌びやかな夜のクリスマスマーケット
2017/11/28~
フランクフルト
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (4)
-
- くわさん 2017/12/23 09:51:50
- 教会のクッション
- arurunさん、私の旅行記にコメントありがとうございました。
同じ場所でも夏と冬では印象がかなり違いますね。
夏は人が多くてなんか京都の観光地のようでちょっとがっかりでしたが、冬は落ち着いたいい雰囲気ですね。
また、郵便局にも興味を示されているようで、私と同じ感性をお持ちのようで、共感してしまいます。
私はクリスチャンでも何でもないのですが、教会のクッションはミサで、床にクッションを置いてお祈りをするようです。
ロンドンのウエストミンスター大聖堂では、前の人の椅子の下からクッションを引き出すような構造になっていました。
- arurunさん からの返信 2017/12/25 21:18:25
- RE: 教会のクッション
- くわさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
返信が遅くなってしまい、申し訳ございません。
教会のクッションのこと、教えていただき、ありがとうございます。
私も、ウェストミンスター大聖堂へ行きましたが、椅子の構造には気付きませんでした。
くわさんのウェストミンスター周辺の旅行記を拝見しました。
ウエストミンスター大聖堂前は、ミサが終わったあとのためか、凄い人ですね。
私が、行ったときは、あまり人がおらず、静かな雰囲気だったので、全く違う印象を受けました。
また、ビッグベンは、同じ改修工事中でも、8月頃は、足場が下の方までだったのですね。
ビッグベンの改修工事の進捗状況がわかり、興味深かったです。
arurun
- くわさん からの返信 2017/12/27 19:45:21
- Re: 教会のクッション
- 肝心なことを書くのを忘れてました。
お祈りするとき膝まづくのですが、床に直接に膝を突くと痛いので、膝と床の間にそのクッションを敷くのです。
ウエストミンスター大聖堂のクッションは、システマティックにうまい具合に考えられていました。
- arurunさん からの返信 2017/12/27 22:31:55
- RE: Re: 教会のクッション
- くわさん
こんばんは、ありがとうございます。
ミサは、それだけ時間が長いのでしょうね。
厳粛な雰囲気の中にも、クッションには可愛らしいデザインが施されるなど、遊び心も見られて、素敵だなと思いました。
私も、機会があればミサに参加してみたいと思いました。
arurun
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
イギリス の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2017年11月 イギリス&ドイツ(ロンドン&コッツウォルズ&フランクフルト)
4
54