はじめてのオーストラリア 【３】 ゴールドコースト

2017/11/05 - 2017/11/07

ブリスベンの南約65kmに位置するビーチリゾート、ゴールドコースト(黄金海岸)に来ました。

ゴールドコーストと呼ばれる海岸地帯は世界にいくつかあるようですが、ここオーストラリアでは南北に40数kmにも及ぶ黄金色のビーチが続き、中心部には高層ホテルやコンドミニアムが林立する世界有数のビーチリゾート。

つまりここでは、私は「招かざる旅行者」ってことになりますね。

それでもビールだけは飲んで、黄金海岸の太平洋の風に吹かれてきました。

エリア ゴールドコースト(オーストラリア)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

ブリスベン・セントラル駅からエアトレインに乗って「Nerang駅」へ向かいます。所要1時間13分。

Nerang駅を出るとすぐ目の前にバス乗り場があり、「Nerang station, stop A」のバス停から「Surfers Paradise」行きの740番のバスに乗車。

Nerang駅から25分ほどで「Surfers Paradise Cypress Avenue」のバス停に到着。
到着したバスはまたすぐNerang駅へ折り返すようです。

予約した宿のチェックインは14時からなので宿に荷物を預け、時間つぶしに海岸沿いを歩いてみました。

そんなに暑いというほどではないでけど歩くと少し汗ばむ。
しかしこの辺りに来ると太平洋の波が風を運んできて心地よい散歩ができます。

サーフポイントも多いゴールドコースト。

波が荒いので海水浴にはあまり適さない。

散歩のあとスーパーのコールスで水などを調達して「Budds in Surfers Backpackers」に戻ってくると、欧米人グループがチェックイン中で、レセプションの女性が一人で対応していましたがやけに時間がかかり、30分も待たされました。

この宿ではデポジットに$20の支払い。

Private Double Room Standard(共用バスルーム)という簡素な部屋。
3泊で約\16,000。

個室の数は少ないようで、多くの若者がドミトリーを利用。

この部屋にはエアコンはなく、タワー型扇風機があるだけ。
部屋の中の気温は26度くらいですが、少しむっとするので暑がりの私は激しい音のする扇風機をかけたりします。
朝方はいくぶん涼しくなりますが。

私の部屋の裏手にあるドミトリー。
ドアが開いていたのでちょっとのぞいてみました。

いやはや、見事な散らかりよう。

カビル・アベニュー(Cavill Avenue)の方へ歩いていると、「Waxy's Irish Pub」というアイリッシュパブがあったので入ってみました。

ワキシーズ アイリッシュパブ バー

日曜日ということもあってか、昼間からかなりの賑わい。

とんでもなく長いピッチャーにビールを注いでいました。

時おり目の前を走るゴールドコーストの路面電車(ライトレール:通称Gリンク)を眺めたりしながら、パイントサイズ(570ml)の生ビールをいただきます。
「Tooheys NEW」という銘柄のビールで$9(\819)。

上半身裸の若者を見ても違和感を感じない、ゴールドコーストの中心サーファーズパラダイス。

そしてやってきた、ウールワース(Woolworths)の肉売り場。
476ｇの安いビーフを買いました。

ドミトリーのある安宿にはだいたい自炊できるキッチンがあるようなので、オージービーフを焼くつもりで味付き塩コショーを持ってきていました。

飛行機移動のため、ケアンズで買ったオイルは9割ほど残したまま宿のキッチンに置いてきたので(誰か使ってくれるでしょう)、またここで一番安い$2.25のオイルを買いました。

クロワッサンとレタスを一緒にいただきます。
ボリュームたっぷりのビーフステーキに舌鼓。

場違いなところに来てしまった私、もうビール飲むことと食べることしか楽しみがありません。

夜になってまた「Waxy's Irish Pub」にやってきました。

たぶん地元の人だろうか、一緒に写真におさまる羽目になりました。
私の倍くらいのボリュームがある体をしたジイサン、さしずめ"大じい"と"小じい"ですな。

ビールを飲んだあと、路面電車のサイプレス・アベニュー(Cypress Avenue)駅そばを通って宿に戻ります。

20時半頃、車の通りも少ない。

翌朝の部屋の前。
小さなプールがすぐ目の前にあり、ときどき欧米人の旅行者が泳いだりしていました。

滞在した3泊とも、夜中に雨が降りました。
時には稲光とともに雷が鳴り響いたり。

パンとシリアル、コーヒーなどのシンプルな朝食付き。
食べたい人は自分で勝手にトースターでパンを焼いたりして食べます。

宿を出て南へ少し歩き、サイプレス・アベニューの通りに来ました。

暇つぶしにゴールドコーストのトラムG:linkに、「Cypress Avenue駅」から乗ってみました。

乗り降りの際、ホームに設置された機械にGoCardをタッチするだけなので簡単。

2014年7月に開通したトラムは車内もきれい。

終点の「Gold Coast University Hospital」で一度降りてまたすぐトラムに乗って折り返し、今度は南の終点「Broadbeach South駅」まで乗車。
そのあとサーファーズ・パラダイスに戻りました。

車内はクーラーがよく効いていて、短パンにサンダル履きだったので、しばらくすると足元が少し寒くなってきました。

Surfers Paradiseに戻ってきて、お気に入りの「Waxy's Irish Pub」で昼前のビールタイム。

昼ご飯用に、スーパーのウールワースに寄って豚肉を購入。

宿へと戻る途中には、あちこちに高層ホテルやコンドミニアムが立ち並んでいます。

こんなところに泊まってオーシャンビューの部屋で、ワイン片手に海を眺めながらまったりとリゾート気分を味わいたいものです。

私のお宿はこちら。
とほほ・・・。

もう食べることしか楽しみがありません。

499gのポークステーキをガッツリいきます。

昼食後はスマホでドラマを観たり、アドベンチャーゲームの「エニグマティス2」をしたりして過ごし、日が暮れた頃、サーファーズ・パラダイスとシェブロン島をつなぐネラング川に架かる橋の辺りを散策。

まだ18時半頃ですが、車の通行量は少ないです。

一番賑わいを見せる、「Cavill Avenue Mall」辺りを歩いたあと、オーキッド・アベニューに入って目に留まったパブでビールを一杯ひっかけて宿に戻りました。

ゴールドコースト3日目の朝。
別にどこかへ行こうという気力も起こらず、10時過ぎにはもうこの「Clock Hotel」のパブで生ビール。

ビールをまじえたいつものワンパターンのアングルで写真を撮ったりしていると、となりのテーブルでビールを飲んでいた中年の男二人組の一人が私に笑顔を見せ、右拳を出してきたので、あ～あれだな、と理解して私も右拳を軽く合わせました。

仲間うちの挨拶代わりの仕草で、fist-bump(フィスト・バンプ)というらしい。

彼らが去り際に、「Have a nice stay」と言ってくれました。
その一言だけでもビールが美味しくなります。

スーパーのColes(コールス)そばにある「Newsxpress Surfers Paradise」という雑貨屋でGoCardの払い戻しをして約$34返金してもらったあと、ウールワースで昼ご飯の食材を調達して宿に帰りました。

ゴールドコースト最後のお肉はラム肉(仔羊)。

骨付きですが約500gのラム肉で食べごたえ十分。
パックのカット野菜を軽く炒めて、ラムステーキと一緒にいただきました。

夕方前、ゴールドコーストの海岸沿いを散歩。
この日は曇り空で気温も25度あるかないか、海の風が涼しくて気持ち良い。

最後に「Fiddlers Green Irish Bar」というアイリッシュ・パブレストランでギネス($9)をいただきました。

まったく観光なしのしょぼいゴールドコースト滞在でした。

Fiddlers Green Irish Bar ステーキ・グリル