2017/11/20 - 2017/11/27
576位(同エリア3770件中)
オカンさん
アリタリア航空を利用し、黄金に色づく晩秋のイタリアへ!
大学生の娘と50代オカンの二人旅。
ローマ、ナポリ、アマルフィ、ポンペイ、フィレンツェ、ピサ、ベネチア、ヴェローナ、ミラノをたっぷり周遊した8日間でした。
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昨日までの南イタリアとは
全く異なる雰囲気のフィレンツェ。
トスカーナまで来ると
もう落葉が始まっていました。 -
シニョーリア広場。
写真はランツィのロッジア。
これから1番楽しみにしていた
ウフィツィ美術館へ。
華のクワトロチェント(=400。1400年代の事を指す)へタイムスリップです。 -
その前に
ヴェッキオ宮の説明をされました。
現在も市庁舎として使われてます。
ここにもダビデ像。
本物があるアカデミア美術館はすぐ近くですが、コースには入っていません。 -
ダビデ像と対を成すように立っているのは
ヘラクレスとカクス。
ダビデ像の美しさに比べて、取ってつけたような筋肉が批判されディスるために置かれた、かわいそうな作品です。 -
ヴァザーリの回廊が見えます。
回廊の見学はウフィツィ美術館とは別の管轄らしいです。
しばらく一般公開はお休みとの事ですが、
時間があれば観たいですね。
こちらは近現代のコレクションも多いとの事。 -
フィレンツェの歴史はメディチ家の歴史。
メディチ家の功労者は最後の相続人
アンナ・マリア・ルイーザかな~と私は思います。
18世紀中頃、メディチ家の美術品の全てをトスカーナ政府に寄贈。
コレクションの全てがフィレンツェにとどまり
一般に公開されることが条件でした。
日本の大名家でも幕末に財産をどのように管理したかでその後の明暗が分かれたのと同じです。
ルネサンスの栄華を今も観ることができるのは
ひとえにアンナ・マリア・ルイーザのおかげなのです。 -
では入館。
美しい天井画がずっと続きます。 -
これはグロテスク模様と説明がありました。
ファンタジー映画のモンスターっぽいので
じっくり観たいのですが。
グロテスク装飾とかは
いろんな時代に登場したと思います。 -
ウフィツィ美術館のテラスから見たドゥオモ。
娘は世界史の資料集の表紙が
フィレンツェのドゥオモだったと言ってました。 -
フィレンツェの現地ガイドさんは
若い日本人女性。
てっきり学芸員さんかと思ったほど、お詳しい。
美術品に対しての情熱を感じました。
このヴェロッキオの作品は「怖い絵」にも登場します。考えようによっては「深いイイ話」かも。
このガイドさんのお話も面白かったので、
美術館ではほぼ写真を撮りませんでした。
このヴェロッキオは娘が撮ってくれました。 -
数年前に東京都美術館のウフィツィ美術館展の時の目玉作品。
ボッティチェリのパラスとケンタウルス。
また会えましたね!
クリアファイルも持ってるよ!
こちらもキレイに修復しているのでしょう。
テンペラ画ということもあり
原画は表面がつるっとしてみえます。 -
アルテミジア・ジェンティレスキ
ホロフェルネスを斬首するユディット。
私が写真を撮った絵画は、上のボッティチェリと
このアルテミジアの2枚だけです。
これらには解説がなかったので、歩きざまに撮影しました。(すごい数ですからハイライト的な作品のみ解説があります。)
このアルテミジアのユディットにご興味のある方は「怖い絵」で理由をじっくりお読みください。
これは女性目線で描かれた作品。
数あるユディットをモチーフにした作品とは明らかに違います。
アルテミジアの父親がカラヴァッジォ派だったせいか、この一枚はカラヴァッジォくくりの展示室にありました。(このあたりに来るとバロック期に入ってます) -
ジョットの鐘楼です。
ウフィツィ美術館ではほぼ絵画の写真は撮らなかったので、1番大きな図録を買いました。
重い!
漬け物石になるかも!
図録を抱えて、大聖堂を見学します。 -
色とりどりの大理石が美しいファサード。
-
遠くからでも間近でも、素晴らしいです。
当時は建設不可能といわれていた丸屋根。
市民ホールの役割もあったそうですが、市民にとってはさぞ誇らしかったでしょう。 -
この正面ファサードを含めると、約600年かかって完成したそうです。
正面ファサード前が記念撮影スポットで
私たちも新婚さんに紛れて撮ってもらいました。 -
中に入って、クーポラを下から見たところ。
ヴァザーリなどによる、最後の審判。 -
サン・ピエトロ大聖堂よりは
すっきりしてます。 -
「インフェルノ」下巻に掲載されてる
「ダンテの神曲」の絵は、ここにあるもの。
ドメニコ・ディ・ミケリーノ作。
特に説明がないので、見逃すところでした。
向かって右手に当時のクーポラも描かれています。 -
図録(漬け物石)を抱えたまま、ランチです。
トマトソースかボローニャ(思い出せない)のロングパスタはタリアテッレとかフェットチーネよりも幅がある。
調べたら「パッパルデッレ」というらしい。
なんだか韓国料理風のひびき。 -
ビステッカアラフィオレンティーナ。
骨付きで、意外と柔らかく食べやすかったです。
塩胡椒だけかな。
ランチですがグラスワインをいただきました。
飲みやすいハウスワインでした。 -
ドルチェはよく覚えてないけど、
写真を見る限り
スポンジケーキですねー。 -
ミケランジェロ広場。
またダビデ像がいます。
こちらは青銅かな。
それにしても見事な逆光ですねσ(^_^;) -
フィレンツェの街を一望できます。
俯瞰で見ると、統一感がありますね。
本物に美しい街。 -
「さすが世界史の教科書の表紙だね!」
というと、娘はすかさず
「世界史の資料集」
と訂正した。
譲れない、何かがあるのだろう。
さて、フィレンツェとはもうお別れ!
もっと居たかった。
次にイタリアに来る機会があれば、フィレンツェ中心にしたいです。 -
ひょっこり現れたのは
-
ご存じ、ピサの斜塔です。
ベネチアに向かう途中に立ち寄ります。
今回一番興味なかったところです。
皆さん思い思いにトリック写真を撮影して楽しそう。
私、トリック写真にも興味ないけど…まーやっておこうか…。
撮ってみたら、意外と楽しいではないですか!
私たちは支える人と、つまむ人をやってみました。
柵に立って(コラー!)頑張ってる人は
どんな写真が撮れたのかなー? -
ベネチアに着きました。
ベネチアではメストレにあるホテルに泊まりました。
ベストウェスタンボローニャです。
今回一番いいホテルだったようです。 -
色んなタイプがあったようで、
こちらはベッドルーム2つ。 -
あえてマスターベッドルームで、二人で寝ました。
コンセントとかサイドテーブルがあるので使いやすそうだし。
このあたりになるとベッドに入った瞬間、寝落ちているので、隣に誰かいても気になりません。 -
可愛いバスルーム。
ゴンドリエのボーダーシャツ的な壁のタイル。 -
シャワーブースもありますが、私はこのバスルームで閉じ込められました!
チェックイン後すぐにトイレを使ったら
ドアノブが動かなくなったのです。
部屋にいた娘にお願いしてポーターさんを探しに行ったら、今度はインキーしてしまいます。
娘が添乗員さんの部屋まで行って、ホテルの人を連れて来てくれたした。
ホテルの人は「壊れてないし」ってかんじで、しれっと開けて、特に修理などはしませんでした。
添乗員さんから、バスルームのドアを閉めないようにとアドバイスがありました。うっかり閉めないようにハンカチでかわしものをしておきました。
添乗員さんは一人の時、バスルームのドアは閉めないそうです。
2人いたからよかったけど、娘も私も良い教訓になりました。
と同時に、部屋の不備はチェックイン後すぐに点検するのは大切ですね。
夜中でなくてよかった~。 -
気を取り直してディナーです。
プリモがスープなのは初めてのパターン。
トマト風味でなくともミネストローネというようです。
疲れてるので、柔らかいものが嬉しい。 -
とっても肉厚なサーモンのソテー。
プロセッコがあったので娘と2人分、即オーダーしました。
生まれて初めて飲みました。
なんて美味しい…。
スーッといけそうだけど、酔いが回りそうなので
ゆっくり飲みました。
スプマンテもごく最近、初めて飲んだのに
娘はこのありがたみがわかるのだろうか?
それよりも
「パンとって」
と炭水化物に夢中ではないか! -
ドルチェはアイスクリームケーキ的なもの。
名前は言ってくれたと思いますが忘れました。
明日のベネチアで丸1日観光するのは最後か~。
長いようで短かったな~。
とほっこりする余裕は私にはありません。
何故なら今回最大のミッションがまだ終わっていないからでした。
⑤ベネチア編に続く
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