'17晩秋のチェコ・オーストリア ひとり旅 ②プラハ前編

2017/11/01 - 2017/11/01

前回のひとり旅から4年の月日が経ち、「そろそろどこかへ出かけたいな。」と思っていたところ、仕事の都合がついたので出かけることにしました。

今回はチェコ・オーストリア。

行き先は前回と被る場所もありますが、もう一度観たくなったブルタバ川の側からの夜景や、前回は行くことができなかったチェスキー・クルムロフ、メルク修道院の図書館、まだ知らないウィーンの観光地、美味しい食べ物などを目当てに街歩きをしつつ2カ国5都市を巡ります。

今日は朝から地下鉄とトラムを駆使しつつプラハを街歩きをします。

・旅程・
10/31 関空出発→ヘルシンキ（経由）→プラハ　
　https://4travel.jp/travelogue/11300464

11/1 プラハ
　前編　★この旅行記
　中編　https://4travel.jp/travelogue/11303314
　後編　https://4travel.jp/travelogue/11308525

11/2 プラハ→チェスキー・クルムロフ
　https://4travel.jp/travelogue/11312574

11/3 チェスキー・クルムロフ→リンツ→メルク
　チェスキー・クルムロフ 朝の街歩き編　https://4travel.jp/travelogue/11328189
　リンツ編　https://4travel.jp/travelogue/11332572

11/4 メルク→ウィーン
　メルク編　https://4travel.jp/travelogue/11334111
　ウィーン 夜の街歩き編　https://4travel.jp/travelogue/11339524

11/5 ウィーン
　ウィーン前編 https://4travel.jp/travelogue/11346801
　ウィーン後編（帰国まで） https://4travel.jp/travelogue/11346806

11/6 ウィーン→ヘルシンキ（経由）→機中泊
11/7 関空到着

※予算は航空券、ホテル代、交通費のみの合計です。
カメラはiPhone 8 plus, RX100 M4, NEX-6

エリア プラハ(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: フィンランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝起きて朝食を食べようと思い中庭を通りレストランのある建物へ移動しようと思ったら中庭にウサギがすでに朝食を食べていました。

写真では分かりにくいですが、左側下の方に黒とブラウンの2匹がいます。

今日は生憎の雨です。

ホテル ミュージアム ホテル

朝食は比較的質素な内容。

ホテル ミュージアム ホテル

ハムとチーズ

ホテル ミュージアム ホテル

ソーセージと目玉焼き、そしてチリコンカンの味が薄いような豆。この豆は今までに食べたことのない味で表現のしようがありません。。残念ながらこのお豆だけが微妙でした。

ホテル ミュージアム ホテル

お豆以外不味いとは思いませんでしたが、125チェココルナなのでコストパフォーマンスは良いとは言えないかもしれません。アクセスの割に室料がかなり安いと思うのでこのあたりは致し方ないかなと思いました。

ホテル ミュージアム ホテル

朝食を食べて早速、ホテルのあるMuzeum駅からStaroměstská駅へ移動します。
切符は昨夜、空港から市街に移動した際に利用した24時間券を利用しました。

プラハは石ただみが多く雨で滑りそうになるわ、写真は映えないわでテンションが下がりつつも、日本とは全く異なる歴史的な街並みを見ていると自然とワクワクしてきます。

雨だし風が冷たいのでこれに乗りたい。。。と早くも街歩きをするのに心が折れそうでしたが、このトラムに乗ると経由地のカレル橋から離れてしまうので諦めました。

フォーシーズンズホテルの近くでブルタバ側へ向かう道があったので、少し寄り道してみることに。

当然、この日は雨天なので生憎の空模様。

スメタナ博物館側から見る景色とはまた違った景色を観ることが出来ました。

石畳の上を滑りそうになりながら注意深く歩き、カレル橋へ。

ここに来るとプラハに来た！という気分になります。

9時前後でしたが既にアジア系のツアー客とみられる観光客が大勢集まり記念写真を撮っていました。

旧市街橋塔 建造物

カレル橋の旧市街側塔のたもとには多くの観光客が集まっていたものの、カレル橋を渡る人はその2～3割ぐらいでしょうか。雨の日の朝ということもあり、人気は比較的少なめです。

ご覧の通りカレル橋の両端には彫像が並んでおり合計30体の彫像が据え付けられています。

カレル橋 建造物

レリーフに触ると幸運が訪れるという場所もいくつかあり、前回は知らず知らず通り過ぎていたレリーフに触れていくことに。

ここは聖ヤン・ネポムツキーが橋から落とされた場所とされるところにあるレリーフ。このレリーフを触ると幸運が訪れるそうでみんなが触るのでピカピカになっています。

カレル橋 建造物

聖ヤン・ネポムツキー像。

先の川に落とされた聖ヤン・ネポムツキーの像です。こちらの下のレリーフもみんなが触ってピカピカ。

聖ヤン ネポムツキー像 モニュメント・記念碑

カレル橋は旧市街側から橋を渡り始めるとすぐに橋の両端にはブルタバ川が見え川を渡っているという感覚になります。しかし、マーラーストラナ広場側の岸へ渡っていくにつれ、橋の両側にカンパ島の街並みが眼下に広がり、マーラーストラナ側の橋の塔に向かって下って塔をくぐるため、また別の世界に来たような感覚になります。

因みに、カンパ島といっても島には見えず中洲というよりは水路を通した岸といった感じです。

カレル橋 建造物

マーラーストラナ側の橋の塔をくぐるとすぐに両端には商店が立ち並びます。

この周辺の建物も歴史を感じさせる建物ばかりで、プラハは「建築の博物館」と言われるだけあるな。と感じました。

小地区側の橋塔 建造物

カレル橋側からの通りを歩きマーラーストラナ広場まで到着。

広場というだけあって色々な方面へのトラムが次々にやってきます。

マラーストラナ広場 広場・公園

ここからプラハ城方面まで歩くことはできますが、坂道＆階段なので路面電車に乗り前回行けなかったストラホフ修道院へ向かいます。

私が乗ったのは22番。他の番号のでも行けますが、よくご確認を。

マラーストラナ広場 広場・公園

トラムの案内はチェコ語で停留所の名前の読み方もいまいち分からないので、iPhoneのGoogle Mapsを起動してGPSの位置情報を頼りに移動しました。

少しドキドキ感が薄れてしまいますが、確実な方法なので致し方ありません。

「Pohořelec」というトラムの停留所で下車。
下車時は日本の路線バスと同じ要領で降りるボタンを押します。

写真に写っている道路を渡り、修道院への抜け道に向かいます。

近道はこちら。

トラムの停留所から道を渡り、プラハ城側へ向かうと1階がカフェのピンク色の建物のが目印です。

ストラホフ修道院へまでは正門まで歩く方法もありますが、修道院周辺が傾斜地となっておりほんの少し坂を登る必要もあるので、商店が並ぶ建物の抜け道からショートカットすることに。

ぱっと見た感じ、この建物の2階に繋がりそうな階段です。

中はこのように階段になっていて、、

階段を登りきるとストラホフ修道院の敷地の中に出てきます。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

ここがストラホフ修道院の図書館への入口。

ドアをくぐるとチケットオフィスがあります。

【ポイント】
・チケット
支払はクレジットカードは使えず現金のみ。
入館料： 120 CZK

・カメラ
カメラ撮影には別途料金（50 CZK）が必要です。カメラ撮影料を支払った人にはカメラのシールを服に貼り付けてくれるので払ってない人は係員から撮影しないでください。とほぼ100％の確率で注意されます。撮影をする人それぞれが支払う必要があるようでカップルで来られていた方の1人しか支払わずに2人とも撮影をしていると支払うように注意されていました。また、ビデオカメラと普通のカメラは別料金でした。

・トイレ
建物内にはトイレがないため、この写真の右側（正門の方）に有料のトイレがあります。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

「哲学の間」

ビルの3階分ぐらいの高さがありぎっしりと書籍が詰まっていて天井にはフレスコ画が

哲学の間の内部には入ることが出来ませんが、ガイドツアーの方は図書館の内部に入り説明を受けていました。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

「神学の間」

写真ではわかりにくいかもしれませんが、天井のフレスコ画とそれを囲む漆喰？で作られた模様が普通の空間ではない雰囲気を演出していました。

こちらの方が室内の照明が明るいことや窓からの光が多く入っていたので明るい写真になりました。

ストラホフ修道院 (ピクチャーギャラリー / 図書館) 寺院・教会

ストラホフ修道院を出たあとはプラハ城やマラーストラナ地区や旧市街を眼下に収めることのできる展望スポットへ。

意外と知らない人が多いのかこの展望スポットは人が少なめでした。

秋らしい画になる風景があったので写真に収めることに。

これが雲の無い青空だったら良かったのですが、残念。。。

展望台から出て少し逆戻りして、木製のおもちゃを多く取り扱うお店へ。

ガイドブックによるとこちらのお店はチェコおもちゃ博物館の元館長さんがオーナーのお店とのこと。

ハンドメイドの木製おもちゃを厳選して販売されているとのことで、こちらのお店に立ち寄りました。

ロッキング ホース トイ ショップ 専門店

素朴で日本ではお目にかかれそうにないおもちゃばかりです。

写真を撮らせていただくことを了承いただいたうえで撮影。

店員さんは若い女性でしたが、丁寧な接客をしていただきました。

ロッキング ホース トイ ショップ 専門店

このお店での戦利品。

左から温湿度計（チェコ製）湿度が下がると左の晴れ女が前に出てきて、湿度が上がると右の雨男が出てきます。中は紐を登るサンタクロース（ドイツ製）。青のサンタクロースの置物（チェコ製）。全部で490CZK。

全てチェコ製の商品を買おうと思っていましたが、ドイツ製の紐を登るサンタクロースは良かったので購入しました。クレジットカード利用可。

ロッキング ホース トイ ショップ 専門店

お店を出てプラハ城方面へ歩いていると呼び止められて、「食べていかない？一口あげる。」と言われ、パッと見はお好み焼きみたいなのを食べてみることに。

ガーリックとハーブの香りが立ち食べてみると小麦だけでなくじゃがいもが入っていて新鮮な味で美味しい。どこかで見た気がするなぁと思っていたらチェコのじゃがいもの入ったパンケーキ、ブランボラークでした。

正午前でお腹が空いていたのですが、ランチは何かチェコ料理を食べたいと思っていたこと、カメラ片手なのに手がベタベタになりそう、で60CKZ（約300円）...という微妙な値段だったのでパスすることに。

ロレッタ教会は遠目に・・。

ガイドブックからここの教会も中は相当荘厳なのが分かりましたが、今回はパスすることにして外観だけ観てきました。

ロレッタ教会 寺院・教会

ストラホフ修道院側はプラハ城よりも高い位置にあり、プラハ城方面へと道を下って歩いていきます。

生憎の雨で写真は全てくすんだ感じにはなりましたが、そのぶん雨で濡れた石畳は風情があり写真でも実際にも映えていました。


プラハ中編へつづく。
https://4travel.jp/travelogue/11303314

この旅行記へのコメント （6）

• dankeさん 2018/02/06 00:12:59

  お久しぶりです！

  Takashi さん、
  
  フォートラベルでおひさしぶりです。私もしばらくお休み?していたので、お話するのは二年ぶりくらいでしょうか。お元気でしたか?
  
  Takashiさんの、旅に行ったら地のものを食べたり買いたい、という観点、私も同じです。チェコも素敵ですね、また、オーストリアのウィーンの前回行っていないところとメルク修道院の図書館の旅行記も待っていますね。

  Takashiさん からの返信 2018/02/06 17:22:34

  Re: お久しぶりです！

  dankeさん
  
  おひさしぶりです。お声掛けくださり、ありがとうございます。
  そうですね、2年ぶりぐらいだと思います。こちらは元気にしております。dankeさんはいかがでしょうか？
  
  チェコも見どころ沢山でしたよ。大量に写真を撮りすぎてデータを探すだけで大変なことになっていますが、少しずつアップしていきますのでまた見に来てくださいね。

• たらよろさん 2017/11/22 20:51:42

  美しい街並み

  こんばんは、Takashiさん
  
  プラハの街☆
  さすがに、どこを取っても絵になるし、美しい。
  秋の東欧は、多少の雨でも、曇り空でも
  そのどんよりとした空気感が余計に印象的に映ります。
  とはいえ、町歩きをしている方は、
  傘片手にカメラは鬱陶しいから晴れているに越したこと無いけれどね（笑）
  
  冒頭のうさぎさん、可愛いですねー
  中庭の放し飼いなんですね♪
  ずっとお話していたいかも、、、
  いや、町歩きしないとねっ。
  
  たらよろ

  Takashiさん からの返信 2017/11/22 21:43:40

  Re: 美しい街並み

  たらよろさん
  
  こんばんは。
  プラハの町並みは本当に美しいですよね。この街並みを堪能しに行ったので行くだけで何割かは目的が達成した感があります。
  建築様式、石畳、色使いなど日本とは異なる街並みのせいか雨が降ると少し陰鬱でそれもまた印象的でした。
  ただ、、やはりプラハの雨の日の足元は石畳なので注意しなければいけませんね。汗
  プラハ城から降るときは3回ほど滑って転けそうになって他の国の方から大丈夫か？！と言われました笑
  
  ホテルのうさぎは前回見かけなかったのでびっくりしました。笑
  そういういい意味で緩いホテルです^^;

• salsaladyさん 2017/11/20 16:20:30

  聖ヤン.ネポムツキー像の他にレリーフが有ったのね！

  ☆１１／１０の朝、カレル橋を渡りつつ、ピカピカした所まで手が届かず？
  　もう一つレリーフがあったならそこを触るべきだった！残念無念～
  
  ☆しかし、川に突き落とされた人の像を触ると幸い？なんて酷い言い伝えですね。
  　本人は天国で悔しがっていないのでしょうか～see you～

  Takashiさん からの返信 2017/11/20 22:43:54

  Re: 聖ヤン.ネポムツキー像の他にレリーフが有ったのね！

  salsaladyさん
  
  こんばんは。
  10日に行かれてたんですね！次回はぜひ。
  
  どうなんでしょうね。。ジンクスですし信用してませんが、ミーハーなのでとりあえず触ってきました。笑
  名が残ってるという意味ではすごいのではないかとも思います。苦笑