2017/09/21 - 2017/09/21
264位(同エリア499件中)
子青さん
雲南省の旅で、昆明を訪れました。
以前 北京空港で、国内線の乗り継ぎの為 カウンターに並んでいた時、後ろの欧米人男性が私に英語でサポートを依頼してきたことが有りました。多分 私が中文を話せると思ったからなのでしょうが、あいにく私は中文が話せないので、丁重にお断りしました。その時、彼は昆明に行こうとしている、とのことだったので、何となく私もいつか昆明に行ってみたい、と思っていました。そして、今回 昆明を訪れる機会がやってきました。
大理から列車で昆明に着き、その日は西山方面を観光しようと思っていたのですが、あいにく天気が良くなかったので、昆明市内の街歩きをすることにしました。
先ずは昆明の交通カードを購入し、野暮用でICBC銀行に寄ってから、金碧広場、東寺街、環城南路を歩いて宿(昆明錦江大酒店)に戻りました。
昆明の人は皆 優しかったですよ。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝7時前に夜行列車K9684次で麗江から昆明に着きました。列車は2階建ての車両で、私は軟臥の下段でしたが、高さに余裕がなく、座面に座ると頭がほぼ上段に着きそうな程でした。(私は身長175センチの男性です。ご参考まで。)
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列車の外装も地味で、あまり関心しませんでした。(個人の感想です。)
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昆明駅前ですが、あいにく雨でした。地方の駅に比べ、混沌とした印象はありません。むしろ整然としている程。確か以前 テロ(少数民族による大量殺傷事件)が有ったように思いますが、当局による取り締まりが強化されているのですかね。中国の他都市でもそうですが、武警がいました。
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まだ朝早いのですが、一応 予約している宿(昆明錦江大酒店)に行ってみたところ、チェックインしてもらえました。うれしい。フロントは英語が通じました。押金200元。実は、昆明空港近隣のトランジットホテルで押金にまつわるトラブルが有ったので、後で返金してくれるか念を押したところ、チェックアウト時に返金する、と繰り返し丁寧に説明してくれました。
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ウェルカム・フルーツも在りました。朝食代りに早速頂きました。
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先ずは交通カードを買いに外へ出ました。事前に皆さんの旅行記で、近くに販売所が在るのが分かっていたので、行ってみました。場所は直ぐに分りました(永平路沿いで永勝路との交差点そば)。
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ところが、あいにく店が閉まっていました;ネットワーク故障で臨時休業、とのこと。
交通カードを説明したネット記事(中文)によれば、昆明火車駅、でも売っているようだったので、行ってみることにしました。が、それらしい窓口がありません。案内のおばさん(失礼)に尋ねたところ、ここは火車駅で、交通カードは汽車駅で売っている、とのこと。でも記事には、火車駅、と書いてあるんですよ。駅舎の隣りの寄存処のおねえさんに一応尋ねたところ、丁寧に販売所を教えてくれました(さっき行った臨時休業中の店)。仕方がないので、あとで地下鉄駅に寄った際に買うことにしました。 -
次の用事で、宿の向いにあるICBC支店に行きました。実は、ICBCのキャッシュカードの暗証番号がロックしているので、その解除が目的。こちらは中文が話せないので、スマホの翻訳機能を使って丁寧に応対してくれましたが、結局 解除には1週間以上が必要で、解除後に来店しなければならない、とのこと。数日後には帰国してしまうのでここでの依頼はあきらめ、事前に調べておいたもう一つの大きな支店(雲南省分行;本店に相当)へ行くことにしました。
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写真がそのICBCの雲南省分行。作りも立派ですが、中で働く行員も英語が話せる人もいて、ちょっと上級。その分、お高く留っている印象。(個人の感想です。)件の件ですが、結局ここでも同じ説明を受けたので、あきらめることにしました。熱心に観光をされている方から見ると、随分時間を無駄にしている、と思われると思いますが、個人的にはこういう観光以外で地元の方達と交流するのもすごく楽しいのです。
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金碧路に沿って歩きました。
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金碧公園の前を通ります。
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金碧広場に着きました。この広場があるお蔭で大通りが蛇行しているのですね。
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金碧広場。
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金碧広場。
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角を曲がって、東寺街を歩きました。道に沿って、おいしそうな小吃の店がたくさんありました。
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ここが東塔。天気のせいか、観光客はいません。地元民のような男性が一人いた程度。
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正しくは、恵光寺塔、というみたいですね。
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東に対する西はどこか、と思って振り返ると遠くに西塔が見えました。東塔から西塔までの間は老街(但し建物の作りは新しそう)になっています。
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老街の途中に城壁のような楼がありました。恐らく古いものではないように感じました。
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入口には、乾興翡翠翡博物館、と書かれています。宝石には縁がないので通り過ぎます。
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道の突き当りにある西塔です。
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お腹が空いたので、西塔に近い店(老街餌スー(糸糸))で、涼巻粉(7元)、を食べました。レジでお金を払うと、写真にあるレシートと番号札をくれます。本当は、レシートを直ぐに隣の注文窓口に出さなければならないのですが、そのまま席に座って写真など撮りながらのんびりしていました。
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すると、隣の女性客の方が、レシートを窓口に出すように、親切に教えてくれました;写真の表示のように、レシート(小票)を先ず窓口に出し、番号が呼ばれたら皿を取りに行く、というシステムでした。
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涼巻粉を初めて食べたのですが、すごくおいしかったですよ。好吃。店を選ぶ際、ここが一番込んでいる店でした。私は辛いものが苦手なのですが、とてもおいしく頂きました。汁は赤いので辛い筈ですが、それ程辛く感じなかったので、試しに汁だけを飲んでみたところ、やっぱり辛かったです。麺とからめると丁度良い加減になるのですね。老街餌スー(糸糸)の涼巻粉お勧めです。
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宿まで歩いて帰る途中、行列を見かけたので、何かと思ったら、月餅を買う人達でした。丁度そういう季節。(私も、この旅行から帰った後、台湾の知り合いから月餅をもらいました。)
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カルフールを見かけたので、建物の中に入ってみましたが、やはり店舗は閉店していました。
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街を南北に流れる川(パン(舟に皿)龍江)です。中国では、太極拳やダンスをしている方は良く見かけますが、ジョギング(ランニング)をしている人は多くないように思います。(個人の感想です。)
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宿に戻ってきました;14:15.この後、地下鉄環城南駅で交通カードを買い(押金20元、充値80元)、地下鉄で昆明駅まで行って、地下鉄駅から火車駅までの連絡具合を確かめに行った後、宿に隣接する店(福照楼)へ夕飯を食べに行きました。
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宿に隣接する店。入口には案内の服務員がいます。メニューを見せてもらい、品定めをしていると、松露汽鍋鶏、が郷土料理でお勧めだけれども、気が進まないようであれば、ホテルの中に日本食の店があります、とわざわざ教えてくれました(確かスマホの翻訳ソフトで)。この押しつけがましさの無いところが、すごく気に入りました。
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これがお勧めの松露汽鍋鶏(写真右;58元)と、銅鍋豆メン飯(写真左;16元)です。
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これは青椒洋芋スー(糸糸)(12元)。予想以上に辛かったので、残してしまいました。
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ご飯は半分残し、打包にしてもらって、翌日行く石林でのお昼にしました。(ここはきちんとした店なので、奇麗なタッパーに包んでくれましたが、駅前食堂のようなところでは、自分で用意したビニール袋に自分で詰めることもあります。中国のチャーハンは、量が多くて、私は食べ切れないことが良くあります。)
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店の2階入り口。
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店の2階待合スペース。
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店の1階入り口付近。左手に服務員が立っています。とても感じの良い店でした。この店に限らず、昆明の人はとても親切で、優しい人ばかりでした。中国の他の都市では、喧嘩や言い争いをしている人を良く見かけますが、昆明ではそういう場面には遭遇しませんでした(乗り物のクラクションも少ないような気がします)。豊かでのんびりした土地柄なのかもしれません。
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この写真は、少し分りずらいかもしれませんが、お尻を猛獣(虎でしょうか)に咬まれている親牛の像です;確か 他の方の旅行記では博物館か美術館の前に建っているように思いましたが、私が見たのはICBC雲南省分行の傍に建っていました。良く見るとお腹の下に子供がいるのですよね。我が子を守る親の愛情を感じるとても印象的な像で、個人的にはとても好きなものです。昆明をはじめ雲南の気風と、この像が表す愛情に、通じるものがあるように思います。それから、商売の人も含め、雲南の方は皆 応対が真面目でした。中国の他の地方で見られる、投げやりなところや、狡猾さ、が無いですね。私 雲南省 大好きです。
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