2017/10/03 - 2017/10/09
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旅好き長さんさん
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前から行きたかったカナダのメープル街道。
どうせ行くなら紅葉のベストシーズンと思い、昨年の紅葉のベストシーズンだった時期に合わせてC-ツーリズムのツアーに申し込みました。
今回の旅程は、
10月3日:大阪空港から成田に移動し、そこからシカゴ経由でモントリオールで宿泊。
10月4日:モントリオール市内観光後、ローレンシャン高原のトレンブランビレッジに移動し宿泊。
10月5日:ローレンシャン高原観光後、オタワに移動し市内観光して郊外のホテルに宿泊。
10月6日:アルゴンキン州立公園観光後、ナイヤガラに移動して宿泊。
10月7日:ナイヤガラ観光。
10月8日:早朝にトロントに移動し、シカゴ経由、翌9日の午後帰国。
5泊7日の慌ただしい旅行でしたが、成田~シカゴ間は往復ともJALプレミアムエコノミー席でしたので、長い飛行機の旅も比較的楽に過ごせました。
今回は、旅行4日目のアルゴンキン州立公園の紅葉観光とナイヤガラまでの移動を紹介します。
今年のアルゴンキン州立公園はとても暑く、3日前までメープルも青葉だったそうで、やっと紅葉が始まったとのこと。
紅葉のベストシーズンに当たるのは本当に難しい。
ただ天気もなんとか回復し、紅葉と青空のコントラストを堪能することができました。
カナダのメープルの紅葉は本当にきれいでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
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10月6日(金)。 早いもので旅行4日目。
この日も時差ぼけのためか熟睡できず、日の出前に起きる。
この写真は客室から眺めた景色です。 -
この建物が宿泊したホテルのコンフォートイン ペンブルークです。
2階建てのモーテルです。 -
モーテルの裏に回ると広い駐車場があります。
この日は我々の団体客が入っていたので、それ以外の客が少なく、駐車場もあいていました。 -
面白いことに駐車場にはパターゴルフ場もありました。
宿泊客は利用できるようです。
その後簡単なセルフの朝食をいただき、アルゴンキン州立公園へ向かいます。
ちなみにこのモーテルは食堂が狭いので、朝食は自分の部屋に持ってかえり、そこでいただきました。 -
朝の内は雲が多く、天気が心配です。
このような草原を走って、アルゴンキン州立公園に向かいます。 -
公園に向かうに従って、途中の木々が徐々に紅葉してきています。
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今年は紅葉が遅れているとのことで心配でしたが、このように紅葉した木が徐々に増えてきました。
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このあたりは小さな池が多く、そこにはビーバーボンド(堰き止めたダム)があるとのことで、一生懸命探しましたがなかなか見つかりません。
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湖畔の木もちょっと紅葉しています。
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これくらい紅葉してくるときれいです。
走行中の車中からなんとか撮った写真です。
思ったよりきれいに撮れました。
ただ曇り空なのが残念です。 -
これもそうです。
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アルゴンキン州立公園に近づくに従って、鮮やかに紅葉した木が増えてきます。
何か期待できそうです。 -
峠を超えるとバスの前に紅葉した森が出現。
これが見たかったのです。
紅葉のピークではありませんがとてもきれいです。 -
そうこうするうちに、アルゴンキン州立公園のイーストゲートに到着。
このゲートを抜けるとアルゴンキン州立公園になります。 -
公園内に入ると一段と紅葉が進んでいるような感じです。
しかも天気も青空が広がり、絶好のハイキング日和です。 -
この写真ではよくわかりませんが、この池にビーバーボンド(堰き止めたダム)がありました。
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ホテルから約2時間かかってやっとアルゴンキン州立公園のビジターセンターに到着。
駐車場の木が真っ赤に紅葉してきれいです。 -
青空が広がり、天気も回復したのでテンションが上がります。
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この建物がビジターセンターです。
中に入って、日本人スタッフに展示物の説明をしていただきました。 -
この像は公園内に生息するオオカミです。
この公園内にはたくさんのオオカミが生息しているそうです。 -
これはリスの剥製。
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これは熊の親子。
この公園には2000頭前後のブラックベアがいるそうです。 -
そしてこの大きな角のある動物はムース(ヘラジカ)です。
オスの立派な角は毎年生え替わり、大人になると長さが1m以上、重量が片方だけで18Kgもあるそうです。
オスも頭が重くて大変です。 -
これはオオカミの子供たちで、夏の終わり頃になると遠吠えの練習をするそうで、人間のまねる遠吠えによく反応するそうです。
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そしてこれがビーバーボンド(堰き止めたダム)です。
ビーバーは自分たちが住みやすいよう川の流れを堰き止めるためダムを造ります。
このダムによりオオカミから身を守り、主食であるスイレンを思う存分食べることができるそうです。
この公園には約2000個のビーバーボンドがあるそうです。 -
これは先住民の暮らしを表したもので、約9000年前からこのような暮らしをしていたとのことです。
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展示品の説明をしていただいた後、ここの展望台に行きました。
アルゴンキン州立公園は3日前まではこの秋の暑さで全く紅葉しておらず青葉だったそうですが、この数日で一気に紅葉が進んできているとのことでした。 -
そのため紅葉もまだ全山に渡って広がっていませんが、それでも紅葉した木々がきれいです。
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遠くには池も見られます。
このあたりは紅葉があまり進んでいません。 -
反対方向の山々は少しずつ紅葉が進んでいるようです。
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先ほどの池の手前には紅葉した木があり、絵になります。
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それにしても絶景です。
紅葉のピークではありませんがとてもきれいです。
カナダに来てよかったと思った瞬間です。 -
ビジターセンターを出て今度は現地のネイチャーガイドさんと一緒にハイキングに出かけます。
ここがハイキングの入り口で、水や雨具をリュックに入れて出かけます。
(この天気だと雨具は不要かな) -
早速真っ赤に紅葉したメープルの木がありました。
カエデには種類が有り、このように真っ赤に染まる木や黒色になる木があるそうです。
また葉っぱの形も種類によって異なります。
カナダの国旗のカエデはメイプルシロップが採れるサトウカエデ(シュガーメープル)です。
この木はそのサトウカエデです。 -
紅葉もまだ始まったばかりのようで黄色の葉っぱも多く見られました。
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この森をネイチャーガイドさんが説明してくれますが、英語のためそれを添乗員さんが訳して説明してくれます。
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それにしてもとてもいい天気で、ハイキング日和です。
ここでは2日前に雨が降ったようですが、それも乾いて足下もしっかりしていたので滑ることもなく、快適にハイキングができました。 -
イチオシ
とてもきれいです。
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とはいうものの遊歩道の周りにはまだ青々とした木がまだたくさんあります。
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この公園は面積は7,030平方キロメートル(東京都の3.5倍)もあり、園内には6つの川の源流が流れているそうです。
この水源を守るため何と1893年に国立ではなく、州立公園に認定されたそうです。 -
アルゴンキン州立公園の地質は、花崗岩や片麻岩からなっていて、今から1万1千年前にカナダ全土に覆っていた氷河が後退する際、これらの岩石を削り取ってしまったそうです。
その際砕かれた岩石が砂となり表面に覆われたため、水はけのよい土壌になりシュガーメープルなどの広葉樹が育ちやすい環境になったそうです。 -
そしてここが展望台です。
展望台は大きな岩がせり出したところに有り、手すりなどがないためあまり先端に近づくと危険です。 -
ただ景色は絶景です。
まだ紅葉があまり進んでいませんが、ピークになると山全体が燃えるように真っ赤に染まるそうです。 -
ここからはかなり遠くまで見通せます。
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この公園内では広葉樹林の代表であるシュガーメープル(サトウカエデ)の木がほぼ半分を占めているので紅葉のピーク時は絶景だと思います。
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ここの森ではシュガーメープルを中心に生態系が保たれていて、この木の種をシロアシネズミが主食とし、そのネズミをアメリカフクロウが主食とするなど食物連鎖の原点になっているようです。
そのためシュガーメープルの種の豊作・不作によって生態系が大きく変わってくるそうです。
自然はよくできています。 -
これがシュガーメープルの紅葉した葉です。
カナダの国旗のカエデの形と全く同じです。 -
これは紅葉しかけた葉っぱです。
色が変化しかけている葉もきれいです。 -
これは鷲の仲間の鳥で、間近で見られるのは滅多にないそうです。
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青空と紅葉したメープルのコントラストがきれいです。
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ここからシュガーメープルの3変化をお見せします。
まずは紅葉した葉。 -
そして紅葉仕掛けの葉。
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これは青葉の葉です。
この時期3種類の葉の色が見られラッキー?でした。 -
この大きな岩は氷河の忘れ物(氷河に流されずに残った岩)です。
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木の幹にはキノコも生えていました。
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イチオシ
青葉に紅葉した木、それと青空。
きれいです。 -
これも。
-
これも
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ちょっとしつこいかな。
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シュガーメープルは日本の紅葉と違って葉が大きいので紅葉もひときわ映えます。
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イチオシ
ハイキングが終わりバスに戻ると、バスの窓に一面の紅葉が写っていました。
これも絵になる景色?です。 -
離れてみるとこんな感じです。
バスのそばの紅葉した木が窓に映っていました。 -
ハイキング終了後、昼食レストランに向かいます。
公園内の道はきれいに舗装され快適なドライブです。 -
ここは昼食レストランに向かう途中にトイレ休憩した湖畔です。
これはゴミ箱で、熊に荒らされないよう開けるための取っ手が蓋の中にあります。 -
湖畔では現地の方がお弁当を持ってきて楽しんでいました。
こんな公園でゆったりと時間を過ごしてみたいものです。 -
湖畔にはカモのような鳥が羽を休めていました。
これらの鳥は人を恐れないようで、そばによってもこのようにじっとしていました。
ポーズをとってくれているようです。 -
池では魚釣りもしています。
マスが釣れるのかな? -
湖畔を後にして昼食レストランに向かいます。
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その途中の道路脇の木々も紅葉してきれいです。
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公園内には沢山の小さな池がありました。
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そしてここが昼食レストラン。
玄関にはハロウィーンの飾り付けがしてあります。 -
向かいの家にも可愛らしい飾り付けがしてありました。
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昼食のメインディッシュは、このラップサンド。
薄いパン生地の中にチキンや野菜が入っていました。
味は普通かな。 -
そしてデザートがこれで、そんなに甘くもなく美味しくいただきました。
ただグラスに入っていたので食べにくい・・・。 -
昼食後、一路ナイヤガラを目指します。
かなり長距離の移動となるのでバス車中はお休みタイム。
しっかり寝させていただきました。
ここはトイレ休憩したドライブインでガソリンスタンドやレストラン、お土産屋さんなどがあります。 -
そこの駐車場に停めていた車の荷台に可愛らしい馬を発見。
1頭しか乗っていなかったのでペットかな? -
さらにナイヤガラに向けて走ります。
湖の向こう側には製鉄所が見えます。 -
トロント市街からナイヤガラに向かう道では結構渋滞しています。
ちょうど退勤時間のせいかな。
カナダでは車は昼間でもヘッドライトを点けなければならないそうです。
それは、まっすぐの道が多いため対向車かそれとも同じ方向に走っている車なのかの区別のためだそうです。 -
ここは確かオンタリオ湖とヒューロン湖をつなぐ運河だったと思います。
ここも世界遺産のリドー運河と同様に水位調整の堰が何カ所もあるそうで、この写真のように跳ね上げ橋もありました。 -
そしてナイヤガラのホテルには18時30分に到着。
結構長いドライブでした。
宿泊したホテルは、カナダ滝のそばの丘の上にあるフォーポインツシェラトン ホテル。
ここはロビーです。 -
客室はこんな感じで、WIFIは部屋でもつながったのですが、冷蔵庫がなかったのが残念です。
広さ的には大きなトランクを二つ開けられましたので十分な広さだったと思います。 -
そして浴室・洗面がこれで、いわゆる普通のホテルでした。
このホテルには連泊しました。 -
夕食はホテルの外のステーキハウス。
そのため徒歩で移動します。 -
ここが夕食レストラン。
この日は週末の金曜日のせいか結構賑わっていました。 -
今回もまずはカナディアンビールを注文。
ここのビールは1本9ドルでした。
さすが観光地だけあって高い。 -
そしてこれがメインディッシュのステーキです。
あまり大きくないステーキだったので何とか完食できました。
でもステーキはやはり日本のほうが美味しい。 -
そして締めのデザート。
甘いけれど少量だったので美味しくいただきました。 -
夕食後は自由行動。
そのままホテルに戻ってもよかったのですが、添乗員さんが夜のナイヤガラを案内してくれるとのことで一緒に散策しました。
この写真はライトアップされたカナダ滝(右)とアメリカ滝(左)です。 -
こちらはアメリカ滝です。
普段はいろいろな色で滝をライトアップされるのですが、この日はあまり色が変わりませんでした。(平日のせいかな?) -
カナダ滝の滝しぶきがよくわかります。
今はカナダ側に流れていて、遊歩道を歩いていても濡れてしまいます。 -
やっとカナダ滝の色が変わりました。
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そしてここからはナイヤガラで最も賑やかなクリフトン・ヒルには入ります。
ここには賑やかなアミューズメント施設やカフェなどがあります。 -
アメリカのような派手な看板が通りの両サイドに続いています。
-
とても賑やかで見るだけでも結構面白いです。
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これはナイヤガラ・スカイホイールで、高さ35mもある大きな観覧車です。
約10分に3回転しますので、かなりの早さで回っていました。
乗っていると目を回しそうです。 -
そしてこれはスカイロンタワー。
地上160mの展望タワーで、展望デッキやレストランがあります。
このレストランでナイヤガラの滝を眺めながらゆったりと食事をとってみたいものです。(まー無理ですけど)
その後、コンビニでビールを買い、ホテルに戻ってそれを飲んでやすみました。
それにしてもアルゴンキン州立公園の紅葉はとてもきれいでした。
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