2017/09/30 - 2017/10/07
7位(同エリア984件中)
ぱくちーさん
中国では秋に中秋節、国慶節という2回の連休があります。
去年は9月に中秋節、10月に国慶節だったのですが、今年は中秋の名月が遅かったために国慶節と中秋節が合体した大型連休になりました。
私の職場も9連休という大変ありがたい超大型連休になりました。
「みんな連休どこに行くの~?」
という浮かれた会話をしていたら同僚が
「去年の国慶節に雲南省の奥地の徳欽に行ったらすごくよかったよ」
と・・・
きれいな雪山が連なる絶景が見られるとのことなので私も行ってみたい!
と思い、同僚に行き方を教わって行ってきました。
去年、同僚は5日間で香格里拉と徳欽に行ったということなので、私はそこに麗江3日間を追加して8日間で雲南省を巡ってきました。
街から街へバスで移動する旅は時にスリリングでとっても楽しかったです。
その1は香格里拉街歩きと徳欽到着編です。
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久々の中国国内一人旅です。去年の夏以来かな?
今回は雲南省の奥地まで行くので、前回よりも難易度が高そうです....。 -
この時期中国は国慶節。このようなディスプレイがあちこちにありました。
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初めて北京首都航空乗ります。
このあたりの飛行機、赤いのが多いなあ。 -
いよいよ出発です。
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おお、座席が赤いー。
中国っぽいです。 -
往路は機内食無し、おやつはピーナッツでした。
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飛行機に乗り込んでから1時間くらいの待ち時間があったので、予定より少し遅れて夕方6時近くに麗江に到着しました。
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空港の出口を出るとすぐにエアポートバスに乗れます。
料金(20元)はバスの中で車掌さんに直接払います。 -
空港から市街地までは1時間くらいかかりました。
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翌日の朝、香格里拉へ出発するので、エアポートバスターミナルと高速バスターミナルに近い新市街地に宿をとりました。
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果物屋さんが並ぶいい感じの路地の奥にホテルがあるはず。
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うわ、暗くなってきたぞ。大丈夫かな?
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ありました!
多分ここです。 -
フロントはこっちですね。
金泉大酒店(Golden Spring Hotel)です。 -
結構広いお部屋です。
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バスタブはありませんが、シャワールームは独立しています。
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テーブルの上にはプレゼントのお菓子と扇子が。
これで朝食付きで148元(2500円くらい)ですよ!
コスパ抜群です。 -
チェックインが済んだのは午後8時くらいだったでしょうか。
お腹がすいたので近くの食堂にご飯を食べに行きました。 -
壁の写真を指差して
「これが欲しい」と言ったら「無いよ」と言われてしまい・・・ -
そこで奥の保冷棚にあった麺を指差して「これ食べたい」と言ったらじゃじゃ麺っぽいものを作ってくれました。
これ、とっても美味しかったです。そして10元(170円くらい)。
すばらしい。 -
帰りに飲み物とデザートを買いにスーパーマーケットへ寄り道しました。
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何か面白いものはないかなあ、と探していたらお惣菜売場に虫さんがいらっしゃいました。
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虫以外は普通のスーパーでしたよ。
左側のヨーグルト、とっても美味しかったです。 -
一夜明けまして。
ホテルの全景が見えました。なかなか素敵ですね。 -
さあ、朝ごはんですよー。
蒸し物と炒め物が中心のようです。 -
オール中華の朝ごはんです。
美味しかったですー。 -
ホテルをチェックアウトして高速バスターミナルへ。
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この時8:15。
8:20は無理だろうから9:30でもいっか、と思っていたら、なぜか8:55のチケットが買えました。 -
時刻表に無い時間のチケットが出てくるのも中国あるあるです。
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バスはほぼ定刻に高速バスターミナルを出発しましたが、その後もう一つのバスターミナルで結構な待ち時間がありまして・・・。
結局麗江を出たのは10:00くらいでした。 -
麗江の郊外に出ましたー。
湖が見えたり、素敵な風景を見ながらのバス旅です。 -
1時間半くらい走ってトイレ休憩です。
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売店もあります。
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この焼き芋、食べてみればよかったとちょっと後悔中・・・。
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トイレはドア無しオープンタイプでした・・・。
仕方ないから入るけどさ。 -
さあ、香格里拉に向かいますよー。
川が見えてきました。 -
香格里拉のバスターミナルに着きました。
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明日、徳欽に行くのでバスの時間をチェックします。
9:20のがいいかな。 -
翌日の9:20発のバスのチケットを購入し、街に出ます。
バスのチケットは日にちと時間と行き先を紙に書いてカウンターに出せば簡単に買えます。
(パスポートが必要です) -
路線バスでホテルのある独克宗古城に向かいます。
香格里拉はチベット文化圏なのですね。看板にチベット文字が。 -
バスターミナルから少し歩いたところにあるバス停から1号線のバスに乗ります。
どこまで行っても1元(17円)です。 -
古城っぽい感じが見えてきたのでバスを降りました。
おお、何か工事してるぞ。 -
工事現場を越えたら素敵な古城地区に入りましたよー。
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まずはホテルにチェックインしましょう。
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お店が並ぶ通りからちょっと入ったところにある「楽福閣丹酒店」です。
古城の北側にあります。 -
素敵なロビーです。
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お部屋もキレイ。
絨毯やクッションがかわいいです。 -
洗面所もオシャレです。
これで朝食付きで1泊328元(5600円くらい)。
ホテルというよりペンションっていう感じです。 -
この時まだ午後3時過ぎくらい。
早速古城の散策に出かけましょう。 -
そういえばお昼ご飯を食べていませんでした。
お昼ご飯には遅いから、おやつを食べることにします。 -
ハチミツ入りのヤクヨーグルトです。
甘くておいしいです。
ヤクのミルクはクセが無く、濃厚な牛乳といった感じです。 -
コーヒーのすっごいいい匂いがしたのでコーヒーを追加注文しました。
このコーヒーも美味しかったです。 -
古城地区の南側にある大亀谷公園に来ました。
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大亀山公園には中心鎮公堂というお堂が建っています。
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ご本尊がある主楼までは少し階段を上っていきます。
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中を見る前に周りをぐるっと一周してみます。
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おお、チベットっぽいですね。
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古城地区を上から見渡せます。
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主楼の裏には世界一の大きさだという巨大マニ車があります。ってこれ大きすぎてマニ車と思えない・・・。
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主楼の中にはとってもキレイな仏像がありました。(残念ながら撮影不可)
主楼に足を踏み入れると、凜とした空気を感じることができました。 -
主楼の前からみた大亀山公園前の広場です。
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向かって左側の紅軍長征博物館に行ってみましょう。
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真ん中の建物はお寺みたいです。
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中の展示物は日中戦争の頃の紅軍の中国西部遠征に関するものです。
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中国は広いので国内の遠征でもとてつもなく規模が大きいです。
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これがですね、当然といえば当然なのですがあちこちに「抗日」という言葉が出てきまして・・・。
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国慶節ということもあり、何だか肩身が狭かったです・・・。
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次はお向かいのデチェンチベット族自治州博物館へ。
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入口を入るとすぐに香格里拉近辺の大きな地図がありました。
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このあたりの歴史や民族、文化について広く展示しているようです。
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おお、民族衣装がたくさん展示されています。
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民族衣装、好きなんです。
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あ、このピンクのターバンを巻いている方、香格里拉の街の中で見かけましたよ。
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きれいなタンカもたくさん展示されていました。
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なかなか充実した展示の楽しい博物館でした。
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大亀山公園の周りをぐるっとしてみます。
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裏のほうは人が少なくてひっそりとしています。
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大きなワンコさんがのんびりお昼寝中。
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手作りっぽい山羊だか羊だかが売られていたので、ウチの子にしてあげました。
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お店がたくさんある通りに出てみました。
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この塔の周りあたりが一番賑やかなところみたいです。
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もう一度大亀山公園の前を通って古城の南側へ。
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陽が西に傾いてきました。
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午後6時半くらいになったので夜ご飯を食べることにしました。
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お昼ご飯抜きだったのでガッツリめのものが食べたくなり、回鍋肉ご飯にしました。
美味しかったですが、干し肉の脂身の部分がたっぷり入っていて、私にはちょっとオイリーでした・・・。 -
夜になると大亀山公園がライトアップされるというので、広場ダンスを見ながら暗くなるのを待ちました。
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段々暗くなってきましたよー。
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いい感じに暗くなってきたので大亀山へ。
うわわ、予想を超える派手なライティング・・・。 -
うひゃ、色が変わったよ。
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うん、中国のライトアップはこうでなくちゃね。
このえげつないまでの派手さ、さすがです。(心から褒めてます) -
何かすっごい楽しかった~、とホクホクしてホテルに戻りました。
古城内は夜のほうが賑やかです。 -
ホテルの近くの広場でもダンスを踊っていました。
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ホテルに戻り、寝る前にちょっとの間テレビを見ると・・・。
国慶節中はこういうザ・共産党!みたいな番組が増えるのです・・・・。 -
次の朝。
朝食を食べに行ったらストーブの前に案内されました。 -
メニューはピリ辛の米線(ビーフン)とゆで卵。美味しかったです。
薪ストーブの暖かさと相まって、ホッコリする朝ごはんでした。 -
路線バスでバスターミナルまで行きます。
朝の古城はひっそり感がステキ。 -
古城近くのバス停から1号線のバスに乗ります。
香格里拉のバスは走り始めてからドアが閉まるので、ちょっとコワイです…。 -
バスターミナルに着きましたー。
このバスですね。 -
9:20、時間通りに出発しました。
遠くに松賛林寺が見えます。 -
川も見えます。
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いいですねー。
大自然です。 -
1時間半くらい走ったところで休憩です。
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「地球の歩き方」には5時間半とか7時間かかると書いてあったので、2回休憩があるのかなあ、とこの時は思っていました。
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約15分の休憩後、再び走り出します。
お、この辺りは世界遺産なんですね。
金沙江かな? -
バスはどんどん山奥へ。
この辺りから雪山が連なる絶景が見えるはずなのですが…。
何も見えん。 -
バスの中で音楽が流れ始めました。
おお、字幕がチベット文字だわ。
そしてみんな一緒に歌っている…。 -
そして道路にはヤクトラップ。
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いいですねー。
異文化体験です。ワクワクしますね。 -
午後1時半くらい。
あれ?街が見えてきたよ。
どうやら徳欽に着いたようです。
なんだ、4時間しかかからないじゃん。 -
で、しかも
「あと5元払えばこのまま飛来寺(私が宿をとったところ)まで連れて行くよ」
と言うので、そのまま連れて行ってもらいました。 -
飛来寺は小さい街なのでホテルはすぐ見つかるはず…。とbooking.comの地図を頼りに歩いて行ったのですが…。
この先にホントにホテルなんかあるのか? -
先程の道の先にはやはり獣道しかありませんでした。
バスを降りた辺りに引き返し、ユースホステルのおじさんに聞いたら、道を挟んで逆方向でした。 -
ユースホステルのおじさんの言った通りのところにありました。
品松措酒店です。 -
1泊450元。
ちとお高いですが、ツインに一人で泊まるので仕方がないのです。 -
寒いからエアコンつけよー、と思ったらダミーでした…。
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でもチェックインの時にりんごをくれたり、アットホームな雰囲気のいいホテルでした。
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屋上からの眺めが素晴らしい、とのことなので行ってみたら…。
うおお、雲が…。 -
せっかくなので街を散策してみました。
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山は半分くらいしか見えませんが、ステキな眺めです。
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太陽が沈んでいきます。
何やら神々しい風景ですね。 -
今日の夜ご飯はホテルのレストランで一人鍋ですー。
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出汁はあっさり味です。
肉と野菜をグツグツ煮込んでいただきまーす。
とっても美味しかったですよ。 -
ATMにお金をおろしに行ったついでに少し夜の街も歩いてみました。
中国はやはりライトアップが好きですね。
明日は明永氷河を見に行きます!
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この旅行記へのコメント (2)
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- bell-sanさん 2017/10/22 15:50:03
- 憧れの雲南省
- ぱくちーさん、こんにちは。
雲南省の旅、楽しそうですね。
私も来年は麗江あたりを攻めたいと思っていて、
とても参考になります。
やはり奥地にいくと、
まだまだ中国では見れていない景色があるんですね。
続きも楽しみにしています!
- ぱくちーさん からの返信 2017/10/23 20:16:04
- RE: 憧れの雲南省
- bell-sanさん
こんにちは!
いつもご訪問ありがとうございます。
雲南省、とってもよかったです!
人も優しいし、街の雰囲気がほっこりしていてすごく癒されますよ。
麗江ももちろん素晴らしいですが、おすすめは香格里拉です。
麗江まで行ったら、ぜひ足を延ばしてみてください。
bell-sanさんの次の中国旅行記も楽しみにしています。
ぱくちー
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