メキシコシティ 旅行記(ブログ) 一覧に戻る

皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。先日、チアパスで発生したばかりの地震に続き、昨日9月19日に再び、今度はメキシコシティの隣のプエブラ州を震源とするM7.1の地震が発生しました。<br /><br />幸い、弊社の関係者や友人、知人、スタッフ等にはけが人もなく、空港も昨日は閉鎖されたようですが、本日より無事通常通りの運航が始まっております。<br /><br />大変な混乱をするのではないかと予想しましたが、今のところ空の便等には混乱もなく通常通りの運航に戻っております。<br /><br />しかしながら、余震には十分気をつけねばなりませんので、シティ経由でいらっしゃるお客様は十分気を付けて、現地での情報には十分耳を傾けるようにしてください。<br /><br />なお、カンクンの被害はございませんので、アメリカ経由等でいらっしゃるお客様におかれましては、どうぞご安心の上でお越しいただければと思います。<br /><br />というわけで、店長日記を書きます。<br /><br />9月19日。本日は久しぶりのツアーオペレーションがゼロの日。オフィスの掃除をスタッフ総出で行う。大掃除というのはなかなか弊社の場合、年末等業務が集中する時期には難しいので、通常は10月にやることが多いのだが、今年は、先日のチアパスでの地震やハイケーンIRMAを敬遠する動きからかカンクンは9月の半ばからとても静かな閑散期を迎えている。<br /><br />そんなこんなで、使い古したライフベストやフィンなど備品を破棄したり在庫の棚卸などを今日はやることにしたわけだ。皆の挨拶の後、オフィスの掃除はスタッフに任せて、ボクはお客様にお土産の営業に出かける。ツアーがないので、こういうお土産の営業も重要な仕事になる。<br /><br />ヒーリングボールというボクがタスコに行った時にそこの経営者の息子のセルジオと仲良くなった縁で取り扱いを始めたわけだが、カンクンでは手に入らない(入ってもべらぼうに高い)ので、弊社への問い合わせはコンスタントに入ってくる。<br /><br />ホテルなどでお客様に見せていると、必ず外国人の観光客がそれはなんだと興味をもって話しかけてくることも多く、ついでに売れてしまう事もあったりする。<br /><br />なので、これだけの専門店をウチのオフィスがあるメルカド28に出そうかなぁなんて考えたりしているのだが、お土産ビジネスは正直あまり儲からないので、話はなかなか前にすすまない(笑)<br /><br />ただ、今回のお客様には10個以上もお買い求めをいただいて、弊社も売り上げの少ないこの時期に大変助かったわけだが、とにかく、魅力的な品物やメキシコならではの商品を紹介することは、メキシコという国を理解する上でも、大切な要素の一つなので、これからも魅力的な特産品を探し求めて、またいろいろと出かけてみたいななんて考えている。<br /><br />そんなこんなで、午前中は掃除とお客様への営業で終わり、その後は夕方から勉強会+懇親会をしようということにして、一度解散をする。ボクは、一度オフィスを出て、自宅に戻り、書斎でメールの処理を始めたのだが、ちょうどその時に、CRSの社長の武田氏よりメッセージが入った。<br /><br />今、地震だ。。。シティが揺れている。。。<br /><br />え、大丈夫ですか??<br /><br />いや、結構揺れている、、、今、避難中。。。<br /><br />震源は?<br /><br />分からないニュースをフォローしてくれ。。。<br /><br />というわけで、ネットで確認をするとシティ隣のプエブラ州を震源とするM7.1の地震だった事が分かった。先日のチアパスでの地震の時もかなり揺れたが、シティでは被害がなかったので、良かったと話をしていたのだが、今回はかなり被害が出ているという話。<br /><br />特に、ソナロッサやローマスといった町の中心地で被害が出ているということで、交通にも混乱が生じ、飛行場は閉鎖など、次々と情報が入って来た。<br /><br />建物が倒壊して生き埋めになっているなど、深刻なニュースが飛び込んで来ていたたまれなくなる。くしくも、1985年のメキシコ大震災と同じ9月19日に発生した今回の地震は、メキシコ中に悲しい思い出を思い起こさせることになった。<br /><br />今も懸命の救助活動が続いているとのことだが、どうかこれ以上の被害が拡大しない事を願う。<br /><br />そして、弊社では、チアパスの被災復興と今回のプエブラでの震災と両方への支援をするため、メキシコ赤十字への寄付を現在検討している。このあたり、具体的な行動を出来るだけ早く取るつもりでいる。<br /><br />それにしても、今年は自然界が猛威を振るっている。12年周期と言われる自然災害の周期通りに巨大ハリケーンや地震、太陽のスーパーフレアから、黒点移動などが、立て続けに発生して、改めて自然の脅威を感じさせられている。<br /><br />我々人類が進める自然破壊と乱開発に、自浄作用が働いているかのように、、、自然が我々人類へ向けて警告を発しているのだろうかとすら思えてしまう。。。<br /><br />奇しくも、昨日はペニャニエト大統領が、カンクン近郊に一大テーマパークを開発すると宣言したばかりで、国策としてカンクン近郊にディズニーランドに匹敵する施設を建設するという話が伝わった。<br /><br />資本主義社会であれば、経済成長をつづける為には仕方がない事だとは言え、それでも、あまりに早いスピードで進む開発の波は、恐らく自然にはかなりの負担になっているに違いない。<br /><br />思えば、マヤ文明も、この乱開発が原因で西暦900年の文明大崩壊を迎えているという説がある。巨大神殿に漆喰、食糧の増産による焼き畑などの環境破壊が重なり、飢饉をきっかけに食糧難が表面化し、食料を確保するための争奪戦争が始まったと。。。この説を支持する考古学的な発掘も数多く出ており、これだけが原因ではないにしても、文明が崩壊した大きな原因の一つと考えられている。<br /><br />これと同じ状況に現代の我々人類も地球規模で陥っている事が指摘されてもいる。<br /><br />つまり、歴史は繰り返されているという事だ。<br /><br />乱開発の結果、種の多様性はどんどん失われ、現在年間5万種と言われる種が絶滅をしていっている。この種の絶滅が我々に与える影響は甚大だ。<br /><br />分かりやすいところでは、現代医療などがある。抗生物質を筆頭とする医薬品の実に80%が自然界に由来する生薬を含んでいる。<br /><br />そして、通常新種のウィルスが蔓延した時に、特効薬となる成分は自然界から見つかることが多いといわれる。が、もし、、、この新種のウィルスに対する特効薬となるはずの薬用植物が絶滅をしていたら。。。<br /><br />つまりは、我々は潜在的な特効薬を失っていっていることになるという話だ。<br /><br />さらに、こうした薬用植物を含め世界の植物の80%が絶滅の危機に瀕しているというデータも出ている。事は、かなり深刻な事態に陥っている。<br /><br />先日、ホーキング博士が人類の滅亡時計は100年と大幅に短縮されたことがニュースで話題になっていた。このホーキング博士の衝撃的な発言だけでなくとも、人類学や地層学など多くの科学界の学者たちが人類はもう10万年先に存在しないと断言している。<br /><br />生滅を繰り返す自然界ではこうした増減が緩やかなカーブを描くようにグラフに現れるのだが、ここ100年のグラフは完全にこれまでとは異質で歪な形をしている。<br /><br />しかも、人類の増加スピードだけは通常の大型哺乳類のそれと比較して2000倍のスピードで「増殖」しているそうだ。。。こうしたことから、人類はこのままだと100年後には本当に絶滅してしまうのかもしれない。<br /><br />人類の独善で自然をコントロールできない事は、今回の地震やハリケーンなどでも十分学んでいるはずなのに、我々人類はその開発の手を止めようとはしない。それが人類由来とは言い切れないと、未だに大国アメリカなどは現実を無視する立場を崩さない。。。<br /><br />我々人類が信じる未来の幸福という形が、本当に我々の子孫のためになっているのか。。。一度真剣に考える時期に来ているのかもしれない。。。<br /><br />一刻も早いメキシコの復興を我々も微力ながら精一杯応援をしたいと思います。<br /><br />店長吉田拝<br /><br /><br />

■メキシコ発■ シティ近郊でM7.1の地震発生 By ウォータースポーツカンクン店長吉田

13いいね!

2017/09/20 - 2017/09/20

120位(同エリア689件中)

    6

    皆様こんにちは。ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。先日、チアパスで発生したばかりの地震に続き、昨日9月19日に再び、今度はメキシコシティの隣のプエブラ州を震源とするM7.1の地震が発生しました。

    幸い、弊社の関係者や友人、知人、スタッフ等にはけが人もなく、空港も昨日は閉鎖されたようですが、本日より無事通常通りの運航が始まっております。

    大変な混乱をするのではないかと予想しましたが、今のところ空の便等には混乱もなく通常通りの運航に戻っております。

    しかしながら、余震には十分気をつけねばなりませんので、シティ経由でいらっしゃるお客様は十分気を付けて、現地での情報には十分耳を傾けるようにしてください。

    なお、カンクンの被害はございませんので、アメリカ経由等でいらっしゃるお客様におかれましては、どうぞご安心の上でお越しいただければと思います。

    というわけで、店長日記を書きます。

    9月19日。本日は久しぶりのツアーオペレーションがゼロの日。オフィスの掃除をスタッフ総出で行う。大掃除というのはなかなか弊社の場合、年末等業務が集中する時期には難しいので、通常は10月にやることが多いのだが、今年は、先日のチアパスでの地震やハイケーンIRMAを敬遠する動きからかカンクンは9月の半ばからとても静かな閑散期を迎えている。

    そんなこんなで、使い古したライフベストやフィンなど備品を破棄したり在庫の棚卸などを今日はやることにしたわけだ。皆の挨拶の後、オフィスの掃除はスタッフに任せて、ボクはお客様にお土産の営業に出かける。ツアーがないので、こういうお土産の営業も重要な仕事になる。

    ヒーリングボールというボクがタスコに行った時にそこの経営者の息子のセルジオと仲良くなった縁で取り扱いを始めたわけだが、カンクンでは手に入らない(入ってもべらぼうに高い)ので、弊社への問い合わせはコンスタントに入ってくる。

    ホテルなどでお客様に見せていると、必ず外国人の観光客がそれはなんだと興味をもって話しかけてくることも多く、ついでに売れてしまう事もあったりする。

    なので、これだけの専門店をウチのオフィスがあるメルカド28に出そうかなぁなんて考えたりしているのだが、お土産ビジネスは正直あまり儲からないので、話はなかなか前にすすまない(笑)

    ただ、今回のお客様には10個以上もお買い求めをいただいて、弊社も売り上げの少ないこの時期に大変助かったわけだが、とにかく、魅力的な品物やメキシコならではの商品を紹介することは、メキシコという国を理解する上でも、大切な要素の一つなので、これからも魅力的な特産品を探し求めて、またいろいろと出かけてみたいななんて考えている。

    そんなこんなで、午前中は掃除とお客様への営業で終わり、その後は夕方から勉強会+懇親会をしようということにして、一度解散をする。ボクは、一度オフィスを出て、自宅に戻り、書斎でメールの処理を始めたのだが、ちょうどその時に、CRSの社長の武田氏よりメッセージが入った。

    今、地震だ。。。シティが揺れている。。。

    え、大丈夫ですか??

    いや、結構揺れている、、、今、避難中。。。

    震源は?

    分からないニュースをフォローしてくれ。。。

    というわけで、ネットで確認をするとシティ隣のプエブラ州を震源とするM7.1の地震だった事が分かった。先日のチアパスでの地震の時もかなり揺れたが、シティでは被害がなかったので、良かったと話をしていたのだが、今回はかなり被害が出ているという話。

    特に、ソナロッサやローマスといった町の中心地で被害が出ているということで、交通にも混乱が生じ、飛行場は閉鎖など、次々と情報が入って来た。

    建物が倒壊して生き埋めになっているなど、深刻なニュースが飛び込んで来ていたたまれなくなる。くしくも、1985年のメキシコ大震災と同じ9月19日に発生した今回の地震は、メキシコ中に悲しい思い出を思い起こさせることになった。

    今も懸命の救助活動が続いているとのことだが、どうかこれ以上の被害が拡大しない事を願う。

    そして、弊社では、チアパスの被災復興と今回のプエブラでの震災と両方への支援をするため、メキシコ赤十字への寄付を現在検討している。このあたり、具体的な行動を出来るだけ早く取るつもりでいる。

    それにしても、今年は自然界が猛威を振るっている。12年周期と言われる自然災害の周期通りに巨大ハリケーンや地震、太陽のスーパーフレアから、黒点移動などが、立て続けに発生して、改めて自然の脅威を感じさせられている。

    我々人類が進める自然破壊と乱開発に、自浄作用が働いているかのように、、、自然が我々人類へ向けて警告を発しているのだろうかとすら思えてしまう。。。

    奇しくも、昨日はペニャニエト大統領が、カンクン近郊に一大テーマパークを開発すると宣言したばかりで、国策としてカンクン近郊にディズニーランドに匹敵する施設を建設するという話が伝わった。

    資本主義社会であれば、経済成長をつづける為には仕方がない事だとは言え、それでも、あまりに早いスピードで進む開発の波は、恐らく自然にはかなりの負担になっているに違いない。

    思えば、マヤ文明も、この乱開発が原因で西暦900年の文明大崩壊を迎えているという説がある。巨大神殿に漆喰、食糧の増産による焼き畑などの環境破壊が重なり、飢饉をきっかけに食糧難が表面化し、食料を確保するための争奪戦争が始まったと。。。この説を支持する考古学的な発掘も数多く出ており、これだけが原因ではないにしても、文明が崩壊した大きな原因の一つと考えられている。

    これと同じ状況に現代の我々人類も地球規模で陥っている事が指摘されてもいる。

    つまり、歴史は繰り返されているという事だ。

    乱開発の結果、種の多様性はどんどん失われ、現在年間5万種と言われる種が絶滅をしていっている。この種の絶滅が我々に与える影響は甚大だ。

    分かりやすいところでは、現代医療などがある。抗生物質を筆頭とする医薬品の実に80%が自然界に由来する生薬を含んでいる。

    そして、通常新種のウィルスが蔓延した時に、特効薬となる成分は自然界から見つかることが多いといわれる。が、もし、、、この新種のウィルスに対する特効薬となるはずの薬用植物が絶滅をしていたら。。。

    つまりは、我々は潜在的な特効薬を失っていっていることになるという話だ。

    さらに、こうした薬用植物を含め世界の植物の80%が絶滅の危機に瀕しているというデータも出ている。事は、かなり深刻な事態に陥っている。

    先日、ホーキング博士が人類の滅亡時計は100年と大幅に短縮されたことがニュースで話題になっていた。このホーキング博士の衝撃的な発言だけでなくとも、人類学や地層学など多くの科学界の学者たちが人類はもう10万年先に存在しないと断言している。

    生滅を繰り返す自然界ではこうした増減が緩やかなカーブを描くようにグラフに現れるのだが、ここ100年のグラフは完全にこれまでとは異質で歪な形をしている。

    しかも、人類の増加スピードだけは通常の大型哺乳類のそれと比較して2000倍のスピードで「増殖」しているそうだ。。。こうしたことから、人類はこのままだと100年後には本当に絶滅してしまうのかもしれない。

    人類の独善で自然をコントロールできない事は、今回の地震やハリケーンなどでも十分学んでいるはずなのに、我々人類はその開発の手を止めようとはしない。それが人類由来とは言い切れないと、未だに大国アメリカなどは現実を無視する立場を崩さない。。。

    我々人類が信じる未来の幸福という形が、本当に我々の子孫のためになっているのか。。。一度真剣に考える時期に来ているのかもしれない。。。

    一刻も早いメキシコの復興を我々も微力ながら精一杯応援をしたいと思います。

    店長吉田拝


    PR

    • 古い建造物を中心に多数の建物が倒壊しています。

      古い建造物を中心に多数の建物が倒壊しています。

    • 懸命の救助活動が続けられています。どうか、一人でも多くの人の命が救われますように。

      懸命の救助活動が続けられています。どうか、一人でも多くの人の命が救われますように。

    1件目~6件目を表示(全6件中)

    この旅行記のタグ

      13いいね!

      利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

      この旅行記へのコメント

      ピックアップ特集

      メキシコシティ(メキシコ) で人気のタグ


      PAGE TOP

      ピックアップ特集