★感動の長岡花火　たくさんの想いをのせて★

2017/08/02 - 2017/08/03

毎年訪れる新潟県長岡花火。
日本三大花火とも言われている花火ですが、
私にとっては世界一の花火です。

はじめて長岡花火を見た時の感動が忘れられず、何度も何度も足を運んでしまう。
そこにはただ美しいだけではなく、想いが詰まった花火がたくさん空に咲くからです。

「世界中の爆弾を花火に変えたら世界から戦争がなくなる」
山下清が長岡の花火を見た時にこのような言葉を残しています。

そんな風にたくさんの人が感じてほしい。
慰霊や復興の想いの詰まった花火です。


それでは打ち上げ開始でございます。

エリア 長岡・寺泊(新潟)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今年は新幹線で長岡までやってきました。
新幹線とホテルと観覧席（びゅう席）がセットになったほぼ個人ツアーです。

長岡駅 駅

駅ビルやスーパーをうろうろ。
すごい量のおつまみです。

おにぎりの売り方もハンパないです。
長岡花火は２日間で約100万人が花火を見に全国各地から訪れます。

駅も観覧場所もとても大きい規模なのですが、ほとんど出店がありません。
なのでこの2日間はスーパーがすごい事になります。
でも地元に還元できるのはすごくいい事ですよね！
しかもおつまみ安いしね！

いつもは団体ツアーなので左岸ですが
8年ぶりの右岸席です。
今は亡き叔父を連れて見たあの日の長岡花火と重なります。

本日も白菊が3発夜空に手向けられ長岡花火がはじまりました。
今年は長岡花火復活70年と言う節目でしたので最初のナイアガラに合わせて豪華なスターマインがあがりました。
私の好きな千輪が夜空に広がります。

長岡まつり大花火大会 祭り・イベント

今回びゅう席でしたので、桟敷の位置は長生橋よりの端でしたが
右岸は近すぎないので首が痛くならないですね。

ただ、びゅう席は桟敷シートに詰め込みまくりますので、
写真を撮りたい私はいい場所が取れず・・・
今回は前の人の頭が入ってしまいます。

これです！
長岡花火の代名詞でもある金冠。
金冠の尺玉重ね打ちを見ると、あー長岡に来たんだなって実感します。

プログラムもワイド花火がとても増えてきました。

花火が丸くて本当に美しい。
油断すると涙が出てしまいます。

今年一番のベストショット！
しかも私の大好きな彩色千輪です。

〆はやっぱり金冠

風が少し弱くてなんとなく煙がこもる感じ。
こればかりはその時の運ですね。
長岡花火の目玉のひとつでもある「故郷はひとつ」
本日の担当煙火店は大好きな花火師マルゴーさん。
点滅時間差花火など毎年多彩な花火で楽しませてくれます。

和火のような花火が夜空いっぱい広がりました。

銀冠も美しい。
まぶしい銀色です。

長岡花火はベスビアス超大型花火というスターマインが多く
名前の如くベスビアス火山のように噴きあがるような花火から名付けられています。
このような呼び方は長岡花火だけではないでしょうか？

今年はワイドが多く、私の席からは遠近法で見えます。

こちらは多分二尺玉だったと想います。
黄金すだれが足元まで綺麗に舞い降りて美しいですね。

復興祈願花火フェニックス
始まって５秒で涙腺崩壊。

いつも見る席と全然見え方が違う！
「きれい～！」
涙が止まらない。

また平原綾香さんのジュピターの音楽がとてもいいですね。

「私たちは誰もひとりじゃない。」

中越地震の時、この言葉にたくさんの人が励まされてきました。

花火は人に美しいという感動だけではなく勇気や希望を与えてくれるものだと
私は思っています。

今も世界ではたくさんの紛争があります。
爆撃で夜も眠れない地域もあります。
核を保有している国もたくさんあります。

そこからは悲しみしか生まれません。
私も世界中の爆弾を花火に変えたいと願います。

そんな事を想いながらこのフェニックスを見ていると涙が止まらなくなってしまうのです。

約２キロであがるフェニックス。
毎年、フェニックスはたくさんの方の募金であげられています。

これからもたくさんの人が元気になる花火を続けて欲しいですね。

ジュピターにのせて５分間あげられる花火のエンディングは
金冠の連打。

最後には不死鳥（フェニックス）が空を舞います。
ぜひ現地で見ていただけたら嬉しいです。

長岡花火の目玉のひとつ「天地人花火」
大河ドラマのオープニング曲と共に。

煙が非常に惜しいです。
かなり漂ってしまっていますが、対岸の方は綺麗に見えたでしょうか？
私の大好きな花火師、野村花火工業さんです。
儚さやしなやかさを花火で表現する美しい花火をあげてくれます。

でもきれいですね。
テーマごとにまとまっていて、花火の種類も構成もとても好きです。

天地人の後の煙がだいぶ流れていましたが
正三尺玉、見事な打ち上げでした。
昇り曲導付黄金すだれ小割り浮模様ですかね？
平和の象徴としてこの平和が永遠に続くよう地上まで垂れ下がる黄金すだれをイメージしているそうです。

最後は光のメッセージです。
花火師さんにありがとうの気持ちを込めて光るものをみんなで振ります。
これが両側の岸からキラキラしてすごい綺麗なんですよ～
花火師さんも応えてくれます。
この為にいつも光るライトを持っていきます。

花火の余韻を楽しみながら長岡駅に向かい、新幹線で新潟駅へ。
いつもはバスツアーで大渋滞にはまるのですが、新幹線は本当に早いですね！
ありえないくらい早い時間に到着して、新潟駅前のアートホテルさんへチェックイン。

アートホテル新潟駅前 宿・ホテル

駅から直結だったのですぐに休めてお部屋も綺麗で快適でした。

朝食が地産地消。
豪華だし種類も豊富！
そりゃあ食べ過ぎちゃうよね～
新潟のホテルはいくつか泊まった事がありますが、本当にどこもはずれがないくらい朝食が美味しい！
そしてごはんが魚沼産コシヒカリだもの☆
タレかつも美味しい！

ほら、みてごらん。
ヨーグルトはあの安田ヨーグルトだよ！！
新潟はおいしいものだらけですね。

へぎそばも嬉しい！
もちろん食べましたよ～
その他にも新潟ラーメンやカレー、美味しいお粥もあって
塩タラコやいかの塩辛のようなおつまみ的なものまで・・・

おかずも栃尾の油揚げがあったり、デザートに笹団子があったり
朝食には勿体無い！むしろ夕飯でもいいくらい！
相方は朝食会場でビール二杯も飲んでましたよ（笑）
私は我慢！だってこの後飲みますから！

はい！飲んでます！
ところ変わって富寿しさん。
美味しい日本海の魚を食べましょう！

富寿し 新潟駅前店 グルメ・レストラン

こち？つづのめ？
思わずスマホで調べながらオーダー

やっぱり新潟きたらのどぐろでしょ！
塩焼きもいっちゃいましょう！

大好きなさば。
本当はこれは日本酒よね。

するめいかの天ぷらもビールがすすみます！

のどぐろの半身焼き
やさしい上品な味です！
これはビールじゃ申し訳ない感じですね。

にぎりは炙りのどぐろと中トロ、南蛮海老で
のどぐろはお醤油をつけるとふわ～と上質な油が広がる。
お味も塩焼きとはまた違った食感。

こちらはこち、つづのめ、のどぐろに鉄火巻きだったかな？
おいしゅうございました。

帰りにぶらぶら駅ビル巡り。
やはりこの辺は白身のお魚が多いのね！

最後に～！
新幹線乗る前にどうしても食べたいものが！！

ブルボンの本社を持つ新潟にはルマンドアイスという限定アイスがあるんですよ！
ギリギリに買って新幹線の中でいただきます！

今回も素敵な長岡の旅でした。
美味しいご飯と何度見ても美しい花火。

毎年この長岡花火の為に仕事頑張ってる感じがします！
また来年も見に行きます！
もっと花火の写真の腕も磨きますね～
最後までご覧頂き、ありがとうございました！