【2017週末海外】ＡＮＡソウル発券で行く１Ｄａｙソウル　ＤＭＺトレイン体験記

2017/07/21 - 2017/07/22

ＡＮＡの海外発券を利用したソウルループ。
今回、新たなループのスタートということで、やや義務的に（？）ソウルへ行ってきました。
さすがにこう何度もソウルに行っていると、だんだんやることもマンネリ化しており・・・
まぁ、美味しい物を食べて帰って来るだけでもいいんだけど、今回はＤＭＺトレインなるものを体験してみました。
ソウル発の観光列車で、北朝鮮との国境近くまで行くことができます。
似たようなバスツアーはたくさんあるけど、このＤＭＺトレインが一番リーズナブル。ただ、週末は１日１往復なので、１日がかりの旅程になってしまいます。
そんなわけで、今回は前日夜にソウル入り。翌日１日を使ってＤＭＺ観光してみました。


＜基本情報＞

■航空券　今回は（19）＋（20）

・ＡＮＡ（111,290円）
（16）NH868 02/25 S ソウル(20:30)⇒羽田(22:35)
（17）NH112 03/18 S 羽田(10:50)⇒シカゴ(08:35)
（18）NH111 03/19 S シカゴ(17:15)⇒羽田(翌20:30)
（19）NH867 07/21 S 羽田(20:00)⇒ソウル(22:20)

・ＡＮＡ（110,610円）
（20）NH868 07/22 S ソウル(20:15)⇒羽田(22:30)
（21）NH106 10/13 S 羽田(22:55)⇒ロサンゼルス(16:45)
（22）UA488 10/13 S ロサンゼルス(21:15)⇒ニューヨーク(EWR)(翌05:30)
（23）NH109 10/14 S ニューヨーク(18:15)⇒羽田(21:15)
（24）NH861 01/13 S 羽田(08:50)⇒ソウル(11:25)

　積算マイル　1,742マイル（基本50％＋ボーナス130％）
　Ｐポイント　1,136ポイント

■宿
　シロアムサウナ　15,000ウォン（=1500円）

■通貨レート
　・カードショッピング　1ウォン＝0.102円

エリア その他の観光地(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

19:00　ＡＮＡラウンジ・イン。

シャワーを借りた後、夕食。
ジャガイモ不足とのことで、付け合わせのポテトが無くなったビーフバーガー。

順番あべこべだけど、軽く前菜も頂いておく。

20:00発のソウル便なので、19:30オープンのダイニングｈはちょっと厳しい。
オープン5分前には10人くらい並んでたし。

ラウンジであんまり寛ぐ時間もなく、搭乗機へ。

20:10　
定刻より10分遅れで機材が動き出した。

機内食はいつものように鮭弁当。
もう何度目だろうか・・・

機内ではビデオプログラムを見たり。
2時間くらいのフライトなのであっという間にソウル。
出発が遅れた割には予定通りに到着。

いつものようにエアポート・トレインでソウル駅へ。

23:30
ソウル駅到着。

駅周辺は長く工事中だったけど、完了したっぽい。
歩道橋が出来ていた。

定宿のシロアムに向かう道にも歩道橋。
ブルーのネオンが綺麗。

そして、見慣れたシロアムに到着。

お腹は減って無かったけど、なんかこの日はビールな気分。
サウナ内の食堂でhiteのエクストラ・コールドとやらを。
25000ウォン（=250円）

寝床に移動して、この日は0:30頃就寝。

翌朝。
7:30頃起床してひと風呂浴びたら、ソウル駅へ。

天気は曇り。
湿度も高くて、意外と暑い。

駅までのわずかな時間でもう汗かいちゃった・・・

構内のコンビニで水と朝食を購入。

駅の窓口で持参した予約票と乗車券と引き換え・・・

・・・と思ったら、そのままホームへ行けと。

良く見たら、予約票じゃなくてチケットでした。
オンラインでチケットまでプリントアウト出来ていた。

出発まで１時間弱あるので、軽く朝ごはん。

コチュジャン味？なのか、真っ赤なご飯のおにぎり。
まぁ、これはこれでなかなか美味しい。

駅のホームを見下ろせる階段では、列車待ちの人たちがたくさん座っていた。

ＵＳＢポートもあるのは素晴らしい。
ただ、外なので暑いけど・・・

列車は13番ホームに来る模様。

時間が近づくにつれて、外国人観光客の姿もちらほらと。

10:13

ＤＭＺトレインが入線しました。

ＤＭＺトレインの始発はソウルじゃなくて龍山駅なんだけど、多くの乗客はここから乗る模様。

車内は風車模様で結構派手。

両サイドにはパネル展示もあり。

韓国人にも列車マニアがいるようで、しきりに写真に収めている乗客もいた。

乗車してすぐに記入用紙が配られた。

到着後のバスツアーに参加する際の同意書らしい。
英語の並記あり。

最後の署名と日付を各部分が韓国語のみだったので、隣の人の用紙をチラ見して記入。

その後、チケットの確認とともにＩＤカードの配布。

ただ、この時点では自分は貰えなかった。
赤いカードは韓国人用っぽい。
でも、韓国人らしき人も配られたり配られて無かったり。はて・・？
真相は分からず。

車両内にはモニターがあって、先頭車両からの映像が生中継。

列車は北西の国境付近に向かって走ります。

乗車時間は１時間ちょっと。
かなりのんびり走るので、距離以上に時間がかかるみたい。

郊外に出ると長閑な田園風景が続きます。

列車は終点の都羅山駅の１つ手前の臨津江（イムジンガン）で一旦停車。
ここで全員降りて、身元チェックを受けに行きます。

列車の乗務員さんに導かれて、一旦、駅の外へ。

そして、パスポートで身分証明をして、再びホームへ。
自分はここでやっとＩＤカードが貰えた。

仰々しいチェックだけど、ＩＤ見せるだけなので、わざわざ列車から降りなくてもいいんじゃないの？って思ってしまった。

まぁ、記念写真撮るにはいいかもね。

結構、観光要素が強い。

ピョンヤンまで200Kmちょっと。

停車時間は20分くらいかな。

全員のチェックが終わったら、発車。
出発までもうしばらくかかりそうなので、車両内を見物。

ソウル駅と終点の都羅山駅までの間には3駅あるけど、ここで乗り降りする人はほとんどいなかった。

朝鮮戦争時のパネル展示。

ポストカードにはいろいろな言語でメッセージが。

カードは売店で無料で貰えるみたいです。

2両目に小さな売店あり。

ビールもあり。
帰りは飲んじゃおうかな。

まだ誰も帰ってきていない3両目。

かなりカラフルな車内だよね。

間もなく、出発。

配られたIDカード。
外国人は緑のカード。
でも、韓国人っぽい人も緑のカード持ってたんだよなぁ。
どう使い分けてるんでしょう？

列車は国境のかなり近くまで来た。

寸断された橋。

ここから先は橋下駄だけが残っている状態。

朝鮮戦争時に破壊されて、そのままになっているそうです。

有刺鉄線のフェンスが続きます。

そしてソウル駅出発から1.5時間。

終点の都羅山駅に到着しました。

都羅山駅の構内。

かなり綺麗な駅だ。

駅構内でバスツアーの申し込み。

パスツアーは必須ではないけど、正直ツアー意外にやることもない。

ツアー代は8900ウォン（=890円）とお手頃価格。

この日はバス３台がスタンバイ。

チケットの代わりにバスの号車が記載されたカードを渡された。

というわけで、ツアーの参加中は、このカードとさっき身元確認したときに貰った緑のカードを常時首から下げている状態。

バスが最初に向かったのは都羅山平和公園。

公園のガイドさんが説明。

ただし、韓国語オンリーなので、暇・・・

ガイドの説明が終わるまで、トンボを追っかけてみたり。。。

この日、何度かこんな緊急速報が入ったんだけど、読めません・・・

いったい、何だったんだろう。

やがて、説明が終わると、あとは自由行動。

公園内には北朝鮮の様子を写した写真パネルや・・・

周辺の自然を紹介する小さな展示室があった。

ＤＭＺは人の開発が入っていないこともあって、野生動植物の宝庫になっている。

公園自体はきちんと手入れされていて、いい感じ。
ただ、あんまり面白くは無いです。。。

北朝鮮の写真が1950年代とか。

公式記録だとこんな古い情報しか無いんですかね。。。

この日は生憎の曇り空。

天気が良ければ、緑も映えて綺麗な公園でしょう。

公園のあと、再びバスで移動。
こちらでランチタイムのようだ。

大きな食堂のようなところでバイキング形式のランチ。

コリアンスタイルのバイキングランチ。
7000ウォン（=700円）

色味は良くないけど、味はなかなか。
家庭料理っぽい感じでこれも良し。

バイキング以外にも別メニューでプルコギ等もあり。

食後はとなりのお土産物屋さんへ。

ＤＭＺ米？

産地なんですかね？

緊張感の無いＴシャツが売っていたり。

これはＤＭＺと関係無いんだけど・・・

パッケージの女性のイラストがアウトでしょ。

食後は展望台へ。

バスで回ってるけど、それぞれの施設は結構近距離にある。

このラインから向こうには写真禁止・・・

・・・のはずが、皆さん、お構いなしに撮っちゃってました。

緑の向こうは北朝鮮。

茶色の部分はフェンス。

フェンスから２Ｋｍの範囲がＤＭＺ。つまり非武装地帯。

人の手が入っていないので、緑が豊か。

この日は雲と靄が多かったけど、遠くにうっすら北朝鮮の町、ケソン市が見えた。

展望台の後は、最後のスポット、第３トンネルへ。

南北分断を現したオブジェ？

まずはシアターで北朝鮮についてお勉強。

ワイヤレスの音声ガイドあり。もちろん日本語も。

上映は７分ほど。

北朝鮮が掘った侵略トンネルの説明が分かりやすかった。

ここの第３トンネルは１９７８年に発見されたそう。
一番新しい第４トンネルは１９９０年代。
まだ発見されていないトンネルがあると考えられている。

シアターのあとはいよいよトンネルへ。

観光用のトンネルを下って、北朝鮮が掘ったトンネルへと向かいます。

全員ヘルメット着用。
実際、ヘルメットが無かったら、何度頭をぶつけていたことやら・・・

こちらは観光用に掘ったトンネル。

下りで３００ｍほど。帰りはここを上って帰らなきゃいけない。

歩きが苦手な人はトロッコもある。
バスツアー申し込み時にトロッコも選択できるという前情報だったけど、今回は選択肢なし。既に売り切れていたのかもしれない。

こちらは実際に北朝鮮によって掘られたトンネル。

ところどころ天井が低くて、腰を曲げながら進んだ。
体格のいい欧米人はかなりしんどそうだった。

ちなみにトンネル内へのカメラの持ち込みは禁止。
電話はＯＫ。
じゃあ、カメラ付き携帯は・・・グレーゾーン。

トンネル見学は30～40分ほど。
中はかなり冷えていて涼しかった。

地上で見つけたマスコット。
韓国のキャラクターってこんな感じのものが多いよね。

これにてバスツアーは全て終了。

都羅山駅へと戻ります。

都羅山駅の外観。

立派な駅舎。

駅構内にはイミグレ施設もあるけど、閉鎖中。

ここから北朝鮮へ旅行できる日がいつか来るのかな。

16:17

ソウル市内へと戻る列車の出発時刻。

ホームから北朝鮮方面を望む。

線路は北朝鮮まで続いている。さらにその先にはヨーロッパまで。

ヨーロッパまで列車の旅が出来たら面白いかもね。いつの日か。

今日はソウルへと戻ります。。。

再び、橋げただけが残る川を越え・・・

帰りは田園風景を眺めながらのビール。

2000ウォン（=200円）は良心的価格。

17:50

予定よりちょこっと早くソウル駅に到着。

この後、ロッテマートをちょっと覗いたけど、結局何も買わずに金浦空港へと向かった。

19:00　ソウル金浦空港へ到着。

ラウンジ「休」でまたビール。
このラウンジ、雰囲気がいいので、いつも利用してるんだけど、空調が効いてなくて暑い・・・

というわけで、アシアナラウンジへ。
こちらは快適。

そしてまたまたビール。

ギリギリまでラウンジで粘って、搭乗。

座席は久々に後方席。

3列シートを独り占め。

機内食はビビンパ。
機内食とはいえ、コチュジャンと胡麻油を入れれば、結構本格的な味になる。

そうそう、搭乗前にコンビニでちょこっと買い物した。
自宅に着いた後の夜食にでもと。

それぞれ1000ウォンほど。
緑のパックはキムチだけど、手荷物で持ち込みＯＫだった。

22:20
羽田到着。到着ロビーまではバスで移動。

イミグレはスムーズながらも数分の差で、自宅へ向かうバスに間に合わず・・・

というわけで、シャワーを浴びてさっぱりしてから帰宅。
東京はソウルより涼しくて、夜風が気持ちいい夜でした。

これにて、実質１日のソウル旅行おしまい。
終始乗り物に乗っていた１日だったので、楽ちんだったけど、あんまり海外に行った実感がありません・・・
まぁ、たまにはこんなソウル旅行も良いでしょう。
次回のソウルは真冬の１月に行く予定です。

この旅行記へのコメント （2）

• tanupamさん 2017/07/25 12:42:44

  おしい・・・

  森さん
  
  こんにちは
  
  私も21の夜便で金浦へ（JAL)
  そしてシロアムへ行くつもりだったのですけど、
  体調がイマイチだったので、急遽、前日に金浦
  近くの宿を取ってしまいました。
  
  森さん行くならシロアムへ行っても良かったなぁ・・。
  JALとANAだと微妙に時間もずれますし、バッタリなんて
  ことはなかなか難しいですね！
  
  いつかまたどこかで・・。
  
  DMZ格安だし、楽しめますよね
  私もまた行ってみたくなりました・・。
  
  
  tanupam

  森 武史 さん からの返信 2017/07/29 17:59:02

  RE: おしい・・・

  こんにちは。
  
  なんと、超ニアミスだったんですね！
  確かに体調悪いとシロアムはキツいですねぇ。
  私も本来は普通の宿に泊まりたい派なんですが、探すのが面倒でいつもシロアムになってしまいます。
  
  まぁ、また羽田あたりでお会いする確率の方が高いかもしれませんね。
  その時はゆっくり旅行談義でもしましょう^ - ^