2017/06/21 - 2017/07/05
302位(同エリア550件中)
ミフさん
初夏のアイスランドを15日間旅しました。
レイキャビクの町を散策したり、ツアーで氷河湖を訪れたり、レンタカーでアイスランド北部、西部フィヨルドを観光したりしました。
スケジュール的には、ところどころ休みをはさんだものにしました。それでも、かなり色々な風景を見れました。
ちょうど、昼の長さが最長の白夜の夏至日から旅行は始まりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 航空会社
- アイスランド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
一日目(2017年6月21日水曜日):オランダのスキポール空港からアイスランド航空でレイキャビクへ。空港からフライバスでBSIへ。そこからタクシーで、Gest Inn Gesthouseへ行き、チェックイン。ツインからStudioの部屋にアップグレードしてくれました。
二日目(2017年6月22日水曜日):ヨークルスアゥルロウン氷河ツアーに参加。朝8時から夜22時までのバスツアーです。ヨークルスアゥルロウン氷河にぜひ行きたかったのと、アイスランドの概要を知るのに一度はガイドさんの話を聞いておいたほうがよいと思い、決めました。
天気は雨模様。まずは、スコゥガフォス(Skogafoss)という滝を見ました。上のほうまで上れます。fossというのはアイスランド語で滝を意味します。
二日目(6月22日):ヨークルスアゥルロウン氷河湖ツアーに参加。
バスツアーです。朝7時すぎに宿泊先前までマイクロバスが迎えに来てくれ、途中で大きなツアーバスに乗り換えて出発です。
写真はツアーの最初の観光地、Skogafoss(スコーガフォス)の滝です。天気が良くなく、時折小雨が降っていました。気温も10度くらいでした。 -
ドライブインで昼食。アイスランドの名物料理の一つ、ラムのスープにしました。羊の肉ですが、臭みはなく、おいしかったです。この日は雨がときどき降る寒い日で、温かいスープはとてもうれしかったです。
スープに、天井の電灯が映り込んでしまっています。
野菜もたっぷりで、パンと一緒に食べたら、お腹はいっぱいになりました。 -
レイキャビクからバスで何時間もかけて、やっとメインイベントのヨークルスアゥルロウン氷河湖へやってきました。ここで、水陸両用車に乗り、湖のクルーズへ。
鮮やかなブルーから、白、黒い氷の大きな塊が浮かぶ湖を、ガイドの説明を受けながら、一周します。
船の上では氷河の氷の一片をもらい、味わうこともできます。何千年も前の水の氷かと思うと、味わい深かったです。
クルーズは30分くらいでした。
天気は不安定でしたが、ところどころで青空も見えました。
ここで、007など映画の撮影も行われたことがあるそうです。
素晴らしい景観でした。 -
帰り道で停車して、わずかな時間でしたが見ることができた一面に広がる溶岩の景色です。冷えて固まった溶岩の上に苔が生えています。
こういう景色は、アイスランドのところどころで見ることができました。
この付近には、散策ルートもあって、時間があればもっとゆっくりと歩いてみたかったです。 -
セーリャラントスフォスの滝(Seljalandsfoss)です。
この滝は、滝の裏側を通り、くるっと一周できる道がついています。
裏側はしぶきがかかって、かなり濡れます。一周は15分くらいで簡単にできます。
このあとレイキャビクに戻り、宿泊先のそばまで送ってもらえました。帰宅したのは夜10時ころでした。でもまだ暗くはありません。ちょうど白夜に近い時期なのでした。
三日目(6月23日金曜日):昨日のツアーで疲れると思っていたので、この日は休養日です。レイキャビクの町を散策し、アウトドアショップ66°Northで帽子など防寒用品を手にいれました。
この滝を見て、あとはホテルへ戻るだけです。ツアーバスで、各乗客のそれぞれの宿泊先まで送りとどけてくれました。
着いたのは夜9時半頃でした。
朝7時過ぎの出発でしたから、かなり長時間のツアーでした。
ツアー料金は、一人211ユーロしましたが、中味は充実していて、ガイドもよく、満足しました。
次の日、三日目(6月23日)は、前日の疲労を見越して、休息日。ゆっくりとレイキャビクを散策、翌日からの準備に地図などを買いました。 -
四日目(6月24日土曜日)。朝8時の国内線飛行機で、北部にある町アクレイリ(Akureyri)へ。8時45分着。小さな飛行機でした。
着いた空港で、予約していたレンタカーを借ります。フォルクスワーゲンのPoloの予約でしたが、Golfにアップグレードしてくれました。
思ったよりも新しめの車で、気持ちよく出発。 -
車で出発して、最初の目的地はGothafoss(ゴーザフォスの滝)です。滝に向かって右側の駐車場に車を停めました。そこから徒歩で橋を渡って反対側へ行くことができます。写真は反対側からのものです。左右に広い滝で、水量が多いです。
あいにくの雨模様、濡れながら歩きました。
かなり寒かったです。 -
天候が悪いので、他の滝などの観光は明日にして、北上してフーサヴィーク(Husavik)という港町へ。ホエールウォッチングの船が出る町です。が、船は寒そうだし興味がありません。
港町なので美味しいシーフードのランチでもと思い、調べて行ったのですが、それらしいレストランは見当たらず。雨風に負けて、ふらふらと港そばのなんか殺風景なレストランへ。
そして、シーフードスープを注文。ロブスター系のオレンジのとても美味しいダシのきいたスープで、ムール貝などいろいろ入っていました。
美味しかったけれど、これとパンで約2500円って、高いなあと思ってしまいます。 -
天候が悪いので、アクレイリの町へ。
この町で目立つのは、この教会です。高台にあります。
港には、クルーズの大きな船が停泊していました。
寒いのもあって、疲れを感じ、早いですが、ゲストハウスへ。
少し休んでから夕食に出かける予定だったのですが、もう外へ出たくはない感じ。
夫に近くのガソリンスタンドでパンなどを買ってきてもらいましたが、それも食べる気がせず、ひたすら休養しました。 -
五日目(6月25日日曜日)。朝、昨日ベーカリーで買ってあったパンで朝食。このパンがとても美味しかったです。
今日は、アイスランド北部の観光を堪能する予定です。
昨夜、時間がたっぷりあったので夫のドライブ計画もばっちりです。
まずは、Hverirという間欠泉がたくさんある場所へ。地面から水蒸気が色んなところから噴き出ています。土の色も変色していたりして、とても不思議な雰囲気の場所でした。
大きな道路のそばにあります。
この地帯をゆっくりとウォーキングするコースもありましたが、時間がないので、しませんでした。
たっぷりと時間があれば、歩きたいなあと思いました。 -
Kraflaという地域にあるViti Createrへ。Vitiというのは地獄という意味だそうです。
クレーター部分にできた湖で、写真の色はいまひとつですが、日差しによってはトルコ石色のような色です。曇ると、青緑色かな。
不思議な感じです。
Hverirから車で5分くらいです。 -
デティフォスの滝(Dettifoss)へ。写真に納まりきれないない雄大さです。幅100m、落差45mです。
滝の西側にある駐車場に車を停めました。そこから遊歩道が滝へとつながっています。ゆっくりと歩いて15分くらいで滝のそばまで行けます。
すごい水量です。水しぶきが水蒸気のように立っています。
この滝、「プロメテウス」というエイリアンシリーズの映画の冒頭に出てきます。映画では、東側から滝を撮っています。東側にもアクセスできますが、舗装されていない道路です。西側のほうはよく整備されています。 -
デティフォスの滝から遊歩道のようなものがつながっていて、南側にあるセルフォスの滝(Selfoss)へ行くことができます。
歩いて20分くらいだと思います。
岩の造形が特徴があり、目をうばわれる風景です。
是非、こちらのほうへも足を運んでみることをおすすめします。 -
Dimmuborgir(ディンムボルギル)の溶岩フィールドの近くに大きめの駐車場があり、カフェ「Kaffi Borgir」があります。そこで遅めの昼食です。ニジマスのグリルがおすすめ料理だったので、それを注文しました。とても美味しかったです。
レストランからの景色も最高。
溶岩が作ったフィールドと、湖と緑の小島の織り成す、幻想的とも感じられる独特の素晴らしい風景です。
溶岩フィールドには散策ルートがあったのですが、時間のこともあり断念。 -
Myvatn(ミーヴァトン湖)は、息を呑むような美しい風景が続く場所です。小さな島がいくつも湖に浮かび、初夏の季節には花が至る所で咲いています。
湖の周りをレンタカーで一周しました。
湖の南のほうが観光スポットが多いように思いました。
駐車して散策するルートがあったので、歩いてみました。
気持ちよかったです。 -
この場所もMyvatn(ミーヴァトン湖)の南側の道路沿いです。駐車場があって、そこから遊歩道があります。短かれば20分くらいでまわれます。
岩がいくつも水面から突き出ていて、とても面白い風景です。 -
Akureyri空港近くでガソリンをタンクいっぱいにして、空港でレンタカーを返却。夜の7時頃だったので、レンタカーの窓口は開いておらず、空港内にあるレンタカー会社の郵便ポストのようなものに車の鍵を返却しました。
Air Icelandで、20:50発の飛行機でAkureyriを出発、レイキャビク到着は21:30でした。写真は、上空から撮ったものです。高い山には雪がたくさん残っています。
レイキャビクの空港からは徒歩30分弱でゲストハウスに到着。荷物はそこに置きっぱなしにしてあるので、ラクです。 -
六日目(6月26日月曜日)。この日は休養日。レイキャビクの目印的存在、ハットルグリムス教会へ。
ゲストハウスからは徒歩5分もかからないほどの近さです。中は思ったよりもシンプルでした。
アイスランドは物価が高く、レストランも高いので、スーパーでサンドイッチなどを買って昼食にしました。
N66° Northというアウトドアのお店で、Tシャツや帽子などを買いました。このお店、アイスランドとノルウェーにしかなく、観光客に人気です。別の日に、上着などまた色々買ってしまいました。海外からの観光客は消費税の返還が受けられるのですが、お店の人もわかっていて、何も言わなくても必要な書類をちゃんとくれました。 -
七日目(6月27日火曜日)。レイキャビクでレンタカーを借りて、今日は、スナイフェルスネース半島(Snaefellsnes)へ。レンタカーは、少し古い感じのHundaiでした。
レイキャビクから北上し、まずはBorgarnes(ボルガーネス)へ。小さな町ですが、歴史のある町です。この町に入る前にとても長いトンネルを通ります。このトンネルの利用は有料で10クローネでした。このトンネルを使わずに迂回して行く方法もありますが、かなり時間がかかります。
ボルガーネスは海(河)に面した風景の美しい町でした。 -
借りた車のタイヤの一つの空気圧が低いことに気づき、ガソリンスタンドで、タイヤに空気を入れました。まだお昼には早い時間でしたが、お腹が少し空いていたので、ホットドックを食べました。ドライオニオンが入っていて、それなりにおいしかったです。
大きなA1というガソリンスタンドには、カフェテリアがあって、かなり便利です。 -
スナイフェルスネース半島の北部にあるStykkisholmur(スティキスフゥルムル)へ。港町で、さらに北にはる西部フィヨルドへのフェリーが出ている町です。
この写真の大きな岩状の高台には上ることができます。実際上ってみましたが、けっこう簡単に上れます。赤い灯台があり、そこから向こう側に広がる海を眺めるととても素晴らしい景色です。 -
赤い灯台から町のほうを眺めていると、面白い建物が目につきました。
それで、行ってみると、この教会がありました。
Jón Haraldssonというフィンランドの建築家の設計です。
ぐるっと周囲を一周しましたが、見る場所によって、形がどんどん変わるとても興味深い建築物でした。中にも入れます。中はかなりシンプルです。 -
スナイフェルスネース半島の北部スティキスフゥルムルの町から西へ進むと、キルキュフェルトル山(Kirkjufell)がある。アイスランドを代表する美しい山だ。
この山に登ることもできるが、それにはきちんとした準備が必要で、時間もかなりかかるらしい。
私たちは道沿いから見るだけにした。 -
キルキュフェルトル山をみた道をはさんで反対側には滝がある。観光バスもこのスポットで停まる定番観光地のようだ。
歩いて上のほうまで行けるが、ちょうど雨模様になってきたので、上のほうまでは行きませんでした。 -
また西のほうへとレンタカーで走る。半島の西端沿いを少し行ったところに、Saxhollというクレーターがあります。車を停めて、金属でできた階段を上っていきます。かなりの段数がありますが、一段一段が低めなので、あまり苦になりませんでした。
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階段を上りきると、大きなクレーターがあります。
高台なので、周りの景色も広がりがあり、いい雰囲気です。 -
スナイフェルスネース半島の南の海岸沿いを車で走ります。
ごつごつとした岩状の海岸線です。
溶岩が流れ出て、海で冷やされ固まったようです。
写真の場所は、Hellnar(ヘトルナル)です。写真の左脇くらいのところから、とてもよく整備された遊歩道が、次の町までできています。時間があれば、歩いてみたかったです。 -
となりの町Arnarstapi(アルナルスターピ)に石を積み重ねて作ったモニュメントです。足の間を人が普通に通れるくらい大きいものです。
この頃には小雨模様になっていました。
アイスランドは天気がころころ変わります。 -
アルナルスターピあたりの海岸の風景です。
岩の造形が目をひきます。
スナイフェルスネース半島を半時計周りに一周しました。もう時間は夜6時近く、ここからは寄り道せずに、一気にレイキャビクに帰りました。 -
八日目(6月28日水曜日)。レイキャビクでの休養日。
美術館へ行くことにしました。ゲストハウスから徒歩20分くらいのところにある六日目(6月27日)。Kjarvalsstaðir(キャルヴァルスタージル)という美術館へ。アイスランドで有名な画家ヨハンネス・キャルバルの作品(写真)が常設展示されており、企画展はLouisa Matthíasdóttir (1917-2000)の作品展示でした。どちらもアイスランドの景色が描かれたものがあり、興味深かったです。
カフェはありませんが、コーヒーが無料で提供されており、鑑賞の合間にゆっくりと休憩することができます。
この美術館、クランプラトゥン公園の中にあります。
入場券は他の三つの美術館と共通になっています。 -
ランチは、ハットルグリムス教会そばにあるカフェ「Loki」で。観光客でにぎわっているお店です。アイスランドの名物を並べたアイスランドプレートを注文しました。
干し鱈、鱈のグラタン、スモークサーモン、ハウカットル(発酵させたサメ)、ラムの冷燻です。ハウカットルはアイスランドの有名なデリカテッセンですが、アンモニア臭がかなりします。
このカフェでは、今日のランチというメニューがあり、それもおすすめです。 -
九日目(6月29日木曜日)。レンタカーでゴールデンサークルへ行きます。
レイキャビクの市内はラッシュアワー時間帯はかなり混んでいますが、郊外に出てしまうと、写真のように車はとても少なくなります。
運転はしやすい国だと思いました。 -
まずはシンクヴェトリル(Thingvellir)国立公園へ。駐車場から遊歩道に出るところに自動販売機のようなものがあって駐車券を買います。カードが使えます。
遊歩道が整備されているので、ラクに歩けます。ちょうど花が咲いていてきれいでした。少し行ったところには滝がありました。 -
この切り立った崖が、北アメリカプレートとユーラシアプレートのどちらかの端です。ここはまた世界最古の民主議会が開かれたところでもあるそうです。
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遊歩道沿いに歩いていくとこんな風景も広がっています。シンクヴェトリル国立公園は有名な観光地なので、ツアーバスで団体の観光客がどんどん来ますが、主に崖の近くしかいないので、少し足をのばして別のほうへ遊歩道を進むと、ゆっくりとアイスランドの風景を楽しむことができます。
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ゴールデンサークルの次の目的地、ゲイシール(Geysir)です。間欠泉です。この周りにもいくつも小さな間欠泉があり、土地自体がグツグツといっている感じです。硫黄の臭いがします。
いちばん大きな間欠泉(写真)は、かなり短い間隔で噴出してくれるので、何度も見ることができました。 -
ゲイシールのそばには大きなドライブインのようなものがあり、中にはお土産物屋のほか、いくつかレストランがあります。軽食からきちんとしたメニューまでいろいろで、人で混雑しています。
お腹が空いていたので、今日のお魚料理を注文しました(写真)。野菜もたっぷりで、口にあうお味でした。 -
そして、グトルフォス(Gullfoss)の滝へ。ゲイシールの近くにあります。車ですぐです。
駐車場から滝の近くまで歩きます。20分くらい歩きました。またそこから戻って、上のほうから滝を眺められる展望台のほうにも遊歩道がありそちらへも行きました。
滝の近くは水しぶきでかなり濡れます。その水しぶきに太陽の光が差し込むと虹が見れます。とてもすばらしい光景です。 -
さて、ゴールデンサークルの最後の目的地は、シークレットラグーンです。戸外の温泉です。ほんとうに自然の中にあり、水の温度がとても気持ちよく、いつまでも浸かっていられる感じでした。深さは深くても足をつけると顔がでるくらいです。発泡スチロール製の棒状の浮きが自由に使えるので、それを脇に巻き付けてフワフワとしていると極楽気分でした。外気は冷たいので、ちょっとのぼせてくると、浅瀬で立って体を冷やしたりしました。
ブルーラグーンへ行こうと思っていたのですが、予約が一杯で無理でした。でもシークレットラグーンは、料金も手ごろだし、ゴールデンサークル観光の疲れを癒すのに最適だったと思います。 -
十日目(6月30日金曜日)。今日はゆっくりレイキャビクの日。チョルトニン(tjornin)湖周辺を散歩しました。天気は写真のように曇り日。少し寒かったです。
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散歩していると、こんな彫刻作品に出くわしました。
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散歩でお腹が空いたところで、ランチはガイドブックおすすめの「Ostabudin」(オシュタブージン)へ。町の大きな通りにあります。開店すぐくらいに入店してテーブルをゲット。すぐに満席になりました。今日のお魚料理を注文(写真)。このお料理はもちろんのこと、パンもおいしかったです。
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ハットルグリムス教会の隣りの敷地にあるエイナル・ヨンソン彫刻公園へ。ホッグミンダガルズリン(Hoggmyndagardurinn)というのが正式名称だそうです。彫刻家ヨンソンの作品がいくつも庭園内に飾られています。
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十一日目(7月1日土曜日)。今日は西部フィヨルド地区のイサフョルズル(Isafjordur)へ行きます。レイキャビクの国内空港からこの飛行機で飛びました。午前9時出発で9時40分到着でした。降下していくときの西部フィヨルドの風景はとても素晴らしかったです。
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イサフョルズルの空港に着いたとたん空気が違っているように感じた。空港でレンタカーを借りた。予約していたのはVWだったけど、オートマだったので、マニュアルの車をお願いしたらスコダになった。ルートに途中、舗装されていない道があるので不安だったが、夏だし大丈夫だろうと思って4WDじゃない普通の車にした。結局、問題なく、二日間、走ってくれました。
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南下して車を走らせる。といっても運転しているのは夫です。息をのむような素晴らしい景色が次々と現れます。車を停められそうなところがあれば停まって、写真撮影しました。ほんとうは、山の上のほうから見る景色がすごいのですが、そこは駐車スペースがなくて眺めて記憶にとどめるだけでした。
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Nupurという町の近くにある植物園が有名と聞いたので行ってみました。アイスランド発の植物庭園だそうです。が、花の溢れた場所に育った日本人の私からすると、なんか寂しい庭園という印象でした。写真の花は珍しかったので撮りました。大き目の花です。また庭園にはクジラのあごの骨が門代わりに展示されていました。人が簡単にくぐれるとても大きなものでした。
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ランチ替わりにThingeyri(シングエイリ)という町にあるカフェSimbahollinへ。手作りワッフルが有名ということで、それを注文。なんか中がスカスカで、あまりおいしいとは思いませんでした。残念。きっとアイスランドがベルギーワッフルを見よう見まねでつくっているんだろうと思いましたが、ベルギー人がやっているそう。それにしては、お味が…。たまたま下手な焼きのワッフルにあたったのかな。
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さて、今日のメインイベント、ディンヤンディ(Dynjandi)の滝です。ここにたどり着くまでにダートの道があって、かなり慎重に運転しなくてはいけませんでした。そして着いたら小雨模様。この滝は写真のように三段になっています。一番上の滝もまた微妙に段になっていて、レースのヴェールのように美しいです。大きさもかなりあります。一番上まで歩いて上ることができますが、私は雨と体力の関係で途中までしか行きませんでした。
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山を越えて車を走らせます。山頂付近はすごい霧でほとんど視界がなく、とても幻想的でした。西部フィヨルド、素晴らしい景色です。アイスランドの中でも筆頭かも。
この地域、少し行きにくいせいでまだ観光客は多くないです。今のうちが狙い目かもしれません。 -
Bildudallirという町に着きました。ここのゲストハウスに一泊します。町には宿泊施設はこの一軒だけ、とても小さな町です。ゲストハウスは外見はいまひとつですが、中は改築されたばかりでとてもきれいでした。青空も広がってきました。
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ゲストハウスの隣りにあるレストランで夕食。SUSHIというメニューに惹かれて、これ(写真)を注文。醤油が多すぎ! エビがたくさん入っていておいしかったです。久しぶりのご飯だったのがよかったのかも。このお寿司、海苔でまいて、そのあと揚げてあります。
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十二日目(7月2日日曜日)。西部フィヨルドの南岸を目指して出発。ドライブルートは、山を越えて、フィヨルドの海岸沿いに出て、また山を越えてという繰り返しです。山の高いところは雪が残っています。印象的な景色です。
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西部フィヨルドは文明に侵されていない手つかずの自然が残っています。人工物がほとんどない風景を見ることができます。
南岸沿いを少しドライブした後、北部にあるイサフィヨルズルまで北上します。 -
天気はかなりころころと変化します。光の具合によって景色も変わります。絵のような色彩の景色に出くわしました。
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どの町もとても小規模です。教会が目立つ建物です。ここは、Flateyriという町です。何年か前に、後ろに見える山に積もった雪が大雪崩を起こして、町をおそい、大きな被害が出ました。
火山噴火、溶岩なども恐ろしいですが、雪崩の被害も定期的にあるそうです。フィヨルドですから、山の斜面は急で、大きな雪崩が起きやすい地形です。 -
西部フィヨルド一日目とは打って変わって、二日目は青空に恵まれました。西部フィヨルドの西岸には合計五つの深いフィヨルド湾があります。それぞれ違った素晴らしい眺めです。
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時間があったので、イサフィヨルズルより東の方角にあるフィヨルドの方へも足を延ばしてみました。Súðavík(スーザヴィーク)のあたりではアザラシが見れます。
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さて、イサフィヨルズルに戻り、夕食。観光案内所のすぐそばにあるEdinborgというビストロに行きました。注文は今日のおすすめ魚料理です。
ステーキのように見えるのは、クジラ肉です。中はレアっぽくて、お味も牛肉ステーキのようでした。美味しかったです。
アイスランドではクジラはかなり普通に食べられているようです。こんな感じにステーキ風に食べることが多いみたい。
お腹が空いていたので、ポテトも美味しかったし、よかったです。 -
これはイサフィヨルゾルの空港です。20時20分の飛行機でレイキャビクへ飛び立ちました。到着は21時。外は明るいので、空からの景色も十分に楽しめました。
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十三日目(2017年7月3日月曜日):朝はゆっくりと起きて朝食。今日はレイキャビクの湾岸沿いを散歩します。船を模したモニュメントがありました。海沿いに遊歩道があります。
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そしてHarpaという目立つビルへ。コンサートホールなどが入っている複合施設です。
お昼はここのカフェでサンドイッチをいただきました。とても雰囲気のよいカフェでした。 -
Harpaへ来たのはコンサートを聞くのが目的です。30分くらいの短いコンサートです。メンデルスゾーンの第一弦楽四重奏(op.12)でした。
ホールは赤が基調で、思っていたのとちょっとちがっていました。 -
Harpano中から写した外壁です。ガラス張りでとてもすてきなデザインです。見る角度が変わると視界が変わるおもしろい建物です。
コンサートへ行かなくても一度建物の中に入って散策するのをおすすめします。
お店などもあります。 -
Hraunとはアイスランド語で「溶岩」の意味だそうです。これはダークチョコですが、ミルクチョコのもあります。食べてみたら、まあふつうのチョコバーですけど、中がウエハースでおいしかったです。お土産にもこれを買いました。
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十四日目(2017年7月4日火曜日):レンタカーをまた借りて、Raykjadalur(レイキャザルール)へ。駐車場に車を停めて、ハイキングコースの道を歩きます。ところどころに白い水蒸気があがっています。緑がきれいで、見渡す限り人工物がない自然です。ゆっくり自分のペースで歩きました。
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1時間半くらい歩いたでしょうか、最終地には入浴できる野外温泉があります。みんな水着を持ってきていて入っていましたが、わたしたちは見るだけにしました。
レイキャビクから近めなので、人は多めです。 -
レイキャザルールの駐車場まで戻ってきたころにはもうお腹がぺこぺこでした。いちばん近い町にあったVarmaというレストランで昼食にしました。フィッシャーマン(漁師)のシチューというメニューだったと思うけど、グラタンのような感じで海鮮類が入っていてとってもおいしかったです。giothermal(地熱)調理をしているそうです。
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少し車で行くとKerid(ケリズ)があります。火山湖で青緑の不思議な色をしています。水辺を一周、お椀型のヘリの部分(上部)を一周、歩いてまわることができます。
ここは入場料のようなものをとられました。アイスランドはほとんどどこでも無料だったので、少し意外な感じがしました。 -
また車を走らせて、Stöngというところへ。そこにはバイキング時代の農家の様子が再現されています。『ゲーム・オブ・スローンズ』と何か関係があるのか、それをテーマにしていたツアーの人たちが来ていました。
中に入るのには入場料がいります。 -
さっきの農家も含め、このあたりはショウルスアゥルダールル(Þjórsárdalur)渓谷というのだそうです。そこにある滝ヒャルパルフォス(Hjalparfoss)。二つの川が滝となって流れ落ちている場所です。ちょうどカップルが滝を眺めていました。ロマンチックな雰囲気の場所で、人もあまり多くなかったです。
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十五日目(2017年7月5日水曜日):最終日です。ゲストハウスをチェックアウトして、レンタカーは空港で乗り捨てます。道すがら、はっとする風景にいくつも出くわします。
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レイキャビクから空港のあるレイキャネース半島の方へ。ブルーラグーンがある地方で、湖の色も青緑の不思議な色をしていてきれいです。
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レイキャビクから南西へ車で40分くらいのところにあるクリスヴィーク(Krysuvik)という地熱地帯です。遊歩道がきちんとあって、印象的な風景をゆっくりと歩きながら楽しめます。
わたしが行ったときにはあまり人はいませんでした。
一見の価値がある場所です。 -
海岸沿いの風景です。岩がいろいろとおもしろい造形になっています。
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最後にこの時期が真っ盛りだったアラスカルピナスです。十何年前にアイスランドに入ってきたこの植物ですが、あっという間にアイスランドじゅうに広がったそうです。
薄紫色の花で密生しているので、風景をとるととても美しく映える場合があります。
アイスランド国内では、きれいだという声とアイスランドにそぐわないという声と賛否両論なんだそうです。
十五日間のアイスランド、ほんとに素晴らしい風景で行ってよかったです。特に西部フィヨルドまで足を延ばしてよかったです。また北部のミーヴァトン周辺も素敵でした。東部以外はだいたいの見どころが見れたと思います。
レイキャビクで休養日を何日かとっているので、体力のある人はもっと圧縮した日程にできると思います。
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