2016/11/04 - 2016/11/07
56位(同エリア398件中)
のまどさん
回を増すごとに怪しくなる我がタイトル。今回の旅を集約するとこうなるのですが、その訳はいずれ書きます。
またしても私の休暇日数が限られた2016年。秋の大旅行の行き先は、フライトが安かったため勇気を出して初インドに。4トラにはインド通の達人が多くいますが、若葉マークの我々はバックパック背負いながらそこそこのホテル泊という企画にします。
まずはムンバイ。とにかく新しい世界なので目に映るすべてのものに見入ってしまいます。エレファンタ島で人込みの洗礼を受け、翌日はNPO企画のスラムツアーに参加します。このツアーは収益の8割がスラムに還元されることもありお勧めです。その他、レストラン・ブリタニアなどゾロアスター教徒パルシーの文化も根ざしているので何かと興味深いです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
テロ事件から半年以上経ったブリュッセル。やはり警戒態勢を敷いていることに変わらない。空港入り口の荷物検査は明らかに人種で分けている感じ。
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セキュリティゲート内の無人販売1ユーロのペットボトル水。是非忘れずに買い求めたい。
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乗り継ぎのアムステルダム空港。自慢になりませんが、今回の旅行の計画はウワバミに任せっきりでノースタディ。待ち時間にHalon師匠の旅行記を拝見。さすが、今回の目的地を制覇している!
予約したのはKLMなのに蓋を開けてみればJetair。ちなみにKLMの正式名称はこーにんくれく・るふとはーふぇん・まーつかぱい(オランダ語)です(←どうでもいい)。
機内でボリウッド映画を見てみる。深刻な内容でもやっぱりみんなで楽しそうに踊るのね。 -
ムンバイ着。外国人列は時間が掛かるのかと思いきやインド人の列よりも早かった。人が出てこられないのに荷物はどんどん出てきてこのありさま。コンベアに乗り切れずに挟まれてパキって音を立てたスーツケースもあった。初っ端からなんていう光景だ。
免税店にウィスキーを買いに行ったウワバミを待つ間、無事に出てきたバックパックを拾い上げる。 -
既に深夜。空港ホテルニランタ。レセプションは空港内だけど、ホテルは少し離れたところ。
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ホテルに出入りする度にセキュリティチェックを受けるのが面倒だった。
それ以外は、まあいいかな。ウィスキーをきゅっと飲んで寝る。長旅で疲れたもんね。 -
翌朝。朝食はスターバックス。いつも世界のあちこちでがっかりなんだよね。
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一度空港を出ると当日の航空券がない限り中に入れない。
仕方がないので、外にあるタクシーセンターで頼む。んで、やっぱりぼられた。 -
タクシーは頼んでもないのに観光名所を周ってくれる。職場のインド人Pさんが絶対に行くなと言ったイスラム寺院ハジ・アリ・ダルガ。後で分かったのはPさんが仏教徒だということ。
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二泊したレジデンス・ホテル・フォート。Booking.comの写真映りがやたらいいなと思いますが、立地を考えるとまあまあです。
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はたまた同僚のNさんに行くなと言われたエレファンタ島を目指します。随一の観光名所に行く価値はあるでしょう。のまどの職場はベルギーと言えどもクリケットのリーグ戦ができるくらいインド人が多いので。
何が目的なのかセキュリティ・チェック。 -
イチオシ
インドに来たことを実感させられるモンブラン・ブティックホテル。何故モンブランという疑問はさておき、空港に着いて以来目に入るもの全てに食いつくように見入る。
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まずはフェリー代。180ルピー。これは外国人差別なく一律料金だろうな。
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フェリー船内。海風が暑さを和らげる。断りもなく私とウワバミの間に見知らぬ地元の少女が割り込み、我々は写真撮影に応じる。これを機に入れ替わり立ち代わり子どもたちとの被写体になる。
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途中夢の島のような怪しげなものを見かける。
※恐らくMiddle Ground Coastal Battery -
上陸して何千人という人とともに(←あくまで感覚)歩き、全く興味のない商店街に20ルピー払い、やっと本殿と思ったら外国人の入場料500ルピー。インド人は30ルピー。学生バックパッカーには確実にイタい額だな。
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日本で譬えると鎌倉になるのかな、5世紀以来の希少なヒンズー教の歴史遺産らしいのですが、
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とにかく人人人。気を抜くと無断で写真を撮られるので洞窟でもサングラスを外しません。「Excuse me」と断りを入れるのはまだ礼儀がある方。
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こんな感じで崩れているところもあり、500ルピーは取りすぎです。なので下山。
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一応都会出身ののまどが現地の慣習に従って人を掻き分けて道を作っても田舎者のウワバミは30歩後ろで委縮してばかり。やれやれ。
で、渇望していたインドビール・キングフィッシャーにありつけました。わーい! -
少しアルコールが入って緊張がほぐれたところで帰路に着きます。これがインド名物野良牛。ゴミ漁ってたけど案外きれいでした。
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船着場から出ている観光列車。
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帰りのフェリー。船頭に佇む姉弟は至って無垢だが、その他乗客のものすごい行動の数々を目撃してしまった。
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夕暮れのムンバイ。空気が濁っているけどなかなかの絵。
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イチオシ
インド門。人込み絶えず。
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道端でクリケット。国民的スポーツです。練習できる所が限られているのね。
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旅の序盤は冒険せずに観光客向けのレストランに行きます。ケバブ屋バーデミヤ本店。のれん分けしているのか随所に支店があります。おいしかったけど、量が少ない。
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食後はおしゃれなバーへ。
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今回の目的の一つであるインドワイン。ソムリエコンクールで使われるほど名声が上がっています。
でも一杯500ルピーは高いな。インド全般なのか分からないけど、マハラシュトラ州ではレストランもホテルも税抜き表示で消費税等が合計21%上乗せされるので、随分高くなります。 -
翌日NPO法人Reality Tours企画のスラムツアーに参加。やはりこの手のツアーの参加者はひと癖のある西洋人。今回はみんな出身地と居住地が異なるというプロフィール。
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集合場所は有名なLeopold Cafeの近く。おいしそうなケーキを落ち着いた店内で食べられそうです。
調べたところ、このカフェは19世紀にイランから逃れてきたゾロアスター教徒パルシーが開いた店のようです。2008年にテロ襲撃に遭い、店内にいた10名が命を落とし多くが負傷しました。 -
バンが来て出発です。
まずはムンバイ名物、バッキンガム宮殿に次いで世界で2番目に高い居住施設アンティリア。投資会社の社長とその家族4人と彼らに給仕する600人が住んでいるとのこと。27階建てで1年中雪の降る部屋などもあると言う。
のまど流に切ると、窓からスラム街が眺望できて奥さんが慈善団体の代表をしているというのが何とも皮肉。豪華な構えでも、外から見る限りどうも幸せな生活があるように思えないんだな。 -
続いて屋外洗濯所ドービ・ガート。英国統治下に軍人の制服の洗濯を請け負ったことに始まり、21世紀の今日でも人の手で石に洗濯物を打ちつけて洗い自然乾燥させる。
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イチオシ
ホテルから個人の注文まで受け付け、2日以内に仕上がるとのこと。5000人以上が家賃を払ってここに住みながら仕事をする。
背後のビルとのコントラストが見事。洗濯機が普及していないから成り立つビジネス。 -
最寄り駅。特にラッシュアワーって訳ではないんだろうな。
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大きな競馬場もあります。イベントに貸し出されることもありますが、この中でクリケットは行われないようです。
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さて、お目当てのダラヴィ到着。撮影禁止なので、サイトから借用します。
スラムは元々他の都市からの移住者が不法に占拠してできたコミュニティであまりに人口が多くなったため政府は合法化に至りました。その替わり住民は毎月家賃を払わなくていけません。
2地域に分かれ、最初に見学したのはプラスチックやアルミなどの加工を行う人たちの居住区。街のごみを集めて機械の部品などに加工して工場に売るのでエコです。 -
もう一つの地区は商業用の製品を作る地区。写真のように甕などの焼き物やチャパティなどが作られ、お店やレストランに売られているそうです。
こちらの地区の方が豊かで、中にはスラムとは思えないような構えの家もありました。
映画スラムダンク・ミリオネアで宗教対立が取り上げられました。現在争いまでにはいかないもののスラム内でヒンズー教徒とイスラム教徒は住み分けをしているようです。 -
スラムの子供の多くが通う公立の学校ではマハラシュトラの方言を第一言語として教え、次にインドの公用語ヒンディ語を教えます。この国で仕事を得るに欠かせない英語は教えないため、NPOがツアーの収益の一部を充てて英語の教室を提供しています。
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ツアー終了後、明日のナーシク行きの切符を買いにCST(中央駅)に行きます。ところがどこでどうやって切符を買えばいいのか分からない。
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何人かにきいて、2階の外国人観光客用窓口で帰ることが分かりました。
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こちらが窓口。カメラを探した際に化粧ポーチをベンチに置き忘れるという失態を犯しましたが、こちらの方が保管してくれて、後で戻って無事に受け取ることができました。きっと大したものじゃなかったから盗られなかったんだろうけど。ありがとう、おじさん。
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同僚のPさんに勧められたパルシー料理ブリタニアにて遅めの昼食。
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名物のご主人は御年95歳。達者としかいいようがありません。長寿の家系でおじいさんは120歳代まで生きられたとか。そのおじいさんがイギリス人にウケがいいだろうからという理由で店をブリタニアと命名したとのこと。
なんか、ハーゲンダッツの由来思い出した。 -
大の親日家のようで、雑誌記事を見せてくれました。著名人の来店も多く、少し前に来た英国キャサリン妃の写真を指さしながら私に向かって、
「あなたの方が美人だ」
と言うご主人に私は苦笑いを浮かべる他ありませんでした。 -
「開店当初からこの店構えだよ」などと言われたとしても私は信じてしまいます。
ご主人の先祖は1400年前にイランから移り住んだそうです。ムンバイには多くのパルシーが住んでいます。タタ自動車の経営者もその一人です。ゾロアスター教徒も異教徒と混ざらないだろうから何とも興味をそそられます。 -
お勧めのマトンの煮込みと
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ビリヤニ。ビリヤニはイランを始めアジアの多くの国で食されています。
ナッツや香辛料で少し臭みがありますが、おいしかったです。
ムンバイに来たらこの店はMustかもしれません。高いですが。 -
ウワバミが暑さと人込みに参ってショートしたため、午後はホテルにて休憩。
涼しくなってから行動再開です。 -
ムンバイはこんな風にモダンでおしゃれなブティックがある一方で、
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昔ながら店も軒を連ねているのでなかなか面白いです。
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Cafe Military(拙訳:軍事カフェ)と言うきな臭い名前のカフェはまたもパルシー。お目当ては何と言ってもこのビール。ぎんぎんに冷えていてたまらない。
アルコールを出す店はさほどありませんが、そういう店には酒豪が集うようで数多の空き瓶を囲んでできあがっているグループがいました。 -
ポーチドエッグの上にチーズとハーブが載ったシンプルな料理。お昼が遅かったのでこれくらいがちょうどいい。おいしかったです。
調べたところ、インド系のパリシーで出身で有名人としてクイーンのフレディ・マーキュリーと指揮者のズビン・メータがいた。
明日はナーシクに移動です。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kayoさん 2017/07/31 10:35:49
- 仰天インド
- のまどさん、こんにちは!お久しぶりです。
インドへ行かれてたんですね。
初インドであれば、何もかも驚き仰天だったかと思います。
私も最後に行ってからすでに15年以上が経つので、
もう免疫がなくなって中々再訪に踏み出せません。
人々のパワーに圧倒されっぱなしでした。
インドは庶民レベルでの旅行は安くつきますが、
いざ贅沢をするとかなり何でも高そうですね。
大都市ムンバイではお酒が飲めるところも多いようで、
これには安心しました。
私の記憶ではみなコソコソ飲んでたイメージがあったので。
続きも楽しみにしています☆
kayo
- のまどさん からの返信 2017/08/01 05:21:55
- RE: 仰天インド
- kayoさん、こんにちは。
> インドへ行かれてたんですね。
恥ずかしながら10か月ほど前の旅行です。
> 初インドであれば、何もかも驚き仰天だったかと思います。
> 私も最後に行ってからすでに15年以上が経つので、
> もう免疫がなくなって中々再訪に踏み出せません。
> 人々のパワーに圧倒されっぱなしでした。
案の定ハマりました。人生観が変わったような気がします。以前からkayoさんのインド旅行記を拝読してみたいなと思っていましたが、確かに行くには相当な意気込みが必要ですよね。私もいつかは再訪してみたいですが、今年もインド!という熱い思いを抱くことはありません。
>
> インドは庶民レベルでの旅行は安くつきますが、
> いざ贅沢をするとかなり何でも高そうですね。
> 大都市ムンバイではお酒が飲めるところも多いようで、
> これには安心しました。
> 私の記憶ではみなコソコソ飲んでたイメージがあったので。
ムンバイは貧富の差が大きいと思いました。先進国並みにバブリーなニュータウンがある一方で、路上生活者も多くいて、とても衝撃的でした。次はワイナリー訪問記です。かなり濃い旅行記になると思います。
スロヴェニア、丘の上から見えるオレンジ色の屋根が海に映えて宮崎アニメの世界ですね。行ってみたくなります。
では。
暑中お見舞い申し上げます。
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