ラ・マンチャ地方 La Mancha はスペインの中央部、首都マドリッドの南～南東域、おおよそ東西300km、南北200km、標高700m前後の高原台地に展開する広大な乾燥平原である。ラ・マンチャ地方コンスエグラ Consuegra は、県庁トレド Toledo から南東へ60kmあまり、人口1万人の小さな町である。<br /><br />コンスエグラ市街の南側、東西幅で約500m 南北に1.5km、細長く小高いカルデリコの丘 Cerro Calderico がある。<br />現在は稼動していないが、カルデリコの丘に建つ修復・保存されたコンスエグラの風車群は合計12基である。市街に近い丘の北端斜面と尾根に5基、その南方の聖ヨハネ騎士団の城塞を挟んで、さらに南方の稜線にそって7基が建ち、それらが偶然の理由ではなく、正に自然と人間が創作した芸術的と言える最良の位置間隔で配置されている。<br /><br />コンスエグラの風車群の外観は、分厚い石組みと白色漆喰壁の円筒型の胴体、円錐型の屋根に風車を備えた構造である。またオランダ型と共通だが、ラ・マンチャ地方の風車では、布の帆を張る長方形のブレードを付けた四つの大羽根の回転軸が装置された円錐型の屋根全体が、その日の風向きに合わせて、屋根に取り付けた長い支え棒を使って人力で方向転換できる仕様である。<br /> 外観に限れば、木材を多用したオランダ型とは大幅に異なるが、風が動力源であり、ラ・マンチャ地方の風車小屋の内部メカニカルや機能面では、主に揚水用（一部＝製粉＆産業動力用）のオランダ型と共通点が多いと言われている。<br /><br />ラ・マンチャ地方・風車＆石臼駆動システム　かつて風車小屋では、強い風の力を厚布を張った4枚の大羽根で受け、その水平回転軸の動力を垂直回転へ転換するは、大型の木製円盤に木製ピンを固定、接触する垂直軸の回転部分には木製ピニオ　ンを固定した装置であった。<br />水平回転から垂直回転の動力を得て、下方の大型の石臼（うす）を回し、小麦や豆など穀物の製粉作業を行っていた。また風車小屋の基本構造は、螺旋階段で上がった三階で製粉、二階で完成した粉の収納作業が行なわれた。<br />自然の力である風を頼りとする風車小屋の設置には、まっ平らなラ・マ　ンチャ大平原から標高差100mで細長く隆起したこのカルデリコの丘は絶好の場所であったはずだ。<br />（http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/p-2001spacons.htmlより引用)<br /><br />カスティーリャ＝ラ・マンチャ州（Castilla-La Mancha）は、スペインを構成する自治州の一つである。「ラ・マンチャ」とは、マドリードの南に広がる平原で、風が強く標高の高い地域である。「マンチャ」の名はアラビア語の「乾いた土地」に由来する。ミひまわり、風車小屋、マンチェゴ・チーズでも有名である。<br />（フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より引用）<br /><br />憧れのスペイン10日間　　（ルフトハンザ　ドイツ航空利用）<br />コース番号：E527A　　ブランド：トラピックス　総額　327,750円<br />6日目<br />09：00；ホテル発。<br />イスラムの古都【世界遺産】コルドバ歴史地区観光（1時間30分)<br />（【世界遺産】◎メスキータ、○花の小径）。<br />観光後、ラ・マンチャ地方ヘ（約260KM、約3時間30分）。<br />着後、ラ・マンチャ地方で、○白い風車を見学（15分）。<br />その後、トレドへ（約64KM、約1時間）。<br />17：30；ホテル着。<br />【宿泊地：トレド泊】　●アルフォンソセスト<br />

Spain44　ラマンチャ　白い風車　塔屋内を見学　☆石臼で製粉する機構も

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2017/05/24 - 2017/05/24

38位(同エリア84件中)

#遺跡・歴史

マキタンさん

　ラ・マンチャ地方 La Mancha はスペインの中央部、首都マドリッドの南～南東域、おおよそ東西300km、南北200km、標高700m前後の高原台地に展開する広大な乾燥平原である。ラ・マンチャ地方コンスエグラ Consuegra は、県庁トレド Toledo から南東へ60kmあまり、人口1万人の小さな町である。

コンスエグラ市街の南側、東西幅で約500m 南北に1.5km、細長く小高いカルデリコの丘 Cerro Calderico がある。
現在は稼動していないが、カルデリコの丘に建つ修復・保存されたコンスエグラの風車群は合計12基である。市街に近い丘の北端斜面と尾根に5基、その南方の聖ヨハネ騎士団の城塞を挟んで、さらに南方の稜線にそって7基が建ち、それらが偶然の理由ではなく、正に自然と人間が創作した芸術的と言える最良の位置間隔で配置されている。

コンスエグラの風車群の外観は、分厚い石組みと白色漆喰壁の円筒型の胴体、円錐型の屋根に風車を備えた構造である。またオランダ型と共通だが、ラ・マンチャ地方の風車では、布の帆を張る長方形のブレードを付けた四つの大羽根の回転軸が装置された円錐型の屋根全体が、その日の風向きに合わせて、屋根に取り付けた長い支え棒を使って人力で方向転換できる仕様である。
外観に限れば、木材を多用したオランダ型とは大幅に異なるが、風が動力源であり、ラ・マンチャ地方の風車小屋の内部メカニカルや機能面では、主に揚水用（一部＝製粉＆産業動力用）のオランダ型と共通点が多いと言われている。

ラ・マンチャ地方・風車＆石臼駆動システム　かつて風車小屋では、強い風の力を厚布を張った4枚の大羽根で受け、その水平回転軸の動力を垂直回転へ転換するは、大型の木製円盤に木製ピンを固定、接触する垂直軸の回転部分には木製ピニオ　ンを固定した装置であった。
水平回転から垂直回転の動力を得て、下方の大型の石臼（うす）を回し、小麦や豆など穀物の製粉作業を行っていた。また風車小屋の基本構造は、螺旋階段で上がった三階で製粉、二階で完成した粉の収納作業が行なわれた。
自然の力である風を頼りとする風車小屋の設置には、まっ平らなラ・マ　ンチャ大平原から標高差100mで細長く隆起したこのカルデリコの丘は絶好の場所であったはずだ。
（http://hp1.cyberstation.ne.jp/legend-ej/p-2001spacons.htmlより引用)

カスティーリャ＝ラ・マンチャ州（Castilla-La Mancha）は、スペインを構成する自治州の一つである。「ラ・マンチャ」とは、マドリードの南に広がる平原で、風が強く標高の高い地域である。「マンチャ」の名はアラビア語の「乾いた土地」に由来する。ミひまわり、風車小屋、マンチェゴ・チーズでも有名である。
（フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より引用）

憧れのスペイン10日間　　（ルフトハンザ　ドイツ航空利用）
コース番号：E527A　　ブランド：トラピックス　総額　327,750円
6日目
09：00；ホテル発。
イスラムの古都【世界遺産】コルドバ歴史地区観光（1時間30分)
（【世界遺産】◎メスキータ、○花の小径）。
観光後、ラ・マンチャ地方ヘ（約260KM、約3時間30分）。
着後、ラ・マンチャ地方で、○白い風車を見学（15分）。
その後、トレドへ（約64KM、約1時間）。
17：30；ホテル着。
【宿泊地：トレド泊】　●アルフォンソセスト