弾丸メキシコ5日間（グアナファト、テオティワカン、プエブラ）

2017/06/19 - 2017/06/23

一生に一度は見たい景色の一つグアナファトの街、2400前に文明が栄えたテオティワカン遺跡、スペインからの独立、革命の舞台メキシコシティ、スペイン統治時代に栄えた雑貨天国のプエブラなど、ほぼ2日間で周る弾丸ツアーに参加。
初めての中南米にドキドキでしたが、21人参加のなか9人が一人旅の方々。海外旅行上級者たちの話しも楽しかったです。
メキシコは危ないというイメージでしたが行ってみて印象が変わりました。素朴で、音楽がかかれば踊りだす陽気な人柄、街並みは歴史はあるものの、どこかアジアの気配がする落ち着く街。
中南米ははじめてでしたがこれを機会に他の国にも行ってみたくなりました。
日程
6/19 成田空港 ANA直行便 NH180 16:35発
12時間10分フライト
15:20メキシコシティ
ベニートファレス国際空港着
時差サマータイム−14時間
バスで5時間移動 グアナファトへ
ピピラの丘から夜景観賞
23:30ホテル着
6/20 グアナファト見学
イダルゴ市場
口づけの小道
ラパス広場
ラウニオン公園
バスで5時間 メキシコシティへ
メトロポリタン大聖堂
ソカロ広場
国立宮殿
バスで30分 メキシコ国立自治大学
18時半ホテル着 独立記念塔周辺で買い物
20:30 マリアリッチを聞きながらメキシコ料理
6/21 バスで2時間移動
テオティワカン遺跡
月のピラミッド 太陽のピラミッド登頂
土産ものを自由行動
バスで1時間半移動
プエブラの街
砂糖菓子の家
サント・ドミンゴ教会
プエブラ大聖堂
パリアン市場
メキシコシティ空港へ
マリオットホテルで白身魚の夕食
荷造り
22:30 チェックイン
6/22 2:20 NH179便 14時間フライト
6/23 6:20 成田空港到着
総歩数56415歩 お疲れ様でした。

エリア メキシコ

16:35 NH180便 ボーイング787に搭乗します。
これから12時間フライト。4月から直行便が運行されメキシコまで便利になりました。

15:20メキシコシティ、ベニートファレス国際空港に到着。
綺麗な空港で食べるところも沢山あります。
弾丸ツアーなので明々後日には戻ってきます。

バスで5時間かけてグアナファトへ。
移動ばかりでへとへとです。時差もありうつらうつらしながらバスの中で夕食をとります。
景色は乾燥していて埃っぽく、ゴミが沢山落ちています。サボテンもたくさん見かけます。

こんな可愛らしい車をよく見かけました。

バスはシートがふかふかでメキシコの中ではかなりいいバスです。
ツアーのお客さんも21名と少ないのでゆったり乗れます。
これなら長時間のバス移動も大丈夫そうです。

23:00グアナファトのピピラの丘に到着。
ラパス広場にある黄色の教会がライトアップされとても綺麗です。

宿泊したホテル ミシオン グアナファト。
0時半頃寝て3時半には目が覚めちゃいました。
東回りのフライトはなかなかきついです。

中庭のプール。

朝食をとったレストラン。

素敵な壺にジュースが入ってました。

食後にシナモン入りのコーヒー。

グアナファトの街歩きます。
一生に一度は見てみたい風景の一つに選ばれた世界文化遺産グアナファト。
スペイン統治時代にコロニアル様式で建てられた家々が段々に並びます。
午前中は寒く、上着を着てても寒いです。

18世紀には世界の1/3の銀を産出していた鉱山でした。
1810年から始まるスペインからの独立戦争の舞台ともなった。

ラパス広場。
綺麗な広場です。
昨晩見た黄色の教会があります。

JUAREZ通りから中に入っていくと犬猿の仲だった2軒の家の息子と娘がバルコニーから夜毎口付けを交わしたという口づけの小道があります。

ガイドさんオススメのCARREというお店。めちゃくちゃおすすめだそうですが、食べた人の半分はお腹を壊してるそうですf^_^;

古くからあった地下水路や銀の坑道を現在は道路変わりに利用している。
中は真っ暗で、ミニバスで通ったがスリリングだった。

美味しそうなケーキ。メキシコのお菓子はとにかくしょっぱいか、甘いか、辛いかだそうで、ポテトチップスを良く食べる。
紫、緑の袋は大抵辛く、白はアボカド味だそうだ。
紫色のチップスに挑戦してみたが3枚でギブアップでした。

JUAREZ通りを歩きファレス劇場。

JUAREZ通りを戻ったところにあるイダルゴ市場。
独立戦争100年を記念して造った駅舎だったが財政難で市場となった。

市場内。サルサソース、赤や緑があるが緑が1番辛いとのこと。調べたところグリーントマトをベースに青唐辛子、玉ねぎ、にんにく、アボカドを混ぜた代表的なソースだそうだ。
同じようなものを何度か食べたがやはり辛く、ビールが進んでしまう。
だがここは標高2000m。酔いやすいのでご注意を。

豚の皮をラードで揚げたとってもカロリーが高いたべもの。アボカドペーストにしたソースでいただきます。

グアナファトの土産物。カエル。
がい骨もグアナファト名物です。

ファレス劇場横のサンディエゴ教会。

再びピピラの丘へ。
昨晩見た夜景とうってかわり色とりどりの建物が見えます。

ミニチュア撮影したもの。

ラウニオン公園にあるスターバックスでグアナファト限定マグカップを発見。
購入しようとレジに並ぶもゆっくり仕事をしている店員さんにしびれをきらし、写真だけとってきました。
でもメキシコシティでもメキシコとかかれたマグカップがありそちらを購入しました。
ラウニオン公園にお手洗いがあります。

メキシコのコンビニといえばOXXO（オクソ）。そこら中にあります。
マクドナルドよりサブウェイが沢山あるのも気になりました。

メキシコといえば麦わらぼうし。
でも大きな帽子を被ったポンチョを羽織ったおじさんは見かけませんでした。

グアナファトからまてバスで5時間かけてメキシコシティ戻ってきました。

ボケてますが独立記念塔。
英雄たちが眠っています。

世界遺産の歴史地区。メトロポリタン カテドラル。1563年に着工、100年以上の歳月かけて1681年に完成。
近年はメキシコシティ全体で地盤沈下がすすみ、教会ももともとあった地面から50cmも沈んでるところがあった。

結婚式と思いきや１５歳のお祝いとのこと。通りでキャピキャピしてるなと。みんなでリムジンを借り切り独立記念塔の前で写真を撮ってたりするそうです。

荘厳な教会内。

国立宮殿。といってもお城ではない。現在は政治に利用されている。
独立記念日の前夜になると宮殿前のソカロ広場に何万人と集まり、バルコニーから大統領が出てきて「メキシコ万歳！独立万歳！」と叫び、民衆がこれに唱和する。

ソカロ広場。
工事中で中に入れず。
周辺にいくつか有料お手洗いを見ました。だいたい5ペソ。

テキーラの原料、竜舌蘭。
琥珀色したものほど純度が高くいい品だとか。
帰宅してから驚いたのだが、中に芋虫が入っていて防腐剤の役割をしているそうだ。ライムをかじりテキーラを飲むとさっぱりしていて美味しい。

メキシコオリンピックの競技場。

銃の持ち込み禁止。怖い。。

トイレットペーパー持ち込み禁止？？

アメリカ大陸で2番目に古い、メキシコ国立自治大学。難関大学で30万から40万の学生が学んでいる。
立体的な壁画、アルファロ シケイロの作品。「民衆から大学へ、大学けら民衆へ」

世界遺産の壁画。世界最大級で図書館として使われている。フアン オゴルマンの作品。メキシコの歴史が描かれている。

今日のホテルはガレリア プラザ。独立記念塔が近くにあり、コンビニ、カフェ、飲食店沢山あり、リッチ抜群。2人で歩けば全然怖くありません。
警察官も沢山おり、道も聞けます。
お土産はシェラトンの左にある小さな百貨店がおすすめです。CDもあります。
今晩の夕食はホテルから徒歩5分くらいの
El lugar del mariachiでメキシコ料理。

有名なコロナビール。5ペソ。350円くらい。
レストランだから少し高めです。

バイオリンやギター、トランペット、ハーブを使用し10人前後で編成するマリアッチ。声量抜群の歌声にうっとり。
一通り終わると、今度はダンスがはじまり、どこからともなくお客さんが現れダンスを始めます。
ガイドさんいわくみんな踊れるんだとか。特に形はなくヒーリングでダンスをするそうです。なめらかな腰つき。日本人にはない感覚に目から鱗でした。

サボテンとキノコのスープ。
サボテンはめかぶのような味でまったくクセがなく美味しかったです。

赤唐辛子、青唐辛子を使ったサルサソースを付けていただきます。めちゃくち辛いです。

豚の皮をラードで揚げたもの。アボカドソースに付けて食べます。美味しいのですが脂っこくて1枚で十分です。

牛フィレのステーキ。
メキシコでいうとプンタス デ フィレテ。本来は牛肉の旨みを出す為にさまざまソースが用意されるそう。
でも私たちが頂いたのは塩、胡椒のシンプルなものでした。美味しかったです。

デザートのチーズケーキ。
あまり甘くなく美味しかったです。
メキシコのケーキを他でもう一種類食べましたがやはり甘すぎず美味しかったです。

ホテルに戻りウェルカムドリンクのマルガリータをいただきました。
メキシコでテキーラを飲めて良かったです。
1人で参加していたAさんと仲良くさせていただき23:30まで話し込んでしまいました。海外旅行経験が豊富なAさん、沢山お話が聞けて楽しかったです。

ホテル ガレリア プラザ内。ロビー。

朝食。

グアナファトといえば、がい骨。絵葉書を送ろうと郵便局を探しますが見つかりませんでした。

なんとなくグアナファトに似ていますが。
実はとても治安が悪く、高速道路通すのに、政府が少しでも見た目を良くしようとペンキを配って塗らせたそうです。
やはり危険なところはあります。

ツアー3日目。今日が最終日です。日本から12時間きけてやって来て超～弾丸。
メキシコシティから1時間半ほどでテオティワカン遺跡にやってきました。
2400年ほど前に文明がはじまり350年から650年の間に繁栄の頂点に達したとか。
その後なぜ文明がとだえたかは未だに文明の謎が多い遺跡。

貴族が住んでいた神殿の壁画。赤はカイガラ虫を使用している。

水洗トイレ。下水道もあり、文明がはるかに進んでいた事が分かる。

月のピラミッド。高さ42m。350年頃に建てられた。宗教儀礼のために建てられた。つむじが二つある子ども、雲を表し、沢山涙を流す、雨が降るということで沢山の子供が生贄にされた。
中には3つのピラミッドがある。

旅で仲良くなったAさんと。

月のピラミッドの中腹からの景色。
左に太陽のピラミッド。65m。
絶景だった。これを見る為に来たようなものだ。

この急勾配、わかりますか？
手すりを掴まないと危ないです。
ちなみに登頂するのにツアー会社の同意書にサインしました。

次は65m,太陽のピラミッドに登りました。
70代の方もすたすた登っていきますが、私は体力がないのでかめの様にゆっくり。
息は絶え絶え、太ももが笑ってます。
きつすぎて写真はこの1枚。
体力をつけねば。。

テオティワカンの土産ものや。
黒曜石が有名です。
私はここでしか買えないテオティワカンTシャツをお土産に購入。
へとへとだったのではやばやとバスへ。
全員が私より年上なのにお恥ずかしい。

昼食は月のピラミッドの裏にあるビュッフェレストラン。
ハイビスカスジュースをいただきました。
ほんのり甘く酸味があって、疲れた体にしみます。

トルティーヤを食べる機会がなく、皮が出て来たのでトルティーヤもどきを作ってみました。

レストランオーナーの娘さん。１歳8ヶ月。可愛い。。

プエブラの街へ移動。
途中3000mの山を越えます。
眠ってる間に山越えをしたのですが、高山病か、お腹にガスがたまりしんどかったです。

プエブラはタラベラ焼きの街。スペインのマヨルカ島から伝わった地中海起源の陶器に中国などからの技術が融合して作られたもの。

お菓子の街でもあるプエブラは色とりどりのお菓子が並びます。

砂糖菓子の家。
18世紀にスペイン帝国副王の迎賓館としてたてられたが赤いタイルを基調として、屋根部分の装飾はクリームを載せたようで砂糖菓子を連想する。
中は噴水がある素敵な中庭があり、豪華な家具や民族衣裳の展示がされていて、見応え十分だ。

中庭。

双眼鏡？

リビング。

タラベラ焼き工房。偽物があるなか信用できるお店だ。6oriente沿い、2norte.5de maya の間にある。
カモテといういもようかんのようなものが名物菓子で味見をさせてもらったが美味しかった。10本入りで21ペソ。157円ぐらい。

色鮮やかなタラベラ焼き。

カカオが名産で、チョコレートソースのモレソースも購入。甘くはなく八丁味噌にスパイシーな味がする。鳥のもも肉をにて、その茹で汁でモレソースを伸ばし、つけて食べるそうだ。

さすがメキシコ。サボテンがそこら中に生えている。食用の畑もあり、サボテンの実はとてもおいしいとか。

サントラドミンゴ教会。
外観は政府にお金を持っている事を隠す為に質素だがなかはこれでもかっていうぐらい、ギラギラ。

プエブラ大聖堂。
中は写真撮影禁止。
毎日1万5千歩ほど歩きみんなへとへと。標高2000mは思ってたより体にきます。地上の70%しか空気ぐありません。人によっては手足がピリピリしたり、消化器官の不調が出たり、急に走り出すと息切れしたりします。
でもみんなで頑張って歩きます。

ソカロ広場。

エル パリアン市場。メキシコは雑貨天国です。
市場中央にお手洗いもあります。

メキシコシティの空港に向かい、マリオットホテルで夕食をとり、バッグの整理や着替えをしつつ22:30にチェックイン、NH179便2:20発で成田へ。帰りは14時間フライトです。長かった。。
写真はメキシコ土産、テキーラのメスカル酒やカルーアチョコレート、コーヒー、ココア、CD、タラベラ焼き、オアハカ民族の人形、辛いポテトチップスに、店員さんオススメのマジパンのようなお菓子、です。
メキシコに行ってみて、危ない国という印象からどこかアジアっぽい、人も優しい、陽気なゆったりとした国という印象に変わりました。